光の巨人伝説が蘇る!『ウルトラマントリガー』7/10スタート! | アニメージュプラス - アニメ・声優・特撮・漫画のニュース発信!
↑作品詳細
新TVシリーズ『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』PV公開! あの超古代の光の巨人伝説が令和の世に蘇る! 7月10日放送スタート! - YouTube
↑PV映像
というわけで本日4/15(木)17:00、円谷特撮ファンが待望した新作ウルトラシリーズのタイトルおよび作品の詳細情報が、円谷プロダクションより正式に発表となりました!
その名も
「ウルトラマントリガー」!!
テレビ東京系6局ネットにて、2021年7月10日(土)朝9時からスタートとのこと
ちなみに7/10とは、およそ55年前の1966年のこの日にウルトラマンが初めてお茶の間のテレビに登場した記念すべき日であり、「ウルトラマンの日」として登録されている日なのだとか。エモいね!
そんなウルトラマントリガーですが、その姿、世界観などちらほら入ってくる情報を見ても分かる通り、あの名作「ウルトラマンティガ」の要素を濃く受け継ぐ作品な模様。
ゼロクロニクル
→ベリアルが作品の根幹を成す「ジード」
オーブクロニクル
→O-50要素の登場する「R/B」
ニュージェネレーションクロニクル
→ニュージェネシリーズのウルトラマンも関わってくる、総決算的な作品の「タイガ」
というこれまでの列伝・クロニクル系列の作品における、題材とした要素が次のTVシリーズ作品の重要な要素になる傾向を踏まえ、現在放送中の「ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ」がウルトラマンティガ(およびそれに連なる平成3部作と前作ウルトラマンZ)にフォーカスした作品であることから、次の作品はティガが基になる作品になるのではと予想する声は前々からちらほら見受けられており、4/1に円谷プロの公式アカウントから発表されたティガと並び立つ新ウルトラマンのシルエットの公開も相まってその説は濃厚となっていましたが、今回の発表でそれが現実のものとなりましたね。
TDGは時たまニュージェネウルトラマンの力を構成する要素として登場することこそあったものの、作品の根幹を成す要素としてはM78時空のウルトラマン達がその役割を担うのが通例だった故に少々寂しくもあったので、ここに来てようやく多くのウルトラファンにとって伝説的立ち位置であるティガに強く注目する形で取り上げられることになったのは自分としても嬉しい限りです。TDGは世代的にも凄く思い出深いですからねぇ...
さて、現段階で明らかになったトリガーの情報の中で個人的に目を惹いたのはやはり、トリガーのデザインおよび変身・タイプチェンジのギミックでしょう。
赤・紫・シルバーの神がかり的にバランスの取れた芸術的なカラーリング、端正な顔立ちにスタイリッシュなプロポーションと、ティガの要素をふんだんに織り込みつつも、プロテクターや腕輪に刻まれたレリーフ的なモールドで超古代的なテイストをより濃く補強したあのデザイン、素晴らしいと思いませんか!?更にタイプチェンジも、歴代ウルトラマンの力を借りていた故に各形態ごとに全体のフォルムなど趣の大きく異なっていた近年のニュージェネウルトラマンのタイプチェンジから一転、プロテクターや頭部の形状、ボディのカラーリングおよび細部のパターンの変化で形態の変化を示しつつトリガーそのもののシルエットは保つという比較的シンプルに収まったタイプチェンジというのが、ティガダイナ辺りのスタイルを継承している感じが良い。てかマルチ・パワー・スカイと思いっきりティガの3形態に回帰してますものね
変身方式の方も、超古代の神器を科学的に解析し生み出した「GUTSスパークレンス」に各タイプの力を取り込んだ「GUTSハイパーキー」を装填し変身する、というもので、ニュージェネシリーズのコレクションアイテムを使う方式を用いつつも、アイテムそのものとしては平成初期のコンパクトな形状のものが用いられる、と良いバランス感。GUTSスパークレンスの機械的ながらもオリジナルのスパークレンスの美しさをきちんと踏襲したデザインが好きすぎる
装填するハイパーキーも分かりやすさ重視で載っているであろうイラストがステンドグラス調のオシャレなデザインになっているのが素晴らしく、こういうのが見たかった!って感じですねぇ PVでもちらと見えた変身シーン、早くTV放送で見たいものです
ちなみに個人的な注目ポイントなのですが、超常的な力を解析した科学的なアイテムでの変身という点にどことなくガイアのテイストが感じられるところや、ネオフロンティアスペース(おそらく)における科学的な技術も用いた変身というのがイーヴィルティガ・テラノイドの過ちを経た上で人類が自ら掴み取った光に思えるところなど、ティガそのものや引いてはTDGをオマージュしたようなテイストが随所に感じられるのが、凄く好み。裏設定的なものかもですがこういうのはグッとくるで...
他に気になったところといえば、PV映像内に断片的に映っていたトリガーの戦闘シーン。坂本監督お馴染みのダイナミックなアクションや大迫力の爆発が唆ったのはもちろんのこと、個人的におおっとなったのは、火星と思しき地でのトリガーのカット!ティガダイナの舞台たるネオフロンティアスペースでお馴染みの要素の一つといえばやはりダイナの序盤と終盤の戦いの大きな場となった火星なので、もし新作ウルトラマンがティガリスペクトの作品になるなら火星も舞台になって欲しいなぁなどと思っていた自分としては非常に嬉しい。昨今の情勢を踏まえた撮影方式的にも、GBや屋内撮影を入れ込みやすい設定じゃないかなとも思っていたので(あらすじを見るに早い段階で地球とかも舞台になりそうなので実際にはその辺の狙いは特に無さそうですがw)
何よりテンション上がったのは、火星と思しきシーンでの戦闘に出ている怪獣がメルバと思しきデザインをしていること!有志の分析によるとゴルザとの合体獣っぽい?らしいとのことなので純粋なメルバ系ではないかもですがこれは非常に熱かったですね。トリガー自身宇宙で眠りに就いていた超古代の光の巨人という設定みたいですし、超古代怪獣も色々出てくるかもですね(もしかしたら「邪神」とかも...?)
ネオフロンティアスペースが舞台というところになると、昭和シリーズの怪獣・宇宙人の登場が多かったこれまでから心機一転、ティガ系怪獣のリブートや平成初期のテイストを汲んだ新規怪獣なんかもたくさん見たいところです。
他にもタイトルロゴのデザインやアイドルグループの方が主演という点、PV映像冒頭に登場したFINAL ODYSSEYの3巨人を思わせる巨人達のシルエットなど、想像以上にティガへのリスペクトが感じられる要素の数々など、気になる要素は沢山ありますが、何はともあれこの新時代のテイストの中にかつてのウルトラシリーズのテイストを盛り込んだ作劇が如何なるものになっていくのかは一ファンとして非常に楽しみです。
新たなる光、ウルトラマントリガー。
この作品がウルトラシリーズの更なる躍進の引き金たる作品に、そして我々ウルトラマンを愛する者達を新たに楽しませてくれる作品になってくれることを願っています。
楽しみだぜ!7/10!!
というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます
次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!
ではまた