AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

本と剣(セイバー)の物語

時空を駆ける賢人

「ドウシテ!!ドウシテセカイノハメツハカワラナインダ!?」 「...ダニエル」 「ドウシタケントクン」 「変 わ っ た よ」 「ナンダッテ!?」 「月闇、結果を」 『世界の破滅 回避』 「どうやって!?」 「試しに、削除してみたんだ」 「ナニヲ、ナニヲダイ!?」 削除項目:聖 剣 ...的な何者かの介入に…

物語の結末は俺が決める

仮面ライダーセイバー 第27章「悲しみを、笑顔に変えて。」 感想レビュー レジエル、禁忌へ ここ最近自身に苦汁を飲ませ続けてくる炎の剣士/セイバーへの怒りに燃え、前回に引き続き禁断の術の力により進化を果たしたレジエル。プリミティブドラゴン登場の辺…

物語の結末は決まっている

仮面ライダーセイバー 第26章「深き闇、剣と共に。」 感想レビュー 物語の始まり 数話前より仄めかされていた2000年前の始まりの者達についてその真実が遂にユーリの口から明かされました。 一人の女性が二つの世界を繋げ五人の人間がワンダーワールドに降り…

闇を纏いて還る者

仮面ライダーセイバー 第25章「煙をまといし、真紅の刺客。」 感想レビュー 居ぬ間に 寂寥感漂う荒野の中心に理性を失い佇むセイバープリミティブドラゴン、そこから引きの画になると負傷し血塗れになって倒れる剣士達の姿が、そして残る芽依へとセイバーは…

物語、激動

仮面ライダーセイバー 第24章「父の背中、背負った未来。」 感想レビュー 尾上亮、転身 世界の平穏や若き可能性を守る使命を仲間達よ果たす為にソードオブロゴスに身を置き戦ってきた尾上さん。これまでにも玲花の言動、引いてはその元とされるマスターロゴ…

物語喰らう古龍

仮面ライダーセイバー 第23章「荒れ狂う、破壊の手。」 感想レビュー 希望 飛羽真が烈火の力により独力でメギドに取り込まれた人間を解放できるという希望を皆の前で形となった前回の展開をきっかけに、他の聖剣で人々を救う方法の確立が示唆されるなど物語…

剣士として

仮面ライダーセイバー 第22章「それでも人を、救いたい。」 感想レビュー 仲間入り大秦寺 大秦寺さんが仲間に加わったことでかみやまの日常風景が一気に明るく賑やかしくなって彩りが出ましたね。最近はなにかと重苦しい雰囲気になったりすることが多かった…

炎の剣に乗せる覚悟

仮面ライダーセイバー 第21章「最高に輝け、全身全色(フルカラー)。」 感想レビュー 3話に渡り引っ張りに引っ張った大秦寺さんとの対峙が決着した今回。 本当に何も響かなかったのであれば大秦寺さんの株が少々落ちるし、実は何かを感じているという設定であ…

キャラの印象は大事なのよ

仮面ライダーセイバー 第20章「牙城を崩す、剣の意志。」 感想レビュー なんか今日もあんま話が進まなかった気がするべや?な今回。 蓮の思考の危険な部分がより顕著になっていく様やそれに目を付けると共に突如反旗を翻したデザスト、マスターロゴスなる人…

なんかズレてるような

仮面ライダーセイバー 第19章「炎と光、剣と剣。」 感想レビュー なんだかだんだんとセイバーの物語のテンポ感テンション感に付いて行けなくなってきた感が出てきたかもなぁ...と感じられてしまった今回。 メギド側の作戦進行等の動向とか飛羽真の真意に迫ろ…

信念のぶつかり合い...は良いんだけど

仮面ライダーセイバー 第18章「炎の執念、メギドを討つ。」 感想レビュー 人を救うか、世界を救うか、という信念の違いから対立する飛羽真とユーリの2人がいかにして心を通わせるか その過程で飛羽真はユーリにどのような想いや行動を示すのか そして飛羽真…

誰だコイツ!?(直訳)

仮面ライダーセイバー 第17章「古の使者は、光か影か。」 感想レビュー 千年の時を越え現世へ現れ出た動く剣仮面ライダー最光ことユーリさん。まだアヴァロンの男呼びだった頃の寡黙な雰囲気と違って意外とご機嫌な人物らしいと感じてたけど違いましたね も…

せめてもう少し間をくれんか

仮面ライダーセイバー 第16章「世界を救う、一筋の光。」 感想レビュー 世界の命運を賭けた数話にも及ぶ決戦の後、剣士達が一時の年の瀬の穏やかな日常を各々楽しむ中、世界を緩やかに包み込み始める異変、そして飛羽真達を掻き乱すかのような玲花の言動で物…

超高速終盤展開

仮面ライダーセイバー 第15章「覚悟を超えた、その先に。」 感想レビュー 上條の目的、「真理」の正体、それにまつわる15年前の真実などこれまでセイバーの物語を取り巻いていた謎の詳細が次々に暴かれ、それを軸にした上條と飛羽真の信念のぶつかり合いや、…

世界を救う、仮面の戦士達の聖戦

「劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本 」 鑑賞後感想レビュー ※本レビューはネタバレを多分に含みます。未鑑賞の方はご注意ください。 夏の映画公開が延期となり満を辞しての公開となったゼロワン映画との兼ね合いとなったこともあってか…

心配ないさ〜

仮面ライダーセイバー 第14章「この思い、剣に宿して。」 感想レビュー 賢人と共に 賢人との別離の悲しみやメギドの暴虐への怒りを抱きながらも、剣士として、仲間として、賢人と交わした「世界を救う」という約束を果たすために戦う、と前回の辛い展開を経…

なんどめだ富加宮

仮面ライダーセイバー 第13章「俺は、俺の、思いを貫く。」 感想レビュー さらば賢人...? 前回の衝撃的なラストから場面は変わり、SORのベッドの上で眠る賢人から始まった今回。賢人の死についてはあらすじの時点で若干ぼかされてたので、命尽きたわけでは…

雷光の果て

仮面ライダーセイバー 第12章「約束の、あの場所で。」 感想レビュー 漢 新堂倫太郎 前回賢人を庇ってカリバーの攻撃を受けたことによる満身創痍の状態から、手当てを受け眠る姿からの導入となった倫太郎。 痛々しく疲弊した姿だったながらも、起き抜けに賢…

真理ってなんだ?食い物か?

仮面ライダーセイバー 第11章「乱れる雷、広がる暗雲。」 感想レビュー 荒れ賢人 カリバーの正体が父・隼人ではなく先代炎の剣士・上條であったことを知って困惑し、父の真実を知ろうと1人動き始める...という今回の賢人。 大きな事態に揺らぎやすく、1人で…

ボンヌレクチュ〜ル振り返り

タッセルのボンヌレクチュ〜ル(Bonne lecture)はフランス語で「良い読者を」を意味する言葉だそうで 今まで物語の外から飛羽真達の物語および「仮面ライダーセイバー」の物語を見つめる観測者・読者的な立ち位置に在ったタッセル、今回の第10章にて「私もそろそろ、…

ツラ見せな、闇の剣士

仮面ライダーセイバー 第10章「交わる剣と、交差する想い。」 感想レビュー 観測者動く 本日も胡散臭いウォズことタッセルの楽しそうな語りで始まる〜...と思っていたら、タッセルが明らかに雰囲気や声色を変えて凄く意味深な台詞を吐くというスタートになり…

大秦寺フェスティボォ開幕

仮面ライダーセイバー 第9章「重なり合う、剣士の音色。」 感想レビュー 団結 今回からOPにはライダーに変身する飛羽真達6人のキャラがノーザンベースに並び立つカットが入ったり、EDにバスター剣斬スラッシュと非ソードライバーのライダーのカットやレギュ…

歴戦の一般パティシエ

仮面ライダーセイバー 第8話「封印されしは、アーサー。」 感想レビュー -あらすじ- アヴァロンにてキングオブアーサーの力を手にした飛羽真。しかし飛羽真は同時に、その強大な力を本当に自身がものにできているのかという不安にも苛まれていた。そんな時、…

聖剣一閃大乱戦

仮面ライダーセイバー 第7話「王の剣、アヴァロンにあり。」 感想レビュー -あらすじ- 変身の封印を解く為にアヴァロンへ向かおうとする飛羽真は遂にその生き方を突き止め、賢人と共に次元の狭間へと赴く。しかしアヴァロンにはカリバーもその手を伸ばそうと…

はっ倒すぞこの無礼忍者

仮面ライダーセイバー 第6話「疾風の如く、見参。」 感想レビュー 戦いの激化に伴いワンダーライドブックについてのことを多く知ろうとする飛羽真の前に、ソードオブロゴスの剣士の1人「緋道蓮」が現れる。が、蓮は強さこそ正義とし、未熟な相手を下っ端扱い…

雷鳴、恐れを貫く

仮面ライダーセイバー 第5話「我が友、雷の剣士につき。」 感想レビュー カリバーの出現に騒然とするソードオブロゴス。飛羽真の持つ炎の剣士の聖剣と本が狙われていることも受け、カリバーの捜索とメギドの動向を掴むための行動を倫太郎や尾上さん達が進め…

私のフェアリーマッスルが許さんぞ

仮面ライダーセイバー 第4話「本を開いた、それゆえに。」 感想レビュー ハンザキメギドをねじり倒したにも関わらずそらを始め人々が戻ってこない。大切な自分の子が未だ脅かされているかもしれない状況に苛立つ亮に飛羽真は「必ずそらを助ける」と約束しノ…

子育てに最強とか王とかあるのか(素朴)

仮面ライダーセイバー 第3話「父であり、剣士。」 感想レビュー かみやまに空飛ぶ絨毯に乗って突如現れた変質者もといイケメンの男、その正体は飛羽真の幼馴染み、「富加宮賢人」だった。彼がなんと倫太郎と同じソードオブロゴスの一員であることを知らされ…

真面目で天然、誇り高き剣士

仮面ライダーセイバー 第2章「水の剣士、青いライオンとともに。」 感想レビュー 1話と同じく胡散臭いウォズ(と勝手に呼ばせてもらってる)ことタッセルの語りから始まるとともに、前回から引き続きかみやまにライオンに跨った男「新堂倫太郎」が現れ、ワンダ…

世界と本と剣が交わる

仮面ライダーセイバー 第1話「はじめに、炎の剣士あり。」 感想レビュー 物語はどことも知れぬ異世界の断崖の上にぽつんと立った一件の家に住む謎の男タッセルの語りから始まる。世界の成り立ちとなった一冊の本、その本を護る聖剣に選ばれし戦士達、その本…