AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

ボンヌレクチュ〜ル振り返り

タッセルのボンヌレクチュ〜ル(Bonne lecture)はフランス語で「良い読者を」を意味する言葉だそうで

 

今まで物語の外から飛羽真達の物語および「仮面ライダーセイバー」の物語を見つめる観測者・読者的な立ち位置に在ったタッセル、今回の第10章にて「私もそろそろ、『彼』に会わなければ」と意味深な台詞を話し、その観測者の立ち位置を外れて物語に介入してくるかのような素振りを見せ始めましたね。闇黒剣月闇の出自にまつわる情報を語ったりと物語を動かす者としての存在感も醸されており今セイバーの中で一番ホットな登場人物といっても過言ではないのではないでしょうか ない?異論は認めないよ(

というわけで今回、タッセルのこれまでのエピソードのアバンおよびラストでの語りの内容を列挙し、彼が知ること・関心のあることをまとめてみようかと思います。そこくらいしか彼について知り得る情報はないですものね それではどうぞ

 

 

第1章

アバン:「皆さん ボンヌレクチューーーーール

僕はタッセル...突然ですが、本って、本ッッッ当にすごいですよネェ!!知らない知識や、未知の体験が何ッッッでも書かれてるんデス!

遥か昔、我々の住んでるこの世界は、力を持ったある一冊の本からできたんだ...その本には、神話、物語、生き物や科学技術なんかの源、そして、人間の歴史が全て詰まっていた...聖剣に選ばれた剣士達が、その本を守ることで世界の平和を守ってきたのさ

だけどある時、その本を奪おうとする悪い奴らが現れて、本はバラバラになってしまった!両者の戦いは何年も何年も続いて、今!終わっていないんだ...

ラスト:「街が突然無くなって別の世界に行くなんて、とんでもないことが起きてしまいましたネェ〜〜〜でも、偶然巻き込まれた飛羽真が変身して、街は元に戻った...ンンこれはァ、運命デス☆  そしてェ、ライオンに乗った少年は、一体...何者なんだろォ〜〜?ウッフ♡」

 

第2章

アバン:「皆さん ボンヌレクチューーーーーーーー〜〜〜〜〜〜〜〜ル(ビブラート)

僕は今、作家の神山飛羽真の活躍に大チュ-モクチュ- 本の怪人が、街を不思議な世界に飛ばしたんだ

でも飛羽真が、手に入れた凄い本と剣で仮面ライダーセイバーに変身!怪人を倒して街を元の世界に戻して救ったんだぁ」

ラスト:「飛羽真は倫太郎達と一緒に戦うことを決めたようですねェェ...今度は絨毯に乗った青年が現れたァ...♡彼との再会は、飛羽真の運命を大きく動かす...

 

第3章

アバン:「ボンヌレクチュール(控えめ) 僕はタッセル 僕は今小説家の神山飛羽真がとッッッても心配なんです なぜって?世界を創った一冊の凄い本を巡る戦いで、世界が入れ替わる事件が起こったんです。不思議な異世界...その世界はワンダーワールドっていうんです。その事件に巻き込まれた飛羽真は聖剣と出会い、戦いの真っ只中へ、更に更に、本を守ってきた組織と一緒に戦うことにしたんですエエ〜〜ッ(興奮) そんな飛羽真の前に(冷静)、謎の青年が現れた。」

ラスト:「イケメンが登場したと思ったらどでかい剣と子供を背負った豪快な剣士...アッ、最強の子育て王が現れた...よりにもよってその子育て王の子供そらくんが、消えてしまった...本の魔物は倒したけれど、そらくんは戻ってこない...どうする子育て王?どうする?飛羽真ァァァーッ!!!(絶叫)」

 

第4章

アバン:「ボンヌレクチュール 僕はタッセル

僕は今、2人の剣士にドキドキハラハラですヨォ!!飛羽真の前に現れた尾上は豪快で最強で剣士で、子育て王だった!濃いキャラきたぁぁぁぁぁぁ(せき)(おまいう)

その子育て王の子供が消えてしまって大騒ぎ!飛羽真達の活躍で人々を救ったかに見えたけどォォウ...♡」

ラスト:「あぁ遂に闇の剣士が動き出したね...ワンダフルな強さ...飛羽真を中心に、運命の歯車が今動き出す...」

 

第5章

アバン:「ボンヌレクチュール 世界を創った一冊の凄い本を巡る戦いで、世界がワンダーワールドと入れ替わる事件が起こったんです。そして、カリバーの出現に、飛羽真と賢人、剣士達の運命の歯車が動き出すッ」

ラスト:「2人(飛羽真と賢人)の絆が深まってよかったよかった...おや?こっちは一触即発のヨカァンン...」

 

第6章

アバン:「ボンヌレクチュール 僕はタッセル ッア僕は今、小説家の神山飛羽真がどんどん強くなってることに興味津々なんです。ん?おやおや、新たな剣士が現れる予感が...シマス」

ラスト:「ウ-ン...飛羽真はアヴァロンに行って、剣の封印を解くことができるのでしょうか?」

 

第7章

アバン:「僕はタッセルゥ!!(ごきげん) 僕は今、不安と期待で胸がドキドキサァ!!ッヘ なぜって?剣を封印されてセイバーに変身できなくなった飛羽真は、遂にアヴァロンを見つけるヒントをゲットした。もし、アヴァロンに辿り着いたら...彼(カリバー)が待っている...!ア“ァ”...」

ラスト:「飛羽真も倫太郎も遂に大きな目的を果たした...!ッフゥ しかし、彼(アヴァロンの謎の男)が言っていた試練の始まりとは...?気になるねェェェェェェッェエェッェェェ〜⤴︎エヘ」

 

第8章

アバン:「僕はタッセル!僕は今、神山飛羽真に大注目だ!飛羽真がアヴァロンでゲットしたのは、キングオブアーサーのライドブック。でも、試練の始まりだって言ってたよね うーん...アーサーには、更なる秘密がありそうですねェ...」

ラスト:「(落下)

ヒィ...キ、キングオブアーサーの秘められた力、それって、巨大な剣士のことだったんですねぇそれに、飛羽真と仲間達の絆はァ深まったしィ...うーんこれからどんな物語を見せてくれるのか〜ナァ〜?タノシミダァ〜」

 

第9章

アバン:「ボンヌレクチューホイッ!!(変化球) 僕はタッセル 興奮が止まらないヨッなんてなんてなんて凄いんだッ神山飛羽真!アーサーの力をあんなにもあんなにも使いこなしてしまうなんて、小説家にしておくには勿体ないくらいの才能だ...そして、彼(アヴァロンの謎の男)にも会った。おや?更に新しい剣士が現れる予感がするよ!」

ラスト:「実に興味深い。カリバーは一体誰?何か秘密がありそうだねェ...一体どんな秘密が隠されているんだろう!?オア...」

 

第10章

アバン:「ボンヌレクチュゥゥゥル(澄) 僕はタッセル

...ワンダーコンボの力、予想を上回るペースで彼らは強くなっている...でも身体の負担も心配だ。そして、闇の剣はとても強力だ

なんせ、最初に生まれた2本の聖剣の、一つだからね...
ラスト:「なんだか凄いことになってしまいましたねェェェ〜賢人はどうなってしまうんだろう!?そして...
僕もそろそろ、『彼』に会わなければ

 

 

 

以上、第1〜10章のタッセルの語りまとめでした。一つ一つじっくり続けて見てみると、タッセルについては

  • 世界を創った本や過去に起きた剣士とメギドの戦いの歴史についてはよく知っているらしい(闇黒剣月闇にまつわる『最初に生まれた2本の聖剣』なる、核心にも近い要素についても...)
  • 現代の戦いのことに関しては観測者として何が起きるかを物語を読むがごとく見つめている(この辺はポジションとしては元々予想していた通りなのだろうか) カリバーの正体については知らなかったらしい言い方もしており、現代における情報はどこからどこまで把握してるのか...
  • しかし一方で飛羽真に関しては、「運命」というワードを頻繁に用い、その成長を喜んでいるかのような素振りを見せる(小説家にしておくには勿体ない、負担も心配、など純粋に第3者的評価というより彼を戦力として評価しているかのように...)
  • 今回放送の第10章で会いに行こうとしていた『彼』は他の回の語り(第7、9章)から察するにやはりアヴァロンの謎の男か(一体どのような関係なのかは依然として謎極まりないが...)

といった点が見えてきたような気がします

・剣士とメギドの戦いに一枚噛んでいる(噛んでくる?)存在であるようで

・その鍵として飛羽真に(もしかしたらかなり前から...かも)目をつけているらしく

・アヴァロンの謎の男と何かしらの接点があるみたい

といった感じですかね まだまだ推測の域は出ませんが...

現段階で推察された情報からあえてひねくり出すならば、剣士達やメギド達とも違う第3勢力、という見方が濃厚でしょうか。彼らの戦いを監視し世界の趨勢を見つめ介入の時を狙う更なる敵...もしかしたら、ゲキレンのロンよろしく、この長きに渡る戦いのそもそもの元凶たる勢力だったり...とか。故に戦いの歴史について詳しく(聖剣のルーツにまつわる存在だったりして...)、今は世界を手にする機会を狙って潜伏中、その中で飛羽真の力に目を付け自分達が戦いに介入するにあたり利用しようと画策していて...これ以上は妄想爆発しそうなので打ち止めにしときましょう。

ただあと一点、アヴァロンの謎の男とタッセルの関係に関しては分からないことが多いですね。目的を同じくする同勢力の存在かとも思ったけど、タッセルは男が管理してるらしいアヴァロンの力のことには詳しくないらしかったから同一勢力と見ると不自然な描写だなとも感じるし...或いは袂を分かった存在とか...?これもまぁまだ推測もいいとこなのでこの辺にしときます。

 

 

と、タッセルの語りをまとめ、その正体・目的について考察してみました。やっぱり謎だらけ極まりないなぁと改めて。しかしまとめてみたことで見えてきたものも多かったように思うので、今後のセイバーの物語の展開を見つめる上で気にしていこうと思います

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた