ゾンビランドサガ
第4話「ウォーミング・デッド SAGA」
感想レビュー
ゾンビものと製薬会社の組み合わせは鉄板じゃろがぁぁぁい
伏線では...ないよな多分()
シリアスな絵面の多めだったこれまでのエピソードから打って変わって、今回は7人の砕けたやり取りが繰り広げられる佐賀観光、そして一致団結の様子が描かれる気持ちの良いエピソードとなりました。お色気シーン(?)もあるよ!
にしても今回、佐賀の名所を凄くガンガン押し出してて、佐賀をテーマにした本作のご当地アニメ色の強さを実感しましたね これは聖地巡りが捗るし、アニメ視聴後に実際の名所と見比べるのも楽しそうですわね...僕も調べてみたりしよう
ここ3話近くは7人の関係性というところで張り詰めた雰囲気が少なからずあっただけに、前回のゲリラライブを経てようやく7人が一枚岩となった実感が強く感じられるというところで今回の話は凄くほっこりしましたし、チームとして一つにまとまっていく様は感慨深いねぇ ユニット名が「フランシュシュ」と決まったことも地に足付いた感をグッと高めてて良いですわね
近寄り難い空気をバリバリに出してた愛も、なんだかんだ付き合い良くなって柔らかな表情を見せるようになったので嬉しい。さくらの前向きな決意表明に笑顔になる辺り、さくらに一定の信頼を持ってきてる感じがあってなんかこう、ちょっとエモいですねぇ...
そして愛と一緒にみんなから距離を置きがちだった純子も、協調性を見せ始め色んなところに付いて回って一緒にはしゃいだりと良い感じに可愛げ出てきて良き。温泉と聞いてテンション上がったのを見られて恥ずかしがったり、こっそり温泉行こうとするサキ(とさくら)の不良行動について行こうとしたりと小動物感あるのがなんか可愛い。w サキと純子、正反対っぽいけど意外と相性良いのかもしれないな?しかし純子、最初は距離を置きがちだったけどチームに馴染むと共にはしゃいだりするようになるの、ちょっとプリキュアの追加戦士感ある
そういえば本作の感想レビューを読んでくださってるフォロワーさんの1人が「ゾンサガはアイドルの時代感を取り入れているのが面白い」と仰ってたので改めてその辺に強く注目してみて気付いたポイントだけど、純子が「元々1人で活動してた」って言ってたのって純子の活躍してた昭和の1980年代がソロアイドル最盛期だったのを反映してるってことよね多分。純子が前回のライブを経て、グループでの活動にまだ違和感を感じながらもみんなで頑張ることに楽しさを見出し協調し始めた心情の変化も、この辺の時代柄故のアイドルとしての在り方なんかも踏まえるとまた深みが出て面白いですね 良いなぁこの辺の細かさ
にしても愛も純子も、元々アイドルだったからこそお客さんのためにパフォーマンスのクオリティ上げることにストイックでこれを定期的にしっかりみんなに強調してくれるので、この2人が仲間としてしっかり加わってくれたのは意識を高めるという意味合いで凄く頼もしいなと。特に純子は、気弱そうでいてパフォーマンスについて割と歯に絹着せぬ感じでズバズバ指摘するので、このギャップ良いなぁ
一番何も持たない存在だけど、みんなを熱意でしっかり引っ張るさくら、
元アイドルとして意識を引き締めてくれる愛と純子、
ここぞで仕切ってリーダーポジをしっかりやってるサキ、
経歴故に場慣れした落ち着きが安定感あるゆうぎり姐さんとリリィ、
もうなんと形容すればいいのか分からんがとにかく濃いたえ、
とグループ内での各人の立ち位置というか役割もしっかり出てきて、見応えも出てきたなと。良い
一方その頃、幸太郎はフランシュシュのスポンサーになってくれるよう営業に勤しんでいたのだが、いや取引先の相手に紳士的な対話を行う巽幸太郎の絵面、
えげつないほど面白いな()
いや、幸太郎実は裏でめちゃくちゃ頭下げたりして頑張ってんだろうなぁとは前にも言ったように自分でも思ってたし、普通に考えて普段から誰にでもあの態度取ってて信用されるわけないんだから自然な描写ではあるんだけど、「お前、普通に喋れたんだな...」って絶対思っちゃうもんアレ...w
しかし幸太郎、みんなには観光だとか言いつつ実はああいうことしっかりやってた辺り、ほんと自分が頑張ってるとこは頑なに見せまいとしてるよなぁ
今回、ストーリーもある程度落ち着いてきたのもあってか、愛の口から言い放たれる形で
なんでさくら達はゾンビになったん?
そもそも巽幸太郎って何者?
という本作の根幹に関わる部分に軽く触れてきたけど、幸太郎がみんなに隠れて人一倍頑張るのってこの辺に大きく関わってたり...するんだろうか ここはこの先の描写が気になるなぁ
で、そうしてせっかく頑張ってクライアントを掴み取った幸太郎だったが、フランシュシュの意図せぬ暴走により盛大にパァに
めちゃくちゃ面白かったけど流石に幸太郎に同情を禁じえなかったなここ...w
しかし製薬会社のおばさまにフランシュシュが次々恐怖を与える一連のシーン、無駄にホラー演出が迫真なのでそれが余計に笑う(
幸太郎、さくらに対しいつものハイテンションでの口撃ではなく、「次やったら坊主...」って感じでの静かな威圧をかましてた辺り、だいぶマジでキレてたんやろなぁ...
頑張れ巽幸太郎、お前の頑張りは僕達が知っている
以上ゾンビランドサガ4話、フランシュシュ団結をメインにテンポ良く話が進んでとても楽しく気持ちの良い回でした キャラクター達の関係性の描写もより引き締まってきて良いわね
アイドルアニメ、ご当地アニメと色んなジャンルを含む本作の方向性もより鮮明に見えてきて色んな楽しさが見出せてきたなと 7人が気持ちを一つにしたフランシュシュのこれからの活躍に期待よ
というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます
次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!
ではまた