AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

これがゴミ屋敷の兆候だ

機界戦隊ゼンカイジャー

第6カイ!

「不快不可解ゴミあつかい!」

感想レビュー

 

 

ジーヌ、まさかのガサツ系女子

前回男衆の部屋が描かれたのにマジーヌの部屋が描かれなかったのはこのためだったか...w 1人部屋ならともかくヤツデ婆ちゃんと共用なんだから少しは片付けに気を遣おうや?(

 

今回は世界を埋め尽くさんばかりのゴミをぶちまける大迷惑怪人ゴミワルドを追ってゴミ片付け、という感じでゆるーく進行。ゼンカイジャー一同の掃除用の装いのまぁ似合うこと似合うこと...w ガオーンが犬の口のイラスト付きマスク付けてたりと小ネタの細かさが楽しかった

片付け中に思わぬ掘り出し物発見して作業が止まったりとか、大雑把な人は分別にあんま気を回してなかったりとか、散らかり放題の環境の身を置くと精神がだらけ気味になったりとか、そうなる人いるわぁ...と思わず感じるあるある描写が多く、コミカルなんだけど妙にリアルだったw しかしあの散らかしに散らかしたゴミのセット、用意するにも片付けるにも時間かかったろうなぁ...大変な撮影だったに違いない(公式サイト曰く予算も時間もけっこうかかったそうな...)

機界戦隊ゼンカイジャー 第7カイ! 魔界の王子は気がみじかい! | 東映[テレビ]

 

今回はブルーンがたびたび描写されてた掃除係設定・掃除好き設定をしっかり活かしてテキパキとした片付けで大活躍。こんなピンポイントでこの個性が活きる回が来たのはちょっと驚きw ゴミに塗れてみんなが堕落させられていく中で、精神力のみでそれを乗り越えゴミを片付けまくったところには彼の綺麗好きの執念を感じましたね...自分もしょっちゅう掃除するわけではないなりに、部屋が散らかったりしてくると気になってきて(片付けんと...!)みたいな、なんとなくとっ散らかってるのは気持ち悪いような、使命感のような気持ちが多少なりと湧くのでブルーンの気持ちはなんとなく共感

 

一方、冒頭からガサツ全開なマジーヌは掃除パートでも片付けるつもりが余計散らかしたりとガサツここに極まれりみたいな姿が目立つも、普段散らかしまくってるからゴミに塗れてもメンタル面が平気だったり、散らかってる中から物を見つけるのが上手だったりと思わぬ活躍を見せ、ガサツなりの強みを見せつけてブルーンと共にカバーし合いながらゴミワルドを敗りました。部屋を散らかすだけ散らかして「大丈夫!どこに何があるか分かってっから!」って言って結局分からない奴もいる中で、物を探すのが得意なだけだいぶ良い方だなマジーヌ...まだ使える精神もリサイクルが大事と叫ばれるこの時代、良いことだと思うぞ!

ガサツなマジーヌだからこその活躍を通じて、一見悪いように見える気質の中にも良さがあるとさり気なくカバーしたり、その点で水と油な感じに見えたブルーンともちょっと距離感が縮まったりと、上手いこと話を回してたのが楽しかったですね 最後にヤツデ婆ちゃんに注意される下りを入れて「でもゴミ片付けはきちんとしようね!」と教訓的メッセージもきちんと推すところまで込みで気持ちが良かったw

 

そして戦闘では、この回にしかできない特別仕様の名乗りをぶっ込むやりたい放題ぶりw 「世界初、ゴミのヒーローだ!」は勢いで行き過ぎである() ゴミワルドにそれで良いのかとか突っ込まれるの好き

提供画面の「ゴミバスターズ出動!」のテロップからの、本編でゴーバスターズの能力使用でちょっと笑ったのは内緒だ

どんとこい、ゼットアンドリュー on Twitter: "ゴミバスターズ出動!ってワードはなんか別の戦隊連想するのよ"

どんとこい、ゼットアンドリュー on Twitter: "ほんとにゴーバス出てきたよ!!"

 

そんなコミカルな回でしたが、物語の中にて新キャラのステイシーが介人の前に登場する下りが。

前回の予告の時点でも出てきていてこの段階では謎だらけでしたが、今回明かされたその正体は...なんとバラシタラさんの息子!!星川リリィ・剛雄親子張りに、父の遺伝が子に出てなさすぎでは(

バラシタラさんの息子ということは一応種族括りだとキカイノイドのはずなんだけど、どう見ても人間の姿なのが気になるところ(公式サイトのあらすじには、ガオーンがヒトかキカイか分からず戸惑う的な記述がありここも気になるところ)
...キカイノイド側、それもトジテンドに近しいところで、人間の遺伝が出た姿の子が生まれ得るとすれば、トジテンド側でその安否が心配される人間2人がいたけれど...とは誰しもが思ったことだろうと思いますが、果たしてここに関係するのか否か もし上記の事実との関連を踏まえるならば、そこに関連する形で生まれたであろうステイシーは介人との間に浅からぬ関係が生じることになるのだが...(というかそれを前提とするとその人間の女性とバラシタラさんが交わった、つまりちょっと言いにくいけどNTR的な発想にどうしても至っちゃうのですが、これは流石にニチアサ的に無いかなぁ。いや、デズモゾーリャ様というニチアサでそのどえれぇことした前例がいるんだけど...

まぁ真面目に落とし所考えるとしたら「クローン」とかか?)

 

 

以上ゼンカイジャー6話、ゼンカイらしいコミカルさ極まる展開が楽しい回だったながらも、ステイシーという新たな存在が大きな波乱を起こしそうな予感を示してきた回でした。というか次回予告で既に巻き起こってるな、波乱...!
イジルデが開発していた何かも関係してきそうなこの事態、果たしてゼンカイジャーはどう立ち向かっていくのか...気になる

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた