AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

意外と観るものがねェ

どうも

現在色々あって絶賛人生路頭に迷い中ですが、周囲の支えもあって意外と明るく元気に過ごせてるし、一応気持ちとしてはなんとか前を向けているAnDrewです

ここ2ヶ月ほどの休息期間の中で「やっぱ労働ってクソだね...」とより強く感じましたが、生きるにも趣味を謳歌するにも金が必要なのもまた痛感したところであり、どっかでしっかり頑張らにゃあなと思うところであります(楽して生きようにもそのために何かしらの結果は出さないとですしね...)

僕も皆様もお互い、無理しない程度に頑張りましょう

 

 

てそんなこたぁどうでもいいんですわぁ!!

と、このブログに似つかわしくないクソ真面目な前置きはこのくらいにして、本日はこれまで2回に渡り実施し、半分恒例になりつつある各シーズンの視聴アニメの印象語りを2021年春アニメの作品群からお送りしていこうと思います

今期は色々あって後から撮り溜めたものを追っていく形になり一個一個をあまりじっくり観る余裕がなかったのもあるかもですが、あまり自分の琴線に触れる作品がなく、前もってこれは観ようと思ってたやつ以外はごっそり視聴リストから外れる形となってしまいました。なんというか今期は視聴継続したもの含め、出だしからして作品の雰囲気が小難しげなやつや独特の空気感のものが多かった印象で、初手だとあまりピンとこなかったというか...やっぱゾンサガがナンバーワン!(急なプッシュ)

そういう意味では今期は新たな面白さの開拓みたいなものは少なく、ちょっと寂しさもあります、年々自分の感覚がアニメ作品の傾向に合わなくなってきてるのだろうかと思うことも。じじいかな()

まぁともかく、現在の視聴継続作品の印象についてかるーく語っていきます

 

  • ゴジラS.P<シンギュラ・ポイント>

言わずと知れた大人気怪獣特撮シリーズ「ゴジラ」のアニメ媒体での展開作品。ヒロインの声が宮本侑芽さんということで、奇しくも放送時期を同じくする全開な戦隊のぬぬぬなキカイノイドの声と同じになったりと放送前からちろちろと話題になってましたね。

肝心の本編の方は、SF作家の円城塔さんなる方がシリーズ構成・脚本を担当されているからか、全体的に難しめなワードを織り込んだ複雑な会話がいちいち説明を入れたりなどもなくテキパキとしたペースで展開されていったりしており、この辺のディテールについては分かる人は分かってくれ!という感じで進んでる感じを受けたので、小難しい科学・SF設定についてはよく分からずなんとなく雰囲気で理解してる自分としては少々肌に合わないかな?と感じることもあるかなという感じ(1話や現在のTV放送最新話の4話は会話劇が主体で特にその印象が濃かった)

ただ怪獣特撮がテーマということもあり、怪獣の描写は非常にレベル高し。宝石の国BEASTARSでその実力はお墨付きなオレンジさんのハイクオリティなCGで表現される生物感高めなラドンアンギラスの迫力ある威容は見応え抜群ですし、激化していく怪獣の出現で緩やかに崩壊していく日常の描写はゾクゾクとするスリリングさがあって、そこに立ち向かっていく主人公達の活躍も含めお!怪獣特撮だ!という楽しさを感じられるのは実に良いですね。ゴジラ作品の知識に関しても、シリーズにどういう怪獣が出てきていたかとか、定番の劇伴はどういう感じかとか、また特撮作品のお約束なんかも知ってるとより楽しめる、という感じですが、知識0〜概ねざっくりとした理解の初心者でも割と楽しめるんじゃないかな?と。自分も初代やシンゴジ、および平成シリーズの数作を視聴し且つ友人の紹介でダイジェスト気味にあと数作ほど摘んだレベルのド初心者なので多分大丈夫だ!

ただ前述したような会話のテンポ感からくる独特さもあって、そちらがメインになると少々話にノリづらくなるかも...というのが個人的な印象。台詞回しのテンションも少しクセ強めかなと感じるので、そういうところで人は選ぶかも

ともかく個人的には怪獣の描写でお釣り出るくらい面白いので視聴は継続。今後どういう怪獣が出るかまで含め見守っていきたいものです

 

  • SSSS.DYNAZENON

電光超人グリッドマン 」のリブート・続編的作品として人気を博したSSSS.GRIDMANの系譜となる新作アニメ。

GRIDMANが非常に面白かった作品で、その関連も気になるところであったため目を付けていた作品でしたが、GRIDMANの時にも目を惹いたアニメ的なアクション・エフェクト表現を用いつつも、実写特撮的な重量感や破壊の演出を織り込むというバランス感の戦闘が健在なことに加え、本作の目玉・ダイナゼノンのロボットアニメならではという感じの合体変形ギミックの惜しげもない見せ方が大迫力で熱い、という本作特有の強みも濃く感じられ、戦闘面は安定の面白さ!むしろ合体ロボの側面をよりグッと押し出した分カッコ良さがブラッシュアップされてよりいっそう良いかも ミニプラあたりで出たら買おうかな...と既にハマりつつあります

ストーリー面に関しては、前作GRIDMANの時と同様のBGM無しで日常風景等がゆったりと流れていく独特な空気感が展開されておりクセになる面白さがあるという感じ。しかし同時に登場人物の心情等については凄くしっとりと緩やかに描かれていて、GRIDMANの時のような割とストレートめに感情の乗った台詞による会話劇をイメージしてた身としてはまだまだキャラの雰囲気を掴みかねてる、という感じで正直ここは少し慣れにくいかも。その分ガウマくんの見た目に反した礼儀正しさや筋を通す優しい性格が分かりやすくて安心するw かわいい()

ただ前作GRIDMANの系譜をイメージした上で視聴した、というところで言うと、怪獣使いを露骨に名乗るのでアカネちゃんポジかと思ってたガウマくんが凄く分かりやすく良い奴だったり、新世紀中学生ポジかと思ってた4人が「怪獣優生思想」という敵サイドだったりと、GRIDMANのフォーマットから外した意表を突くキャラ付けが多くて、ここにはちょっと驚きつつも新鮮な面白さを感じましたね。前作と似た雰囲気を出しつつ実際は全く違うという展開で、作品固有の面白さを出しつつ次に何がくるのかワクワクさせる楽しさがあって良いねぇ

他にも、聞いた話によると今作も原典のグリッドマンからピックアップした要素を活かしてきてる部分もあるらしいとのことで、シリーズファンにも嬉しい魅せもある模様。ここも含めSSSSシリーズの続編に恥じぬ楽しさは詰まってるなと感じます。今後も追っていきます

 

人気作品「ゾンビランドサガ」の正統続編たる2期として遂にスタートとなった本作。自分もこの2期スタートに際して1期を視聴開始し、本作のスタート前に完走、ゾンビランドサガの魅力に大いに虜になったホットな状態で視聴を開始しましたが、いやぁ裏切らない面白さで現段階から非常に満足度高いですね。

アイドル、ゾンビ、佐賀、時代の違い、と盛り沢山な作品のテーマ性を存分に昇華させた丁寧な話作りが素晴らしかった1期でしたが、2期でも作品のテーマ性やキャラクターの持つ固有の設定なんかもしっかり活かして心震わす展開を繰り出してきており、これぞゾンサガ!という安定感のある作劇が実に最高。まだまだ前半ですが期待値は既に振り切れんとしてますよ
本作は「ゾンビランドサガ」という作品の総括を意識しているかのような雰囲気もあり、話が進むごとにどのような展開が待っているのか、どのような締めを用意しているのかというところも非常に楽しみで、1期にも負けない感動を期待したいところです

本作に関しては一言二言で魅力を表現しきれないので、自分が本ブログこれまで書いてきた1期の感想レビュー記事、および現在放送と並行し執筆中の2期の感想レビュー記事を是非ご覧ください

 

 

以上、2021年春アニメの視聴中作品について軽く語りました。個人的なトップはゾンビランドサガR。やっぱゾンサガは...最高やな!!

意外と新しい作品の発掘がなかったというところで寂しさはあるものの、目をつけてたお気に入りの作品に専念できるというとこで前向きに捉え楽しむことにするとしましょう 来期は色々気にいるのがあると良いなぁ やっぱEX-ARMみたいなとんでもねぇ魔物みてぇな作品であっても、なんだかんだで気になって観ちゃうようなやつがあるだけ良いんだなぁ(

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた