AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

軍隊長はハッスルし、海賊はヨホホイする

機界戦隊ゼンカイジャー

第8カイ!

「ドアtoドアで別世界?!」

感想レビュー

 

 

思ってた以上にだいぶやってんなぁバラシタラさん!!?

いやステイシーの出自というとこを考えた時たびたび「バラシタラさんやってるでしょ?w」みたいなこと言ってた身ではありますけど半分冗談だと思って言ってんじゃん3桁単位で女侍らせてるとか思わないじゃん...マジーヌがドン引くのも当然ですが、「1人◯せば◯人犯 10000人◯せば英雄」なんて言葉が存在してしまってるように、スケールがデカすぎて逆に凄い人に思えてきちゃったぞバラシタラさん(麻痺) Twitterの検索欄で「バラシタラ」って入れると「性豪」だの「絶倫」だの出てくるんだよなぁ(

桐沢たえ on Twitter: "バラシタラ様絶倫、キャラのディテールとして最高だし、妻の数が少なくとも893人以上っていう人間ではあり得ない数なのがキカイノイドの体の異質さを表しててたまらんし、ステイシーの顔の綺麗さに「きっと母さんは美人だったんだろうな…」とかストーリーを見い出せちゃうとこまで含めて非常に良い…"

NAO on Twitter: "「そいつの母親は人間である。398・・いや、483番目の妻だったか。」 桁ーーーーー!!!!(刮目) とんでもないハーレム王だったわバラシタラさん。これが権力(違) え?バラシタラさん凄い性豪なん?絶倫なん?ここにきて凄いキャラ立ちに刮目ですわ(刮目) #機界戦隊ゼンカイジャー"

 

そんなバラシタラさんの893人目の奥方の御子息というステイシー、母は既にバラシタラに捨てられ...と重めな設定が明かされ、それに付随する形でのバラシタラ=家族を何とも思わず捨てる親に対する憎しみのような感情も伺えました。ステイシーがちろちろと伺わせていたバラシタラさんへの対抗心や自身の出自へのコンプレックスのような感情の詳細がここで分かりましたね。

またそんなステイシーの身の上と同じく親がいない(いなくなっている)ながらも、両親の愛や生存を信じる介人とステイシーの「親」を中心とする対比の関係も強調され、自分と違い親子として父と母を真っ直ぐに信じている介人の眼差しにステイシーが怒る形でこの2人の因縁も決定的なものとなりました。香村脚本お馴染みのライバル関係の描写が一気に濃くなってきましたな

この辺り、バラシタラさんがステイシーを平気で使い捨てそうな雰囲気がありつつも、気まぐれかもとはいえ介人が言うように息子が可愛いかのような動きをしてもいる、と息子への情に関しては今後どうとも繋がりそうな感じがあるので、ここが最終的にどうなるかによってステイシーの動きも変わるかも。

ただ一方で、後述もと ん で も ね ぇ 海 賊の戦艦の登場に一緒になって驚き顔を見合わせたりと、ステイシーも介人とのやり取りの中ではふと砕けた感じになる瞬間があったりするので、なんとなくどこかで仲良くなれそうな雰囲気もあり、ここをどう転がしてくるかは実に楽しみです

 

あとステイシー、今回も召喚能力で大暴れでしたが、流石に召喚を乱用するとエネルギー切れでロボ達が消滅する、と制限が付きました。この辺のラインが示されてるとなんとなくスッキリするのでありがたいね

「ロボで世界が埋まるだろ!」はツッコミどころが違うぞ介人w

 

と、本筋部分ではこの2人のライバル関係が深まるなかなか緊迫した状況が巻き起こっていたけど、それ以外ではだいぶハチャメチャでしたね今回...w

今回の話は主に、ドアワルドの能力であちこちに飛ばされるというゼンカイジャー一同のピンチがコミカルに描かれる形で進んでいたわけだけど、ここがまぁ展開のテンポ感といいキカイノイド組のリアクションといいツッコむ暇もないようなパワーとスピードがあってまー腹筋に悪かった...w 何が起きてたかは多すぎて語りきれないので本編観て() 声優さん達のアドリブじみたリアクションもキレキレで非常に良かった(マジーヌの「押しゃ開くやん〜(唐突な関西弁)」は宮本さんのアドリブみたい) ちなみに個人的なお気に入りは思いっきり某杉下さんのパロでお茶汲んだり「ハイ〜?」って言ったりするブルーン 同じくメガネだけども...!

宮本侑芽 on Twitter: "(ちなみに唐突な方言に関しては、なんか1人になった時とかたまーに出ちゃうの、ぽいなあ、と思ってのひと工夫でした〜あ!沢山気づいてくださってありがとうございます🥺)"

巨大化してドアを潜らず介人の下へ向かうという理にかなってるやらかなってないやら分からないパワープレイ含めゼンカイジャーらしくて気持ち良く笑わせてもらいましたw

ちなみに今回の名乗りは巨大化したキカイノイド組と等身大ゼンカイザーで実行とまたも特殊パターン トロプリに負けじとバリエーション付けようとしてないかな!?(

 

そしてそんな色々あった今回の話のインパクトを僅か5分ほどで奪っていき、視聴者の印象を全て掻っ攫っていったインパクト泥棒...もとい海賊のゾックス・ゴールドツイカ、またの名を追加戦士ツーカイザー!!

いやー濃かった。w

ゼンカイジャーvsステイシーザーのクライマックスの戦闘に割り込んでいきなり

「ヨホホイ♪ヨホホイ♪ヨホホイホイ♪」

とご機嫌な歌唱から入って自己紹介から変身まで陽気なダンスで魅せるという、こんなの印象に残らないわけないんだよなぁ() 名前もゴールドツイカー=ゴールド追加(戦士)のもじりという...w 後で気付いて面白さがじわじわきたところでしたw

どんとこい、ゼットアンドリュー on Twitter: "ヨホホイの本名の「ゴールドツイカー」が「ゴールド(の)追加(戦士)」という意味であることに今更気付き面白さがじわじわ込み上げてきてる"

どんとこい、ゼットアンドリュー on Twitter: "名は体を表すと言うけどさぁ("

前回の予告時点でこの話数2桁いかない内からの追加戦士の早期登場という点やゴーカイゴールドとも言うべきゴーカイジャーそのものな姿で話題だったけど、それ以上のものを本編で見せつけてくるんじゃないよ!!!

いやにしてもシンプルに凄いですよねダンスのキレ。演じられてる増子敦貴くんがダンスボーカルグループでの活動経験もあり、舞台出演も多い方(あの舞台仮面ライダー斬月にもグラシャ/プロトバロン役で出てました)なので、あの上手さも納得ですね

そして変身アイテムギアダリンガーの音声、ゴーカイジャーモチーフということもあってかモバイレーツの音声を担当した関智一さんのボイスがしっかり使われててこれは実に嬉しい。モバイレーツを思わせる発音も随所にあって思わずニヤリとさせられました

 

そんなヨホホイことゾックス/ツーカイザーの大暴れに、1人困惑し通しで苦戦し、ギアの一部も破壊されステイシーは退却する羽目になり、残ったゼンカイジャー一同とコミカルなやり取りを交わし、で今回は締め。

 

 

以上ゼンカイジャー8話、ステイシーの出自やそこから転じた介人とのインパクトが深まったりとだいぶ大事な動きがあったわけだけど、なんかそれ以外のところのインパクトが大きすぎて色々持ってかれたなぁ...w シリアスな雰囲気をぶち壊されたステイシーくんの心境やいかに

ゼンカイジャーらしい楽しさもありつつ、新たに登場した痛快な海賊が全部持っていくという盛り沢山加減で大いに楽しめました まだまだ序盤だというに、ゾックスの登場でどう物語が掻き乱されていくか、楽しみですw

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた