AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

人魚にも衣装

トロピカル~ジュ!プリキュア
第12話「没収!アクアポットは校則違反!?」

感想レビュー

 

 

「噂に尾鰭が付いてるよ〜...」

「...人魚だけに!」

「「「・・・・・・」」」

と、小粋なジョークを入れたみのりん先輩を3人がそこそこの時間無言で凝視する流れどうしても可笑しさを禁じ得ない() こういう時何かしらフォロー入れそうなさんごが一番真顔だったのが余計じわる

みのりん先輩、OPの超高速勉強のイメージが強いから性質としてどこか堅い印象もあるけど、ゲームの知識も持ってて意外とサブカルに理解があったり今回みたいにちょっとふざけることもあったりと意外とフランクだよなぁと思う なんだかんだで一番キャラ濃いよね...w

 

学園に広まる人魚の噂からトロピカる部に向けられる疑惑!訪れる思わぬ危機!!

という感じの今回。テイスト的にはハチャメチャのギャグ回的な趣が濃く楽しい回でした 日常パートの緩めな空気感のシーンはキャラの顔がちょっとデフォルメがかった丸っこい感じになってて、一方で戦闘シーンでは主にサマーの寄りのカットが凄く描き込み多めにカッコよく描かれてる、という感じで作画がけっこう特徴的なのが面白かったわね

 

トロピカる部に圧をかける風紀委員、というか風紀委員長からステルスしながら、没収されたマーメイドアクアポットを取り返さんとするローラが今回の話の中心となって描かれ、スケボーで移動する人魚とか絵面はやたらシュールなのに無駄にハラハラするのが面白すぎた...w
しかし制服着用&脚ある風のローラ、意外と似合っててなかなか可愛かった。ラストのシーンでまなつ達4人と並んでる画もだいぶしっくりきてたし、展開的にいずれ脚生えることになったりもするんだろうか 個人的には第4話での「その足は何の為に付いてるのよ!」の人魚という立場からこそ放てた台詞がカッコ良すぎて好きなので、ローラには人魚として自分を貫いていって欲しい派であるが。でも上記の台詞がある種人間達への羨望っぽい感情も含んだものだとすると、展開的には脚生えるのも今後十分あり得るかな、と後から思ったりも。てか割と二足歩行っぽく歩けるんだなぁ、人魚(

そんなローラや人魚の噂に振り回されて最後の方にはげっそりしてた上に、疲れて狂言言ってた扱いにされちゃった風紀委員長、ちょっと可哀想...w 噂による偏見から若干暴走してたところもあるとはいえ本人は至って真面目に風紀委員の職務を執行してたわけなので(志も実に立派だったわけだし)、どこかでアフターフォローしてあげてくれ ていうかどこぞのポンコツ人魚がヘマして自分の存在を勘づかせたせいで話がここまで拗れたとこもあるわけなので...なにが「この私が見つかるなんてヘマをするわけないでしょ?(キリッ」じゃオラッ!!今のところ作中で一番人魚の存在広めてる要因はローラのヘマなんよ(

このしれっと自分の失敗隠して尊大に振る舞う図太さ、やはり精神的に成長してもローラは根っこはこうなんだなぁと清々しさを感じる...w でもまなつ達に敵を任せて自分もやるべきことしっかりやり、ここぞで満を辞して駆けつける画はやたらにカッコよかったんだよなぁ()

 

また今回の話の中で特に色濃く表れてたけど、あすか先輩やっぱり生徒会との因縁が深い...というか、引いては公権力的な立場の存在にやたら噛み付くなぁと感じた次第。風紀委員に対しても、トロピカる部に集中攻撃する少々横暴な振る舞いに反抗したのはともかく、一応向こうが真っ当に職務を執行してた感じのポットの件についても割と食ってかかってたしなぁ 久々登場の生徒会長ともやっぱりどこかピリピリとした雰囲気だったし、この辺いずれ掘り下げられていくのが楽しみである

 

 

以上トロプリ12話感想でした。なんかトータルで見ると個人的にはあすか先輩の公権力への反骨心が一番気になった回だった気がせんでもないな() 風紀委員長はいずれ報われて欲しい...
ローラの人間化というファンの妄想する展開がある種部分的に実現したけど、今後この辺に動きはあるのかなぁ

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた