AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

ポンコツ探偵

トロピカル〜ジュ!プリキュア

第20話「名探偵みのりん! 消えたメロンパン事件!」

感想レビュー

 

 

中学校の購買に抽選で選ばれた1名の生徒にのみ販売されるメロンパンがあるシステム、だいぶクレイジーだと思います() 生徒の闘争を煽りますよ...普通に個数限定とかで良いじゃないですかぁ!?

 

強力な豪運により限定メロンパンを引き当てた夏海まなつ

彼女の下から忽然と消失したメロンパン

摩訶不思議な怪奇に名探偵みのりんが立ち上がる

果たしてメロンパン消失事件の犯人(クロ)とは何者か–––

な今回。これ見よがしに「調整中」の貼り紙が貼られたエレベーターや階段上で掃除するさんごなど、いかにも伏線っぽい描写を入れてきたりとマジにちょっと推理モノっぽい雰囲気出してたのがなんかジワった。何も関係なかったですけどね!!

如何にも今回の一件を解決するキーパーソンっぽい存在感出した名探偵みのりん先輩、実際には推理小説に影響されてやりたくてやってただけだったので推理力もへったくれもなく、場当たり的に怪しい奴を指摘して場を掻き乱してただけだったのでダメだった() そういう積極的に推理に参加するけど理論がガバガバな奴ってダンガンロンパだと即論破の餌食になりますよ...左右田くんかよ

しかもサブタイトルにデカデカと名前乗ってる割には、他の面子諸共容疑者に吊し上げられるし、なし崩し的に犯人も判明しちゃうから後半は全然関係なくなってたしで、名探偵みのりんマジでなんだったんだろう...ってなるw 前回の予告の時点でみのりん先輩がおかしくなっただのなんだの言われてたけどホントに突然ぶっ飛んだことをし出しただけだったからなぁ...w

 

そんな名探偵みのりん先輩のガバガバ推理が遠因になって、ギャグっぽい感じであわやチーム分裂の危機に陥る流れもめちゃくちゃアホっぽくて笑った。w 犯人イメージに当て嵌められてる時の凄く食い意地張ってそうなビジュアルのみんなの画が可愛くて好き。学校の外壁よじ登ってまでメロンパン食いに行こうとしたことにされかけてたあすか先輩可哀想すぎない?

 

そうしてみんながバチバチに睨み合う中で、被害者のまなつが一番冷静になってみんなを諌めてたの、とてもシュールだった...w

推理が始まった時には「犯人吊るし上げて転がしたらァッ!!」とかでなく「推理するの面白そう〜!!」という方向で積極的になってて、事件のこと自体はすぐにほとんど気にしなくなってたし、戦闘時も「今は事件のことより戦うのが一番大事なことだよ!」的にちゃんとリードしてたしと、今回一番理性的に振る舞ってたのがまなつなの本当面白すぎるんよな() でも事件のこと殆ど根に持たず他のことへの興味で心躍る前向きさが濃く出てた辺りは凄くまなつらしくて好きね

 

戦闘パートでは待ちに待った5人揃っての変身がお披露目。名乗りの部分も5人揃ったバージョンになって彩りがより増し、とても良きものでした 名乗り向上も「5人揃って!」に変更になってて、いよいよゼンカイジャー感が濃い(

そして戦闘中、ひょんなことから結局ローラが食っていたことが判明(メロンパンがいつもの形状と違ってたせいで、普通のメロンパンの形状しか知識としてなかったローラはそもそもメロンパンなんて食ってないと思ってた、という設定トリックが何気に面白い)するも、ローラはちゃんとみんなに詫び、みんなもそれを受け入れて全体でしっかり仲直りする、と女児向けアニメらしく気持ち良く友達との仲直りを描く展開に舵を取ってて良きでしたね 友達とのことなのでローラが意地になったりせずちゃんとごめんなさいできてるのが、ローラ...お前立派に成長したなぁ...ってなるのも好きなところでしたね

 

ラストでは、メロンパンの出しっぱを心配したくるるんのめちゃくちゃ優しい気遣いが事件の遠因になってたことも分かり、結局悪い奴はいなかったということで丸く収まり締め。くるるん、冒頭の時点で(くるるんがメロンパン食ったんでしょ...)って疑ってごめんな...() くるるんが地上の食べ物食べないって設定あんま意識してなかったので盲点だった

 

 

以上、トロプリ20話でした。推理モノオマージュっぽいみのりん先輩メイン回、かと思ったけど特にみのりん先輩は関係なかった。寧ろ場を掻き乱してた()

ストーリーとしては雨降って地固まるという感じで、友達との仲直りやトロプリチームのいっそうの団結を描き出した手堅い話になってて面白かったですね 5人バンクのお披露目もあって楽しかった

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた