AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

吸血鬼すぐ死ぬ、神すぐキレる

ごきげんよう皆様、私です。

気付けば2021年もあと2ヶ月を切ってしまいました。マジかぁ 特に自分はここ半年くらいの間、色々あってボドボドになった羽を伸ばしたり新しい道を探そうとあれこれやってたり、といった感じで他の人よりも時間の流れが早く感じられるであろう状態に身を置いてただけに「もうそんな時期か...」と余計にしみじみ思っております 歳を取るとほんまに月日の流れの体感がエグいほど早い()

そんな年の瀬も近いぞというこの頃の私事となるのですが、最近運命的な出会いがあったことで上述した「新しい道」とやらが上手いこといけば近いうち見つかるかも、という状況にあり、私生活がなかなか上り調子になっております。その辺の報告なんかは多分本ブログではしないかもですが、まぁ機会があれば少し触れるくらいはしようかなと思っております。今年中にはしっかり良い方向に持っていけるよう頑張っていく所存です。

以上、挨拶と近況報告でした

 

というわけで今回は、本ブログの半分恒例行事である、各期視聴アニメの簡単な感想なんかをつらつら述べる記事になります。今回は2021年秋アニメの感想です お暇があれば是非最後までお付き合いよろしくお願いします

 

 

・吸血鬼すぐ死ぬ

個人的今期のイチオシ。最近あんまし観ることのなかったコメディ系統の作品ということで正直最初はあんまマークしてなかったのだけど、ど突くわ毒突くわといった遠慮のないキレキレのギャグをテンポの良い掛け合いで繰り出すのがめちゃくちゃ楽しくて一気に気に入った作品でありました。スナァ!!(絶命)すき テイスト的には鬼灯の冷徹に似た系統の面白さがあり、キャラ1人1人がコミカルな作風の中でしっかり映えてるのとか、細かい設定まで含めて意外にも世界観がしっかり構築されてるところとか、面白い部分多しな作品で好みですね。基本はボケのドラルクとツッコミのロナルドくんというバランスで成り立ってるけど、ドラルクは意外と当たりの良い常識的な振る舞いしてて一方のロナルドくんの方が割とクレイジーみたいなとこあるの好きなんだよな...w

ジャジーな歌い出しとメロディで始まってサビでコミカルな曲調にガラッと転調してくるOPもポップさがぐんぐんと増していく作品の雰囲気にマッチしていて凄くお気に入りだし、総じて作品全体の要素に好みなとこが多くて実に良き 最後まで楽しんでこうと思っとります

TVアニメ「吸血鬼すぐ死ぬ」ノンクレジットOP - YouTube

福山潤さんが歌っとるOP曲「DIES IN NO TIME」が聴けます 良い曲なんで聴いてね

 

結城友奈は勇者である-大満開の章-

過去2度に渡りアニメシリーズが制作されているゆゆゆシリーズの最新作。前作の「-鷲尾須美の章-/-勇者の章-」が完結作的な趣で曲がりなりにも良い形に収まっただけに、今作の放送決定の一報が入ってきた時は「あのラストからの続き作るの野暮では?」とぶっちゃけ思ったので、視聴に当たっての心持ちは不安強めといった感じではあったのですが、実際に放送を観進めてみると、現状未アニメ化の派生作品の映像化や既存の作品の合間合間のキャラの心情の補完といった形で進行しており、シリーズ全体を総括する感じの作品構成なんだなと把握。最終的にどういう形に収めるかはまだ分からないけど単なる前作ラストからの続きという感じではなかったのはちと安心しました。

少し独特な掛け合いのテンポ感で醸されるギャグテイストや登場人物を心理的肉体的に追い詰めていく感じの作劇など、作風はこれまでのシリーズとも概ね共通しており、良く言えば安定、悪く言えば少々食傷気味な感がある、という感じで正直特筆するくらいハマってるわけではないのですが、本格的なシリーズ全体の締め括りに入ってきそうな雰囲気が感じられることから、しっかり完走はしようかなと思ってます

 

・終末のワルキューレ

数ヶ月前よりネトフリ独占配信でアニメ化された作品で、それを改めてテレビ放送してるという感じなので今期の作品として含めるには微妙なところかなとは思いましたが、一応テレビ放送は初めてで今期やってるしええやろ!(テキトー)ということで紹介。

原作が今話題のイチオシマンガ的な感じで各所にて紹介されている作品だったので前々から気に留めてはいましたが、神軍団vs最強人間軍団のトーナメント戦という壮大でキャッチーなテーマを外連味のある作劇でしっかりと引き立てている点が面白く、1話ごとの構成が次への引きをきっちり作る感じで盛り上げる形になっているのも良き点かなと。原作未読の一視聴者としては1シーンごとをじっくり描き過ぎててやや間延びしてる感を受けたりといった点もあり、めちゃくちゃ面白いとするにはもう一つパンチに欠ける感じではありますが、なかなか面白い作品だと思います

 

プラチナエンド

DEATH NOTE」の大場つぐみ小畑健両先生方が描く新作漫画、ということで前々から前々からその名を耳にすることのあった作品。ストーリー的にまだ序盤も序盤という感じがあってまだグッと引き込まれる感じではないものの、このお二人のコンビが描く作品ということもあって大胆さと緻密さが良い具合に織り交ぜられた駆け引きがなかなか目を惹くところとなっており期待値は高いかなという感じ。全体的には「諸々の要素のディテールをマイルドめに、作風をよりバトル漫画寄りにしたDEATH NOTE」という趣があり、割とその辺が作品の雰囲気の掴みやすさとして作用してるかも

調べた感じどうも2クールでやる作品らしく、現在のまだエンジンかかり始めという感じの展開も腰を据えて楽しむのが吉だと思うのでじっくり観ていきたいところですね

 

・テスラノート

なんか微妙にもっさりしててイマイチ締まりの無いCG、質感だいぶ違うのにセル画とCGをバリバリに織り混ぜてくる作画表現など、ぶっちゃけ言ってクオリティ高いとは言い難い感じのアニメーションが見所(?)の一作。怖い物見たさで触れたところが大きい() 前に本ブログでも視聴アニメの一つとして触れたことのある「エクスアーム」を彷彿とさせるアニメとして放送前からほんのり話題になってたとのことですが、実際見てみると同じ系統にヤバさが滲み出ており、何故歴史は同じ失敗を踏んでしまうのか...と世界の摂理のままならなさに嘆きを抱かずにはいられません(大袈裟) セル画に比べてコストが少なくて良いとかメリットもあるとはいえ、ULTRAMANとかSSSSシリーズとかドロヘドロみたいな、一定以上のクオリティや表現を担保できないと3DCGは作品のクオリティを下げかねない諸刃の剣だし、もっと慎重に扱って欲しいね...

とはいえ各所でも言われているように、「あくまでメインはCGでキャラの表情の寄りの部分はセル画」みたいな感じで2つのアニメーション表現の一応の使い分けはしてるし、3DCGでのキャラのアクションや表情の動かし方もそれなりに自然だし、とCGの使い方等の部分はだいぶマシで全然見られるものであり、何より各キャラクターの個性を引き立たせたりチームでの連携による活躍等のドラマをしっかり丁寧に描いてたりとストーリー自体が純粋に面白いので、エクスアームに比べるとそこまで散々といった感じではないなと感じますね マジでエクスアームは色々ヤバかったからな...なんだかんだで普通に楽しんで観てますね

だけどもやっぱりもっと普通のアニメーションで観たかったというところでも勿体無さも感じはしますね...もっと普通にやれてたら純粋に評価されてたと思うのよな 普通にやって普通にきちんと評価されるか、ネタにされ得るような粗があったが故に埋もれず話題にされるか、どっちが良かったかは難しいとこだが() まぁなんだかんだ気に入ってるのはほんとなんで、追っていこうと思っとります

 

 

以上、現在視聴中の2021年秋アニメについての諸々になりました。吸死が自分的に頭ひとつ飛び抜けてる以外は特に凄くピンとくる作品があるというわけではないので個人的な充実度で言うと上の下くらいかなというところではありますが、安定してるとも言えるので概ね満足という感じですね 前に比べたら観てる作品多い方だし それに今期は映像研の再放送があってそっちでめちゃに楽しませていただいてるので全体的にはしっかり楽しんで観ております 映像研は良いぞ。

以上のラインナップに皆様が今期観ておられる作品はございましたでしょうか。自分もこの作品のここ楽しんでるぞとか、 自分はこの作品観てるぞとかあれば遠慮なくコメントしてくれるとありがたいです

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた