AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

ゴルバー(おかわり)

ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA

第18話「スマイル作戦第1号」

感想レビュー

 

 

地球に襲来したことがあるのか、マル公がデータ持ってきたのか知らんけど、新型機のモデルにしたろ!とかいう感覚でホイホイ候補に上がって良い奴らじゃないんよギャラクトロンとグランドキング() ザイゴーグやホロボロスも割とギリギリなとこあったんだけど、他作品の強豪級の怪獣/その作品のストーリー的に重要な立ち位置の怪獣の名前がこういうところでポッと上げられるのって、正直言ってその怪獣のキャラ性の深みやネームバリューを損ないかねないというか、軽くしてしまうとこがあるように思うので個人的にはあんま好きくはないんですよね 近年はマルチバース設定の拡張もあって小ネタ的に今までのシリーズの単語とかを作中に小ネタ的に入れ込む傾向があるけどこれも毎度毎度わざわざ見たいってほどではないしなぁ...

 

タツミ隊長の昇格をきっかけに巻き起こる、GUTS SELECTの大騒動を描いた今回の話。

前2回がけっこう怒涛の展開続きだったのでムード転換・箸休め的にガッツリはっちゃけた回という趣だったけど、なんか自分的にはあんまりハマらない回だったなぁ、という印象。キャラクターに崩し方とか話全体のテンションの上げ方とかが好みでなかった感じだった(極端に騒がしくさせたりちゃけさせたりしてるって感じのキャラの動かし方に思えたのがくどく感じられたかなぁ)。みんなが何者かの精神干渉を受けておかしくなってた」という次回の話との接続を持たせた上での展開運びだったことが判明して、変に理性的なまとめ方になっちゃったことが中途半端に感じられたってのも少しある。せっかくだったらもっと振り切るぐらいが良かったかなー

あとみんなおかしくなってたからってのがあったとはいえ、ナースデッセイ組がことごとく私情挟んでパニック起こしたり魂抜けたみたいになったりしたせいで戦闘に支障が出て街にもけっこうな損害出た、って流れはちょっと観ていてモヤモヤするものがあったなぁと。キャラクターのグダグダ感の方が濃く出てシンプルに見ていて気持ち良くはなかったというかなんというか ギャグテイストの回の深くは考えず面白おかしく捉えれば良い描写ではあるので、単純にそういう風に楽しんでれば良かっただけなんだけど、少なくとも自分としてはちょっとそういう風には受け取れなかったなぁ 申し訳ないながら

 

戦闘シーンに関しては、火星から打って変わって市街地で戦う絵面やグリッターとの交戦など、初代とは趣を変えたゴルバーⅡのシーンの数々が新鮮味あってここは面白かったところ。活躍的にはほぼ本筋と関係ない感じだったので、話の添え物的な扱いになりがちなトリガー怪獣の短所が出る形になったのでそこはちょっと惜しかったかなぁ もう物語も終盤だしそこに期待してもしゃあなしかもしれんけど

あとゴルバーⅡの光線とかち合いながらも、競り合うこともなくパワフルに押し込みフィニッシュしてみせたグリッターの必殺技演出は気持ち良くて良かったところ ニュージェネの最強形態の中だと個人的にはあんましピンとくるものがなくてハマってないグリッターだけど、前回のメツオロチのフィニッシュといい必殺技を色々カッコ良い演出で彩ってるのは良きですね ブレード技ばっかりなのも味気なくなってきたし初登場時に使ったゼペリオン光線もそろそろまた使って欲しいな

 

 

以上、トリガー第18話でした。箸休めのドタバタギャグ回的なテイストの話だったけど、自分的にはあんましハマりきれなかったなぁ、という感じになりました。全体的にコッテリと描いた割に締めが淡白だったのもなんかちょっとビミョーに感じられて、全体的にスッキリとはしなかったかなぁ。自分がトリガー自体にハマれてないのも響いてると思うけどうーんなんともという印象の回だった

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた