AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

ギャグ回に出すやつだろこれ

ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA

第22話「ラストゲーム

感想レビュー

 

 

予告の時点でことごとくその存在に触れられてないので薄々お察しみたいなとこあったとはいえ、イグニスが用意した足止め要因でほぼほぼトリガーダークvsヒュドラムの前座扱いに終わったメカムサシンを見てると、やっぱトリガーにおける怪獣ってそんなもんかぁ...というなんとも言えない気持ちを抑えられない この話するの何度目だって話なのでトリガーはこういうもんだととっとと割り切れば良かったんだろうけど、やっぱこう怪獣が好きなので色々あるじゃん、こう、 色々(あやふや

前座と思えないほどの濃いキャラで存在感示したとこはあるけど、結局前座だしなぁという感情がどうしても拭えない以上キャラがやたら濃いのが逆になんとも言えないモヤモヤを強めてしまうし、総じて自分には合わなかったな...というのが正直な印象 単発のエピソードでピックアップされて「なんなのかよく分からんやたら濃い歌舞伎型のメカ」として登場してたらもっと素直にたのしめてたかもな、とは。

それに最近のシリーズは宇宙人や所謂ヴィランキャラの人格・個性がやたら濃く味付けされるのがほぼデフォになってるので、こういうキャラが出てきてもその一環にしか思えない、ちううのもノれない要因として大きいかなと感じる。大暴れする怪獣や不気味さを発揮するエイリアンがバラエティ豊かに描かれる中でたまにこういうぶっ飛んだのが来るからこそ面白い、みたいなのがウルトラシリーズにおいて醸せる魅力だと思うので

 

リシュリア復活のためにエタニティコアを手に入れるべくユナを誘拐したイグニスの動向を巡り描かれた今回のストーリー。イグニスの行動に戸惑いつつも、今まで一緒に築いてきた時間は無駄ではない筈だとイグニスを信じるケンゴに、最初こそイグニスに不信を抱き憤っていたもののケンゴの言葉を通じてその内なる心を慮り、次第にイグニスを信じていくアキト、とケンゴ達がイグニスと積み上げてきたものが強い信頼関係として印象深く描き出され、当のイグニスもそんなケンゴ達との繋がりを実感したことで苦難と因縁を乗り越える、という感じでメイン3人とイグニスの関係値を昇華させイグニスサイドのストーリーに決着をつけた劇的な回となっていました。目的のために今までの繋がりを断ち非情に徹しようとするも結局ユナ達を見捨てることができないという情の描写や、彼らを守ろうとして傷付くことになるも最後には自身を見守り支える彼らの存在こそが仇敵のヒュドラムを討つ力となるというヒーローらしい文脈の乗った逆転の流れなど、イグニスのキャラがよりグッと引き立ったのは実に良かったところでしたね 最後にリシュリアの復活を願わなかったのは、大切なものを喪ってぽっかり穴の空いてたイグニスの心を、ケンゴ達という新たな大切なものが満たした故の充足があったからだろうかと思ったり

 

という感じでイグニスのドラマの決着として良い具合の魅せはできたなと感じた本エピソードではありましたが、前回からの地続きとして見るとちょっと全体的にまとまりが弱く、もう一つ劇的になりきらなかったかなぁと感じる面もあり。トリガーとトリガーダークの共闘からイグニスがユナを拐う今回の展開への繋ぎで引きとする構成は衝撃こそあったとは思うけど、やっぱりせっかくのWトリガー共闘の熱さに水を刺した感は否めずどうしても納得感に欠ける印象となったというか。前回は闇の3巨人があまり出なかったことでまとまりが良くなってたと言ったけど、今回とセットでイグニスにフォーカスしてストーリーを盛り上げるのであったならば、前回の時点からヒュドラムを出すとかして前後編構成をよりガッチリ固めて描いた方がトリガーという作品単位では良かった気がするなと今は思うかなぁ

 

ヒュドラムとの決着までの流れも、「これが僕達のイグニスへの想い...!」って言ってケンゴとユナが光ってトリガーダークに力を渡す(意訳)というのがなんか唐突に見えて、もう少し気の利いた感じの流れにできなかったかな...と思ったところ。第19話でも同じような構図が出てきてたけどあんまああいうのやると便利能力みたいな感じになっちゃって逆に良くないと思っちゃうんだよな イグニスへの想いが力になった、というところで引き立てるなら変に捻らずケンゴ達の声援でトリガーダークが奮起し勝利したみたいなので良かったかなと

 

そして因縁あるイグニスによって盛大に打ち倒され、辛うじて生き残るも謀反に怒ったカルミラに粛清され散る...という形でヒュドラムが退場と相成りました(正直イグニスの決着という流れがどっちらけになるとこあるし、トリガーダークにやられた時点での撃破で良かったのでは?とも思うけど)。遂に闇の3巨人の一角が崩れ、いよいよ佳境だなという感じがしてきたなぁ...次回ダーゴンさんも危うそうだしどうなるか

 

 

以上、トリガー第22話でした。イグニス周りのドラマの劇的な決着、ヒュドラムの退場と物語のクライマックスを実感させてくる怒涛の盛り上がり多しな回でありました。イグニスは好きなキャラではあるし彼の話が曲がりなりにもしっかりまとまったのは嬉しい

今年の放送ももう終わり、残りが如何な展開を成していくか、見守っていく所存です

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた