AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

俺、神

機界戦隊ゼンカイジャー

第45カイ!

「超大凶って運勢最下位?!」

感想レビュー

 

 

怒涛のキャラソン爆推し回

令和の世に榊原郁恵さんの実質的な新曲が出る番組、それがゼンカイジャー 演じてるキャラの色を出しつつもめちゃくちゃ歌上手いの流石よな榊原さん

しかし冒頭のヤツデ婆ちゃんのキャラソン流す流れはまぁ分かるんだけど、カラオケで流れてたステイシーくんのキャラソンMVはマジでなんだったんだ...?w あのMV、ゲゲ憑依時の記憶を手繰り寄せてる最中のステイシーくんの脳内映像の横で無駄に激しく主張してくるから本編に集中できねぇんだけど!?() やたらスタイリッシュに凝った映像になっててカッコいいんだけどそのカッコ良さ故にそっちに目が向いちゃって気が散るんよ() 向こうの世界の世古口凌くんの持ち歌としてリリースされてる曲とかだったりするんだろうか

てか何気気になるんだけど一旦正気に戻ったステイシーくんがあそこにいたってことはゲゲがあそこに行って遊んでたってことなんだろうか...肉体を得てそういうの満喫したかったらしいのが窺える辺りは割と可愛いかもしれんなゲゲ でもステイシーくんの身体やぞ(迫真) ステイシーくんの方は乗り移られてる間にヤツデ婆ちゃんに会いに行ってたことを思い出して「もう会わないと決めてたのに...」みたいに深刻になっているしほんま程々にしろ(

 

史上最大(?)の強敵・オミクジワルドとの壮絶な死闘(???)、そして明らかとなっていくゲゲの実態、というところで描かれた今回のエピソード。ゼンカイジャー最大のピンチ!?みたいな文言は前回の予告時点で既に出ていて「なんか大袈裟に言ってんなぁ」とか思ってたけどオミクジワルド割としっかり強くてマジに大ピンチだったの面白かったよね...w  敵の運ダウンデバフと仲間の運アップバフを自在に取り回せるの強すぎるぞ 一度ハマると抜け出せないしどんどん運は悪くなってますます倒せなくなっていく泥沼式なの厄介すぎたし、ギアはロクに使用できないわスーパーゼンカイザーにもなれないわゼンリョクゼンカイキャノンも使いものにならないわで戦力が一つ一つ潰されていくの割とハラハラ感あったのまた...w

しかし「とんでもない不幸があった」括りでキレンジャーとバトルコサックとイエローフォーが召喚されてばちぼこにやられてくの、公式にあるまじき不謹慎さでダメだった() 折り畳まれ放置されたバトルコサックのスーツとか、元ネタの要素が一切の遠慮なく面白テイストで擦られてんの際どすぎる...w 自分元ネタ(実際の本編)とかまだちゃんと観てないからどういう感情で観れば良いか分からねンだ...!

 

この強敵・オミクジワルドに対し、マジーヌがおみくじ/まじないが導き出す不運を物ともせず前向きに立ち向かうポジティブさを見せ、これに引っ張られてみんなも闘志を引き出し勢いで勝利する流れとなり、意外なマジーヌフォーカスにおっとなりましたね。マジーヌといえば、自分の占いに自信が持てなかったところから「当たるも八卦当たらぬも八卦が占い、そこから出た結果がなんであろうと一歩踏み出すことが大事」という想いを胸にゼンカイジャーとなったことが最初の一歩だったわけで、そんなマジーヌが「当たらない自分の占いで超大凶とか出たならそれは超大吉なんだが!?」と開き直りにも似た思い切りの良い前向きさでとにかく立ち向かい突破口を開いたのはそこからの精神的成長という意味での連なりも感じられてグッと来たわね 第42カイのブルーンの「学びが足りないのは...私の方でした!」もそうだけど、キカイノイド組のそれぞれのキャラ性にしっかり寄せた成長描写がスポット的に細かく示されてるのは良いよねぇ

そしてフィニッシュの時には原典のマジレンジャーに倣ってチェックメイト!」とバッチリ決まっておりました。ゼンカイメンバーがこういう原典を意識した台詞入れたりするの逆に新鮮よね

 

しかし巨大戦でもダイオミクジワルドが相変わらず運を味方につけた厄介極まりないスタイルでゼンカイジャーを翻弄。絶体絶命かと思われたその時、なんとステイシーくん(ゲゲ)がオミクジトピアの力を吸い取りダイオミクジワルドを無力化、ゼンカイジャーを救うという奇怪な行動を見せつけました。ゲゲ、ただでさえ只者でない感マシマシなのにいよいよチートじみたことし出したぞ...トジテンドによる各世界のトジルギア封印とある種同格なことを単身でやってるようなもんだからけっこうヤバいぞ でも吸い取られたオミクジトピアのギアが灰のようになって散っていった描写が不穏でゾッときたところ。消えたんか、お前...?

にしても最後の最後まで苦しめられたなぁ、オミクジワルド/ダイオミクジワルド...久々のスーパーゼンカイオージュランが清々しいくらいにかませられたぜ() 久々登場でおっ!となったのに全くダメージ与えられないまま瞬で散っていったのを見た私の気持ちを20字以内で答えよ あのままやってたらワンチャンゼンカイジャー負けてたか、そうでなくても苦戦必至だっただろうからマジで最大のピンチだったな...意外な強敵

 

そして戦いが終わった介人達にステイシーくんの身体を介してゲゲが語った衝撃の真実、それは「自分が全ての世界を作った神」であるという事実であった...というところで締め。何をしれっとヤバいこと言っとる!!??(千鳥ノブ)

この台詞あまりに突拍子がなさすぎて現状どう捉えれば良いか分からんのだけど、もし本当だとしたらゲゲという存在がますます分からなくなるなぁ...詳細如何によってはとんでもない話になっていきそうだが 今回トジテンドパレス側のクール人格ゲゲの方も、ボッコワウス様に「オミクジワルドを作った」と言われてピンときてないような様子を見せたり人格にノイズがかかるような演出が入ったりと奇妙な描写が沢山あったのも気になるところ。神疑惑出てる甘ったるい喋りのゲゲの人格の方が濃くてクール人格の方を支配してる...とか?うーむ気になる

 

 

以上、ゼンカイ第45話でした。思わぬ強敵オミクジワルドとの戦闘に無駄にハラハラさせられ、マジーヌの意外な大活躍におおっとなったりと面白いとこ多しなエピソードであり、ゲゲの不気味な実態によりいっそう迫ったエピソードでもありました。ゲゲ、ほんとになんなんだろうか...メタ視点で「八手三郎の暗喩」みたいなこと言われたりしてるけどあながちあり得なくもなさそうに思えてしまうのがまた() ともあれ次回からの展開、いよいよ佳境って感じだし楽しみだ

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた