AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

私が食べに行くと何故か味が変わる(半ギレ)

デリシャスパーティ♡プリキュア

第3話「コメコメのおつかい!まいごで大騒動!!」

感想レビュー

 

 

【悲報】華満らんさん、今日もまともなメシにありつけない(前回は最初普通に食えてたが)

普通に食事してただけなのに2度も半ばゲリラ気味なブンブンドルドルに鉢合わせするってだけでもだいぶかわいそうなんだけど、ヤムヤム登場は早くとも次々回くらいになるのを踏まえるとあと1、2回はブンブンドルドルくらう可能性あるんすよね 一応プリキュア内定済みなのにこの扱いは一体()

 

新しい妖精パムパムが登場し、今までちょっとした顔見せ程度の登場だったここねも本格的に話に絡み始めた今回の話。例年だと第1話が主人公変身、第2話で主人公のキャラ性によりフォーカス、と来て第3話が2人目の変身となるのがほぼ決まった形式だったのでまだまだ2人目登場を引っ張るのは意外だったよね マリちゃんが実質2人目なくらい濃かったので不思議と物足りなさは無いが

初めの2話はテンプレじみた悪役ムーブと撤退の流れに徹しててあまり個性は控えめだったジェントルーが「唆られる匂いだ...」「カレーの匂いにつられてきたか(KAGEROUくんがつられてきましたね...)」とキザっぽい台詞を吐くようになったり、「カレーは買って帰るか...」と妙な律儀さ発揮して可愛げをほのかに出してきたりと良い感じにキャラを浮き彫りにしてきたりと、全体的にメインキャラ達の描写に本腰が入り始めた感じもあり、いよいよ本格始動だなと。茅野さんの演技がもっと楽しめそうで何より あの後わざわざどっかで買い物して帰ったのかな、ジェントルー...(

 

出来る妖精・パムパムの登場でゆいもマリちゃんもパムパムを褒めるので「自分も褒められたい!」と1人でおつかいに行こうと張り切ったり、ゆいに影響されて大きくなりたいと思い実際にぐんぐん成長を始めたり、という感じで、コメコメのキャラ造形がメインの視聴者層である女児/低年齢層が抱いているであろう「みんなに褒められたい」「大きくなりたい」みたいな背伸びしたがる内面に近い、というか寄り添うようなものになっていたのは今回何気に面白いと感じたポイントでした。実際のところどういう感じで小さなお友達のみんなが観ているかは分からないけど、こういう感じで視点や内面が自分に近しい感じのキャラがいるっていうのはけっこう没入度が高まって良いんじゃないかなと。こっちとしても健気に頑張るコメコメは微笑ましく見守りたくなるところだし、この辺通年でどう描かれていくか楽しみである

しかしコメコメ周りの描写見てると、マリちゃんの溢れ出す母性にも目が行っちゃうよな...と。w パムパムがコメコメにご飯あげすぎたら「出しすぎよ〜!!」ってちゃんと注意するし、コメコメが一人で出て行ったことを叱りつつもほんとは頑張っておつかいに行ってたと知ったら「叱ってゴメンね」とコメコメの頑張りを讃えて自分が言い過ぎたことも謝れる、とムーブがあまりに理想の育児なんだよなマリちゃん

 

そして今回よりキャラがはっきり描かれ出したここね。今まで出てくるシーンの少なさもあって口数少なめでクールな印象が強かったけど、けっこう天然なとこが出るようになってきて面白かった。w 「コメ〜」って鳴く上に単身でおつかいに来てる犬を見ても「可愛い...」で済ませておつかいを手伝ってあげるの、あまりに順応が早いがすぎるよお嬢様() まぁOP映像の時点でもう素っ頓狂な表情してたし片鱗はあったが

コメコメやパムパムとも接触、プレシャスやウバウゾーの姿も目撃、あまつさえプレシャスにお姫様抱っこで運搬、と今回の話の中でここねはかなりプリキュア周りの要素に触れる形となりましたね。事もなげにここねを抱えて跳んでゆくプレシャスの横顔あまりにイケメンすぎて参ったよね...ここね、ハート奪われちゃったのでは() ここでプリキュア周りにかなり深く接近したのは次回の話にどう影響したりするのかしらね

 

そんなここねだったけど、ラストには大きな豪邸で独り黙々と食事をする寂しげな様子が描かれており、ここは第1話ゆいと拓海の食事シーン第2話和美家&マリちゃんの食卓の風景といった「みんなで食べる喜びを分かち合ってる場面」と対になるというところで、作品全体のテーマ的にもここねのキャラ背景的にも今後大事なシーンになっていきそうだなと。次回のキュアスパイシー登場に繋がってく展開への一つの導線、引いてはこの先のここね絡みのドラマの重要な軸になることは確実だろうし、注目していきたいですね この手の描写は「家族が多忙で家に帰らない」てなとこが定番だが果たして

 

 

以上、デパプリ第3話でした。コメコメやここねといった色んなキャラの内面や背景にぐぐっと迫る回となっており、この先の展開が楽しみにさせる手堅い作劇が目を惹いたなと。本作も「食」という作品ならではのテーマ性を大切にしたドラマがしっかりと展開されていきそうで楽しみですね。一先ずはプリキュア勢揃いが待ち遠しいな その時までらんさんはどうか強く生きていてくれ(

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた