AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

超絶爆裂ハイパー人気声優(巧妙な自画自賛)

仮面ライダーバイス

第30話「声優!SAY ME!青春のあとしまつ」

感想レビュー

 

 

前回「諸君」って言いながら虚空に向かって話しかけてた赤石長官、なんかバイスみたく第4の壁越えてるっぽくねぇかなとか思ってたけど、他の方の考察見るにどうもギフ様が産み落としかけてるギフテリアンTRUEの群れに話しかけてたっぽいね そこまで深読みする部分ではなさそうっぽい

ただ、赤石長官がギフの末裔らしいと仄めかされたり、リバイスレガシーでも存在が示唆されてるバイスに酷似した赤い悪魔らしき存在との接点があることが描かれたりと、どんどんバイス周りとの関連っぽく見える掘り下げもなされてきてるので、まだ何か隠されてるような気も...とりあえずそれとなく注目しときたいとこです

 

ギフ様覚醒に伴い様々な形で動き出す登場人物達の模様、そして学生時代の友人との確執を通じ今一度描き出されてくる一輝のエゴイズムにフォーカスした今回のエピソード。色々大変になってきたが玉置くん、とりあえず君はそんな中でも比較的自由な存在だし清涼剤としていてくれよな 理不尽に殴られたりして頑張ってくれよな(酷) 超人気声優のサイン貰えて良かったな...

 

今回の見所はやはり一輝の背景・人間性により深く切り込んだストーリー展開...でありましたが、それにも増してまずインパクトあったのはやっぱり木村昴さん・神谷浩史さん・鈴村健一さんのご本人顔出し出演でしたね。w 一般層への認知度がグングン高まってる木村さんの出演、および我々特オタ層に馴染み深い神谷さんと鈴村さんの出演で、小さいお友達も大きいお友達も両方カバーしてるの良いよね

にしても木村さんの顔出し、いずれやりかねないと思ってたがまさかのご本人設定且つ一輝のサッカー部のOB &コーチという割と本筋に食い込むキャラ設定持ちでの登場とは思ってもみなかったな...仮面ラジレンジャーの縁でのちょっとした出演みたいな感じだった神谷さんと鈴村さんくらいの塩梅かと思ってたのでこの配置はなかなかのパワープレイで面白かったw しかし超絶爆裂ハイパー人気声優の木村昴っちじゃーん!」「あの人ほんとイケてるよね〜!ハンサムだし、声も良いし、ハンサムだし!」ってバイスに言わせるの、なんつう手の込んだ自画自賛() 多分ホンに書いてあっただけなので木村さんの仕業ではない

 

で、そんな木村さんも割とストーリーに食い込んできてた一輝周りの話。一輝に対する尋常ならざる義憤を見せる浩二の様子からして、学生時代の一輝と浩二の間に生じた確執の深刻さが窺えるけれど、そのことに全く身に覚えがなさそうな一輝の素振りからは更に深い闇が感じられ、オラすげぇワクワクしてきましたね...(言い方) 一輝がマジでなんのことか分かってなさそうなのと、それに対し浩二が怒りより先に「マジで言ってる...?」みたいな嫌悪を露わにしてる辺り、質感が生々しすぎる

一輝がここまでさっぱり覚えてなさそうげなの、流石に何かの要因で忘れてるんじゃない...?と疑いたくもなるけど、一輝の「エゴイズム」というところを今回明確に浮上させてきた辺り、一輝自身は良かれと思ってやったことが浩二にとってはマイナスにしかならなかった、みたいな感じで描かれそうだよなぁと(今までや今回の描写から察するに、実家の温泉を継ぐために一輝が一方的にサッカーの夢を諦めてしまい、一輝を友人と思い一緒に頑張ってきてた浩二も一輝がいなくなったことで意欲を無くしサッカーを止めてしまった、てとこだろうか)。一輝のその辺の「他人の心への無自覚さ」という部分は今までの話でも印象的に描かれてた部分だし、その人間的なズレにエゲツなく突っ込んでいって一輝を掘り下げていって欲しいわね

 

一輝のキャラにグイグイ迫っていく形で本筋が展開していく一方で、大二、さくら、アギレラ様もそれぞれギフ様覚醒を基点にした様々な動きを見せていたのも今回のポイント。特に大二がかなり積極的になってきてたのはストーリー的に面白くなりそうなところで良きであったね。ここからもっと話の中心にガンガン出張って欲しいぞ 仮にも新形態なのにもう2週も出番無いホーリーライブくん可哀想だからちゃんと活躍し始めたら使ったれよ大二(来週はちゃんと使うようだけど)

そんな大二に対し、無茶は禁物と狩崎が諌めてくれたり、「フェニックスを正す」と意気込んでるところを「『正しい』を簡単の使う方が危ない」と女医さんが諭してくれたりと、周囲もしっかりサポートとケアに徹してくれてるの安心するね...カゲロウの冷酷さを手に入れた大二が「正しさ」に対し潔癖になりすぎて、それに該当しないものを苛烈に滅するようになったりする、ってこともなきにしもあらずなので、そこにおいて正しく導く大人がいるのは良いバランス感だね 

 

また本格的にウィークエンド所属となって活動する形になったさくらの方の動向も今後気になるところ。制服まとって視覚的にも立ち位置をグッと固めてきたのは見やすくて良いね

しかしさくらの所属に露骨に鼻の下伸ばして浮かれる牛島息子くんちょっとふふってなっちゃうな...w 分かりやすすぎるぞ() にしてもウィークエンド、今までの仄めかすものはちょろちょろとあったから自然な流れとはいえ、割と急激に味方感を押し出してきた感じがしてなんか面白く感じてしまう。w ちょっと前までホラー感バリ強かった奴らなんですよ...この辺の軌道の付け方は仮面ライダーシリーズの味わいって感じする

 

そして特に強く目を惹いたのが、ギフ様に明確に見放されたことへの喪失感と共に、デッドマンズとの決別に至ったアギレラ様の姿でありましたね。いずれこういう時も来るとは思っていたけれど、こんな悲壮すぎる様相を呈しながらの決別なのちょっと辛すぎるなぁ...デッドマンズ壊滅後の第16話でフリオくん時代の玉置くんに持ったこさせてたくらい大事に持ってたドレスを、未練を絶つように燃やすのがな...これからどうなってしまうのか 革ジャン着てるから「地獄兄弟入りでは」みたいに言われてるアギレラ様の明日はどっちだ(

 

そんな今回の戦闘シーン、後半にサンダーゲイルリバイスの活躍をしっかり入れ込みつつも、前半のラフレシアデッドマンとの戦闘ではライオン・カマキリ・マンモスと各種派生ゲノム形態を有効活用したバトルを見せてくれてたのが嬉しかったですね。リバイスはよっぽどのことが無い限りは使える時にちゃんと初期の派生フォーム群を手数の多さとして使ってくれるのが良いんだよなぁ リバイと掛け合いしながらのバイスのわちゃわちゃも目一杯楽しめて絵面も賑やかで良いしね ジャックリバイス台頭時は他のフォームの活躍もリバイとバイスのわちゃわちゃもあまり描かれなくて物足りなかったしここが戻ってきて良きである 

ギフ様覚醒に伴ってフェーズ1も強くなってるから今後派生ゲノムを進んで使うことも少なくなるかもだけど、これからも是非とも多めに活かして欲しいぞ

 

 

以上、リバイス第30話でした。木村昴さんをはじめとした有名声優陣のご出演でエンタメ性高めに盛り上げつつ、本筋も着実に盛り上げてきた楽しい回でした。リバイ&バイスのわちゃわちゃバトル久々に見られたのけっこう嬉しかったねぇ 今回強くフォームしてきた一輝のエゴイズムというポイントがここからどう掘り下げられていくかに特に注目しながら、次回も楽しみにしたいところです

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた