AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

ジェントルーさんなわけねぇだろ!!(認識改変済み)

デリシャスパーティ♡プリキュア

第6話「学校!怪物!大パニック!? ねらわれたエビフライ!」

感想レビュー

 

 

天に向けて指を差しながら「おばあちゃんが言ってた」って言うんじゃない和美ィ!!デパプリは「食」がテーマの作品だから尚更際どいんだぞ和美ィ!!

放送再開一発目からこんな確信犯すぎるパロネタ入れてくるデパプリ、ロックすぎる() 見てるか天道

 

不意のアクシデントに見舞われ約1ヶ月の放送延期となってたデパプリでしたが、この度無事に放送再開と相成りました。お久しぶりィィィーッ!!!1ヶ月ちょいぶりに見るデパプリ新作エピソード、うっ嬉しい...!久々に観るデパプリ、凄く面白くて沁み入ったよね...普段当たり前と思ってるものも一旦離れるとその良さがいっそう強く感じられるものですなぁ

にしてもほんと1ヶ月ちょいで再開できて良かったよなぁ かつてはつよつよ風邪菌の影響でヒープリ(および同期のニチアサ)2ヶ月近く延期という地獄を味わったのでこれくらいで済んで良かったよ この有り難み、しっかり噛み締めよう

 

というわけでお久しぶりのデパプリ。とりあえずマリちゃんのお顔をまた拝めて嬉しいぞ 今日は学校メインの話だったから出番少なめだったけど!しかし有事の際も保護者カード持って正式に学校入ってくるというマメさを見せてきて、しっかり者の大人なところをきっちり見せてきたのが流石のマリちゃんであった これぞマリちゃんだよ しかし本作はマリちゃんがデリシャスフィールド開いてくれないと戦えない、みたいな感じになってるっぽいので、この辺はちょっとゆい達が不利になる時もありそうやね ここが今後どう影響を与えてくるか

 

今回は学校を舞台に(パムパムのやらかしで)巻き起こるドタバタを中心に、ゆいやマリちゃん達との交流で一つ成長したここねが交友を広げていく様を描くエピソードとなっており、ゆいとの友情から始まってマリちゃんとも仲良くなったところから今度は学友達と親交を深めていく、という感じで今までの話を踏まえたここねの発展が見られたのがとても感慨深かったですね。お高く見られてなかなか周囲と馴染めないことに悩みながらも、同じ釜の飯を食った仲=一緒に過ごす友達のために体を張って真っ直ぐ向き合うここねの姿に、周囲も「近寄りがたいもの」ではなく「自分達と同じ一緒に過ごす友達」としての温かみを感じ取っていくことで垣根が無くなっていく過程が良きであったなぁ。

ここね、不器用で失敗することもまだまだ多いけど挫けず挑戦していく、って感じで前回の話の経験を活かして頑張ってるのが凄く微笑ましいし、そうして前向きになったことに加え友達との時間が待ち遠しいくらいに大切なものになったことで自然と笑顔も増えたことが描かれてる(使用人の人がうきうきのここね見て嬉しそうにしてたのほっこりしたよね)のも「良かったなぁ...」と感じるし、ほんとぐんぐん伸び代を埋めていっててこの先の成長も楽しみですね。ゆいが既にしっかりとした軸を一つ持った安定感のあるキャラとして描かれてる分、成長性のあるキャラとしての個性はグッと際立つと思うので、そういう意味でも期待値は高いね

 

またこのここねと学友達の親交の深まりを描いた流れを「最初は得体の知れないものでも、それが如何なものかが分かれば怖くない」=最初近寄りがたいと思ってたここねのことも、触れ合い理解してみればちゃんと同じ友達だと思えるようになった」という感じで、怪物騒動がパムパムのアクシデントで起こったことと分かって収束していった今回の話の大筋と最後に繋げてきたのはなかなか巧妙で面白かったところ。加えて前半の方の生ハムメロンの下りとも「見ただけだと味が分からないものでも、食べてみるとけっこう美味しいよ」的なところで三重に絡めてきていて「食」のテーマもきっちり深める形になってたので、この辺はけっこう感心させられた作劇だったわね

そんな今回の話、脚本誰だろうと思ってEDクレジットを見てみたらなんとなんと、ニチアサ的にはリュウソウジャーで馴染み深い山岡潤平さんでありました。ニチアサ面で既に縁ができていたとはいえアニメと特撮とでまた違うところであったし、普段ドラマ畑な山岡さんがこっちに来るとは思ってなかったのでこれは驚きでしたね。でもリュウソウの時にも時折見られたちょっとロジカルな話の組み方が本作においてはかなり綺麗にハマってた感じがあったし、今回の登板はグッドだったんでねぇかなと。山岡さん意外とこっち向きかしら 今後もちょいちょい登板して欲しいな

 

という感じでここね周りの話運びがとても面白かった今回でしたが、前回「生徒会長かな?」と思われてた名無しのキャラが実際に生徒会長であり「菓彩あまね」という名前であったことがその裏でしれっと判明しておりました。前回すっとテロップで出しても良かった気がするけど1話置いたのは何か意味があったのだろうか  にしても生徒会長、怪物騒動を受けてパトロールするのは良いけど、その直後に出てきたジェントルーの悪行に気付いてないのは迂闊だよなぁ?立ち去った直後に現れたから気付かなかったんだろうけどもっと注意しないと...なんで生徒会長が立ち去った後に現れたんだろうなぁ、なんでだろうなぁ(すっとぼけ)

 

まそれはそれとして(唐突な話題転換)、今回学校に現れたジェントルーがすぐさま駆けつけたゆい達を見て、彼女らがあの学校の生徒なことに気付いたのは今後の話に何か影響してきそうだなと(今までは休日や学校が休みの日にかち合ってたし気付かなかった、ってのが地味に上手い理屈付けよね)。ある意味よくいる場所を突き止められたようなものだから、この先の行動を決める指針にしてきそうだよなぁ...果たしてどうなるか

しかしジェントルー、ゆい達があそこの生徒と知って「なんという偶然...」って言ってたけどどういうことなんだろうねぇ てんで分からんな...え?ジェントルーが学校に潜り込んでるんじゃないかって?ハハ、なーにを根も葉もないことを仰い[検閲済み]

 

そしてラスト、華満らん、まさかの冤罪!!で締め!!!()  ジェントルーの行く先々に尽く偶然居合わせてしまい、そのせいでさんざっぱら食事の味変えられ気分を損ねられた挙句、その時の食事の投稿を逐一してたばっかりに「コイツブンドル団がレシピッピ奪ってたとこにばっかおるやん...コイツブンドル団じゃねーの!?」って疑われるの、放送再開一発目の扱いとは思えないほどひどい...w おまけに変身のお預け食らったまま5、6週も待たされた上でこれなのでもう前世の業を疑うレベルである() らんらんが何かしたか???(してないんだよ)

いよいよ不憫ここに極まれりみたいな感じになってきたらんらんだけど、逆を言えばブンドル団に怒りを爆発させ挑んでいくに足る燃料が既に投下されきったとも言えるわけで...次回いよいよ満を辞してキュアヤムヤム登場なわけだけど、どんな暴れ方するか楽しみです(言い方) 頑張れらんらん!我々は応援してるぞ!!

 

 

以上、デパプリ第6話でした。ここねのある種の成長譚を軸にしつつ、そこに話の起点になったドタバタや「食」というテーマをしっかり絡めてくるテクニカルな作劇が面白く、再開一発目としては上々な見応えでした。山岡さんのサブ脚本が良い味出してたね。やっぱ話の組み方が丁寧で面白いなデパプリ これからまた改めてよろしくね

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた