AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

真 打 ち 登 場

デリシャスパーティ♡プリキュア

第7話「強火の情熱!きらめいてキュアヤムヤム!!」

感想レビュー

 

 

参戦ッッッ キュアヤムヤム参戦ッッッ

“待”ってたぜェ!!この“瞬間(とき)”をよォ!!

不意のアクシデントによる延期も相まって追加で5週も延びてしまいましたが、遂にらんらんが本筋に参入&キュアヤムヤム参戦ですよ...嬉しい 時期的にはもう1クール目辺りなのでほぼ追加戦士なんだよな...()  例年だったらほぼ連続でメインメンバーの加入を描いて早くに勢揃いさせていくところをデパプリはじっくり丁寧に関係を掘り下げるところから始めてたので、それが延期と重なりヤムヤム参戦を焦らすことになったのは不運でしたが、やっと会えて何よりである これからよろしくな!

 

そんなヤムヤムに変身するらんらんこと華満らん、今までのエピソードでもちらほらとその人柄は描かれていたけど、やっぱり凄く快活で大らかなムードメーカーって感じで、メインメンバーの輪に加わると一気に雰囲気が明るく引き締まって良いねぇ はにゃ〜が鳴き声みたいになってんの好き  レシピッピやメンメンみたいな摩訶不思議存在も驚きつつスッと受け入れる分け隔てなさもキャラとして強い  流石のプリキュア適正者だ...分け隔てなさというところで言うと、周囲のみんながおしなべて「芙羽様」呼びして距離感感じてたここねのことを「あの子」「芙羽さん」と呼んで普通に周囲の子達と同じように捉えてる様が描かれてるのもらんらんの好きなとこ ここねへの「あの子」呼びは第4話でもうやってたのでキャラ性の積み上げが細やかでとても良い

また、店を構えてみんなに美味しい食を振る舞う家庭に生まれ、美味しい料理を作るための努力や拘り、思いやりを間近で見て育っただけあって食への思い入れがゆいに負けず劣らず強い、というキャラ性も印象深かったところで、美味しい料理に込められた長い時間や強い拘りの積み重ねを一瞬を壊しみんなの「美味しい」や「ありがとう」の気持ちを奪うブンドル団への怒りという戦いへの強い動機をこの一エピソードでしっかり見せてきたのも凄く良かったところ。美味しくないものを食べて不服そうなお客さんやそれに心を痛める両親を見て涙する姿に優しさが溢れててこっちも見ていて感情移入しちゃったなぁ 今までさんざっぱらブンドル団に酷い目に遭わされてきたわけだし、そこを動機に参入してくるのもあるかもと思ってたけど、自分以上に他のみんなのために心を痛め怒るというのが熱かった 誰かのために泣ける子は強い

あとこのらんらんの優しさを象徴する要素として、友達になった相手とのツーショット撮影や今までのエピソードでも度々登場してたSNSへの美味しい料理の投稿などがストーリー中で強調されてたのも良きであったなと感じたところでしたね。見かけとしてはいかにも現代っ子という感じのキャラ付けの一環みたいな趣だけど、喜びや感謝を他の誰かと分かち合うためのツールとして写真やSNSを使ってる、というのが今回のエピソードと併せることで伝わる形になってるのが良いよなぁ 緩いキャラしてるけどその実しっかりとした芯を持ってるこの感じ、好きだ

 

という感じに実に熱いところを見せてくれたらんらんがメンメンと一緒に変身したキュアヤムヤム、色んな意味で満を辞して参戦、というところで実に感慨深かったね...待ち侘びすぎて伝説の戦士扱いしてる人もいたの笑った 技名がバリカッターブレイズだったりと戦闘もちょっとコミカルだったのが実にらしくて好き(500キロカロリーパンチもネーミングとしてだいぶインパクト強くて面白いけど、モチーフに準えた「バリカタ」のワードの落とし込みが秀逸なのでコミカルさとしてはこっちがお気に)

戦闘以外でも、ラーメン啜る変身やスパイシーより更に一段クセの強めな決めポーズも面白くて良かったなぁw(ラーメン啜る変身は前々から予想されてたけど実際映像になるとかなーり強烈だ) 一方で「美味しいの独り占め、許さないよ!」の決め台詞でしっかりキャラ性印象付けてるのも良き

 

と、ヤムヤム誕生で盛り上がった今回だったけど、その裏でジェントルー、というかブンドル団の悪役度がググッと増してたのも見所。今まで描写が避けられていた「味が変わったことに不満を抱いて『もう来ない』と口にしたりと嫌な気分になる人達」の姿がここにきてかなり直接的に描かれたのはなかなかにインパクトあったなぁ...らんらんやご両親の辛そうな姿も描かれてた分見てるこっちも凄くきつかったんだよな...第1話でもシャッター閉めてる店たくさん描かれてたし今までにもこういうこと見えてなかっただけでたるほど起きてたのだろう みんなの美味しいの喜びを奪われたことに怒るらんらんに「みんな料理の味じゃなくて半額に飛びついてきただけだろ?」っていうイヤな側面をわざわざ突き付けてメンタル突っついてきたジェントルーもちょっとヤな感じだったし、なんだかんだ愛嬌の出てきたブンドル団の本作における敵としてのテイストを今一度高めてきた感じあるなぁ これを今後ストーリー上でどう料理してくるかは注目ね

しかしなんでジェントルーはらんらんが生徒会長の助言でレシピッピを集めるためにあれこれしてたところを的確に突いてこれたんやろなぁ...まるでどこかで聞いていたかのような...なんでやろなぁ()  あ、もしかしてSNS見たんだったりして スマホつついてたし...え?生徒会長がジェントルー?ハッハッハ冗談も休み休み言[検閲済み]

 

 

以上、デパプリ第7話でした。待ちに待ったヤムヤム参戦回、らんらんのキャラが良い感じに温かく描かれていて沁みた話でしたね 長かったがようやっと仲間入りできてほんと良かったよ

そんならんらん/ヤムヤム加入でメインメンバーが勢揃いしたのもあり、これからはいっそう話が動いていきそうな予感。事実ブンドル団の悪役度をここでグッと印象付けてきたのもその一環だろうし。らんらんも加わったデパプリがこの先どんな物語を紡いでいくか、大いに楽しみであります

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた