AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

ジェントルーさんじゃねぇか!!(記憶覚醒)

デリシャスパーティ♡プリキュア

第8話「ちゅるりん卒業!?おでかけ!おいしーなタウン」

感想レビュー

 

 

マ「羨ましくて来ちゃった...なんて言えないわ!」

ゆ「イッテルヨ!」

のやり取りが定番化しかけてて笑う 一緒に遊びたいけど友人同士の水入らずの時間に水を差さなように一歩引いてるマリちゃんほんまかわいい

 

らんらん仲間入りを経て、メインメンバー3人を主にしての交流エピとなった今回。やっぱしっかり揃ってからのキャラのやり取りは彩が増すししっかり締まるのでより面白いねぇ

同時にジェントルーの描写に関してもある進展が...となり、やはり本筋動かしててきたなという感じでにわかに盛り上がってきましたね。どこぞの誰かのインスタの食レポ投稿を頼りに襲撃ポイントを決め、更新が途絶えると露骨に慌てて過去ログ漁り出す悪の組織の構成員は締まらないですよジェントルーさん(

 

自分の投稿が敵にいいように利用されてることを知って悩むことになる、と依然受難続きならんらんは不憫だったけど、美味しいを届けるお店や美味しいを楽しむお客さんを自分のせいで悲しませることになってることに想い悩む様からは、前回も窺えた誰かのために悲しんだり怒ったりできる優しさが出てて良かったなと。前回自分の家族の店を通じて直にその悲しみを味わってしまったわけだし、それ故に強い感情を抱くことへの説得力はより高まってたし、この辺はキャラの魅せが巧かったね  ブンドル団の被害をくらいまくるコミカル不憫属性がどんどん増強されてたらんらんだったけど、本編に参入するようになると自分のこと以上に誰かのことを想うが故にシリアスになるという一面が濃く出てきてて、これはなかなか劇的なギャップで好きだわね  コメディリリーフ的で楽天的な感じがするけど、実際のとこ他人のことを深く考えて自分を責めることもある、的なキャラ性は、個人的お気に入りプリキュア作品のヒープリのひなたっぽくてちょっと親しみを覚えるな(色も黄色繋がりだし) デパプリ自体色の構成やキャラ3人の性格の大まかな雰囲気はちょっとヒープリっぽいし、好みに合ってるのかもしらん

 

と、思い詰め投稿を止めようとするらんらんを「誰が見てるか分からないから気をつけてやらなきゃだけど、だからって好きなことを止める必要なんてない」「二つに一つの答えに拘らず、新しい方法を考えれば良い」とみんなが諭し支えるのがとても温かくて良かったね。支えてくれる人がそばにいる、というところでらんらんがみんなの仲間になったことがしっかり印象付けられグッときたし、子供向けに分かりやすいSNSの正しい使い方の啓蒙を入れ込んでいたのが良きであった  「テイクアウトにして特定される情報を減らす」って解決法も、テイクアウトが外食における一つの主流になってきてる昨今ならではって感じで面白かった(こういうの後年になって観た時に「実はテイクアウトってなってるのは...」みたいな話になってそこも楽しいだろうな)  しかしマリちゃん、ちょっと前までは人間界に明るくなさそうげだったのにもうSNS利用の本質を大人目線で的確に説いてるの、順応が早い...!(SNSに限らず好きなことへの向き合い方全般の普遍的な話をしたってニュアンスではあったけども)

 

そしてラスト、作戦に失敗し退却したジェントルーが裏路地で仮面を外すと、なんとその姿は生徒会長のあまねの姿に...!というところで今回は締め。せ、生徒会長がジェントルーだったなんて...いや知ってたなぁコレ!!(記憶覚醒) 何故か忘れてたけど第5話で会長出た時から知ってたわコレ...!記憶改竄されてたみたいですねぇ

という感じで遂にジェントルー=あまねという前々から囁かれてた答え合わせが本編でなされましたが、同時にジェントルーが何か記憶の改竄をくらってるっぽい事実が示唆されたのも気になるところ。元々クッキングダム関連の重要な人物だった、とかがプリキュアシリーズ的にはベタだけど(今までマリちゃんとかパムパムとかはあまねと顔合わせてないし、見たら何かピンとくる...かも)、この辺どう回してくるのか非常に興味深い てか失敗続きでそろそろ後がなさそうだしそこも心配だな...死なないで(きょくたん

 

 

以上、デパプリ第8話でした。らんらん加入後のメンバー揃っての交流を一つグッと深めつつ、ジェントルー周りで伏線の回収・再配置を行い本筋も少し動かしてきたのが目を惹いたエピソードでしたね 拓海が戦闘の様子を部分的ながら目撃することになったりと今後の展開への布石も敷かれたし、ここからの盛り上がりが楽しみである。

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた