AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

再・嫉妬上原

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(2期)

第5話「開幕!ドリームランド↑↑(*'▽')」

感想レビュー

 

 

今更ながら思ったけど今回のサブタイ、歩夢せつ菜しずく回の割にはなんか璃奈回っぽいテイストのサブタイよな(絵文字入る辺りが) ユニット回もう終わったでしょうがりなりー(

 

ユニット単位でのエピソードが続き、歩夢、せつ菜、しずくの残る3人のユニットエピソードとなった今回。てっきり前回みたいに1エピで完結すると思ってたけど、ライブパートも無く締めとなり、もうちょっと続くげだったのが意外。前回のDDエピもせっかくなら2話構成でも良かったんでねか、とはちょっと思っちゃうわね

 

にしても今回、侑としずくの浮気を疑った(語弊ある言い方)歩夢の尾行にせつ菜が巻き込まれる形でグイグイ話が進行したり、突発のミュージカルが始まって話の前進に繋がったりと、妙に展開運びがパワーで溢れている感じしたのがなんかちょっと面白かったんですよね...w 「自由」な発想で自分を表現すること、それが繋がり合うことで世界や可能性が広がっていく、というのをしずくが歩夢やせつ菜を通じて知って進んでくというストーリーラインはしっかり劇的に敷かれてたんだけど、それ以上に強烈なものが多すぎたのよ() ニジガクアニメってこの辺の作劇は割と超真面目ってくらいにピシッと作ってくる印象があるだけにこういうのは逆に新鮮だったな...このちょっとカオスさとシュールさが混じる感じはある意味今までで一番ラブライブアニメらしかったかもしれない(

とはいえ、最近はユニット単位のドラマ性濃いめな話が続いてたし、ここで緩めのコミカルなテイストを入れ込んだエピがきたのはバランスとしては見やすかったですな 久々に濃度高めな嫉妬上原が見られて楽しかったし(言い方) 幼馴染が他の相手と楽しそうに逢引(語弊あり)してるのを見て追跡を続けるの、完全のムーヴが旦那の浮気を疑う愛重めな妻のそれなんすよ歩夢さん...w 1期を経て多少ナリを潜めたかと思ってたが潜在的に残ってはいたか() 「(野獣役の歩夢が美女役のせつ菜を押し倒すイメージを浮かべながら)野獣役が歩夢さんっていうのもアリだと思うんですよね〜」って言うしずくに「わかるわかる〜」って苦笑気味に返す侑、絶対いつぞやのこと思い出してましたよね()

↓いつぞや(1期第11話感想)

サスペンスの空気感なんすけど - AnDrew’s小生意気レビュー記

 

あと本筋とは関係ないんだけど、中盤辺りの妙に幼女感高くなってたせつ菜が個人的にツボで面白かったところ。w プライベートで出掛けていたところを偶然尾行中の歩夢を見つけてしまい強引に連れ回される羽目に、って感じで最初完全に巻き決まれた側だったのに、いつの間にか「探偵みたいでおもしろそうですネェ!!」とか言いながらにっこにこの笑顔してノリノリで付き合ってたの、めちゃくちゃ低学年の子供のテンション感で笑ったんだよな...w ここのせつ菜、\ぺかー/って効果音鳴ってそうな笑顔といい、妙にちょこんとした座り方といい、絶妙に抜けた感じのする楽しそうな喋り方といい、マジで見れば見るほど幼女

あと1期でもちょろっと仄めかされてたけど、せつ菜の特撮ヒーロー(魔法少女アニメ)好きらしいところがちょっと描かれてたのも面白かったとこ 小さなお友達よりも盛り上がってたのめちゃくちゃせつ菜らしくて好き(しずくが一緒になって盛り上がってたのは演劇好きみたいなところでのめり込んだからだろうか) どうでもいいけどしれっとGロッソ(のパロディ施設)が出てきたのはニチアサ民的にはちょっとニヤッとなっちゃいましたね...メガネの有る無しでせつ菜のキャラが切り替わる描写といい、妙に現行のドンブラを彷彿とさせるものが多かったのはなんだったのか。w

 

と色々楽しく話が進行した今回でしたが、一方でランジュと侑の関係というところの描写に一つ進展っぽい感じの下りが描かれたのも目を惹いたポイントでしたね。音楽科で苦労しているのに未だ同好会にも身を置きどっちつかずに動いてる(ように見える)侑を「自分の夢を他人に重ねて満足してるだけで何も生み出してない」と叱責するランジュと、ランジュの言葉があったからこそ今も前向きに頑張れているから、もう少し見守っていて欲しいとブレないものを示した侑、という感じでまだしっかりと通じ合う感じにはならなさそうだけど、お互いがどのように意識し合ってるかという部分がよりくっきりと窺えたのは良かったね。侑はランジュの存在がある種の活力になっていることが感じられるし、ランジュも言葉こそ厳しいけど、侑の曲を聴いてちゃんと侑に可能性を感じたからこそ気にかけるようになってるのだということが分かるし、と2人のそれぞれのドラマに双方の存在が少なからぬ意味を持ってる/この先も持ってくるのだろうなというのが見て取れて面白かったね

てかランジュ、なまじ甘やかさずガチに色々言ったりして向き合ってる分、(多分無意識だが)く侑のこと気に入ってるよなぁって  けっこうベタなツンデレ仕草で否定こそしてたけど、そもそも最初から「追いかけたい夢があるなら中途半端はするべきじゃないぞ(意訳)」と呼びかけるところから始まったわけだし、間違いなくほっとけなくて入れ込んではいますよね。なんだかんだ認めてはいるんだろうからな 侑との関係性がここからいかに発展していくかはますます気になるね

 

そしてラスト、栞子が菜々会長の正体に気付いた...?的なシーンがED後に描かれるという気になる引きで締めとなりました。前回ラストに登場したお姉さんが虹ヶ咲に教育実習にすることが語られたりもしたし、栞子が本筋に食い込んでいく上での布石が着々と敷かれてる感があるのが面白くなってきたところであるなと お姉さんも少なからず同好会やスクールアイドルの話の食い込んでくるんだろうけど、どういう風に影響してくるんだろうね(スマホゲーの方だとかなり重要なポジションらしいと一応又聞きしたことはあるけど詳細は知らないしここからはほぼサラの状態でのタッチですね) 次回も歩夢達の話を進めるっぽいけど栞子の話も進展が見たいね

 

 

以上、ニジガク2期第5話でした。コミカル色濃いめでゆるーく楽しめる回でありつつ、ランジュと侑周りの描写や栞子の本筋への参入の布石なども積まれ、折り返し間近なストーリーに一つ厚みが出た回でもありましたね。ユニット単位の話もそろそろ落ち着くだろうし新キャラ3人はそろそろ本腰入れて掘り下げられていくフェーズだと思うので、ここからの展開も楽しみにしたいところです

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた