デリシャスパーティ♡プリキュア
第9話「かみ合わないふたり？ここねとらんの合わせ味噌！」
感想レビュー
ブンドル団の新幹部登場！！その名はナルシストルー！！！
ワイ「ン〜〜〜語感が微妙！！(辛辣)」
OPに出てくる拓海っぽい仮面マンとビジュアルが若干被ってて予告での顔出しの時紛らわしかったり、5文字＋ルーの構成なのでジェントルーやセクレトルーに比べて名前の語感がちょっと悪かったりと、まだ全然表に立ってないのに既に私の中でナルシストルーさんは存在感バリバリです(本人が望んでないであろう方向で)
今回はここねとらん、性格や好みの違う2人のすれ違いを経ながらの交流回。この手の真逆なキャラ同士のちぐはぐをポップに描きつつ、交流を通じ親睦を深めていくエピは過去作でもたまにあったけど、やっぱこういうエピが序盤に入るとキャラの関係性がいっそう引き締まって良いですね 各キャラの関係性も込みでキャラ描写をかなり大事にしてるのが窺えるデパプリらしい作劇である
というところで割と定番なフォーマットの話だったように思うけど、本作はここねもらんらんもお互いに自分の考えや好みを強く出しすぎて相手を困らせてしまうのを気にして合わせようとするので余計ちぐはぐになるという2人の人の良さが一際濃く押し出されたやり取りが繰り広げられてたのがユニークだったな。2人とも相手のことをちゃんと考えてるから空回る、っていう優しく緩いテンポと空気感が楽しかった。w それでいて、らんらんは相手のことをしっかり見て自分を省みることのできる優しさが強いが故の気遣いなのが窺えて、ここねは友人との距離感の取り方や接し方にまだ慣れてないが故に努力しようとしてるのが感じられる、という感じで両者のそれぞれ違った気質が表れ出てたのも面白かったし、関係性の描写と同時に各キャラの性格を深める形になってたのも良きでしたわね オーバーなリアクションや顔芸で慌てふためくらんらん、リカバーしようとめっちゃにっこにこになる慣れてなさがかわいいここね、と2人の仕草がコミカルだったのも面白かったw(ここ一の陽気な声色で「デリシャスマイル〜♪」っていうここね好き)
と、2人の人の良さ故の噛み合わない感じを描きつつも、そこから少しずつ2人が自分の考えを遠慮無しに言い合えるようになっていき、そのそれぞれ違う考えの交わりが互いの世界を広げ絆を深めることに繋がっていくのがグッとくる流れでしたね。マリちゃんが言ってたように、相手を慮り気遣うことも大切だけどそうし過ぎて相手に合わせるばかりになって自分の想いがなくなってしまうのはお互いの間に距離を作ることになってしまうわけだし、そこから更に一歩進んでどんなことでも遠慮せずに言い合える仲にまで踏み込んでこそ、お互いを理解し一緒に成長できる良き友人同士になれるというのは良いメッセージであった ベタなところではあるけど、きっちり相手に真摯に向き合ってた2人の優しさが最後まで表れ出ていたのも含めて綺麗にまとまってたわね
そんなここねとらんらんが話の中心になっていた今回であったけど、前回意味深な兆候が見られていたジェントルーの背景に更に進展があったのも目を惹いたところ。プリキュア達の攻撃しようとするウバウゾーを反射的に止める言動を見せたり、その後片目の色がいつもと違うものになってるカットが入ったり(ハイライトの入り方が違う/プリキュアの3人と同じ感じになってるということに気付いてるツイートもあってほほうとなったね)、そしてジェントルー自身は自分のそんな兆候に身に覚えがない...と、やっぱり誰かしらがブンドル団に洗脳されてるっぽいよなぁ ナルシストさんが「操り人形の糸が切れてきた」とか言ってたし...前回も語ったところだけど、順当なところはクッキングダム関係者かなと思うが、果たしてその辺どういう真相が隠されてるか てかナルシストさんが参入してきたことといい、このペースだと意外に早く明らかになるかも...気になる
まるいち on Twitter: "ジェントルーの操り人形の糸が解れかかった時の青い瞳、プリキュア3人と同じ輝き方をしてるんだよね…… "
以上、デパプリ第9話でした。ここねとらんらんのキャラに深みを与えつつ、その関係性を一つグッと深めた良エピでしたね。けっこうオーソドックスながらも話の流れや文脈が綺麗にハマって面白かった
一方ジェントルーさん周りの描写に大きな進展アリ、と目が離せないポイントも増えて参りました。序盤にしてけっこう大きく話が動いてる感あるけど、これ以降どういう風に回してくか楽しみなところですね
というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです
気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ！！
ではまた
