AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

あたりやあばたろう

デリシャスパーティ♡プリキュア

第34話「おじいちゃんはガンコ!おでんは野球のあとで」

感想レビュー

 

 

今回のゲストキャラの浅井宏輔くん、奇しくもデパプリとニチアサ同期の「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」でドンモモタロウのスーツアクターを務める浅井宏輔さんと名前が漢字まで完全一致するというまさかの形での正面衝突してて、なんだこれ() これでお前とも縁ができたな!!!!!!(当たり屋)

雉野さん(もとい鈴木さん)がコッキャン踊ったことで半ば強引にラブライブとも縁を結び(しかもそれと前後してスパスタ本編に神輿が出るという)、どこぞの祭りでドンモモとアーニャの神輿がぶつかり合い起こしててスパイファミリーとも力技で縁を結び、そして今回正面衝突でデパプリとも縁を結ぶドンブラザーズ、少しは節制したらどうです()

 

今回はそんな宏輔とその祖父の又三郎さんの少し凸凹な家族模様を描くエピソード。孫想いで気の良いおじいちゃんだけど昔気質でやや頑固なところのある又三郎さんと、そんな又三郎さんの頑固さ強引さと自分の好きなことの反りが合わず辟易しているものの本当はおじいちゃん子な宏輔がゆいや拓海を介してお互いの気持ちを知ったりしていっそう距離を縮めていく交流のドラマがあったかい良い話になっておりました。宏輔と又三郎さんの絶妙な距離感の描き方も良い質感だったけど、目線合わせたり隣合ってあげたりと宏輔に寄り添う良いお姉さん感のあったゆいが新鮮な感じだったり、既知の仲として又三郎さんと良い雰囲気の語らいをする拓海がイカしてたりと、レギュラーキャラの動かし方もなかなか良い味わいがあって好きなところであった 思えばゆいって年上の人や同年代の相手との絡みがメインで意外と年下の子との絡みって少なかったなという感じなので、今回の宏輔との交流は新たな一面の発掘って感じで上手いキャラの深掘りになったね 拓海と又三郎さんの絡みもこのジャンルの作品だと珍しい歳の離れた男同士の語らいってところで面白かったし、ここは拓海をメインに据えたことが上手く活かされたとこだなと

あと宏輔がこのゆいの良きお姉さん感ある振る舞いにドキドキしてたとこはなんか等身大の男子っぽくて微笑ましかったな...と。w 普段生意気な態度取ってるガキが歳上のお姉さんにときめいて素直になって良いとこ見せようとしたりするの、この年頃の少年の初恋あるあるって感じで地味に面白くて好きな下りだった 拓海が思わぬ方向から恋のライバル登場でぐちゃぐちゃになってたのも込みで好き() 最後はなんだかんだで良い友人的な関係性に収まってたのもらしくて良いよね

 

という大筋のストーリーとなった今回でしたが、何気に本筋絡みの重要そうな話がしれっと出てきてたのも見所。マリちゃん達のお師匠ことジンジャー、前にも色々怪しいとこ仄めかされてたけど、今回のでいっそうジンジャー=ゴーダッツ様説が確定に近づいてきたね...おいしーなタウンのシンボルとゴーダッツ様のモチーフとで猫が共通してることなんかも以前取り沙汰されてたけど、今回ジンジャーと猫要素の接点が出てきたことでいよいよダイレクトに接続できるようになっちゃったしな ジンジャーの猫要素が一方はゆいのおばあちゃん伝いで街の明るいシンボルになり、一方は悪の組織の首領のモチーフになったのだとしたら、なかなか因果  ピースももう出揃ってきた感あるしこの辺の答え合わせもそろそろか

 

 

以上、デパプリ第34話でした。ちょっとした日常エピ的でありつつも、キャラクターの新鮮な一面が掘り下げられたり本筋に進行があったりと何気に見所多しな回でした。ちびちびながらも本筋進めること増えてるしいよいよクライマックスに向けて色々取り掛かってる、ってところかなぁ 最近ストーリー的な盛り上がりがちょっと緩やかめな印象もあるしここぞでガッとくるものがそろそろ欲しくもあるね

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた