AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

まだまだ行けるぞ、怪獣も!!!!!!

おまいら!!

ウルトラマンデッカー 最終章 旅立ちの彼方へ...」は2023年2/23(木)(祝日)公開や!!!!!!

当日配信勢もモクアサに映画館直行勢も土曜に映画館参上勢もそれ以降行く勢も忘れないようにな

 

劇場版を2週間ちょい後に控えておりまだまだ続くぞという中ではありますがウルトラマンデッカー、この度無事完結と相成りましたね。ダイナをベースに据えた作品としても一作品としても良き筋を通した素晴らしい作品であり、締め括りも非常に爽快感あるものとなっていて実に良き作品でありました。劇場版も凄く楽しみだなぁ...前作客演が介在したりしないデッカー単独作としての趣が濃い映画作品となってるのも興味深いよねデッカー劇場版(TV本編でめちゃめちゃ共演してたのもあるだろうとはいえ) そういうとこでも楽しみよ

 

というわけで今回は先日Twitterの方で勝手に実施した、ウルトラマンデッカーTV本編全25話の中から一番好きな回はどれかをファンの方々に投票してもらう「デッカー好きな回投票」にてTOP10を飾ったエピソード達を、個人的な印象や思い出と共にそれぞれつらつらと発表していくコーナーをやろうと思います。1/22〜1/29の1週間に渡り実施して投票総数実に255票、様々なエピソード達が接戦を繰り広げるという多くのデッカーファンの愛を実感する結果となり実に有意義な催しとなりましたね...皆様も劇場版までのちょっとした振り返りも兼ねて是非お付き合いいただければ。

ドン・フィナーレアンドリュー on Twitter: "[告知] 「ウルトラマンデッカー好きな回投票」を開催します!画像1枚目に日時等、2枚目に取り決め等を載せましたので熟読の上是非ご参加下さい 開催日の1/22(日)12:00より本ツイートのリプ欄に投票フォームを設置しますので是非ご投票を #ウルトラマンデッカー #拡散希望 #デッカー好きな回 https://t.co/9bO0SDfiHX" / Twitter

ドン・フィナーレアンドリュー on Twitter: "只今投票期間終了しました 計255票の多数のご投票誠にありがとうございました 集計次第ブログの方でランキング記事とか出そうかなと思いますのでそちらもどうぞよろしく #ウルトラマンデッカー #デッカー好きな回" / Twitter

 

 

 

まず9票10位タイが2つ。ランクインしましたのは、

 

 

 

 

第5話「湖の食いしん坊」

第17話「過去よりの調べ」

でした!スフィアに閉じられた閉鎖的な地球の中だからこそ映える違う星の者同士の支え合いを描くイチカ主役の5話と、ソウマのGUTS SELECT隊員としての起源とそこにまつわるムラホシ隊長との絆を描いた17話というメインキャラ2人の主役回が揃ってランクインということで、こうして特定のキャラクターにスポットを当てた回がしっかり支持されている辺りにはデッカーという作品を支える堅実さの結実を感じましたね。メガアースやリュウモンソウマ隊長代理など、終盤のエピソードにリンクする要素の数々が含まれているところも丁寧な作品作りの手並みが窺えて感嘆するところでありました  5話以降もちょいちょい出るから印象深いよねメガアースくん  他にもダイナ43話「あしなが隊長」の秀逸なオマージュエピとして高い評価を得ている17話の話全体の構図など、ダイナをベースとした作品としての真摯さがしっかり感じられるのもまた良き。ほんとデッカーは前半後半と割とコンスタントに良い塩梅で粋なダイナオマージュを入れ込んでくれてたのが嬉しいところであったなぁ 伊達に「お前はニュージェネダイナ名乗るべき」と言われていないですよデッカー

 

 

 

続いて10票第9位。ランクインしたのは、

 

 

 

 

第3話「出動!GUTS-SELECT」

でした!カナタ達訓練生組の絆がHANE2も交えて積み上がっていく様や、隊長達大人がそれを見守り後押しする様などが丁寧に描き上げられた新生GUTS SELECTの本格的な始動を描く序盤のエピソードが堂々のTOP10入りとなりました。新たな戦いの始まり、およびカナタ達のそこへ踏み込んでいく第一歩を描いた1、2話からのこの第3話という世界観設定・キャラクター周りの着実な地固めは本作のストーリーへの信頼度をグッと高めた良い流れだったなぁと改めて思いますね スフィアゴモラとストロングタイプのパワフルなファイトが目を惹く特撮面も満足度高しであり、総じて序盤からグッと視聴者を惹きつけたエピであったなと

 

 

続いて11票第8位。ランクインしたのは、

 

 

 

 

第4話「破壊獣覚醒」

でした!ダイナを代表する怪獣の1体であるモンスアーガーが登場、そしてGUTS SELECTの主戦力となっていくガッツグリフォンの初陣など見所多しなエピソードがランクインしました。ポップながらもゾクっとくる独自解釈の背景や、ニセダイナと戦ったⅡの装甲を彷彿とさせるシールド展開能力など、原典に添いつつも本作ならではな新たな魅力を創出されたモンスアーガーの魅せがダイナファンとしてもとても面白く大変良かったですねぇ スフィアの災厄で変容した世界における「夢」の話に一つグッと踏み込んだデッカーならではのテーマの掘り下げや、HANE2の単なるAIに留まらない熱を帯びたキャラへのフォーカスなど、ストーリー面やキャラ面も凄く目を惹くところが多いエピソードでありました。ここから本格的に描かれ始めたカナタとHANE2という名バディの関係性が最後まで光り続けたのとても良きよな

 

 

 

続いて票数大きく開きまして15票第7位。ランクインしましたのは、

 

 

 

 

第19話「月面の戦士たち」

でした!宇宙へ放逐されたカナタとそれを救ったケンゴの共闘をガッツリと描いたデッカー×トリガー共演エピ第2弾が堂々ランクインとなりました。正直なところ第1弾があまり思わしくないクオリティや内容という感じであったので最初は不安があった本エピでありましたが、二大主人公・二大ウルトラマンの縦横無尽なタッグマッチの爽快感がしっかりと押し出され、デッカーの物語的にも希望ある前進が描かれ、と客演の派手さとデッカーとしての味わいが非常にバランス良く映えたエピソードとなって、これは良い意味で裏切られる形となったなと。ケンゴ(というか寺坂くん)のガチアクションや等身大Wウルトラマンのファイトが個人的なオススメポイント。ゾンボーグ兵やグランドーム風施設などの小ネタの程良い入れ込みも良き  地続きとなる前話と併せてトリガー組の坂本ハヤシコンビが面目躍如の好演出で魅せてくれたなというところでも実に印象に残る一作でありました

 

 

 

続いて17票第6位。ランクインしたのは、

 

 

 

 

第20話「らごんさま」

でした!ある村に伝わる謎めいた風習とそこにまつわる老人ウラサワの想いを描いた異彩を放つ単発エピソードが6位に食い込んできました。クトゥルフ的な要素を含んだ静かなSFホラーテイストが全体を取り巻きつつ、イチカとの交流を通じてしっとり切なく描かれるウラサワさん主軸のストーリーが魅力的な不思議な雰囲気をまとった味わいある人間ドラマとして展開されるという、バラエティ豊かなSFエピソード群が作品を奥深く彩る空想特撮ドラマとしてのウルトラシリーズの魅力が存分に押し出された非常に面白い一作という感じで個人的にもお気に入りのエピソードですね。縦強めのストーリーになっていってた後半においてこういうテイストの話がアクセントとして入ってきてくれたのは嬉しかったな...田口監督の手腕が唸った巨大特撮の魅せも光るポイント多しでとても良い回だったなぁと改めて  今後の作品でもこういうエピはちょいちょい入ってくれると良いなぁ

 

 

 

さていよいよ折り返しのTOP5  まずは18票第5位から参りたいと思います。

ランクインしたのは、

 

 

 

 

第6話「地底怪獣現わる!現わる!」

でした!ソウマの信念に迫るドラマを軸にしつつ、タイトルに嘘偽りなく大盤振る舞いとばかりに現れまくる地底怪獣達との一大決戦を描いたエピソードがランクインとなりました。予告時点だとパゴスしか映ってなかったので割とこじんまりとしたエピソードになるかと思いきや、パゴスに続おてグドンテレスドンツインテールが矢継ぎ早に出現しまくり、デッカーとGUTS SELECTが持てるギミックをフル活用してそれに立ち向かう様が凄まじい迫力とスピード感で描かれるというタロウの再生怪獣軍団襲来前後編エピを思わせる密度に脳汁が溢れまくった最高のエピソードでしたね...たまんねぇぜ(キマった目)。怪獣1体1体をそれぞれパワフルに脅威として描く惜しみない演出(ツインテールは正直ちょっとしょっぱかったけどもな!)、それに追随してグッと映えたデッカーとGUTS SELECTの白熱したバトルの魅せ、それらをいっそう壮大に彩ったアングルや構図など、正しく劇場版レベルのハイクオリティさが1話の中にぎゅっと詰め込まれていたなという感じであり、こんなものを序盤に見せていただいたのほんまありがとうございますですわ

 

 

 

続いて19票第4位。ランクインしましたのは、

 

 

 

 

第21話「繁栄の代償」

でした!繁栄の先の未来にかける人類の意志を描くドラマ、そして堂々のダイナ客演を描いたエピソードがランクインとなりました。ぶっちゃけ言うと自分は本作におけるダイナ客演は色々な理由からやらなくても良いと思ってたタチだったので、実際に客演と相成ったのはそっかぁ...という感じであったので他の人ほどテンションは上がらなかった感じではあったのですが、それでも演出周りのニクさにはちょっと心躍っちゃいましたねぇ。初期のグングンカットやタイプチェンジバンクのリメイクや原典のダイナを思わせる泥臭い戦闘演出はファン的には嬉しかったですわね たまに当該シーン見返したくなるくらいには良かったわよ  あそこまでガッツリやるならアスカ出して前後編で徹底的に突き詰めて欲しかったよなぁとか個人的には色々と勿体無さの方が勝るエピであったのでちょっと微妙な感じの語りになっちゃうのが申し訳ないというところではありますが、終盤の良い盛り上がりとなったエピだったなと

 

 

 

さぁいよいよ大詰めのTOP3です

てなわけで続いては21票第3位!ランクインしたのは...

 

 

 

 

第10話「人と怪獣」

でした!カイザキ副隊長と恩師シゲナガ博士の因縁を軸に、人と怪獣との関係性を取り巻くドラマを劇的に描き出したエピソードが堂々の3位にランクインとなりました。ネオザルスのオマージュ怪獣となるネオメガスの登場をはじめ、ストーリー全体がダイナ16話「激闘!怪獣島」をデッカーの一エピソードとしてリスペクトした話となっており、ダイナ16話で描いたテーマを新たなアプローチで描く繊細なストーリー展開がダイナベースの作品として強く目を惹くところでありつつ、シゲナガ博士との対比も込みで描き出すカイザキ副隊長のキャラの掘り下げやホークデッカーの縦横無尽の活躍といった「ウルトラマンデッカー」という作品ならではの丁寧さや新鮮な魅せも存分に織り込まれていた、名エピソードに相応しい一エピであったなと思いますね。ネオメガスのザ・怪獣という感じのパワフルな大暴れが最後の最後まで光ったのも実に最高であった...デッカーという一作品としてもダイナベースの作品としてもしっかり魅力が溢れたエピソードであったので、自分は本エピが一番のお気に入りですね しかし改めて思い返してもデッカー前半のエピソード群は高水準なもの多くて良かったなぁ...

 

 

 

それでは続いて23票第2位!ランクインしたのは......

 

 

 

 

第15話「明日への約束」

でした!デッカー・スフィア・アガムスを取り巻く未来世界の因縁、そこへ飛び込むようにして食い込むことになったカナタの新たなる決意、そして覚醒するデッカー・ダイナミックタイプの誕生を描いたエピソードが2位にランクインと相成りました。カナタが真に「ウルトラマンデッカー」としてその力を手にし、自分が信じるもの、守りたいもののために今一度立ち上がる様が熱く描き出され、強化形態たるダイナミックタイプの爆誕を盛大に彩った文句無しの名エピですね。前話に続いて登場した谷口さんの名演も物語を良い感じに支え更なる熱量を創出していたし、今までのエピにおけるテーマ性のやキャラクターの描写の積み上げ等も含め諸々の要素がガッチリとハマってとてもグッときたよなぁと。最初はデザイン的に難色示してたダイナミックタイプも、カナタだけのデッカーの姿としてバチっと文脈にハマってカッコ良く決まって実に良きであった ここ最近の強化形態デビューエピの中でもダントツでドラマ性高くて素晴らしかったね

 

 

 

そしてお待たせしました、25票第1位の発表です!

映えある第1位にランクインしたのは.........

 

 

 

 

第25話「彼方の光」

でした!皆の想いが繋いだ大勝利を熱く描く最終回が堂々第1位へのランクインと相成りました。放送からまだ2週間ちょいといったところで皆様の中にもあの感動は残ってるところであるでしょうし敢えてここでは長々と語りませんが、ウルトラマンデッカーという作品が積み重ねてきた絆や想いがストーリー全体を通して一挙に昇華されたあの作劇はまさに最終回に相応しいという感じであり、ほんとに最高の一言だよなぁ...と。ケンゴ/トリガーまで一緒になって駆け抜けた最終決戦からのあの広がる青空の下に平和が戻ってくるラストカット、全部込みで素晴らしいデッカーの締め括りでありましたね。世界観地続きの前作たるトリガーの扱いという面でもしっかり筋通したのほんと真摯だよなぁ  あのラストからどういう物語が紡がれていくかというところでも劇場版は凄く楽しみですねぇ

 

 

 

 

 

というわけでデッカー好きな回投票TOP10発表は以上となります!軽めに語るつもりが一個一個でそれなりにしっかり語っちゃったので長くなってしまいましたが、その分本作の良さや本作への思い入れを改めて実感できて良かったな...という感じですね。皆様も長々とお付き合いありがとうございました。本作への想いを改めて実感できたなら幸いです

全体的に見ると、分かりやすくド派手な魅せのあるエピだけでなくメインキャラや世界観設定、作品テーマを深掘りするエピを気に入っている方も多かったのが窺えて、丁寧に諸々の要素を積み上げ紡いでいた本作のスタイルがしっかり支持されていたと感じ取れたのが凄く良きであったし、何より第6、10、20話といった怪獣を主軸としたウルトラシリーズならではのSF特撮としての魅力がグッと押し出されたエピソード達が高い評価を受けているのが見て取れたのが自分としても嬉しかったなぁと。ダイナミック覚醒回や最終回がTOP2を押さえたのは納得として、そこに並んだのが第10話だったのがほんとに良かったなって...まだまだいけますよォ、怪獣達も!!!!!!(キマった目)

 

最後に改めて、長々とお付き合いいただいた皆様に感謝を。今度は劇場でデッカーのフィナーレを見届けましょう!そちらも感想もぼちぼちと書いて投稿する予定なので何卒

 

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた