AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

記事リンク用ページ開設しました

本ブログ「AnDrew’s小生意気レビュー記」をご利用いただき誠にありがとうございます。

各作品の感想レビュー記事等がかなり溜まってきたので、作品ごと及びその中の話数ごとに感想レビュー記事を辿りやすくなるようリンクをまとめたページ(サブブログ)を開設いたしました。各作品のタイトルごとにページを分けそこから各話の記事に飛べるようになっています(放送中の作品については優先的に上の方に配置しておきます)。

下のリンクから当該リンク用のサブブログへ移動することができますので是非ご活用ください。

また各作品のタイトルごと意外にも、「劇場公開作品」、「仮面ライダー関連のスピンオフ作品」、「雑談、コラム扱いの記事」へのリンクも設けておいたのでもしよければそちらもよろしくお願いします。

 

↓各感想レビュー記事リンク用サブブログ

AnDrew’s小生意気レビュー記 記事リンク用

またこのサブブログのリンクを載せた本記事は、本ブログのトップに表示されるよう設定しておくのでいつでもご利用ください。

 

今後とも「AnDrew’s小生意気レビュー記」を何卒よろしくお願い致します。

叡智の芙羽

デリシャスパーティ♡プリキュア

第11話「ジェントルーの罠!ゆいとらん、テストで大ピンチ!?」

感想レビュー

 

 

「策はある」とちょっと自信なさげに啖呵を切って繰り出した策が『生徒会長の立場を利用して実力テストを実施しゆい達だけに難問のテストを配ることで、低い点数を出させて補習に縛り付け戦闘に来させない」なの、なんかちょっとみみっちいですよジェントルーさん()

持てるものを有効活用した頭脳派策とも言えるけど、悪役らしい狡猾な作戦というよりもなんか緩いイカサマという印象が濃いんだよな...w 本人はいたって進退窮まってるし大真面目なんだろうけどさ!(いよいよ切羽詰まって後が無くなってきた感が滲んでるって意味ではけっこうリアルかもしれない) あんま悪役っぽくないよね、というところも今回の話を踏まえるとちゃんと筋は通ってたしね

 

プリキュアシリーズのある種の恒例イベントでもある、おバカポジション枠の補習回となった今回。(敵の策込みだったとはいえ)3人中2人が補習枠なの、割と致命的だな...まぁでもスマプリは5人中4人補習枠やったし大丈夫かなァ!!(どんぐりの背比べ) 未だに補習回になるとスマプリ補習の件が語り草になるの凄いよ(

 

しかし今回は冒頭のポテサラプール(夢)の話といい実力テスト前のトンチキ話といい、ゆい&らんのズレたボケにここねがマジメに突っ込んでく、という構図がやたら小気味良くて楽しかったのは好きなところ。w  ら「ポテトサラダのプールで泳いでた〜♪」こ「泳げるの...?」ら「らんらん、平泳ぎ得意だから!」こ「いや、そういう問題じゃなくって」ゆ「羨ましいなぁ〜」こ「羨ましい...?」ゆ「ポテトサラダ想像したら腹ペコってきたぁ〜」こ「まだ朝だから」の一連のやり取りのここねしか文脈守ってないはちゃめちゃ感ほんま笑う  でもこの辺は3人の関係性が固まってきてこういう緩めの気さくな会話もできるようになったとも言えるのでそこは微笑ましいよね

因みに今回の脚本はデパプリ2度目の登板の山岡潤平さん。このヘンテコな観点やテンション感でコミカルな会話を成す感じ山岡さんっぽいな?と思ってED見たらマジで山岡さんだったのふふってなっちゃったわw  今回のここね、常識人ポジで振り回されがち且つちょっと知的な印象が濃かったんだけど、「リュウソウのメルトっぽいよね」って言ってる人がいてめちゃくちゃ納得した(なんだかんだでカッコ良く活躍する辺りも含めテイストけっこう似てたよなと。山岡さんのイメージする知的ブルーのキャラ像が分かる気がする。w)

 

と色々面白が多かった本エピソードではあったけど、ジェントルーの補習トラップ策を軸に、

1人普通に合格して自由な状態のここねが単身でウバウゾーと戦闘

補習終わらせたらんらんが合流してマリちゃんと一緒にジェントルーを追い詰める

最後に補習終わらせたゆいが後から駆けつけて単独戦闘してたスパイシーに加勢

と多段的にプリキュアの戦闘が展開されていく構成にしていたのは良い感じにスリルもあって面白かったですね。1クール目の一区切り間近となるこのタイミングで改めて各メンバーの個別の活躍や変身バンクをそれぞれフォーカスし印象付けたのもなかなか粋な計らいだったし、各メンバーの存在感を大事にしつつ展開の盛り上がりに上手いこと一捻り入れてたのが良かったなぁと(スパイシーとヤムヤムのハートフルジューシーミキサー個別技を今回だけで両方ともカッコ良く入れ込んでスムーズな販促に繋げてたのもテクニカルで良かったところ)。序盤の丁寧すぎるくらいの各メンバー掘り下げからも伝わるけど、デパプリはやっぱキャラ一人一人の印象付けをかなり入念にやってる感じあってとても信頼できる

あとここの立ち回りの関係上、けっこうな時間単独戦闘やってウバウゾー相手のフィニッシュもしっかり決めるなどここね/スパイシーの活躍シーンが多かったのは個人的に地味に好きなところ。普段の戦闘はサポート周りでの活躍がどっちかというとメインな分、ガッツリバトルしてたのはちょっと新鮮さもあったのよね。変身前の表情のカットもめちゃんこカッコよくて痺れたし、前述の日常パートでのツッコミ役担当と合わせて今回なかなか役得だったなと

 

という感じでバトルが進む流れの中で、遂にジェントルー=あまねという事実がプリキュア達にも知らしめられることとなりました。前回のラストの描写に加えて、「今までジェントルーが召喚したウバウゾーは街の破壊などはしてなかった」という事実を伏線回収的に拾うことで、ゆいが「ジェントルーはただの悪い人ではないんじゃないか」という引っ掛かりを強め問いかける流れになるという、前回のエピソードと合わせたストーリー中での導線の引き方も上手かったところでしたね(言動の節々からジェントルーの人間性について何かを感じ切り込んでいく、というところでゆいの主人公性をさり気なく印象付けてたのも良き)

しかし次回予告の雰囲気からしても、ジェントルー周りはほんとにかなりスパッと畳んできそうな感じしますね。洗脳前のあまねの人格とか早く知りたくて仕方ないことが山ほどあるし、この展開の速さは割と願ったり叶ったりだが、果たしてジェントルー/あまねが今後どう関わってくるやら 注目どころですね 例年通りだとこの流れなら...というのもあるので期待も高まる

 

 

以上、デパプリ第11話でした。山岡さん2度目の登板となりましたが、ちょっと独特なコミカルテイストを含みつつもそれが良いアクセントとなってキャラの会話劇等を楽しく盛り上げており、戦闘やドラマの方も良い具合に捻りを入れて盛り上げたらしめてくれてるなど、なかなかに鮮やかな作劇で楽しかったですね。山岡さんやっぱりデパプリ(というかプリキュア)向きかもなぁ

ジェントルー周りの話もいよいよ大詰めな雰囲気で本筋のこれからの展開も実に楽しみ。果たして次回どうなるか。個人的にはもっと拓海くんの出番を増やしてあげて欲しいぞ...!最近割と本筋絡みの話もするようになってきてるしそろそろ本番ってところかなとは思うが

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた

ウッ!ヴウッ!!(のどかなBGM)

仮面ライダーバイス

第36話「岐路に立つ人類、それぞれの決意」

感想レビュー

 

 

玉置くん変身しなかった!!前回予告でだいぶOKIMOCHIと化してしまった点だったのでこのラインを一応越えなかったこと“自体”はまぁ一安心だったかなと...しなかったらしなかったで他のとこにもっと色々問題があったというのがアレだったのだが

 

赤石長官の策略により人類の戦略的退化が推し進められんとする世界で新たに動き出す戦いや花・玉置の決意を描いた今回のストーリー。一応ここからクライマックスの新章開始といったところであろうか

...にしても、あまり邪推はしたくないしこういう話題をここで出すのも気が引けるところではあるんだけど、全国民へのバイスタンプの押印義務化のあれやこれの描写は、他の方が言ってるように昨今の情勢下で何かと話題のわくわくっちなアレ( 最大限配慮した表現)を彷彿とさせてなんかこう...危ういとこはあるよなぁと。時事ネタとしてもかなりデリケートなところすぎるぞ...「そういう意図は別にない」と言われたとしてもあんま通用しないくらいには割とわくわくっちなアレの摂取云々に見えてしまうので、そういうところで色々言われても仕方ないのがなぁ...どうにかならなんだのか

 

今回は旧デッドマンズ幹部の花と玉置くんにフォーカスしたストーリーとなっており、戦力にならないなりに皆の力になろうとする玉置くんの勇気ある奮闘や、デッドマンズだった頃の自身の贖罪と無力なままでいたくないという想いに向き合った花の仮面ライダーアギレラへの変身など、それぞれのキャラ背景等を活かした展開そのものは単体のストーリーの流れとして見るならば悪くない完成度であったなと感じたところ。自分を見下し侮っていたベイルを嵌めて「弱い奴が出しゃばった結果だ...!」と皮肉を込めた意趣返しの台詞を返すなどして意地を見せた玉置くんは普通に熱かったし(第20話でのオルテカへの台詞もめちゃ好きだし玉置くんのこういう非戦闘員なりの意地は好き)、みんなのピンチに花が駆けつけ戦う流れもベタなところしっかり押さえてて幾らか熱いものは感じたのでこういうところは良きであったなと

 

...ただまぁ正直なところ言っちゃうと、仮面ライダーバイスという作品全体のストーリー単位で見ると「なんの時間だったの?」という印象が強い話ではありましたね...本筋の展開が「ギフ&赤石長官の台頭」に主軸を置いたものにシフトしている現状、ギフの末裔としての運命を背負いながらもそれに立ち向かっていく五十嵐兄妹を中心に据えた展開等を描いていく(それに付随する形で周囲の人達の活躍やドラマも細々と刻んでいく)のが筋だろうに、今になって花のアギレラだった頃の贖罪云々の話で1話使うのはちょっと脱線してる感が否めないというか、それどころじゃないのに何にご執心なの?と思ってしまうというか。そういう掘り下げは別に今求めてない(もっと先にこなしておくべきだろ)って感じなんだよなぁ  しかもその上で結局ライダーまた1人増えたのもなぁ...。こなさなくてはならない要素がまだ山ほどある状況だというのに、取捨選択していくつもりがないライダーを無闇に乱造してその場をとりあえず盛り上げようとしてばかりいる感が滲み出てるの凄まじくキツい  前回オーバーデモンズ増えたばっかりなのにこれ、っていうのがまたアレだしな...今回のシチュエーション、ギフジュニア狩りで駆けつけられなかった大二はともかくオーバーデモンズが駆けつけて戦う流れでも全然成り立ったのに、光が動いた気配も無かったのなんなの(ていうか2週連続で新ライダーのお膳立てのためにメインライダー組が同じような顔触れの怪人どもに転がされて助けられる流れになってんのも相当異常ですよ)

 

玉置くんも玉置くんで変身しないポジションに留まってくれたのは安心したけど、身も蓋もない話がアギレラ参戦の前座みたいな扱いになったみたいなところもあって、後半は少々割を食ってたなぁと感じられたのが残念。無駄にやきもきさせられただけだったし予告の変身(しそう)シーンはあんまいらなかったなぁと思ってしまう。
それに非戦闘員ポジションで収まるにしたって、ウィークエンドに入れることなかっただろって思っちゃうんだよな...普通の人間として日常に収まり、そこからみんなを支えたりたまにちょっと無茶したりみたいなことをするからこそのキャラクターの妙味みたいなものは存在するんだし、戦うテイの組織に所属しました的なところに収めたらそこの風情がどっちらけになっちゃうだろって思ってしまうなぁ ウィークエンド自体そんな役に立ってるようにも思えないから入る必要ある?ってなるし(辛辣)

 

そしてここ最近でもう何度語ったか分からないけど、相変わらず大二の扱いが死ぬほど悪いのが大問題すぎて...うーんこの  前回の敗北を経た直後だというのに、死に物狂いで赤石長官探して締め上げようとかもなくこの期に及んで漫然とバイスタンプ押印案内の任を甘んじて受け入れウダウダしてるのちょっとあまりにも見てられないですよ?ギフジュニア狩りにすら苦戦し始め、新たに現れたヘルギフテリアンに黒焦げにされてるホーリーライブも同様だし、マジでわざとこういう扱いにさせられてるようにしか思えなくなってきた...一輝達が花の変身にきゃっきゃしてるシーンののどかなBGMが流れてる状態でギフジュニア狩りにひーひー言ってる戦闘シーンにぬるっとシフトされたり、ヘルギフテリアンにやられてこんがりなって苦しんでるところを一般の人に見られても「バイスタンプ打ちたいんですけど会場どこです?」って言われて大して心配されなかったり(最初一応心配はされたけど「救急車呼びましょうか?」とすら言われないし)と、なんかシリアスギャグみてぇな絵面ばっかりになってんのもだいぶ悪意感じてしまうわ(更に因縁みたいなものが発生してるような立ち位置だと思ってたギフデモス/朱美さんもライブの方じゃなくてリバイスの方に行っちゃうしあまりにも物語から顧みられてなさすぎる)

もういっそのこと「もう知らん!!ワイの敵はこの世界全てや!!ワイが力づくで正してやるんや!!」くらいのブチギレ方して全てを敵に回して戦うバーサーカーと化すくらいの方がまだ気持ち良いんだけど、それを成すのに大きな役割を担ったであろうカゲロウくんはもういないし...どうするんだこれ、ほんとにどうすんだ

 

 

というわけでリバイス第36話でした。もう終盤だというのに相変わらず刹那的なバズ狙いとしか思えないような要素の投入で話が回され、肝心のメインキャラは割りを食うというこの構図、いよいよ見ててキツくなってきたなぁ、とはどうしても思ってしまいますね...前回出たオーバーデモンズが今回さっぱり影も形もない有様なのに、そうして出てきたアギレラにどう期待しろと  ここまで来てどう着地させるか気にならないと言ったら嘘になるので最後まで追うくらいはしたいけど、うーん...

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた

栞の続きから

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(2期)

第7話 「夢の記憶」

感想レビュー

 

 

「せっ...生徒会長!!」

絶対「せつ菜ちゃん」って言おうとしてましたよね副会長???数秒後結局言ったし()

あさゆき@5/29文学フリマ東京ス-37 on Twitter: "ここの副会長、「セッ゛!生徒会長ォ~!」(前のめり)からの、ハッピの背中の『優木せつ菜』刺繍を見せて「セツナチャン! ライブメッチャクチャモリアゲルカラネェ~~~↑」が声の裏返り方とか限界オタクを感じてもう大好き。… "

副会長、愛をまるで隠さなくなってこそいたものの思ってたほど菜々会長の前で理性は崩壊してなくて安心した(フェスだからああいうスタイル取ってるだけで、多分これからも生徒会室での公務中は普通に会長と副会長の関係性で話できるくらいには公私は分けられるだろうなと)けど、それでも何か一個タガが外れた気はするなぁ...w 責任取ってねせつ菜ちゃん!!(キラーパス)

 

開催と相成ったスクールアイドルフェスティバル×文化祭を舞台に、遂に栞子をメインに据えそのドラマにグッとフォーカスした今回のエピソード。前半は色んなキャラが画面上で入り乱れるフェスの様子が描かれ、無敵せつ菜オタクと化した副会長や、推しとおそろいの衣装でステージに立つ綾小路さんなど、遊び心の利いたシーンが色々と見られたのが楽しかったです 職権濫用ですよ綾小路さん(厳)  てか愛さん、あの叡智な格好はなんです...!?前を閉じろ宮下ァ!!!

どんとこい、ゼットアンドリュー on Twitter: "宮下ァ...!… "

 

それはさておき今回の主役の栞子の話。ストーリーとしては栞子の背景にグッと迫る内容になっており、実はかつてスクールアイドルだった姉への憧れからスクールアイドルになりたいと強く思っていた過去があり、同時にそんな中夢半ばで挫けて涙した姉の姿を見たことで「同じように悔しい想い/ 辛い想いをしたくない」という感情を抱き、自分はみんなを支える方が適性に合ってると言い聞かせて自分の「好き」の気持ちからも目を背けるようになってしまったとなかなかにシリアスな背景を抱いていたと明かされたのがちょっと意外で驚きでしたね...栞子は今までの話の中で、スクールアイドルやフェスを真摯に支える姿や、せつ菜達のライブを見てときめきを感じているであろう姿が細かく描かれ続けていて、これは「自分も支えるだけでなく一緒にやってみたい」という想いが強まっていってるやつだなぁ?という感じで「これから始まろうとしている者」という部分が軸になっていくと思って見ていたので、実際のところは「始まった半ばで燻り止まってしまった者」というところが軸だったんだなぁと意表を突かれたところでしたな まぁ前者が軸だと歩夢辺りのストーリーラインと被るものがあってシンプルに収まりすぎてしまってたかもだし、こういう一捻りを入れたのはさもありなんか。無邪気に熱狂し追い求められる夢があって、けれどそれが折れる瞬間を他ならぬ自分の憧れの存在を通じて見てしまったことで尻込みし更なる一歩が踏み出せなくなって...と、夢を追いかける者の前進と挫折が栞子の内面にグッと感情移入させる形で描かれていたのがとても引き込まれたところだったなぁと。過去回想で描かれる姉・薫子さんとの交流やスクールアイドルに関心や熱意を強め夢を追う純朴で熱意ある幼い栞子の姿がとてもキラキラしていた分、その反動も大きかったのかなぁとか感じ入ったし、けっこう胸にくるものがあったわね  「なまじ幼かった故に薫子さんの内面の深いところとかにまで思い及ばず、哀れみとか不安とかが強く刻まれたとこもあったんだろうな」とか、「今までせつ菜達のライブに引き込まれてたのも、心の中で燻るスクールアイドルへの想いに共振して感じるものはありつつも、それを『あの素晴らしい人達を全力で支えよう』というところに持っていこうとしてたのかもなぁ」とか色々想像が掻き立てられたし、改めて栞子周りを見返したらまた新しい見え方ができるかもね

 

そんな栞子の内面を中心にした前半を経て、「あなたの好きを見せて欲しい」と背中を押す同好会の面々の激励や、「悔しい想いをしたとしても、喜びや誇らしさも沢山知れたからこそ、やって良かったと思ってる」という薫子さんのスクールアイドルとしての道程への想いが栞子の心を解きほぐし、スクールアイドルから貰ったときめき、今も心の中で輝いている憧れを栞子が思い出していく、という流れが描かれていく後半の流れに繋がっていく流れは非常にグッときたところでありました。「無茶しながら進むことになるかもしれないし、志折れて悔しい想いもするかもしれないしと、夢や好きなことを追うことは身の丈に合わなくて傷つくことになるかもしれないけど、そのために進んだ道程やそこで感じた気持ちには後悔や無駄なことなんてなく、それは新しい夢やときめきに続いてゆく」という夢を追うことの尊さを、スクールアイドルとして栞子に感動を与えていただけでなく、栞子からも活力や希望を貰っていて、その感謝を今度は自分が栞子を支える形で返し薫子さんを通じて描き出す熱さが凄く良かったし、それを受け取った栞子が「誰かを支え応援するだけでなく、自分の好きを表現し夢を追っても良いのだ」と立ち返っていくのもとても沁みましたね...「好きを隠す必要はないのだと知った」と改めてみんなの前で語った前回の流れを経てせつ菜が栞子の心に優しく歩み寄りその本心を引き出したり「みんなの夢を叶える場所/日」という栞子が全力で支えてきたスクールアイドルフェスティバルの根っこの在りようが栞子自身の夢も叶って欲しいというところに返ってきたりといった、ストーリー全体や要素が上手いこと絡み合って収束していくカタルシスも見事で、ここの栞子の「夢を再び始まる者」としての再起の一連の流れはほんと、涙腺を緩まされましたよ

またここの栞子周りの流れ、栞子が最初に示した「自分はみんなの夢を支える側に立つ」というスタンスは最初聞いた時、「これって言葉だけなら侑と同じ立ち位置になるよな」「ここに深入りするのはけっこうデリケートな話になるんじゃないかな」という印象を抱いたので、ここをどういう風に落ち着かせていくのかは気になっていたところだったのですが、そこにおいて「誰かを応援するだけでなく、無茶をしながらでも自分のやりたいこと・夢に向かって進む」ということに1期ラスト〜2期にかけて目覚めていった侑が真っ先に「自分にできることだけをしてみんなを支えるのも正しいけど、それだけだときっと後悔するんじゃないかな」と口火を切り、誰かのためだけではない、自分に夢を追うことへの栞子の本心を引き出す方向をみんなに示していく、という流れに持っていったのが凄く綺麗で唸ったところ。今までの物語での蓄積を経た侑の、栞子の立ち位置と似てるようで少し違うところの示し方として上手かったし、そこが主人公らしい場の空気の牽引に繋がったのが完璧で、ほんとこういう構図の被せ方・対比のさせ方やキャラ性の取り扱い方の細やかさはニジガクアニメの強さだなァとまたも実感させられました(前述の薫子さん周りのメッセージが、色々無茶しながらも音楽科で頑張ってる侑にもかかってる部分がある構成なのも素晴らしい)  いやはや見事

 

そしてこの流れを経て、ソロ曲「EMOTION」を引っ提げての栞子のライブパート、からの新しい一歩を今一度踏み出した栞子の心からの笑顔が画面を彩る、というクライマックスでもう、たまりませんでしたよ...表情の少ない子が感情豊かな顔を見せるようになる流れ、よくあるやつだけどバチッとハマるとめちゃんこ琴線に触れて良すぎるな この辺ずっと「三船ェェェェェェ!!」って心の中で叫びながらずっと号泣してたわ() 最高  「EMOTION」のライブパートも、スチームパンク風のステージや衣装に対しメロディや振り付けの所作には和テイストが盛り込まれている(緑のメインカラーも和って感じで上手いことハマってて良き)という不思議なマッチが独自の風情となっていて惹かれたのに加え、最初真顔だった栞子が後半色んな感情で華やいだ表情を一気にぱあっと見せてくるのがタイトル「EMOTION」にストーリー文脈と合わせてズバリハマってめちゃくちゃテンションが上がったのも最高で、1期2期併せて見ても好きなソロパートの上位に食い込む良さに見事やられましたなぁ...燻っていて心の火がまた灯り、新しい一歩を踏み出した栞子の時間を象徴するように、最後背景の時計の針が一つカチリと進む演出も良いダメ押しでぶわっときちゃいました。ユニット曲も良いけど、やっぱソロ曲はそのキャラのテイストをグッと詰め込めるからいっそうグッとくるわね

 

という感じで栞子周りのストーリーが綺麗に着地した今回でありましたが、一方でそうしてスクールアイドルや同好会との距離を縮めていく栞子のことを、遠くから寂しげに見るランジュの姿があり...という今後の布石になりそうな描写を入れて締め。前半パートでも栞子に話しかけようとするも公務で忙しそうな栞子を見て物惜しげにしながらも自分から身を引く下りもあったし、この辺栞子の前進がかえって「栞子が自分だけにかまってくれなくなってきている=栞子と自分の距離が離れていってる」的なところに対する、幼馴染だからこその微かな寂しさがランジュに刺さっていってるのかなと感じるところであり、2人の関係性に少しメスを入れていく形になるかな?と気になりますね  ランジュに関しては、幼馴染として栞子に自分をもっと見てて欲しいという気持ちや、同好会とももっと近付きたいんだろうな的な隠れた本心が今までのストーリー中でしっかり示されていたので、この辺の心情描写もスッと入ってきたのがさり気なく今までの積み重ねの昇華となってたのも良きであった

しかしこの「幼馴染に自分だけを見てて欲しいのにそうじゃなくなっていってる」的な構図、誰ぞやを思い出して少しハラハラしちゃうのは私だけでしょうか() ねぇ上原さん? でも実際ランジュと栞子の今の構図ってまさに1期の歩夢と侑のそれの近いものがあるというか、ランジュも大概クソデカ感情だよな...とか感じるとこあるんで、あの「い  つ  ぞ   や」みたいなことが11話あたりで起きないとも限らんのですよ...油断できねぇぞ!?(迫真) それはそれとして、侑に相対する存在的な立ち位置でありつつも、栞子とセットだと歩夢に近い立ち位置にもなる、ってのが絶妙なキャラで良いよねランジュ ほんと話を経るごとに色んな味が出てて凄く好きなキャラだ

 

い  つ  ぞ  や(1期11話感想記事)

サスペンスの空気感なんすけど - AnDrew’s小生意気レビュー記

 

 

以上、ニジガク2期第7話でした。後半戦一発目のエピソードとして遂に栞子のメイン回となりましたが、「夢を追う」みたいな部分をテーマに据えつつ、今までの細かな描写の積み重ねを活かし栞子のキャラをしっかり前進させた味わいあるエピにまとまっていて凄く良かったですね。薫子さんや侑もしっかり魅力ある形に描かれていて、ニジガクアニメのキャラ描写の強さ・細やかさがかんじられたなぁと。個人的に1期第6話に並ぶ好きなエピソードになりました

一方でランジュ周りで少し今後の布石を敷いたのが気になるところでもあり。ここがどういう形で跳ねてくるか楽しみですね...その前にまずミア回かな?何にせよ期待大です

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた

強くなれる “ありがとう”を重ねて

デリシャスパーティ♡プリキュア

第10話「泣かないでレシピッピ…誕生!ハートジューシーミキサー」

感想レビュー

 

 

強化されたウバウゾーは別に名前は変化しないんだなぁ、となんとなく思った辺り、自分けっこう前作の影響が色濃く頭の中に残っている気がする() タクサンウバウゾーとか、メッチャウバウゾーとか、そういうのじゃないんだ、って思っちゃうんすよね...ゼンゼンヤラネーダとかと同じ感覚で バトラーさんのせいだから責任取ってね(理不尽飛び火)

 

ブンドル団の強化、そして新アイテム登場とプリキュアシリーズ恒例の強化エピとなった今回。割と話の流れのフォーマット自体はスタンダードといった感じだったけど、強化ウバウゾーの強さの格をけっこう丁寧に印象付けてた辺りはなかなかユニークで面白かったななどと個人的に(マリちゃんの指揮で的確に行動→3人とも隙のない連携で突き崩して反撃→バリバリ販促中のヤムヤムの必殺技が炸裂、とマリちゃん含む全員がしっかり持ち味を活かし現状考え得るであろう最善策で挑んでるのが観てるこっちとしてもしっかり伝わってきてたので、それでも押し切れない強さの演出は良かったなと)。強化への説得力がしっかり出ていたわね

 

そんな今回はゆい(というかゆいのおばあちゃん)の金言である「ご飯は笑顔」、および料理の妖精レシピッピという、本作を象徴する要素二つに合わせてフォーカスした作劇が目を惹いたポイント。料理で人々の笑顔溢れるところにレシピッピは現れ、そうして笑顔に象徴として現れるレシピッピの存在が人々にもっと笑顔や喜びを与える、という本作を取り巻く構図を今一度強調することで、「食の喜び」という部分を小さな子達にも沁み入るような形で視覚化・言語化した感じの流れを組んだのは本作ならではの魅力としてとても面白かったし、そこを話の軸に据えることで、レシピッピと一緒に色んな食の思い出を築き、またレシピッピやそこから生まれるみんなの笑顔を守るために戦ってきたゆい達の想いの蓄積を昇華させることで、強敵相手に挫けず立ち上がり挑んでいく構図にカタルシスを生じさせてきたのもとても熱かったしと、作品固有の要素とそこに内包される温かさみたいなものがグッとストーリーの盛り上がりとなっていたのが凄く良かったですね。流れ自体はシンプルながらも、今までの細かな日常や交流の描写の中でもレシピッピの存在やゆい達の喜びを細かく積み上げてきたのが今回の展開において説得力としてしっかり機能していたのも絶妙であったし、要素の配置とストーリーの組み立てが丁寧というか、ここに至るまでの逆算が凄く巧くできてる感じがするなぁという印象だったなと。

 

そしてそんな流れの中で強い想いを示したゆい達に応え、レシピッピ達が一緒に仲間を助けるために力を貸してくれて、新アイテム・ハートジューシーミキサー誕生に繋がるのも良き展開運びでした。沢山のレシピッピ達が一挙に集ってプリキュアと対話し力を授けるというシチュエーション、正直最終回前くらい終盤にやっても良いくらいのボルテージ爆上がりなシチュなんだけど、まだ1クールも行ってないこの段階で切って良いカードなのか...!?って感じで良い意味で心配になっちゃうほどグッときたね...演出のテイストが戦隊やライダーのアニバーサリー映画とかで、歴代ヒーローの想いを継承してパワーアップする構図っぽくてそこでもなんかハマった感じある。案の定視聴者さん達からは「199ヒーローのあのシーン」「ジュウオウvsニンニンのアレ」って言われてたし。w(ちなみに私は「戦国MOVIE大合戦」の最終決戦のとこを思い出しました。我ながらニッチなとこ連想した気がする)

しかしハートジューシーミキサー、てっきり例年の流れ通り3人での合体技用かと思ってたので、個別の技が必殺級でそれぞれ用意されてるというのが意外だったわね 後々また山場で合体技も出るだろうけど、これは小さいお友達的になかなか遊びごたえあるんじゃなかろうか(諸々のアレで販促遅れてるし頑張って欲しいね)

 

という感じでプリキュア達のパワーアップが熱く描かれた一方で、相変わらず妙な兆候の見られている真っ最中のジェントルーには更に大きな変化が起きていました。あまね本人の主人格がジェントルーを止めてるっぽいせめぎ合いみたいな描写が描かれ、ジェントルー自身もそれに煽られたこともあってか、レシピッピを苦しめたことを(多分無意識に)直接詫びたりと、色々進展も描かれ、ジェントルーの背景の核心にかなり迫ってきたなぁと

にしても今回、あまね会長の実家がフルーツパーラーをやってることが語られたり、ジェントルーに呼びかけてたあまね会長のビジョンが割と普段の非ジェントルー時の姿そのまんまだったりするのを踏まえると、ジェントルーとして洗脳されてる「菓彩あまね」という人物は、どうも普通に人間界に存在してた人物っぽい感じがするなと思ったり。てっきりクッキングダム関連の異世界人が洗脳されてる的ないつものプリキュアシリーズのフォーマットで行ってるものかと思ってたので、普通の人間が洗脳されてるみたいなのは意外だったな...(過去にはハピプリでも同じようなことはあったが)  なんかイメージ的になまじ身近な存在、一般の人間がそういうことになってると思うとちょっとえぐえつない感じがするな(異世界人とてそれは同じことではあるんだけど、やっぱり肌感としては普通の人間がなってる的なところの方がよりえぐぐ感じちゃう)  手頃な人間をナルシストさん辺りが適当に選んで引き込んだ...とかなのかなぁ この辺はもう少し見守りたいところ。ナルシストさんが怪しげな言動し出したのが不穏だが...ジェントルー/あまねの追加戦士オーラに賭けてるでどうか退場しないでよ...!(プリキュアシリーズでそういうのは珍しいしまぁ無いだろうが...油断はできん)

 

 

以上、デパプリ第10話でした。レシピッピや「ご飯は笑顔」などの作品を象徴する要素を効果的に取り上げつつ、今までのストーリーの積み上げもさり気なく良い味出して活かしてきた、細やかな話の構築がグッとくるストーリーに繋がった非常に良きエピソードだったなと。デパプリという作品の話作りの丁寧さを強く感じたね  ジェントルー周りの展開も進んできて、本筋の進展がますます楽しみですね(あと何気に気になってるのが、ここにきておばあちゃんの存在をやけに強調したところ。今後何か掛かってくることとかあるのかね...?)

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた

玉置くんを変身させんな高校校歌

仮面ライダーバイス

第35話「未知なる脅威、人の進むべき道」

感想レビュー

 

 

玉置くんを変身させるなァァァァァァァァァーッ!!!(ブチバチボチギレ)

ぼかぁねぇ、戦力にはならないからと悩みながらも自分にやれることをやるぞと折れずに張り切り、健気に差し入れしたりとできる精一杯を頑張る改心後の玉置くんの非戦闘要員だからこその距離感や立ち回りから醸される風情みたいなものが好きなんすよ...無闇に変身させたらどっちらけやぞ(迫真)  戦えなくたってストーリー中の要所要所で良い動きしてくれてる玉置くん凄く好きなんだよ...ぶっちゃけ心象的にはウィークエンドよりもよっぽど頼りになってるぞ(辛辣)  ウィークエンド、意味深に出てきた割に今戦力的に全然頼りになってないやんという評価がその通りすぎるなりにまだ「まぁでも心意気だけでも...」と擁護できたんだが、ギフ様と戦う組織として登場してからそれなりに経つ現在になってなお、恥ずかしげもなく「今の我々の戦力では成す術は無い!!」とかのたまって見てるだけのムーヴかましてるの見て流石にぶん殴るぞって思いましたからね?(狩崎パパマジで戦闘用の武器の一つもこさえられないんか?息子狩崎に技術自体はそれなりに評価されてたのに???)

サブポジションのキャラクターの魅力の減退という意味でも、変身という要素の価値の軽薄化という意味でも、ストーリー中でこなすタスクの渋滞化という意味でも、最近のライダー(変身可能キャラ)の乱造にはやっぱ思うところが大きいなぁ...なんとかならないのか(販促ノルマをこなす関係上多い方が良い、というのも思うけど、最近はプレバンで出す変身アイテムの方が多くなっててほんとに...?って思ってしまうところもあるし)

 

まぁこれだけ言ったけど“一応”まだ玉置くんが変身するかは分からんのだけどね するんだろうけど...


とまぁ、とりあえずOKIMOCHIはこのくらいにして今回の話へ。

ギフ様の力を人類に知らしめるための赤石長官の演説を止める戦いが主軸となった今回のエピソード。大二達の戦いを前にした決意、そんな彼らの決意も利用し弄んだ赤石長官の自作自演の策略など、一応話の筋自体は上手いことまとまってたように思うし、流れ自体もちゃんとまじめに組んでるんだろうなというのは感じた...んだけど、どうしてもここ最近の展開運びや絵面の胡乱さを拭うには至らず、むしろそれらに引っ張られたせいで繰り出されるシリアスそうな絵面がいちいちシュールにしか映らなかったな...というのが正直なところ。ライダーの敗北とかフェニックス艦隊撃沈とか、絶望感高めてきてるであろう構図にもイマイチ気持ちが乗り切らず、ずっと冷めた感じで観てしまったなぁ...暴走気味の大二やオーバーなくらいにキャラが振り切ってる赤石長官の2強がここ最近の作品の空気感をかき乱しまくってんだよな...役者さん達は至って真面目なんだろうけども、けども

 

一応キャラ周りだと大二によりグッとフォーカスした部分はあり、異様なまでに「正しさ」に執着する危なっかしさが狩崎の指摘やかつての朱美さんからの忠告の回想も交える形で分かりやすく強調されていた(前回はこの辺が描写的に分かりづらくだいぶ唐突にカリカリし出したようにしか見えなかったのがアレだったので)ところは今後の展開への一つの布石として気になる部分ではあったけれど、その煽りを受けて活躍面においてははっきり言って相変わらずカッコがつかない感じになっていたのは残念。ここ数話、かなり極端に貶められてるところがあって見てられないみたいな印象の方が濃いので、作劇的に計算されてると言われてもぶっちゃけ気持ちとしては承服しがたいところが大きいし。 「カゲロウがいなくなったことによる自発的な善悪の自制のバランスが崩れ、正義に傾倒しすぎているのではないか」的な示唆は本作らしい要素の絡め方でちょっと面白かったけど、そうなるとますます「なんでカゲロウ消しちゃったの...」となってしまうのがまた痛いところであるしなぁ...ホーリーライブ誕生エピで仮にもあんなエモ演出バリバリでカゲロウを散らせて盛り上げておきながら、カゲロウ離脱後の大二が作劇面・戦闘面両方においてだいぶ割を食いまくってる現状を作り出し、挙句今更カゲロウの重要さに言及されてもホントに「なんでカゲロウ消しちゃったの...」というモヤモヤばかりが増すところなんですよ かといってこれでカゲロウ復活させようもんなら「マジでホーリーライブ周りのアレなんだったんだよ」って感じで製作陣の作劇作りへのプライドを疑ってしまうし、相当上手く機転利かせでもしなかったらぶっちゃけ八方塞がりだと思ってます

 

他にも、前回やたら意味深な感じで導線を引いていた、ベイルの囁きに対するバイスの葛藤がたったの2話で畳まれたのも色々思うところはあり。前回の提起の時点ですら若干「これ取り上げる意味ある?」みたいな印象だったのに、 そこに何かしらの意味を付与するでもなくふわっと一輝に諭されてふわっと問題解決みたいな感じに済まされたのがかなりモヤっとしてしまったんですよね...取り上げた以上は嘘でも何かしら意味付けしてストーリーの新たな中核にしていった方が見所になったろうに向こうの方が「2話で済む話です」みたいな手つきで済ませちゃったらいよいよ唖然としてしまうというかなんというか  一輝とバイスの絆の強調という視点で見ても、今までの焼き増しみたいな感じで新鮮味に欠けてるように感じたしなぁ

 

そして色んな意味で一番うーん...となってしまったのが、光のオーバーデモンズ変身展開。率直に言って、サプライズっぽい感じで放り込まれた割に毒にも薬にもならない程度の牽引力しか醸せてなかったのがあまりにも痛い。光自体は戦闘へ参入させる上での導線が曲がりなりにも引かれてたしそこは前回今回だけ見れば決して悪くないんだけど、前回も少し触れたように光の一キャラクターとしての描写が好感や愛着を感じるに足るほど今までの話の中で積み上げられてない(さくら周りの話には何かと絡んでたけどメインキャラとして十分足る味わいを感じるほど目立ってた印象は正直無いし)ので、結局今になって描写をそれっぽく積んでも効果が弱すぎるんだよな...と。そもそも五十嵐家周りの話やギフ様の台頭といった本筋の展開からはだいぶ外れた存在だから今デンと自信満々に前に出てこられても困惑してしまうんですよね まぁこれらに関してはキャラ単体が悪いわけでなく、物語の組み方の歪さが問題だが...ヒロミさんがやった方が良かったとも言われてるけど、仮にそれやったとしてもスピンオフの宣伝も兼ねた処理を本編で雑い感じに済ませたあの後じゃあヒロミさんカムバックの旨味も霧散しとるのでどの道どっちらけなのがあまりに酷い

オーバーデモンズという一ライダーに関しても、一輝達のピンチを救う活躍こそしたけど、デビュー戦なのに生のアクションもロクにないままエフェクトバリバリで動かされて、ほぼ撤退に撤するのみに終わるというなんとも締まらない感じだったのが頭を抱えるところ。ここに関しては後の活躍を期待...ってところかもしれないけど、普通はデビュー戦を鮮烈にするものなんだよなぁ...ビジュアルに関してもデモンズとベイルのツギハギって感じであまり新鮮味が無いし、嫌いでこそないけどちょっと個人的には好きになれないかもなぁ マスクがベイル寄りのデザインでなくデモンズ寄りのデザインだったらまだ筋は通ってて良かったかもしれん

 

 

という感じでリバイス第35話でした。展開的にも新章突入前の区切りという感じでしたが、色々歪すぎて思うところがありすぎたというのがぶっちゃけたところ。前回今回となんか色々残念な感じであったなぁ...特に大二周りはここからちゃんと挽回できるか心配である

とうとう4クール目突入で大詰めなはずなんだけど、全然気持ちが盛り上がってない状態なのは我ながら悩ましいところなので、せめてどうにか筋通すとこは通して見応えを生んでほしいなぁ 頼む...

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた

シン・ユウキセツナ

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(2期)

第6話 「"大好き"の選択を」

感想レビュー

 

 

薫子さん教育実習生なのに赤グラデの髪は強すぎるでしょ、とか思ってたけどよく考えたら既にいる生徒(主人公)が緑グラデの髪だったから何も言えなくなりました()

侑を通じて薫子さんも同好会と一つ接点ができたし、ミアの方も璃奈となんか悪くなさげな絡みしてたしで、新顔の面々が着々と同好会に接続してきてて、ストーリー的にも折り返しとなった今回より先の話でここの関係性がどう膨らみどう活きてくるかが楽しみですね 凄く丁寧にキャラ描写積んできてる栞子もフェス開催のために一緒に奔走し、自分の好きを全力で妥協せず表現するスクールアイドルに強い情熱を感じたようだし、そろそろ本格的に物語に絡んできそうで期待が高まる

しかし前回意味深な感じで引いた割にけっこうポップに進んだな、というのはあるよね栞子へのせつ菜正体バレ...w 前回の引きだと栞子の方が何かピンときてアプローチかけそうな雰囲気だったけど、結局せつ菜の自爆だったという() 尋常じゃない滝汗でテンパるせつ菜、苦しい言い訳に走る歩夢、更に苦しい言い訳に走るしずくの3連コンボ笑うんだよな(しずくの「救ってしまいましたァー⤴︎」がほぼ前田佳織里さんなんよ)

 

今回は前回に引き続き歩夢・せつ菜・しずくの3人ユニット「A・ZU・NA」にフォーカスする回でありつつ、せつ菜を主役に据え、スクールアイドル優木せつ菜・生徒会長中川菜々の二つの顔を持つ彼女のキャラにグッと迫り話を盛り上げたエピソード。というかユニット単位のエピはほぼ前回で完結した形になってて、今回は後者が話のメインだったね  この「二つの顔/側面」というところはせつ菜の個性的な設定でありつつ今までメインのドラマにガッツリと掛かってくることは意外と少ないという印象だったので、今回そこの設定を、フェスと文化祭の合同開催が危ぶまれ、両方を別々の立場から別軸で支える立場に立つ者として一方を取る決断に二つの立場の板挟みで苦悩するというせつ菜らしい生真面目な責任感の強さの発揮としてドラマにしっかり乗せてきたのはとても面白いポイントでしたね。1話の段階からせつ菜としても菜々としてもフェス/文化祭の合同開催に奔走するところは描かれ続けてきてたし、2期のストーリーの流れとしても一つのヤマとしてしっかりハマってたのが良かった

 

そんなせつ菜を主軸に、1人で抱え込み悩む彼女をスクールアイドルと生徒会、両方の立場からの仲間達が支え、そうして不可能が可能になっていく様にせつ菜が自分を支えてくれる人達との繋がりの大きさを実感していく、という熱い流れが描かれるのが今回はとてもグッときたところでありましたね。「あなたは1人じゃないよ」「1人では無理でもみんななら」という感じで構図としてが凄くベタでシンプルなんだけど、上記のせつ菜の苦悩に続けてそれを全身全霊で支えようと集まり応えてくれる仲間達の姿が捻り無しに直球で描かれるのが強く琴線に触れるところであり、ベタという以上に「王道」という言葉が凄くハマる大好きな展開でした  まだまだ同好会との融和とはいかなそうなポジションのランジュも、スクールアイドルみんなのピンチに今までのあれやこれを抜きにして一緒に頑張ってくれるのが凄く気持ち良くてすげぇ良かった...そういう芯と筋の通ったとこがほんと好きなんだよな〜ランジュ ちょっとクセのある追加戦士のそれですよ  しかしランジュが助力を頼んだ紫苑女学院の2人、数分の出番なのに超絶濃かった...w この辺の文脈、テイストとしては少年漫画とか特撮ヒーロー作品のそれの近い熱さだけど、せつ菜自身そういうのが似合うキャラだし(本人もそういうのが好きって描かれてるしね)、ここでそれを捻りなくバチンと決めてきたのはグッド

あと色んな方も挙げてたポイントではあるけど、この辺で特に好きなのはやっぱり「始まったのなら、貫くのみ!でしょ」と拳を突き出しせつ菜を激励する歩夢でしたねぇ。言わずもがなこの構図は、1期第12話でせつ菜が歩夢を激励するために送ったものであり、それを今度は歩夢がせつ菜の激励に送り返すのが、仲間の絆・信頼をグッと印象付けるものとしてとても沁みましたね...1期からの歩夢の精神的な成長が感じられる演出としても非常に良きであった  前シリーズ・前期の物語で生み出された蓄積を精神的なところでしっかりと踏まえた多層的で厚みのあるオマージュ演出は凄く好きなので、ここはキャラの成長の強調という意味でも、1期の構図の別アプローチの再演という意味でもグッとツボに刺さりました 私の好きな演出です

 

そしてラスト、自分を支えてくれた多くの人達への感謝に応えるべく、包み隠さない全力の自分の好きを表現すると決めたせつ菜が、菜々=せつ菜をみんなの前で高らかに明かす開会宣言と共に、スクールアイドルフェスティバル×文化祭の開幕ッッッ!!!となるというはちゃめちゃにアガる流れが描かれ、ここでもうこっちもボルテージはMAXでありました。せつ菜周りのドラマと併せてもうほぼ最終回の盛り上がりですよこれ...折り返しの6話でやってええんか!?(好き) ニジガクアニメはこういう盛り上げが惜しみないのが最高なんだわ

からのA・ZU・NAのユニット曲「Infinity!Our wings!」のパフォーマンスパートも、映像・音楽諸々含め全体に目を惹く演出がいっぱいでとても良きでした。ステージ上のライトが各キャラのメインカラーに切り替わっていったり、炎が噴き上がる演出花びらみたいに舞う背景のライト曲の最初と最後に入るミュージカルじみた口上といった各メンバーの特色を落とし込んだ演出が詰め込んであったの凄く好き 曲調も熱くアップテンポに柔らしく落ち着いたリズムしっとりと歌い上げるテンポ、と切り替わってくの細やかで良かった

 

という感じで凄く盛り上がったクライマックスでありました。若干限界せつ菜オタク副会長に色々持ってかれた感はあったが。w まぁ1期で見せてた入れ込みよう的にそらそうなるよな...って感じだったけど、会長=せつ菜と知ってあり得ん奇声あげるのめちゃくちゃ笑ったし(あれと同時に開幕する演出ズルい)、A・ZU・NAライブ後に顔ぐっちゃぐちゃで涙垂れ流して歓喜してる絵面のでダメ押ししてくるのがもうダメだった() 媒体がギャグ漫画だったら鼻水と涎もだばだばになってたよあの泣きっぷりw(「顔から出る汁全部出てるぞ」ってツッコまれるやつ)  瞬間風速的には多分一番だったよ副会長。w

 

 

以上、ニジガク2期第6話でした。せつ菜を主軸に王道ストレートな作劇をバシッと決め、物語の折り返しとなるこの山場をしっかりと盛り上げてくれた良エピでありました。やっぱりせつ菜はこういう熱いベクトルでの作劇が凄く決まるな...と  キャラの魅力が強く光ってて良きであった

さて、2期も遂に半分を過ぎましたが、2期のストーリーの一つの目標として提示されてたフェスと文化祭の合同開催もボルテージ高めの展開運びでしっかりと流れに乗せて描き上げ、同好会メンバーのユニット単位の話も一通り盛り上がる形でこなし、と殆ど隙がなく非常に満足度の高い上半期であったなと。やはりニジガクアニメ、良い...ここからはランジュ・栞子・ミア周りを本格的に掘り下げ、一気にクライマックスへ、となってくのでしょうが、今から凄く楽しみですね 期待大です

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた