AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

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本ブログ「AnDrew’s小生意気レビュー記」をご利用いただき誠にありがとうございます。

各作品の感想レビュー記事等がかなり溜まってきたので、作品ごと及びその中の話数ごとに感想レビュー記事を辿りやすくなるようリンクをまとめたページ(サブブログ)を開設いたしました。各作品のタイトルごとにページを分けそこから各話の記事に飛べるようになっています(放送中の作品については優先的に上の方に配置しておきます)。

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また各作品のタイトルごと意外にも、「劇場公開作品」、「仮面ライダー関連のスピンオフ作品」、「雑談、コラム扱いの記事」へのリンクも設けておいたのでもしよければそちらもよろしくお願いします。

 

↓各感想レビュー記事リンク用サブブログ

AnDrew’s小生意気レビュー記 記事リンク用

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今後とも「AnDrew’s小生意気レビュー記」を何卒よろしくお願い致します。

みんなでデリシャスパーティ

デリシャスパーティ♡プリキュア

第45話「デリシャスマイル~! みんなあつまれ!いただきます!!」

感想レビュー

 

 

デパプリの仁王立ち名乗り、あの独特のシュールさにも約1年かけて慣れたつもりでいたが、民衆の前で堂々と仁王立ち名乗りしてる絵面(俯瞰図)とかいう変化球を最後の最後に繰り出されるとは思わなかったよ() でもこれでひとまずの見納めと思うと寂しいな...何かの機会にまた見られると良いな

 

 

デパプリ最終回ッ!!!

1年間駆け抜け続けたデリシャスパーティプリキュアもこの度遂に最終回放送と相成りました。まとめ的な語りは最後にしとこうと思うのでここではそこそこにしときますが、色んな意味で思い出深い作品なのでめでたいと同時にちょっと寂しさもありますね...来週から茅野さんのお声をニチアサで聞けないのおつらい...

 

というわけでデパプリ最終回、あの激アツのラストバトルも含め前回までで概ねやることはしっかり描き切った感じであったので、今回はプリキュアへの変身も非戦闘シチュでの披露だったりとほんとにエピローグ的なゆるめの内容で穏やかに話が進む感じになっていましたね。平和が戻った日常の中で、ここねの友達や副会長など今まで出てきた準レギュキャラやゲストキャラが集まってわいわいしてる画が各キャラごとに描かれるのが集大成的でとても良かったすね 和菓子屋のおばあちゃんがらんらんのとこ来てたのが思いがけずほっこりして地味に好きなところです  らんらんパートはなんか全体的に「あっこのキャラあの時の人じゃん」みたいなのがけっこう分かりやすくておぉってなったわね(印象深いゲスト交流エピが多かったよなと改めて)

あといつぞやのイースキ島の王子がしれっとマイラ王女達と一緒にいて「あーそういやいたなこんなヤツ...!」と懐かしい気持ちになったり「釈放されたんかおめぇ...!(言い方)」ってなったりしたのも楽しかった。w  あの一件からそんな時間経ってない気がするけどもう野に解き放って良いんすか()  でも後述するブンドル団のみんなの描写も踏まえればここに王子が一緒にいるのは一つ本作らしい筋の通し方だよなとも感じられて純粋に一義で好きだったりもするのよね  悪いことをやっても心を入れ替えてやり直せるならば手を取り一緒に団欒を囲める優しさと温かさこそが本作の味だと思うので  しかし改めて思い返すとプリキュアシリーズ全体比で言っても色々異色で面白い回だったよなぁマイラ王女回...w あの回も込みで本作はほんと楽しいとこづくめだったよ

 

そんな穏やかなストーリーとなった今回のエピソードでしたが、プリキュアシリーズの最終回らしい本筋の締め括り的な要素もしっかりと押さえてきちっと物語を引き締めていたのも見所。中でもなんやかんやありつつもブンドル団のみんなが自分の罪に向き合いながらマイナスからプラスへと歩み始めるようになった様を爽やかに見せてくれたのはまず一つとても気持ち良かったところでありましたね。ゆい/プレシャスの優しさや招き猫の姿にジンジャーのありし日の優しさを見出してやっと頑なだった心が氷解し、少しずつだけど素直な一面を見せるようになっていったフェンネルの姿はとても感慨深かったし、セク姐とナルシストルーくんが昔みたいな砕けた雰囲気で話しつつも以前より前向きになったところも見せるようになってたのも見ててほっこりしたよ...

特にフェンネルの一連の描写は、ゆいが「『すぐじゃなくても良いから』また笑顔を見せて欲しい」とフェンネルを諭したりおむすびのレシピッピが自分に酷いことをしたフェンネルの傷付き擦れた心にも寄り添ったりと、人それぞれの多様な在り方を優しく許容しゆっくり付き合っていく姿勢「ご飯は笑顔」のテーマといった本作らしい優しさや温かさが随所に滲み、話をグッと引き締めてたのがまた良かったなぁと。辛く立ち止まってしまいそうな時に「すぐじゃなくても良い」って言ってもらえるのって凄く支えになるし、荒れて苦しい時にも美味しいご飯はいつだって心を豊かにしてくれるんだよな...と沁み入るものがある描写になっていたと思うし、作品としてテーマをしっかり貫徹させきったなと感心したところでしたね

ただブンドル団サイドで一つ惜しいところがあるとすれば、やっぱりスピリットルーはもうちょっとしっかり掘り下げたりフォーカス当てたりして欲しかったなー...というのは思うところですねぇ 未熟な精神性から変わっていく兆候を見せ始めるという感じで最低限ドラマ性は描けてたかなとは思うし着地のさせ方も危なげなくて良かったと思うけど、ストーリー全体で見て光るものがあったかと言えばどうしても乏しかったと言わざるをえないところではありましたし(作品のテーマを引き締める立ち回りで筋は通してたかもだが最終的には単純な戦力扱いになって出番すらほとんど無い持て余し状態になっちゃったのはいただけなかったなというか) 放送短縮による皺寄せをダイレクトに受けたのかなぁとも思うし一概に責められないけれど、もっと上手いこと活かして欲しかった

 

それともう一つ、プリキュアシリーズクライマックスにおいてはある意味避けて通れないプリキュアのみんなと妖精達(に類する仲間達)とのお別れ」というところに準じた、ゆい達とコメコメ達のお別れも物語の締めとして良い見所でありました。ちょっとしんみりするものはありつつも、「みんなに出会えて良かった」「プリキュアになって良かった」という出会いの喜びや尊さの方を強く焼き付ける形の、明るく前向きなテイストを強く押し出した締め括りがとても沁みましたね。 最後の方にこういうお別れの切なさや寂しさを描くところが女児アニメとしてのプリキュアシリーズの一つの欠かせぬ味わいだとは思うところであるけれど、個人的な好みとしてはあんまり厳か・しんみりといった雰囲気を押し出して湿度を高くするよりも、これからもみんなで前を向いていこう的な希望を感じさせる明るさが濃く感じられるくらいの方が気持ち良くて好きだったりするのでこういう形にまとまったのは嬉しかったですね。デパプリ自体“陽”の気質で物語を推し進めていく感じが凄く良き作品という印象なので、そこを大事にしてくれたのも実にらしくて良かったなと思います エピローグ(ED)のとこでゆい達とコメコメ達が世界を跨いでビデオ通話的なことして話す様子を描き、終盤におけるゆい(とおばあちゃん)の話の軸にもなった離れていても一緒」のテーマをしっかり突き通し爽やかに彩ってくれたところも好き(離れ離れでもこうやって色んな形でちゃんと繋がっていることができる、というのは第35話の芙羽家の話でもやったことだったし、そこが同じように反映されてるのが作品として真摯で良いよね)

 

そして長らく続いたデパプリの物語も、「世界中の招き猫に会いに行く(招き猫が繋いだ人の縁や笑顔に触れる、という意も込めてか)という指針をゆいが拓海に語るラストシーンと、次作スカプリとのバトンタッチとなるエピローグとで綺麗に締めとなりました。1年間見守ってきたけどゆいと拓海はこれからもしばらくはあの鈍感平行線状態が続いていきそうだなぁ() 拓海ッ!抱けっ!抱ry(自重)  でもゆいが拓海のことをちょっと特別に思ってくれてそうなところを見せてもくれたし、意外に進展は早いか...?とも思ったり あとは拓海次第だぞ 拓海 抱ry

今回が実質的なTV本編デビューになったソラも良い感じにキャラが立ってて存在感出てたし、これはスカプリが俄然楽しみになりましたね 関根明良さんのちょっとハスキー声で話す敬語の元気キャラ、ちょっと有望すぎるし強すぎるな...良い 茅野さんのお声聞けなくなるの寂しいとか言ってたのにこれだよ(

 

 

以上、デパプリ第45話でした。最終回らしいしっかりとした締め括りを描き上げつつ、そこに本作らしいテーマや作品性をしっかり織り込んだ安定感ある良き最終回という感じでとても楽しかったですね。見たいものは概ねきちっと見せてもらった感じだし、満足。「デパプリ」として良い締めでありました

という感じでデパプリ、1年間見届けさせていただきました。「繋がる想いや笑顔」というテーマを「食」という要素を軸に最後までしっかり描き上げた作品という感じであり、作品としてのテーマやメッセージに丁寧に向き合い続けた真摯さが素晴らしい作品だったなと感じます。作品全体を取り巻くキャラクター達も個性豊かで見ていてとても面白く、その成長を一緒に追いかけ見守る楽しさ、それを支えるマリちゃんをはじめとした良き大人達の安心感、ここぞで強い信念が光るカッコ良さ・熱さといったキャラクター的な魅力が色んなポジション・アプローチで様々に光っていたのが凄く良かったし、総じて非常に楽しい画に溢れてたなと感じますね。

それに何より、個人的なお気に入り声優さんの茅野愛衣さんのご出演、および悪役幹部・プリキュアと八面六臂の大活躍をほぼ1年通して日曜朝に存分に楽しめたのが嬉しかったのなんの。出演されると知っただけでだいぶワクワクだったのに、後々のプリキュア化濃厚な敵幹部としての出演ということでテンションはいきなり上限を振り切らんばかりになったし、そこからのプリキュア化の線有力→マジにプリキュア化の一連の流れの際には当時ずっと爆発しそうなほど喜びまくってたしで、誇張抜きに本作はこの一点でずっとはしゃぎにはしゃぎまくってた気がしますね...あまつさえなったプリキュアはめちゃんこに顔とデザインが良いし、ポジションや設定も「悪幹部からの変身・仲間入りを経た追加戦士」というオイシイドラマ性しかないやつだし(しかもその上で描かれる話もちゃんと面白いし)でもう言うことなしです ほんとにほんとにありがとうございました ヤッタ-!!!

というわけでデパプリ、とてもとても楽しい作品でありました。快活で優しさ・温かさに溢れた全体の作品性がとても沁み入った良作でしたね  100点満点中7億90点です(内訳:ストーリーやキャラ描写全部引っ括めた作品評価が90点、茅野さんの出演が2億点、茅野さんがプリキュア演じた・その上でデザインやストーリー的な扱いがめちゃくちゃ良かったのが5億点です)(ガバガバ)  色々大変なこともありましたが、1年間駆け抜け楽しませてくださった製作陣やキャストの方々には多大なる感謝を。本当にありがとうございました!お疲れ様でした  次作スカプリも楽しみです(スカプリ、現段階だとコンディションと執筆ペースとの兼ね合いとかを考えてもしかしたら感想は書かないかも(少なくとも毎週ペースでは)というつもりでいますが、ドンブラみたいに不定期執筆も良いかもとも思ってるのでもし感想記事投稿したらその時はまたまたよろしくお願いします)

最後に重ねて感謝を。デパプリ本当にありがとう!

 

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた

スクールアイドル ジ・オリジン

スクールアイドルミュージカル

観劇感想

 

 

※本レビューは作品のネタバレを含みます。未鑑賞の方はその点にご注意いただきますようどうかよろしくお願い致します。

 

君とどこまで 行けるのかなんて

まだ分からない でもね 永遠って言ってみたいな

おんなじ願い 瞳の中に 見えちゃったから飛び出そう

気が合うね追いかけよう...未完成ドリーム!

─「スクールアイドルミュージカル」テーマソング 「未完成ドリーム」より

 

チケットがしれっと1万くらいしててびっくりし、いざ現地へ乗り込もうとなったら突然の大雪で高速バスが走らないかもとヒヤヒヤさせられ、なんとか無事現地へ乗り込んだ日(公演前日)には移動に必要なJRが止まるかもととんでもないことを言われ、と観劇を迎えるまでにしこたま大変なことに晒されましたが、

間違いなく

苦労しながらも行った価値はあった

 

というわけで一大コンテンツ「ラブライブ!」シリーズのまさかのミュージカル媒体での新作公開ということで界隈を沸かせた本作「スクールアイドルミュージカル」でしたが、自分も1/28(土)の大阪公演12:00の部に行って参りました。当方、高校の修学旅行に大阪へ行った時に催しの一環として組み込まれていた劇団四季の「ライオンキング」の観劇で思いの外引き込まれたのが初めての生のミュージカル体験、それからウン年ほど経った大学時代に「馴染み深いジャンルの舞台作品とかも観てみたいな」と思い、ミュージカルとはまた違う感じではありますが「舞台 仮面ライダー斬月」を観劇して舞台というものにかなりグッと引き込まれ、という感じで直の観劇体験こそ少ないものの舞台/ミュージカルというものにはけっこう興味関心が強い身であったので、それなりにハマってるラブライブシリーズのミュージカルでの新作公開という触れ込みに惹かれ今回観劇と相成ったわけでありますが、いやはや素晴らしいものを見せていただきましたね...観劇当日の夜にこの前書きの部分を書いてるのですが、正直言って未だかつてない余韻感に全身が震えており、一刻も早くこの色んな感情を記事にまとめたいという気持ちで高揚しているところであります 上の方でわざわざ強調して言ったけどほんと間違いなく生で観に行って良かったですよ

というわけでそんな感激に打ち震えるテンションのままに、本作の良かったとこやら感想やら色々まとめていこうと思います かなり勢いでまとめていきそうなので雑多な内容になるかもですが悪しからずということで是非読んでいただければ

 

 

そんな本作でありますが、何が一番感動したって言えばやっぱり、ミュージカルという媒体でもしっかり「ラブライブ!」してくれてたこと、これだよなというところでありますね。アイドルという軸を中心として、眩い輝きに惹かれ焦がれたときめきを胸に自分の意志で踏み出していく少女の前進ぶつかり合い競い合いながら切磋琢磨していく仲間達との成長譚不器用で不恰好でも一緒に何かを成していくがむしゃらな熱さの体現、これらをキャラクター達の群像劇的なストーリー、緻密な感情模様によって情緒豊かに描き上げる作劇がこれぞラブライブという感じで、これが大きな舞台の上で紡がれるのを観られたというのがとてもグッときましたね...歌唱に乗せた会話劇や大きな身振りによる感情表現といったミュージカルならではの外連もガチッとハマって心揺さぶられ、ドラマにぐんぐんとのめり込んでいく感覚が気持ち良かったなぁと(ミュージカルそのものがそういう性質のもの、という感じでもあるんだろうけど、この外連味ある表現によって必然的に受け手を見入り聞き入らせストーリーへ没入させていってるのが巧み)そもそもラブライブシリーズ自体がけっこう大仰なリアクションとかが演出として多いミュージカルっぽい(というか明らかにミュージカルな演出も多い)作品なので、ミュージカル化と言われた時からかなりマッチしそうだよなぁとは思っていたし、実際にミュージカルならではな身振りや感情表現がラブライブのテイストに自然に馴染み、「ラブライブ!」の作品の一つとして違和感ない解像度を生み出していたのは強いところであったなと思いますね

またこのラブライブらしいテイストを描き出すにあたり、本作はW主人公体制を用いた2軸のストーリー展開を構築していたのがユニークであり上手いところであったなと思ったところ。ざっくり言えば従来のシリーズにおける「アイドルに惹かれて自分もそれを目指していく子」を一方の主人公の軸にしつつ、もう一方にはそのきっかけになる「現役のアイドルの子」の軸をしっかり物語的なフォーカスを与える形であてがったという感じなのだけど、これによって前者では「不気味で不恰好でも、心動かされた何かに仲間達と挑んでいく青春ストーリー」を、後者では「仲間でありライバルであるチームメイト達と色んな苦悩を経ながらも絆を深めてゆく切磋琢磨の物語」を、と従来のシリーズだと1クールかけて描き出す要素が並列する軸として上手いこと分散し約2時間のミュージカルの中に綺麗に収まっていたし、そこに2人の主人公の本当に目指したいものや仲間達との関係性といった類比を重ね交わらせることでこの作劇を単なる2軸の並行に終わらせず「本当にやりたいことをがむしゃらに目指す」という想いの下に一つにまとまっていく少女達のジュブナイル的ストーリーとして見事に一本のドラマとして完成させていたのが鮮やかだったんですよね。「現役のアイドル」「それに影響されて自分もやりたいと思った子」というところがしっかり強調されたストーリーが展開されていった最後の最後に「スクールアイドル」のワードが叩き込まれる文脈的なパワーもあまりにも痛快であった 先発組の話でちらほら見てはいたんだけど、本作雰囲気的に今までのラブライブシリーズの原点的な立ち位置の作品と見ても良さそうな内容なのがまたたまんないのよな 実質ラブライブ0...(龍が如く0とか呪術廻戦0とかのそういう)

 

勿論、そんなストーリーを彩る個性豊かなキャラクター達の姿もとても良きであったところでありました。アニメ媒体の濃ゆいキャラ達にも負けず劣らずなキャラもいてとても賑やかで楽しいキャラ揃いであったけれど、それを大きな舞台上で活発に動き回り、時に繊細な感情模様と共に生き生きと演じ上げてくれた演者の皆様はとにかく素晴らしいの一言であるなというところですね。約2時間という中で各キャラが本当に個性豊かに描かれていて、一人一人の性格から細かな所作まで全部含めてみんな好きになれるしその中でも特に推せるキャラがしっかりできるしでめちゃくちゃ楽しかったですよ 運動苦手って言ってるユズハが逃げ回ってる時めっちゃだばだばした走り方してたりトアが子犬みたいに基本落ち着きなく活発に動いてたりetc...って感じのくすりとくる仕草が色んなとこでしっかり描かれてんのが面白くて好きなんだ  

ちなみに個人的にお気に入りになったキャラは、お嬢様学校の生徒でありつつも男言葉使うからっとした姉御的なキャラがけっこう刺さったヒカル全体通して等身大な人間味の凄く強いキャラ性が発揮されててそれが色んな側面から強固な魅力となっていたミスズ辺りです。お納めください ミスズ、Twitterのファンアート周りも単独で推されてるものが多いし、物販のアクスタも現地・通販両方でミスズのだけ完売してたしでとかく支持の厚さを一際強く実感するよな...(初日観劇した矢野妃菜喜さんもミスズ推しとのこと 強い)

矢野 妃菜喜 on Twitter: "※ちなみにミスズちゃん(西葉ちゃん)推しです" / Twitter

そんなキャラ周りで強く目を惹いたポイントとして語らねばならないのが、観劇済みのファンの皆様には最早言わずもがなでしょうが理事長の2人だよなと。本作、2校それぞれでそれぞれの軸で物語を紡ぐルリカとアンズのW主人公体制、そこから交錯していく2人が描き出すドラマが見所なわけですが、その2人のそれぞれの母親にして、付かず離れずな関係性の幼馴染の関係性である2人の理事長達の描写もまた一つの魅力あるところなんですよね。自分達の学校のために苦慮し、そのために自身の子に色んな想いを託し時に厳しく接してしまう姿を見せながらも、そこから子供達の本当に大切にしていることや想いを知り、信じて送り出すようになっていくという大人/親だからこその立ち位置からルリカやアンズ達を取り巻く物語を後押しする立ち回りが良いアクセントであったし、その中で彼女ら自身も心境の変化を経てどこか意地の張り合いになっていた関係性から互いに距離を近付けていく過程もとても劇的なドラマになっていて、ベテランとして慣らしている演者のお二人の名演もあってここは凄くグッときたなぁ...クライマックスで2人が距離を縮める様はうら若きアイドル達の青春模様にも負けないくらい凄くキラキラしてて、思いがけずじーんとしちゃいました ある意味ここも本作の物語の大事な一つの軸であったなと感じますね  いやほんと先発組が「理事長マジで良いから」「理事長のアクスタ出しゃ」とか言ってた時は(そんなに...)って若干訝しんでたまであったんだけど違いなかったですわ ルリカ・ユズハやアンズ・ミスズに肉薄するくらいの名コンビだし公式は直ちに理事長のグッズ出すべき

あと思いがけずとてもグッときたところとして、所謂助演者的な存在であるアンサンブルの方達が凄く良い存在感を出してたのがめちゃくちゃ良かったなというところでして。本作、物語冒頭から椿咲花・滝桜両校のモブ生徒、関西弁のやたらキャラ濃い司会の人達、ストリートのパフォーマー達と色んなモブキャラがそれぞれ6〜8人くらいで次々出てきて物語を賑やかに彩っていたのも目を惹いたところであり「かなり沢山の人が動いてるんだなぁ」と思ったところだったのですが、後にパンフレットに目を通したところアンサンブルの方達は全部で8人だったとのことで、「まさかあの色んなモブを各フェーズごとに8人の方が衣装を替えながら演じ続けてたのか...!?」とだいぶびっくりしたんですよね...メインのキャラ達が真ん前でストーリーを紡いでる最中でもずっと会話の身振り手振りとかを細かくやって背景に賑やかさを与えつつ、時にミュージカルならではな曲に乗せた語りでストーリーを引き締め、と決して小さくはない役回りを目まぐるしくキャラを入れ替えながら演じ続けていたと思うと、メインキャストの方々に匹敵するくらい凄いことですよ 感服...これでパフォーマンス時にはしっかり踊ったりもしてるので、ただただ凄いの言葉が出てくる  加えてアイドルという貴き存在への憧れを垣間見せた椿咲花のモブアイドル部のメンバーとして一緒に切磋琢磨する姿が印象的だった滝桜のモブなど、ストーリー的にも彼女らが演じるキャラ達に少なからずスポットが当たる一幕なんかがあったりして、(便宜上モブという言葉を使ってはいるけれど)ある意味でモブというものが存在しない、余すことなく皆が主役をしてる構成にもなっていたのが凄く粋でおぉ...と感嘆したところでありましたね。その上で後述するスペシャルカーテンコールでの“あれ”があるの、最大級の賛辞だなと思うわけですよ...総じてアンサンブルの方達にはめちゃくちゃに拍手を送りたい気持ちでいっぱいですね。後ろの方で細やかにやってる演技から前に出てきた時の堂々とした演技まで、メインキャストの方達の演技と同じくらいしっかりと見させていただきましたよ  皆様も含めて凄く感動させていただきました。ありがとうございます

 

そしてある意味でこれこそが「ラブライブ!」の真価やろと言っても過言ではない歌唱・パフォーマンスのパート、これがまた最高だったのなんの。あの大きな舞台の上で激しくも一糸乱れぬダンスと力強く通る綺麗な歌唱が冒頭部分から何度も披露されるのがもう、凄まじいエネルギーに満ちていて思わず釘付けになっちゃいましたよねぇ  ミュージカルという性質上歌唱やパフォーマンスのパート以外でも歌いながらの演技とかが沢山あるのにその上でああして何度もやってのけるのただただ、もうただただ凄いの一言。前半部分の夢の中のルリカのダンスとかをはじめ、素人的なぎこちない振り付けも並行しながらやってのける演じ分けの巧みさでも魅せてきてたのがまた良き  あの大劇場の音響を惜しげもなく生かして繰り出される美しい楽曲の数々も凄く沁み入る聴き心地があり物理的にも精神的にもめちゃくちゃ心揺さぶられたし、月並みな言葉ではありますがかなり感動しましたね...ラブライブシリーズならではの感動のツボをしっかりと押さえていたなと  なんか実際のライブに行かれる方々の気持ちが実感できたような気がします

でこの歌唱・パフォーマンスの味わいを最後の最後に存分に味わわせ舞台のフィナーレを飾ったスペシャルカーテンコール、これもまた痺れたところでありました。正直先発組から聞いていた「スペシャルカーテンコール」がどういうもんなのかイマイチピンとはきていなかったのだけど、あぁこれは本作のラストに相応しいなとひたすらに感動しながら聴き入っていましたね...メインキャストの方々の舞台前面に立っての圧巻たる魅せは勿論のこと、理事長のお2人が割って入り、数節の歌詞を歌ってくるというクスッとなるながらもミュージカルに通じたベテランの方達の圧倒的な歌唱力が鮮烈に光ったパートや、バックダンサー的な立ち位置でパフォーマンスを彩っていたアンサンブルの方々がメインキャストの方々を傍に据えてメインで堂々と踊り歌った熱いパートなど、全体通して楽しくじんとくるところに溢れた素晴らしいものだったなと思います。手に汗握りながらペンライト無い代わりの手拍子で精一杯に盛り上げさせていただきました

 

ちなみに超絶個人的な余談になるのですが、僭越ながら私今回の公演をよりにもよって最前列の席で味わうことになりまして(2列目の席だったんだけど本作の公演は1列目にお客さん入れてなかったし、自分の座った端っこの席は1列目の席がちょうど前にない位置だったので、マジに隔てるもののない実質的な最前列だったんすよ)、これによって多分体感的な感動は通常比の1000倍くらいになったと思うのでそこがマぁぁぁジで最高だったなと...いやほんと本作のどれもこれもが純粋に凄く感動するものではあったのですが、あの少し手を伸ばせば手が届いてしまいそうな至近距離で演者さん達の綺麗なお姿や堂々した演技・歌唱・パフォーマンスをダイレクトに浴びる体験、およびその衝撃はおそらくこの先2度あるか無いかといったところだと思うので、これによって冗談抜きに今回凄まじい観劇体験になったなとこの文章書いてる今も凄くしみじみと感激してるんですよね...ライオンキングの時は(たしか)2階席だったし、斬月の時はちょっと離れ目の席だったしと今までの観劇は割とスタンダードな位置でのものであったので、今回もそうなるだろうなと自然と思ってダウンロードしたチケット確認したらまさかの超絶ド真ん前だったのはほんまぶったまげましたよ(その上現地行って実際の席に座ったら、目線が舞台の床からひょこっと顔出してるくらいの感じになってて却って恐ろしくなったですよ...)

もうここに関しては感動が薄れないうちにゴリゴリに書き綴っておきたいので書きますけど、ほんまあそこから観るミュージカルの圧と感動は桁違いですよ  たまに演者さん達が自分の真ん前に来た時とかにサラサラのお髪や綺麗な肌のご尊顔をあの距離で目にすることになったの逆に(こんな位置で見てスミマセン...スミマセン...)って恐れ多くなっちゃったし、たまに目線が合ったりとかするとヒ-ッってもう申し訳なさまであったし、ずっと無駄に緊張して姿勢正しまくってたしずっと平静でなかった...なまじよく見知ってただけに初めて直に見てその実在感に圧倒された西葉さん顔が良すぎる上にめちゃくちゃ元気な笑顔を見せてくる星守さんすらっとしたシルエットで凄く活発なダンスを存分に披露してくださった青山さん、辺りが特にヤバかった。ほんとにヤバかった 生で見る星守さんマジで顔が良すぎて脳が破壊された  ここも含めてマジで最強最高の観劇体験でした。はー良かった...

 

 

以上、スクールアイドルミュージカル観劇感想でした。もう上の方で存分に語ったところであるのでここでは敢えて簡潔に、本当にありがとうございました。最高に、最高の「ラブライブ!」でした。という言葉でまとめさせていただきます。お約束やこれぞといったテーマの表現から、随所に滲む精神性のささやかな込め方まで、ほんと文句無しにちゃんと「ラブライブ!」だったし、その上で一本の作品としても超面白かったなと。その他の色んなものも全部込みで誇張抜きに素晴らしいの一言。観劇から一夜経ち感想書いてる今もまだ余韻が残ってるくらいです 一つの作品にここまでのめり込んでるの我ながらほんと珍しい 生で観られて良かった...

本作、現段階だと映像化の目処はないということだけどそれは本当に勿体なさすぎるので、どうかどうか、是非に配信でも円盤でも良いので多くの人の下にこの感動が届くようになって欲しいなと切に思いますね...この作品観られない人間がいるなんて人類の損失だぞ!!! この1/29(日)の公演で(現段階では)全体としては終演となるので、こんなに万感の想いを記事書き綴っても「オタク絶対観てくれ」とオススメすることができないのがあまりにももどかしすぎるんよ 有志の方によると舞台/ミュージカルは再演・追加公演の余地があるうちは映像化の目処立たない(それらをやり切った上で映像化があるのだとか)らしいので、そこの希望に賭けたいね...

まぁ何はともあれ、本当に素晴らしい、最高の作品であったなと重ね重ね。このような作品を送り出してくださった製作陣の皆様も、それを大舞台の上でしっかりと紡ぎ上げてくださった演者の皆様も本当にお疲れ様でした。そして本当に本当にありがとうございました!!

 

『スクールアイドルミュージカル』公式 on Twitter: "本日「#スクールアイドルミュージカル 」大千穐楽を迎えました。 全17公演、一つとして同じ舞台はなく、一期一会。「いま」だけの最高の空間を、皆様と共に作ることができました。 本当にありがとうございました。 今回お会いできた皆様、そして、まだお会いできていない皆様と(続く→)#lovelive" / Twitter

『スクールアイドルミュージカル』公式 on Twitter: "また最高の空間を作るために #みんなで叶えるSIM で、想いを届けてください。 キャスト・スタッフ拝見いたします。皆様のお声があれば、再演をはじめ叶えられる物語があると信じています。 これからも #スクールアイドルミュージカル への参加と応援をよろしくお願いします!「約束」です! #lovelive https://t.co/f09rWixspv" / Twitter

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた

ライダー推し合戦

仮面ライダーギーツ

第20話「乖離IV:ジャマトからの宅配便!」

感想レビュー

 

 

前々からもう何度か言ってるかもだけど、毎度登場をもったいぶってるおかげで未だに頼もしさがあるし毎フェーズのここぞでバンと登場するとヒュ-ッ!!てなるマグナムフォーム、基本フォームとしては破格だよなと たま〜に出るくらいの頻度で余裕があるからかあの印象的な銃くるくるアクションを登場のたびに1回は入れられてるのもキャラ付けとして強いし(スタンダードなライダーキック等の必殺技とかもそうだけど、基本フォームにこれぞという印象的な演出やアクションがあってそれがコンスタントに使われるとやっぱこのライダーといえばこれ、がしっかり刻み込まれるからね)

 

大智/ナッジスパロウ脱落を経て未だに残るデザスターの存在が空気をひりつかせる中の戦いを描く今回のエピソード。デザスターの存在を軸にしたゲーム展開の盛り上がりも去ることながら、ジャマト化の進行という不穏な雰囲気を纏いつつ本格的に第3勢力としての介入を見せ始めた道長の動向やジャマトサイドの行動の激化などじわじわと動く情勢が目を惹くストーリーとなっていましたね  ジャマトの成長を喜ぶアルキメデルが若干子煩悩なパパに見えてきてちょっと微笑ましく感じてしまったのは内緒だ(

 

中でもメイン4ライダーを取り巻く「サポーター」の登場とより深い物語への介入の兆しは興味深かったところ。英寿・景和にそれぞれ猛烈に入れ込むジーンとケケラは勿論のこと、ジャマトのスポンサーという意外なポジションからバッファへの肩入れを始めた不気味な存在感を有する少女・ベロバまだ姿は見せないもののパパから太鼓判を押される祢音のサポーターの存在など、思ってたより物語やキャラクターの動向を大きく動かしていきそうなやつがじゃんじゃん出てきてこの辺はとても気になるよなと。特にベロバはビジュアルといい人の不幸はうめぇと堂々と言い放つ人となりといいなかなか尖ったやつが出てきたという感じなので良いスパイスになりそうで目を惹かれるね(奏斗、小金屋さん、ギロリとDGPを程良く引っ掻き回すキャラが物語の色んなフェーズごとに次々入れ替わる形で据えられているのは本作の面白いところの一つですね。最近のシリーズでもそういう引っ掻き回しが本分のキャラは多々いるけど何かと長期の台頭みたいになってマンネリになることも少なくなかったし、物語の性質上やりやすいのもあるとはいえこうやってキャラを次々入れ替えて新しい刺激を加え続けてるのは好感)  しかしベロバ役の並木彩華さん、あの堂々とした怪しい雰囲気でまだ齢15というのが凄いな...ライダーシリーズはこういう逸材見つけることにおいてはほんと強い

また祢音のサポーターに関しては直後にママが祢音の婚約者の話をしてきたのもあってソイツがそうなんじゃないかとも言われてるし、少なくとも祢音周りでは凄く重要になること間違いないだろうなぁ(ママがDGPの存在を知って祢音のことをより心配するようになり束縛を強めようとし始めたり、そのことに祢音も反発を強めたりと、祢音のドラマはかなり色んなキャラが交わって動いていってるのでそこの広がりが楽しみね)

 

というサポーター・オーディエンスサイドの新たな動きに並行して描かれるDGPの戦いの中、デザスターの正体が冴さんと明かされる形で今回は締めとなりました。前々からデザスター候補として視聴者の間では度々名前が上がってたけどストレートに来たね 大穴で景和か祢音、英寿の可能性も考えられてたけどそうではなかったか

とまぁ割と順当なルートに入った感こそあるものの、今回のエピソードで何の気なしに深掘りされた景和や祢音の家族との関係性というところに連動して、「苦境にある家族を支えたい」という冴さんの動機が強調される、デザスターとして負けられない意志の強さをいっそう感じさせられるというキャラクター的な深みが増す構造になっていたのは面白かったなと。家族のためというシンプル故になまじ共感できる動機な分感情移入しちゃうし、景和や祢音の家族への想いを目にして自身も家族への想いを強める共感性の高さを垣間見せた今回の描写などから素の人の良さが窺い知れてどういう風に動くんだろうと気にならせたりと、キャラクターの魅せが上手いよね(デザスターであったことを踏まえると、前回景和を助けたことも「疑いを向けさせたまま蹴落とすこともできたけど見捨てられなかった」みたいなところに思えてくるし、本当に根っこは良い人なんだろうなとより思えてくるのがまた)  究極的には争いは避けられないだろうけど、彼女がどう動いていくかは目が離せないなぁ

 

 

以上、ギーツ第20話でした。ストーリー的にはとてつもなく大きな変化こそなかったかなという感じではあるものの、サポーターの存在をより強く押し出してきたり冴さん=デザスターを明かしつつ彼女へ感情移入させる作劇で魅せてきたりと面白いポイントは多しでしたね。次回が冴さん退場になりそうだがどうなるやら...あと道長は本当に大丈夫か また死んだりとかせんか...

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた

アカネちゃん見て!バルタン星人!!

ウルトラマンティガ

第7話「地球に降りてきた男」

感想レビュー

 

 

アイコンの画像にしてるレギュラン星人をチャラ男に雑にバルタン星人呼ばわりされてキレたやんちゃガールの新条アカネちゃんも出ていた「SSSS.GRIDMAN」の続編映画「グリッドマンユニバース」は2023年3/24(金)全国公開です!!(※非案件)  ストーリー的には出ない方が粋だと思うけどどうなんだろうねアカネちゃん、出るんかね

 

宇宙ステーションと謎の宇宙船の衝突未遂事件を発端に地球へ伸びるレギュラン星人の魔の手、その最中に問われる家族の絆を描いた今回のエピソード。レナパパことヤナセ技官をストロンガー・城茂でお馴染みの故・荒木しげるさんが演じられていたり、ヤナセ技官の同僚アサミヤ技官をワンピのシャンクス等数多くのキャラを現在も演じられている声優の池田秀一さんが演じられていたりと名優が脇を固めストーリーを引き立てた印象深いエピソードですね  池田さん、ほぼずっとメットやゴーグルかけてるので視覚的にはピンとこないんだけど声が凄く聴き心地の良いダンディなお声なのでそこであっ!てなるよね FILM RED終映前のこのタイミングで別のことで池田さんの話してるの、なんか奇遇

新時代だ - AnDrew’s小生意気レビュー記 ←この流れでなんとなく載せておくFILM REDの雑感記事

 

そんな今回のエピソードは前述の通り「家族の絆」というところがテーマとなっており、幼い頃に仕事を優先し続け家族の下へいなかった父・ヤナセ技官への憤りを強く表しながらも彼が危険と知ると考えるより先に動き出すという父への想いを自分でも気付かない心の奥底に秘めていたレナ家族を顧みなかった罪悪感から「娘は自分の憎んでいる」と卑下し自ら距離を置こうとしているが、娘との約束の品のリップを干からびてもなお肌身離さず持ち続けていたり娘の危機は無視できなかったりと娘のことをいつも思い続けていたヤナセ技官という、過去の確執から距離が生まれていたヤナセ父娘のそれぞれ相手に対する悶々とした感情、そんな中でも捨てていなかった慕情が叙情的に描かれると共に、そんな想いを2人が互いに知って再び手を取り合う様を描く家族模様・人間ドラマが胸打つ話となっていました。随所で挿入される昔のヤナセ父娘の温かな家族の風景が2人を今も繋いでいたものとしてスッと沁みてくるのも相まって、そこからじわじわと2人の距離が再び縮まっていく様が凄く良いよなぁと 家族の間に何が起きたとて、昔あった家族の思い出/その思い出が尊いものであったことは確かなことだし、それを否定する必要もないんだよな  ガッツウイングにレナと共に乗り込みサポートする姿で今一度「娘に寄り添う父」となるヤナセ技官や、子供の頃父に言った「嘘ついたら針千本飲ます」を、昔の約束を破ったことへの数年越しの意趣返しとして改めて冗談めかしく言い「父と語らう娘」になるレナなど、物語後半で描かれた親子の絆の再生の象徴的な演出も凄くグッときて、総じてヤナセ父娘のストーリーが約24分の中に味わい深く詰め込まれてて良きでした 子供の冗談/おまじない的なニュアンスの言葉にしてヤナセ父娘の昔の約束の象徴である「針千本飲ます」でケジメを付ける様や、全てが終わってヤナセ技官の懐に泣きじゃくりながら寄りかかる様など、今回のことでレナの「父に約束を果たされなかったことで止まっていた子供の頃の時間」が動き出したんだなぁと実感できるのがまたじーんとくるわね

 

というヤナセ父娘を中心とした家族のドラマをより引き立てたのが、今回の敵宇宙人のレギュラン星人。地球人との事故で家族や同胞を失ったことを恨み襲いくる悲劇の宇宙人...と見せかけておいて、実際はそういった仲間達を容易く切り捨てる冷酷さと死した仲間を平然と自身の口実に利用する非道さに満ちたヤツ、という悪質な本性が欠片も同情できないカスっぷりとして強烈なキャラ性を発揮しているし、それが口や態度では冷たくしつつも実際にはその奥底に家族への愛を秘めていたヤナセ父娘の綺麗な対比となっていて本エピソードのドラマ性をグッと引き締めている実に味わい深いキャラクターだよなと。家族・仲間という概念を理解してないとかじゃなく明確にそういうもの(およびそこからくる仲間意識という感情)を理解している上でそれを嘲笑ったりテイ良く使ったりしてるのがとても邪悪 ヤナセ父娘との対比を重視したキャラ性だけれどとんでもねぇやつが序盤から生まれたもんです  銀と紫が基調となった、純粋な人型から少し外したアシンメトリーなデザインも芸術的でありつつ同時にその歪んだ精神性の象徴にもなっている感じがありなかなか凝ってて好きなところ。一目でかなり記憶に残るデザインよね   個人的には小さい頃ウルトラマンワールドかなんかで何度か見た、死んだフリしてティガに奇襲かけると見せかけてへこへこ謝り、とやって油断させてからの風車もいで不意打ちを仕掛ける、という卑怯上等みたいなクソ戦法の方がやたら濃く記憶に残ってるが。w おもむろに風車もいで突き出すムーブがなんかみみっちくて好きなんだよな...() けっこう不気味な存在感出してる方の宇宙人だと思うんだけど、この不意打ちムーブの印象が強すぎて若干宇宙帝王(笑)に近いかほりを感じてしまうのよ(

 

そしてラストは、宇宙へと戻ってゆく父の姿を映像越しに見送るレナの姿を描きながら、

「宇宙ステーションデルタでの研究により、人類は間も無く宇宙開拓時代に入るでしょう。しかし、家族や仲間との絆を失った者による宇宙開拓は、最早開拓ではなく、ただの侵略者になってしまう危険があることを、我々は忘れてはなりません。『開拓者』と『侵略者』の違いは、そこから始まるのです」

というナレーションが流れるカットと共に締めへ。ここのナレーションは本エピソード的に言えば言わずもがなヤナセ父娘とレギュラン星人の対比をより端的に表した言葉というところで締め括りとして良い味わいでありますが、もっとマクロな視点で捉えるとある意味で次作「ウルトラマンダイナ」の物語の示唆、および開拓精神/ネオフロンティア・スピリッツをはじめとしたダイナという作品全体のテーマへと通じていく精神性やその根幹を示す言葉にも思えたので、今観るとそういうところでもより深みが感じられたなぁと思いましたね。「宇宙開拓時代」とかもうズバリまさにじゃないですか  身も蓋もないことを言えばダイナの企画なんてティガ放送当時、ましてやこのエピソードの段階でなんて微塵も出てなかったと思うので特に深い意味とかはない(後のダイナ立ち上げに当たって同一世界観のティガの話の中からピックアップされた可能性なら少しあるかも)んだろうけど、むしろそれを踏まえた上だと、ダイナの影も形もなかったティガの段階で世界観を共有する2作の共通性としてこういう感じにピンとくるものがあるというのは、世界観設定やそこに通ずる精神性が作品を跨いでしっかり一貫されている証拠とも言えると思うので、改めてこの平成ウルトラシリーズの作品群って世界観やテーマの作り込みの緻密さや作品の柱・根幹となる部分の強固な構築、それをしっかり貫き通す根気と集中力がめちゃくちゃしっかりしてたんだなぁ...と思わぬ形でとても感心したところでありました。

そんな宇宙開拓時代へと実際に突入した世界にて、家族や仲間との絆を抱きながら未来へ進んでいこうとする者達を描いた「ウルトラマンダイナ」の感想は...まだ書くかどうかは未定です  ティガからの流れ的に多分やるだろうけど、ティガの感想もまだまだ序盤ということで、まぁぼちぼちと一緒の追っかけていっていただければ これからも末永くよろしくお願いしますよ!!

 

 

以上、ティガ第7話でした。叙情的・象徴的な演出が随所で良き味わいとなった、レナをメインに据えた人間ドラマが目を惹くエピソードとなっていました。比較的オーソドックスめな内容という感じであったけれどやはり荒木さんをはじめとした方々の深みある演技がストーリーをグッと引き締めていて面白かったなぁと 次作とも通ずる本作の作り込みの強さを図らずも実感する部分もあったりしてとても見所の多い一作だなと

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた

ありがとうは繋がる

デリシャスパーティ♡プリキュア

第44話「シェアリンエナジー!ありがとうを重ねて」

感想レビュー

 

 

戦いの中で感じ取ったフェンネルの孤独と苦しみに同情して啜り泣きながら崩れ落ちるマリちゃん、寄り添う優しさと慈愛に満ち溢れていてこのクライマックスでなお好感度爆上がりでしたね...人々を苦しめる諸悪の根源として戦う覚悟を決め対峙してなお、かつて一緒に過ごした仲間として想う気持ちや見捨てられない気持ちがあったからこそその苦しみを知って感情移入してしまったんだろうなぁ 良い人やで  そうして崩れ落ちたマリちゃんに手を差し伸べるシナモンもクッソイケメンで好き 本作味方サイドのおじさん達のキャラ造形や好感度が高すぎるY

 

 

復活を果たしたプレシャスも合流し、遂に始まるフェンネルとのラストバトルを描いた今回のエピソード。ド直球のザ・最終決戦、という感じの迫力満点のバトルを中心に、ハラハラするピンチと大逆転のカタルシスが本作ならではのテーマにガチっとハマる形で劇的に描かれた展開も実に熱い話になっていましたね。クライマックスとはかくたるやという感じの良さが溢れてて最高だったぜ...

しかし本作も長いこと追っかけてきましたがとうとうラスト2話、来るとこまで来たなぁと感慨深いですね...マジでもう来週最終回なん...(寂寥感)

 

そんな今回だけどまず何が良かったかって聞かれればまぁはちゃめちゃに力入りまくってた作画、主に戦闘シーンの作画だよなぁと。冒頭からいきなりハイスピード且つ奥行きある動きで駆けまくって惹きつけてくるし(振り向くプレシャスの動きさえぬるぬるでちょっとびびった)、後の戦闘でもプリキュア達のアクションや必殺技のエフェクトの冴えが凄いスピード感と滑らかさで表現されバトルの熱量をガンガン上げてくるのでずっとボルテージ高めに引き込まれてましたね...実際映像で見ないとどんくらい凄かったかが伝え切れないのがもどかしい...!(「にゅるにゅる動きまくってた」くらいでしか言葉では表現し切れないのよ)  前作トロプリは線粗めのタッチと敢えて枚数少なめにして外連を効かせたアクションの表現で荒々しく魅せていたのに対し、本作は柔らかな線や色味といった本作らしいタッチを保ちつつも動きの滑らかさや陰影の付け方、3次元的で奥行きのあるアングルの魅せなどをひっくるめてキレと躍動感に溢れたバトルを演出してた感じだったので、また違った味わいがあってそこも良きでしたね

またそんな作画の良さを後押しする演出周りもめちゃくちゃに良かったところ。優しく希望に溢れたメロディと歌声が沁み入る挿入歌キズナスペシャリティ」がマジのラストバトルをしっとりと、それでいて熱く盛り上げる様はとても気持ち良くここぞでのプレシャスの一撃を前にしてナレーションに徹してたおばあちゃんが、その枠を越えて純粋なエールを送るのも実に粋であり、といちいちグッとくるポイントを的確に押さえてくるのが流石でしたね  500→1000→2000と着々とカロリー数積んできたプレシャスのパンチの完成形が「おなかいっぱいパンチ」である、という本作らしい洒落を効かせた文脈の乗せ方も面白かった 本当に本当の最後のフィニッシュになるのが新しい必殺技とかでなくいつものライト・マイ・デリシャスだったのも地味に好きなところ。最後に発現する新しい技でのフィニッシュも良いけどやっぱいつもやってた技でバチコンと決めるのも安心感あって気持ち良いし、何より「みんなで『ごちそうさまでした』で決める」という本作らしい味わいを煮詰めた技なのでこれで決めてこそ、って感じだったからね

 

そしてそんな迫力満点のバトルと共に本作のクライマックスをしっかり熱く彩ったドラマ面もまた凄く良かったところでありました。「自分一人がジンジャーに選ばれ認められたい」という願望を表すようにジンジャーと同様の猫を象った怪物へ変貌したフェンネルの暴走に対し、ジンジャーやおばあちゃんが色んな人達の感謝を繋ぐために置いた「招き猫」がみんなの想いに呼応してプリキュアをはじめとした世界中の人々の希望・力となり道を切り拓くという、「猫」を同一の要素としながらもフェンネルプリキュア達との対照的な精神性の下で明暗がくっきり分かれ戦況が一気に良き方へとひっくり返る流れ(今まで伏線的にゆいパパが世界中で人と人の縁として招き猫を配ってた描写がここに来て世界中で巻き起こるピンチを覆す流れとなる劇的な伏線回収に凄く感嘆したし、その逆転の中でナルシストルーくんやセク姐が笑顔を守るために満を辞してやって来てくれたり助けてくれたりするのがベタベタのベタながらも今までの蓄積がしっかり効いて熱かったりと、節々の描写がまた良い後押しになっててアガったね)、そしてそこからゆいが、感謝の気持ち/「ありがとう」のバトンが色んな人へ繋がり重なることで生まれる力を直に感じ、その自分自身が感じた真っ直ぐな想いを自分の言葉で表しフェンネルへ届けるというところへ繋がっていく、という、「『美味しい』から生まれる想い─感謝の気持ち」「言葉のバトン」「自ら感じた想いで紡ぐ言葉」といった本作の色んなテーマが一気にぎゅっと集約・昇華されていく展開運びが凄く鮮やかで気持ち良かったよなぁと。一人でがむしゃらに突っ走ってフェンネルとの対話に失敗してしまった前々回を経て、今度は仲間達とも一緒に支え合いながら立ち向かい、「ありがとうの想い」が人を繋げることで生まれるものの尊さを自らの心で理解し、それがフェンネルの中にもジンジャーから受け継いだものとしてたしかに繋がっているのだと自分自身の想いと経験でもって言葉にしてぶつける、といった形で、終盤におけるゆいの「おばあちゃんから受け取った言葉のバトンを今度は自分自身の経験からくる自分自身の言葉で繋いでいく」を劇的にまとめ上げ着地させたの凄くグッときましたね...「ジンジャーに執着しつつも今はもういないからその想いなど確かめようがないと頑なになるフェンネルに対する「大切な人だったおばあちゃんがいなくなった悲しさを経験しつつも、その想いを言葉としてしっかり受け取り繋ぎ続け、自分自身を押し進める力に変えてきたゆい」というゆいとフェンネルの対比の構図がくっきりと浮かび上がり、鏡写しの者同士・アンチテーゼ的なところで主人公とラスボスとしての関係性がグッと深まったのも、終盤の対決の構図とメッセージ性の強調としてグッドであった  ここで喪服でおばあちゃんの喪失に涙しながらもその想いを受け継いでまた前を向く幼いゆい」「それを見守るような遺影の中のおばあちゃんの笑顔」というおばあちゃんのお葬式の断片的な描写が、(フェンネルとの対比の強調も込みで)離れ離れになっても託された想いでしっかりと繋がっていたゆいとおばあちゃんの関係性をより強く印象付けるアクセントになってたのもまた好演出でしたね  おばあちゃんのお葬式の描写は(僅かな尺とはいえ)正直子供向けの作品的には重くシビアな描写だったろうし、そこを描かないようにしても問題はなかったかもだけど、ここでゆい周りの構図をより一つグッと深めるためにちゃんとゆいがまた前を向くところまで込みで向き合って描いたところは真摯だったなと思います 小さいお友達的には難しいかもだし色々知って切なくなるかもだが、お父さんお母さんが寄り添い支えながら教えてあげて欲しいね

 

かくしてフェンネルとの戦いは決着しつつも、倒れたフェンネルが光の中へ落ちていき、プレシャスもそれを追って光へ...というラストで次回へ引き。ここまでにめちゃくちゃテンション上がってのめり込みながら観てたのと演出的にもう少しCパートくらいまで続きそうな感じがしたのとで、CM挟んでEDが始まった時つい「えっ今日もうここで終わり!!?」と驚いたのは内緒だ(時間経つのを忘れてた...)  フェンネル、「ジンジャーに自分だけを認めて欲しい」「自分だけが良ければいい」を地でいき全てを支配しようとしたけれど、それでも諦めず想いや希望を繋いでみんなが立ち上がり立ち向かい、いつしか形勢がひっくり返ってしまったために本当の意味で「独り」になってしまい慟哭する構図があまりに皮肉であったけれど、最後の最後には救われて欲しいなぁ...身勝手で捩れた奴だったけどその心情は理解できるからな  そこも込みで次回、どういう形で締めるか楽しみですね

 

...そんな今回のデパプリだったけど、気になってるところが一つだけ。

なんで招き猫大行進の時らんらんの実家のパンダまでしれっと動き出してたんすかね()  しかもやたらめったら強いという(なんでだよ)  フォロワー氏が「熊猫(パンダの中国語名)だからじゃない?」って言っててあーなるほどとはなったけど、それはそれとして「なんかノリで動けるようになった」とかだったらおもしれーなとも思う(

 

 

以上、デパプリ第44話でした。映像的に力の入りまくったバトルでガンガン盛り上げつつ、デパプリならではのテーマや課題にもしっかりグッとくる着地を見せてくれた熱いラスト1話前のエピでありました 改めて言うけどまさにラストバトルかくたるやという感じのストレートに良い演出やドラマに溢れてましたね

という感じでいよいよ次回は最終回 もう今回でかなり盛り上げに盛り上げまくってくれたところであるけれど、ここからどういう風に締め括るのかとても楽しみですね デパプリのフィナーレ、座して待ちます

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた

カエル、キレる!!

仮面ライダーギーツ

第19話「乖離Ⅲ:投票!デザスターは誰だ!」

感想レビュー

 

 

カエルが推しを呼び出して説教し始めてる...() 却って厄介ファンだろこれ(

ジーンといいケケラといいまだ底の知れないオーディエンス勢達だけど、両者とも推しに対する反応は「ガチ」なのでそこはマジなんだろうなという信頼は一定ライン確保されてるのがキャラクター描写のバランスとして良いよね 本筋に絡む怪しさとかがある上でそういう可愛げとか面白さがあるとグッとキャラには入れ込めるので  英寿潰しのために越権行為に走る一面はあるながらも根っこはかなり真面目だったことが(ギーリバでの描写や更迭後の情勢も込みで)窺えて一つキャラへの愛着になってるギロリとかもそうだけど、キャラクターが腹に一物抱えて化かし合うのが一つの魅力なストーリーの中で、各キャラの芯というかブレない部分、およびそこから生まれるキャラクターへの好感度・愛着みたいなものをしっかり確保する描き方してるのは、(そこを話の中の魅力としてきっちり描いて「これはブレさせない部分です」とほんのり示しているとこまで含めて)ギーツの凄く面白いところであり真摯なところだよなと思います  ストーリー通してのキャラクターの芯とかがしっかり感じ取れてそれが貫徹されるほどに作品は楽しくなるからね  ストーリー引いては作品のためにキャラクターが存在してるわけではなく、キャラクターがしっかりと在るからこそストーリーや作品が良きものとなると思ってますし

 

最初のデザスター投票を間近に控え色んな想い渦巻くジャマーボール対決の終幕を描いた今回のエピ。ジャマトの謎もじわじわとだけど紐解かれてきた感じであり、本筋も良い感じに盛り上がってきたかなと 豪徳寺さん顔ジャマトの量産といい生まれたてジャマトの目がじゅるじゅる蠢く様といいジャマト周りはちょいちょいゾクっとくる絵面が次々出てくるのが面白くて好きやね...前者に関しては以前平さん声のジャマトが複数出てきてた時点で示唆があったとこではあるけど、改めて同じ顔のものが複数一画面に収まってると鳥肌が立つわね

 

そんな今回はジャマトの正体に対する疑念から判断や動きの鈍る景和を軸に、彼がデザスターだという不信を周囲に植え付け蹴落とそうとする大智の策謀が場をかき乱す中で、景和の意志を後押ししその姿でもって彼を皆に信じさせることでピンチを打開した英寿の「化かし」が地を固めるという、疑いと信頼のぶつかり合いと逆転劇のカタルシスが気持ち良い回でしたね。いつも通りの食えなさで他者を化かして乗せた英寿だったけど、迷う景和に「腹を括れ」と遠回しに克己させたりその時の景和とのやり取りや再起した景和の真っ直ぐさを直に見せつけることで信じるべきか否かの苦悩の中にあった祢音と冴を信じる方へ傾かせたりと、根底には人の真っ直ぐな心や善性を信じ後押ししようとするある種の信頼みたいなものが感じ取れたのが良いよね  「あくまで英寿が成したのは後押しというきっかけ作り」というのがあるので、自分自身が立ち上がり勝ちを取るのだと奮起した景和の活躍なんだかんだで景和を疑い切れず信じた祢音・最後まで景和の人となりを見極めようとした冴さんのここぞでの景和への助力が英寿にただ踊らされた結果というだけではない、ちゃんとした彼ら自身の意志の体現として光ってたのも良きね(意外と頭ごなしでない冴さんがちゃんと景和の人となりを見極めてくれたのは期待通りで嬉しかったぞ)

そんな中で脱落となった大智も、景和の迷いをめざとく察知しデザスター投票を利用する形で蹴落とそうとする食えなさ(フォロワー氏が言ってたようにライバルを蹴落とすことさえできれば良いから景和がデザスターかどうかはあくまで関係なかった、という容赦の無さと貪欲さがまた良いアクセントよな)がストーリーのスリリングさをグッと上げていたし、その自身の勝利のために他者に疑念を植え付け場の空気を掻き乱したムーヴ本当の勝利のために他者の信頼を後押しし場の空気を一つにまとめ上げた英寿の巧みな手並みとの対比となって最終的にしっぺ返しを喰らう結末も良いオチだったしと、乖離編の序盤を盛り上げる存在感あるキャラとなっててとても面白かったところでありました。前回こども食堂のことを気にしない戦い方してたのが巡り巡って今回景和の「自分が守り自分が戦う」という譲らない貪欲さを後押ししてしまった因果応報さも好き  ストーリーライン的にどうもデザスターではないっぽいけど、彼が本当はどうだったのか?というとこで今後のストーリーのスパイスを残していったし良かった

 

そんな戦いの一方で他に強く目を惹いたのは、とうとう英寿と退場以来の再会を果たした道長の動向。道長牛めしおにぎり食わせたり、その後夜食にステーキ食ったりと妙に皮肉っぽいのは気のせいか英寿()  とどのつまり道長が今後どう動くかというのが現在のフェーズにおける見所だったわけだけど、ジャマトの真実(引いてはDGPの闇というべきか)を知って願いのために争い合ってた今までのことをどこか冷めた目で俯瞰するようになりつつも、ジャマトの言いなりになることも是とせず、それでいて「ライダー達を叩き潰す」という元々の願望もそれを叶えようとする意志の炎も全く衰えていない、という感じでどうも完全な第三勢力的立ち位置でDGPを引っ掻き回すジョーカーになりそうでこれは凄く興味深いなと。何者にも縛られず、けれど利用できるものは全て利用して願望に手を伸ばそうとする様は、ある意味で一番本作のライダーらしさが増してきたなと思うよね。「死を表す砕けたIDコア」「流れ着いたジャマトサイドからもぎ取ったジャマトバックル」で変身してる現在のジャマトフォームも道長のその貪欲な這い上がりの意志を象徴みたいな感じになっていて、ブツ自体は既存のアイテムしか使ってないながらも良い特別感が出てて好きだし割とハマってきてるよ道長  使用アイテムやスーツ自体は基本的に既存のブツの寄せ集めで完結してる突発・突貫さを含んでるながらも、しっかりと作品のテーマを突き詰めたりしたことによるストーリー・キャラクター的な文脈が乗ってるが故の劇的さがある感じのチェイサーマッハとか大我クロノスみたいな形態が割と好きだでね(割れタカタジャドルとかデザストブックによる剣斬のカラミティストライクみたいなオタクの琴線をくすぐる要素をやらしくない塩梅でほんのり入れ込んでるのもニクい)

ニラムの介入に触れたことでDGPの裏を更に知った感じもあったりしたし、何はともあれこの先の道長の立ち回りは気になるね

 

 

以上、ギーツ第19話でした。疑惑と信頼のせめぎ合い、貪欲に勝ちや願望に手を伸ばそうとするキャラクター達の人間模様を描き上げ盛り上げたストーリーが面白いエピソードでありましたね 特に道長周りはかなり良い具合に回ってきてる感じがあるし、今後のストーリーにおける劇薬になっていくと良いなぁと 次回以降更にストーリーは入り乱れていきそうだし楽しみですね

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた