AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

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各作品の感想レビュー記事等がかなり溜まってきたので、作品ごと及びその中の話数ごとに感想レビュー記事を辿りやすくなるようリンクをまとめたページ(サブブログ)を開設いたしました。各作品のタイトルごとにページを分けそこから各話の記事に飛べるようになっています(放送中の作品については優先的に上の方に配置しておきます)。

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また各作品のタイトルごと意外にも、「劇場公開作品」、「仮面ライダー関連のスピンオフ作品」、「雑談、コラム扱いの記事」へのリンクも設けておいたのでもしよければそちらもよろしくお願いします。

 

↓各感想レビュー記事リンク用サブブログ

AnDrew’s小生意気レビュー記 記事リンク用

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今後とも「AnDrew’s小生意気レビュー記」を何卒よろしくお願い致します。

トモダチってなにさ(哲学)

ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA

第3話「超古代の光と闇」

感想レビュー

 

アキト、ユナに対してかなり明確に好意持ってるんだけど向こうが自分を兄弟みたいに思ってる手前どうしても言えず、でも彼女が他の野郎と一緒にいると気が気でなくて落ち着かない、という姿をコミカルに描かれるキャラというところに収まっててちょっと安心した。第2話のテンション感のままユナとケンゴのことじぃっと見てたらヤバいやつ感が滲み出まくってたと思うので...() イグニスの口調につられて「ユナはお前の極上じゃない!ユナは...」まで言っちゃうけど踏みとどまる、という理性と本能を争わせてた姿すき

ケンゴとの関係性に関してはちゃんと心情の変化の段階描いてない分やたら爽やかに描かれるのがやっぱり違和感あるんだけど、このユナに対する若干めんどくさいまである感情模様に関してはとても面白いのでこれからも沢山描いて欲しいぞ

 

今回は「ユナとユザレの謎」「イグニスの目的」「ヒュドラムの参入」「エタニティコア」など、作品の残る諸要素の提示や重要設定についての掘り下げが行われた回となりました。

同じをしたユナとユザレの関係性はもうしばらくぼかすかとも思ってたんだけどこの段階でケンゴにも知られる形で触れられ、ここの展開の早さはちょっと意外でしたね。まだ真実に関しては深く掘り下げられていないけど、描写的にはユナが超古代人の血を継ぐ者である(故にユザレと見た目が同じで思念体のユザレも憑依できる)...という感じなのだろうか

ケンゴも第1話の描写からして超古代人の血を継いでる的な感じがするけれど、この2人が出会ったことで生じるものとはなんぞや、というのが今後の物語のキーになってく気がしますね

 

今回より本格参入のトレジャーハンターバスkイグニス、放送前にイメージした通りポジションとしてはトリックスター的な感じになって話を盛り上げていくことになりそうだけど、一方で上述したユザレとの関連性にまつわるであろうユナの存在の重要性に目をつけて狙ってきたり、先んじて復活して活動していたであろうヒュドラムとの浅からぬ因縁をちらつかせたりと、現段階で既に作品の根幹と大きな関わりを見せてきていたのがなかなか興味深いところ。ヒュドラムとの因縁に関しては故郷のリシュリア星をヒュドラムにどうこうされたってことなんだろうけど、ユナを狙うことがそれと何かしら関連したりしてるんだろうか...みたいなのはちょっと気になるね(ユザレの早期の覚醒をあまり面白くないように思ってるような素振りを見せてたし、ヒュドラムへの復讐のためにユザレ覚醒の機を待つ形でその力を利用したいのでユナを手に入れようとしてる...とか)

あとイグニスのカットがOP映像に追加されてたけど、そこにケンゴが夢で見たトリガーと似た闇の巨人らしき姿もあって、これってもしや、とも思ったりしてるので、ここも注目ですね そのポジションはてっきりアキトになるかと思ってたので意外だ

 

そして今回闇の3巨人の1人ヒュドラムが登場し、遂にカルミラ・ダーゴン・ヒュドラムが本編で揃い踏みしました。慇懃無礼な態度で妖しく立ち回る一方、格下と思ってた相手にしたやられたりすると余裕がなくなって見境なく激怒する、とこの手の策士キャラとしては割とスタンダードな感じですね(闇の3巨人のキャラはけっこう分かりやすく際立っててここはなかなか良いよね)

石像からの復活シーンがなかったから勿体ないな〜と思ってたけど、カルミラ達よりも100年も前に復活して活動してたと。イグニスとの因縁もその間に生まれたっぽいし、今までに何をしてたのか、何を仕込んでたのか、は気になりますね あとこの100年早い誤差がなにか意味するものはあるのだろうか、というのもちょっと気になったり。カルミラの復活は偶然ぽかったし、ダーゴンもカルミラが手を加えたことによるものなので、普通にヒュドラムもたまたま早く復活できただけだとは思うけど

 

戦闘シーンでは、ガッツファルコンの2モードによるガゾートとの空戦・陸戦やトリガー・スカイタイプのスピード感溢れるバトルを、合成を駆使した縦横無尽のアングルと共に演出しており、今回も非常に見応え抜群でしたね。坂本監督、あのアングルぐるぐる移動する演出すっかり気に入ったわね

他にも地上のガゾートへ必殺技をヒットさせる際の画を街の俯瞰風景にガゾートを合成させる形で臨場感高めに演出したり、スカイタイプのカットやヒュドラムとの戦闘を夕陽をバックにした軽快なワイヤーアクションで表現したりと、非常に画になるカット満載だったのも良かったですね。トリガーvsヒュドラムのバトル漫画的な外連味効いた動きとても好きだ(青カラーのスマートな2人がまぁ夕映えして良き)

あとトリガーとヒュドラムが空中で斬り合うシーン、よく見ると画面の質感的にオープンセットでのワイヤーアクション撮影みたいで、改めて見返すとなかなか新鮮な迫力があってたまりませんでしたな オープンセットでのアクションはやっぱりリアルな迫力が生まれるねぇ

 

しかし今回登場のガゾート、ヒュドラムが生み出した配下的怪獣であることは「変形闇怪獣」の肩書きからもなんとなく察せられていたのでトリガー達との戦闘メインでガゾート自体があまり掘り下げられなかったのはまぁ良いとしても、ガゾートを象徴するワード「トモダチ」が特に意味もなくポンと出されただけだったのはちょっと個人的に残念だったところ。ファンサービス的な原典オマージュの意味合いがあったのかもだけど、突然の発声にナナセ隊員が反応したきりでその後どういう意味だったんだろうか的な言及も掘り下げもないので、話に流れにおいてもガゾートの描写としても本当に大して意味がなかったので、半端に原典を擦ったな...というのが正直な印象。降臨直後に眼科やビル内の人間を見て涎を垂らしながら「トモダチ!!」と言うみたいな含みを持たせるカットを入れて視聴者に十分に察する余地を持たせるみたいな見せ方もできたはずだったろうし、これならヒュドラムがクリッターを使って生み出した配下、くらいに割り切って描くのがまだ良かった気がする(ガゾート、クリッターといった単語を登場させたり、「普通のガゾートと違う」という台詞を用いたりすることで過去にガゾートが現れたことを示唆するのは面白かったけど、これも唐突感の方が勝って正直微妙。冒頭のシーン辺りで「都市上空の電離層をクリッターの群れが通過しようとしてる」的な台詞を伏線的に入れておくだけでも後のヒュドラムによる召還も自然になったと思うし)

 

また今回、GUTS SELECT側の描写として、TPUがトリガーを監視対象としたことに対し反感を抱くテッシンさんを「上層部の決定」と言って諌め大人しく従う姿を見せつつも、ガゾート・ヒュドラム戦においてはトリガーを信じ援護、共に戦う意志を示す、という感じでウルトラシリーズ定番の「未知の巨人・ウルトラマンを防衛チームとして信じるか否か?」というテーマに乗せタツミ隊長の奥底の熱いところを描く流れがありましたが、ここもこれまでの話の中におけるGUTS SELECTの面々のトリガーに対する関係値が十分本編上で描かれていないのであまり劇的な感動はなく、という印象でした。せめて1回くらいはGUTS SELECTの面々がトリガーの活躍に何かを見出す展開があったなら効果的になる展開だと思うけど、そうではないからテッシンさんがあれほど反発するくらいにトリガーに入れ込むことに説得力が感じられなかったりするのよな 夕陽バックで援護するナースデッセイ号はむちゃんこカッコ良かったので勿体なかったなと

 

そしてラスト、揃い踏みした闇の3巨人が「エタニティコア」の入手に燃える姿を見せたところで締め。エタニティコアはまだワードとして出たのみで実態も分からないけれど、今作の戦いを左右する重要な存在には違いないので、動向に注目ということで...

 

以上、トリガー3話でした。2話に続いてキャラ紹介と要素提示の作劇という感じで、それらが今後どう活きてくるかについてワクワクさせるものがありましたね。トリガーの物語はこの辺の期待値の高め方や伏線の張り方は今のところ本当上手いなと。その分一個一個の見せ方がどうも急ぎ気味で薄く、ドラマ面が弱くなったりというのが短所として出てる感はありますが

とはいえメインキャラも出揃い、作中の重要要素も提示されたのでここからは展開運びが小慣れてくると良いな...と思います。特撮面は申し分無しだし期待したいですね

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた

失われた地平線

ウルトラマンコスモス

第19話「星の恋人」

感想レビュー

 

 

街中で出会ったレダのことを思い浮かべて勤務中にぼんやりしたり、施設見学の解説中レダが他の女性にいちゃつかれてるのを見て(私語厳禁というテイは守ってるとはいえ)突っかかったりと、レダ接触した後のアヤノがやたらレダに夢中になってるのってレダがアヤノの精神に干渉したからだよな、とか思ってたんだけど、よく考えたら後からレダがしっかり洗脳かけてるわけだから、あれはアヤノが素でレダに首ったけになってるだけかもしれんのよな 、とちょっと思い直したりした そんなんだから子供って言われるんやししっかりしろアヤノ()

しかししれっとムサシをショッピングに付き合わせているアヤノを見ると、この辺から物語はこの2人の少しずつ距離を縮める形に動いてきてたのかな...なんて思ったり

 

宇宙機デブリも低軌道では秒速7~8kmで地球を周回しているため、デブリが衝突する場合には相対速度は秒速10~15kmもの超高速衝突となります。これはピストルの10倍以上速い速度であり、小さなデブリでも巨大な運動エネルギーを持っています。そのため1cm以上のデブリが衝突すると宇宙機に壊滅的な被害を与えるとされ、数百μmのデブリでも、ハーネス等衝突場所によってはミッション終了につながる被害を与える可能性があります。また大きなデブリ同士が衝突すると、10cm以上のデブリが数千個発生するだけでなく、1cm級デブリ数十万個、1mm級デブリ数百~数千万個が発生することも懸念されています。

JAXA・研究開発部門-スペースデブリに関してよくある質問FAQ より抜粋

スペースデブリに関してよくある質問(FAQ)|JAXA|研究開発部門

 

宇宙開発のミッションに伴って発生しそのまま地球の衛星軌道上に残り続け、今現在も上述したような多くの危険な問題点を孕んで宇宙空間を漂い続けている人工衛星の部品や破片「スペースデブリ」。そのスペースデブリが外宇宙の民の脅威となったら...というのを一つのテーマとした今回の話。現実世界におけるある種の環境問題の提起を話に絡めつつ、きっかけになるのがただのデブリではなく廃棄となった軍事衛星であるというところで、外宇宙からの侵略者が多く訪れるウルトラシリーズならではの世界観も昇華させてきてるのが上手いところでした。

 

今回登場のミゲロン星人のカップル・レダとレカは、「宇宙の航行中に機能を停止していなかった地球の軍事衛星に宇宙船を自動的に撃ち抜かれて死へと追い込まれてしまった宇宙人」と立場としては完全なる被害者であり、もう永くはない命でありながら、恋人を亡くした憎しみで身体を動かし復讐のために地球で暗躍するレダの姿はあまりにも壮絶で胸にくるものがありましたね...一方の種族の問題に理不尽な形で巻き込まれて大切な人を亡くしたレダの激情は察して余りあるほどであるけれど、それによってなんの関係もない人々が巻き込まれることをこちらとて看過することはできず...と、本来であれば敵対することなどあり得なかったであろう者同士が争い合う形となってしまっているこの構図はあまりにも哀しいよなぁ...

 

しかしそんな争いの中において、恋人の憎しみを鎮めるため、そして地球とミゲロン星の間に不毛な禍根を残さないため、霊魂のような存在になりながらもレダの説得に現れたレカの想いは強く光りましたね。戦うのではなく分かり合おうとする形で、この何も生み出さない戦いを収めようとするムサシ/コスモスの身体を張った慈愛の姿勢と併せ、憎しみに突き動かされるばかりだったレダの心が氷解し、レダ自らが争いに終止符を打つ様は心を打つものがありました。

苛烈な感情に駆られる存在の心にも寄り添おうとする優しさ個人の一時の憎悪が共に分かり合える者同士の間に更なる争いを生むという可能性を広く見据え声を上げる勇気、それらが何かを変えるという展開はコスモスのテーマ性に強く当てはまるものがあり、悲しき争いに惑う今回の話において凄く大事なメッセージになっていたなと思います。

そんなレカとてもし生死の立場がレダと逆だったならば、大切な人への愛故に今回のレダと同じような気持ちを抱いたり同じような行動を取ったりしたかもしれないけれど、その時はレダが大切な人への愛故にレカを止めたのかな...とも思ったり。何かを想う時にその心に宿る慈しみ、それこそが大事なんだろうな、と

 

今回の怪獣・アングリラはレダの情念の化身とも言える怪獣で、人型のフォルムながらも体全体が酷く歪んだような顔を成しており、腕や脚にまで至る全体の形状が歪なアシンメトリーになったデザインは彼の乱れ荒れる執念とも言える心を表すかのようでインパクト大。マイナーな怪獣で活躍としてもぼちぼちではあるのだけど、秀逸なデザインをしていてなかなか好きな怪獣です。こういうかなり大胆なデザインした怪獣もっと増えて欲しいのよな

 

最後はEYESの面々で揃って星空を見上げ、レダとレカの幸せを願うと共に、宇宙が地球人だけではなく宇宙に息づく多くの生命のものであることを噛み締める、という情緒溢れる画で締め。今回のアヤノ、物語の準主役っぽい立ち位置だったけど結局レダの心境の変化に大きく掛かる感じの立ち回りはしなかったしそこはちと残念ね ムサシが洗脳中のアヤノに呼び捨てで呼びかける下りがあったりと、後の展開の伏線っぽい描写があったのでその伏線張りのための配置だったのかな、とも。やっぱその辺意識してたのかな?

フィクションを大きく当てはめすぎな話と言われるかもだけど、現実世界でだってなんの気無しに地球の衛星軌道上を通った生命体がスペースデブリの衝突によって命を落とし...みたいなことが決して起きないとは言い切れず、またそこからいつ地球人とレダの間で繰り広げられたような事態が起きるとも知れないのを思うと、現実世界で人類が宇宙進出を強く見据えるならば、地球人の間でさえ大きな問題となってるこのスペースデブリ問題には力を入れて解決に取り組んでいかないといけないなと思ったりしますね(その点に関しては、複数の企業がデブリ回収の技術開発に名乗りを上げたりと希望が見えているので、その希望の光を支えていきたいものですな)。

宇宙ごみ回収に日本のベンチャー企業が相次ぎ名乗り 宇宙の環境問題を技術で解決 - ITmedia NEWS

そしてムサシやレカのように、何かを慈しむ心を1人1人が強く抱いていくことも、また大事だなと

 

 

以上、コスモス19話でした。スペースデブリの問題をウルトラシリーズならではのSF的なアレンジを加える形で物語に絡めつつ、そこからコスモスの物語に通ずる「争うばかりではない、他者に寄り添う愛や慈しみ」というメッセージ性を濃く押し出したストーリーが胸に響く回でしたね

ムサシとアヤノが2人でいるカットが多かったりとこの2人の関係性についてさり気なく印象付ける描写もあって、このポイントが話の中で着実に深められていく様にも改めて注目したいですな

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた

実らない恋から見出せるものもある

ウルトラコスモス

第18話「二人山(にびとやま)伝説」

感想レビュー

 

 

ウルトラシリーズお馴染みの古き伝承を軽んじて開発のために祠や石碑を勝手に破壊し神獣や妖の類を復活させるタイプの人間だぞ!速やかに火刑に処せ!!

どうでも良いけど刀石の爆破に来た人がほっかむり被ってるのあまりにイメージがステレオタイプすぎるでしょ()

 

立場の違い故に結ばれない無念から心中した戦の真っ只中の2つの国の若殿と姫の成仏されない魂が化身した怨霊鬼・戀鬼が封じられた二人山を舞台に繰り広げられる今回のストーリー。ざんばら髪に真っ白な肌、甲冑を纏った身体に折れた矢が痛々しく突き刺さっているという、落武者をそのまま巨大にした姿の戀鬼はいつ見てもホラー感高めでインパクト大なんですよねぇ。鉛色に曇った空の下で髪をゆっくりとたなびかせて歩んでくる戀鬼の演出は、仄かにセピアがかった感じの画面の色合いも相まって生気が感じられない不気味さを存分に醸し出してて実に秀逸

因みに、コスモスの3作前のTVシリーズ「ウルトラティガ」の第16話にて霊体的な存在となって登場する、宿那鬼を封印した男・錦田小十郎景竜という人物が、今話においても戀鬼を封印したという武士・錦田景竜として名前のみではあるものの存在が示されている、というのはディープなウルトラシリーズファンの間では有名な今話の小ネタ。宿那鬼の話も今回の戀鬼の話も川上秀幸さんが脚本を担当されてる回であり、且つティガとコスモスには世界観的繋がりが無いので、川上さんが分かる人向けにファンサ的な感じで仕込んだ小ネタでしょうけどこういうのは面白いですよねw 更に補足ですが、景竜はティガの外伝小説「白狐の森」においても登場しており、「ウルトラマンガイア」にも登場するガンQに変化した呪術師・魔頭鬼十朗の退治に向かっていたことが描かれていたり(「白狐の森」を執筆されたのもガイアのガンQ回を担当されたのも川上さん)と、実質的に世界観の異なる平成ウルトラシリーズに3作跨いで関わっていることになっており、マルチバースを股にかけて複数の並行世界で活躍していた人物なのでは?とファンの間で冗談めかしく言われていたりしますw ウルトラマンゼロを先取りしすぎでは()

 

今回はEYESの新メカとして、地底潜航マシン・ランドダイバーが登場。ウルトラシリーズでは時折登場する地底メカ枠として、岩壁破壊や地底への潜航のシーンを迫力ある特撮で表現していたのはカッコよかったけれど、戀鬼の魂が眠る風穴を探り当てたまでが山場という感じで正直活躍としてはしょっぱかったのは残念なところ。戀鬼が通常攻撃の効かない敵ということで戦闘面でも活躍できたとは言えなかったし、ちょっと食い合わせの悪い回に出ちゃったのが惜しかったなーと 個人的なイメージだがウルトラシリーズの地底メカ水中メカってどうしてこうも受難傾向なのだろうか

 

今回のストーリーは戀鬼以外にもう一つ、シノブリーダーと彼女の防衛軍時代の元チーフ・竹越の関係性が軸となって展開されました。自分を厳しくも導いてくれる良き上司であった竹越に次第に上司として以上に惹かれるようになっていったことが見て取れるシノブリーダー、妻との死別で憔悴していた自分を支えてくれたシノブリーダーに特別な想いを持っていたことが示唆される竹越、と両者が互いを強く意識していることが感じられる描写はなんか普通に大人の恋愛ドラマっぽいテイストがあってとてもムーディでしたね(シノブリーダーや竹越の心情とかについては最低限の言動から視聴者に分かるように描かれてるレベルで、どのタイミングで相手を意識するようになったのかとかは尺の都合もあってか詳しくは描写されてないのだけど、それがかえって二人の関係性などについての想像を膨らませるのも面白いところでした)

竹越の娘・みどりの、シノブリーダーのことをお姉さん的な感じで慕っているけど父と一緒に暮らすことになるかもしれないのはちょっと複雑な気持ちで、でも父の幸せのために半ば自分に言い聞かせるように2人が一緒に暮らすことに賛成する(でも母の墓前では自分の素直な気持ちが少し出るところが良い感じに人間味濃くて好き)、という描写もこれらのドラマに深みを与えていて、この辺当時の子供達はどのくらい理解できてたんだろうか、とちょっと思ったり 自分もリアタイ勢だけどこの回は戀鬼の印象が強くてドラマパートの当時の印象はあまり覚えてなかった

 

そんな関係性の2人だったけれど、シノブリーダーがみどりのことを気遣ったのもあってか「TEAM EYESの一員として精一杯に戦う今が幸せ」と竹越への恋慕の気持ちに自分の中でケリを着ける、という形で幕が引かれることとなりました。彼に想いをさり気なく伝えられた時に色々な感情を巡らせたような表情を見せる瞬間もあったりして、シノブリーダーもみどりのことは気にかけつつもかつて慕ってた人ともう一度繋がれるかもしれないこととの間で葛藤したりしたんじゃないかな、などとも思えてこの辺の心情については凄く深みがあるなと。かつての想い人のことを巡って、自分の幸せを取るか誰かのための幸せを取るかで惑う、という、なんかほんとに恋愛ドラマのそれだよなぁ

 

そこから、自分が誰かを愛する気持ちが決して思うようにはならないことをしっかりと噛み締めつつ、誰かのための幸せを取ったシノブリーダー自分達が結ばれないことへの怨念から他者を悲壮な憎しみと共に呪おうとする戀鬼の対比が生まれ、戀鬼の行いを見かねたシノブリーダーが自分の想いと準えるように紡いだ言葉で「人を愛すること」を説いたのが戀鬼の攻略へと繋がるという展開運びはなかなかに面白い文脈の作り方でした。シノブリーダーの戀鬼に向けた熱と想いのこもった言葉はとても見応えアリでした(戀鬼の行いを「自分が悲しいよ」と涙ながらに諌めるところは、ある意味戀鬼のように実らない恋故に誰かを憎んでしまう自分の中の感情に対し言い聞かせてた部分もあったのかもな...と思ったりする。オーブで戀鬼のリメイク怪獣である紅蓮騎が登場した回のサブタイである「私の中の鬼」に通ずる意味合いを感じますね)

戀鬼の境遇って普通に見れば同情的に感じられるものであり、コスモスの作風的にもそこで寄り添う形にするのが鉄板に思えるけど、そこで戀鬼に寄り添うような展開にはせず、戀鬼を「結ばれない苦しみから自ら逃げたにも関わらず、その哀しみを他者や世界に対し憎しみとしてぶつける者」とした上で今回の話を経たシノブリーダーが咎める形にしたのはユニークな作劇だよなぁと。でも戀鬼がああして怨念のままに自分達を引き裂こうとする全てを呪わんとする存在となってたのを思うと、そんな他者からの同情という優しさは戀鬼からすると聞き入れ難いものだったと思うし(だからこそコスモスのフルムーンレクトが効かず鎮まらない展開が入ったんだろうな)、そこで全てを諦め他者に怒りを見出すしかなくなった戀鬼の歪んでしまった恋そのものを厳しく咎め諌める形にしたのは正解だったと言えると思うね(普通にやったらともすれば戀鬼を咎める側が傲慢な感じに取られかねないかもだけど、今回のストーリーの筋がしっかり通っていて、それを経たシノブリーダーの存在も強く活きてるからこそ、説得力のある作劇となってるのが巧いと感じる)

他者を救うこととは、必ずしも優しく寄り添うだけが正解ではないのだなぁ

シノブリーダーに説き伏せられ、悲しむように膝から崩れ落ち消滅した戀鬼から2つの輝く魂が寄り添い合うように昇天していったのが良い構図でした

 

最後はシノブリーダー自ら、踏ん切りをつけた自身の想いを告げ、みどりとも笑顔を交わし合う、という形で気持ち良く締め。

因みに今回、シノブリーダーが竹越やみどりと話すシーンにおいて、レトロな電車が後ろの方の高架や駅の線路を走る画を引きで描く演出があり、これが田舎の雰囲気を良い感じに引き立てていて個人的になんとも好きでした。撮影の調整とか大変だろうけど凄く風情あって良かった

 

 

以上、コスモス18話でした。かつての上司へに秘めたる恋慕、それに対する彼女なりのケリの付け方、そしてそこからくる想いを込めた言葉で戀鬼を咎め諌める姿など、シノブリーダーを中心として「恋」をテーマにちょっと大人なテイストで進む話が印象深い話でした。シノブリーダーの大人な女性としての存在感が良く出ていてたまらんかったですな 彼女については、この後の展開においてある形でもっと深められていくので、そちらもまた楽しみにしております

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

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ではまた

アンジェラ芽衣さん、我が子(違)と出会う

機界戦隊ゼンカイジャー

第20カイ!
映画公開記念合体スペシャル「剣士と界賊、兄の誓い。」

感想レビュー

 

 

何故踊るのか(今更過ぎる当然の疑問) - AnDrew’s小生意気レビュー記

今回の話はセイバー×ゼンカイ合体SPの後編扱いになってるので、この記事を読む前に前編扱いのこの回の記事↑を先に読むのをオススメするぞ!

 

セイバーの世界での一件でオリヒメワルドを倒して戻ってきたゾックスを追ってゼンカイジャーの世界へとやって来た神代兄妹、彼らとゼンカイジャーの出会いから繰り広げられる戦いを描くセイバー×ゼンカイ合体コラボ後編。前編に続きこっちもこっちでなかなかに破茶滅茶だったけど、ゼンカイジャーベースはそれが平常運転みたいなところあるんで何も気にすることはないですね(感覚ぶっ壊れ

介人達の世界以外の全ての並行世界がトジテンドの手中に落ちたという設定のゼンカイジャーでクロスオーバーを描くにあたり、セイバーの世界にゾックスやオリヒメワルドが来たことはどう説明するんだろう的なことをフォロワーさんが一時気にしていましたが、そこについてはセイバー世界を「トジテンド側が新たに発見した並行世界(ゾックスは並行世界間のゲートの設計図を奪ったことでその存在を知ったとのこと)」とすることで設定的に違和感のないものとしてて、これはさり気ないながらも良い采配でしたね。毛利さんはこういうコラボ系の番外エピソードで複数作品の設定を擦り合わせるのが上手い方なのでその強みが出てたなと

 

今回、ストーリー的にはヒコボシワルドによってマジーヌと玲花が誘拐されたのをきっかけにゼンカイジャー一同と凌牙が共同戦線を張るという流れになっていて、凌牙が準主役くらいのポジションで印象深く活躍していたのが面白かったところでしたね。上述のセイバー世界の設定を冒頭にて語った上で、並行世界から帰ってきたゾックスとそれを追ってきた並行世界の人間である神代兄妹のやり取りを描きそこから協力する流れへ繋げてるので、「並行世界のヒーローとの共演回」的な趣のゼンカイジャーの単発エピソードとして、この話単品でも楽しめる作りなのは個人的に何気に良かったポイント。(勿論前編のを観ておいた方がより楽しめる作りだし前編も楽しかったので、前編は視聴推奨だぞ!前回のあらすじでセッちゃんが思いっきりセイバーパートの前編に触れてるし、公式でも「セイバーから先に観てね!」とアナウンスしてるしね)

今回の凌牙はゼンカイサイドの作風に呑まれたこともあって、玲花が連れ去られたことで暴走気味に暴れ出したり、介人達のノリに付き合わされてごつめのクソ女装(スネ毛めっちゃ見えてるのが面白すぎたw)したりと、だいぶ軟化してきたセイバー本編でも見せてないような弾けたコミカルシーンが多かったけど、その中で「玲花のことは幼い頃から一緒にいる存在で、失うことなど考えすらしないほど大切に思ってる(故に妹のことになると前述したように暴走し出してしまう)」という玲花に対する思い入れの深さが掘り下げていて、セイバー本編だと登場時期故に掘り下げに恵まれなかった凌牙のキャラクター性がグッと深まったのがなんとも良かったですね。ちょっとした台詞での強調だけど、こういうのあるだけでだいぶ違うよなぁと しかし玲花のブラコンには負けるけど、あの暴走っぷり見ると凌牙のシスコンも大概だな...って思うw やっぱ兄妹だね公式サイトの「妹を支配している」設定は結局死に設定になったっぽいですな 現さんの子煩悩設定みたいにひっそり修正(調整?)したって感じだろうけど

そこから介人が「大事な人が心配であればこそ、失うことを考えるよりも救うことだけを考えよう」と持ち前の前向きさで凌牙を励ましたり、ジュラン達が「マジーヌももう守られるだけの存在じゃない」と仲間として無事を信じ自分達にできることを精一杯しようとする姿勢を見せたりすることで、玲花を心配するあまり心乱れていた凌牙が心を落ち着けてどっしりと構えるようになる、という流れもクロスオーバーならではな描き方でとてもグッときたところ。しっかりゼンカイサイドの掘り下げにも繋げてる隙の無さが見事でした。マジーヌ加入前はマジーヌのことを過保護気味に心配してたジュランが、あの子ならもう大丈夫的な感じのまた違った親目線を発動しながらも仲間としてちゃんと信頼してるのが、ゼンカイジャーとして共に戦ってきて築いた信頼値を感じさせて熱いよねぇ。そのマジーヌは完全なうっかりでゼンカイジャーなの気付かれてふん縛られてたけどな!どっちらけになっちゃうからしっかりしろ()

凌牙と諸々のいざこざで揉めていたゾックスの方も、フリントが襲われたわけじゃないから自分には関係ない、と玲花を助けたい凌牙のことを突っぱねながらもその実フリントのことが心配で無事を確かめに戻っていて、そこでフリントの無事を知って安心したことから「兄として妹を心配する気持ち」というところで改めて凌牙とのシンパシーを実感して助太刀にやって来る、という感じで凌牙との「兄妹」要素繋がりからその内面がより深められており、最後に凌牙と僅かながらも通じ合うとこまで含めて作品を跨いだ思わぬ絆の形成の流れにグッときましたね。

放送前は(劇場版での共演を前提に置くからTV本編でメイン同士ががっつり絡めないんだろうと想像できたとはいえ)だいぶサブ寄りな神代兄妹が絡む形のコラボは面白くなるだろうかと正直心配だったけど、きっちり両作のキャラの絡みを劇的にドラマとして昇華させつつ、個々のキャラの掘り下げまでこなしていて、その心配が杞憂に終わったのは実に良きでしたね。こういう感じで細かな要素の回収をキャラの絡みに繋げ深みを持たせてくるとこはやっぱり毛利さんクロスオーバーに強いよなぁと改めて感じたね

にしても凌牙達のクソ女装のとこ、介人が無駄に女装似合ってたのが面白すぎたよなぁ。w 駒木根くんのスタイルが良すぎる ジュラン達のえげつない女装も、ネイルのパーツが手にはっつけてあるという変な凝りようがシュールw

 

そして戦闘パート。合体コラボのお決まり、というところでゼンカイの名乗りに続き、ジュランに勧められてデュランダルがビシッと名乗りを入れるのはコミカルで楽しかったわね せっかくカッコよく決めたのにゼンカイジャー共が「やりゃできんじゃ〜ん!ウェーイ!!」って茶々入れてくんのがウザすぎて笑ったw ついでに後からマジーヌと同時変身したサーベラが何も言われずとも名乗ってたので「玲花の方が適正高い」とか一部の視聴者から言われてたのも面白かった。w

今回はセンタイギアならぬライダーギアを使用した技も飛び出して、ジュランがジオウ(ジオウⅡか)の未来予知やキングギリギリスラッシュを使ったり、ガオーンがゼロワンのライジングインパクトをぶっ放したり(なんかいける気がする!ってちゃっかり言ってたの好き)、ゼンカイザーが烈火で攻撃をしたりと直近3ライダーの技をゼンカイジャーが使ってたけど、エフェクトの再現までかなり凝ったなかなか見応えのある演出で楽しかった。特にライジングインパクトの演出は、光の軌跡が尾を引くエフェクトやゼロワン特有の文字カットインなどがバッチリ再現されていてとてもテンション上がりましたな センタイギア使うと大抵とんちきな能力になるのに、ライダーギアはまじめだなぁ()

と、色々はちゃめちゃに進む戦闘の中で、前回手に入れたゼンカイジュウギアを使ってツーカイザーがスーパーツーカイザーへとパワーアップ!まさかのコラボ回でのパワーアップということで、正直他の諸々の要素に活躍の尺とかを持っていかれた感もありますが、ゾックスの変身時のキレッキレNEWダンスがあまりにインパクト抜群でしっかり印象は残していったと思いますw そして神代兄妹にもしっかり「何故踊る」と突っ込まれるという() タイムレンジャーのVレックスモチーフということで、必殺技名が「レックスリフレイザー」だったのはちょっとおっとなりましたね

 

その後巨大戦もさくっと勝利し、2つの世界を股にかけたバトルは決着。しかしオリヒメワルドもヒコボシワルドもワルド基準だと被害規模ぼちぼちであまり大したことはなかったなぁ...w 能力は割と強いんだが アイツらはワルドの中でも最弱...(

かくして神代兄妹は元の世界へと戻ることに...となるのでしたが、ここで別れの前に玲花が唐突にマジーヌにハグするという、神代玲花」ではなく完全に「マジーヌたんの母(自称)(非公認)を名乗る女・アンジェラ芽衣さん」の人格が表出してるとしか思えない下りがあってめちゃくちゃ笑ったw  玲花とマジーヌって一緒に人々を助けたりと一時肩を並べ戦った仲間とはいえそこまでめちゃくちゃ親交深めた仲でもなかったから流れ的に力技でねじ込んだとしか思えない下りだったし、何よりハグの直前から明らかに玲花の目の色が変わってたので、どう見てもアンジェラ芽衣さんの職権濫用なんだよなこれ...w もしくはスタッフ側の忖度かもしれない() でも「周りの剣士が男ばかりな環境の中にいた玲花にとって、初めてだったかもしれない同性の戦士との出会いが嬉しかったのかも」という考察もあってここはちょっとグッときた

かめワイ on Twitter: "玲花のマジーヌへのハグ、役者ネタではあるけど、幼い頃から組織で育ってきて、周りの聖剣使いはみんな男みたいな境遇にあった彼女にとって同姓の戦士というのは初めて出会った存在だったのかもしれないと思うと面白かったよ"

と、詰まるところこのシーンって、作品をSNSとセットでリアルタイムで追ってるファン(とアンジェラ芽衣さん)向けの内輪ノリ的なコミカルシーンではあったのですが、まぁ何はともあれアンジェラ芽衣さんがTwitter上でマジーヌを爆推ししてる姿は我々としてもいつも楽しかったので、彼女がようやく満を辞して思いっきり推しと絡めたのは「おめでとう!」ってなるし、それをこんな豪快に本編でやる豪胆さも一周回って面白かったので最高に好きなシーンでしたw

アンジェラ芽衣 on Twitter: "アアアーーーーーーーーーーーーッッ"

アンジェラ芽衣 on Twitter: "ありがとうございます!!!!!!!!!!!!ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!"

アンジェラ芽衣 on Twitter: "七夕のお願いごとが叶いました #仮面ライダーセイバー #ゼンカイジャー… "

アンジェラ芽衣 on Twitter: "神代玲花、仮面ライダーサーベラとして出演させていただいて それだけでも嬉しいのに 放送を見てひと目で推しになったマジーヌたんに会えて、こんな風にお願いごとを叶えてくださった東映さんに感謝です、、、幸せです マジーヌたんのママとして公認されるようにこれからも頑張ります🙋‍♀️🙋‍♀️… https://t.co/1S9iyi8QS6"

↑あまりにただのオタクすぎるアンジェラ芽衣さんの喜びの声。お幸せに(?)

 

こうしてゾックスの船に乗ってセイバーの世界へ戻る神代兄妹。しかしその眼下では、禁断の地・アガスティアベースで密かに謎の存在が目覚めようとしていた...

物語はスーパーヒーロー戦記へと続く...

 

以上、ゼンカイジャー20話でした。セイバーとの合体コラボ回として、神代兄妹との絡みを軸とした両作品のそれぞれのキャラの掘り下げまでしっかり為されており、前編と合わせて非常に上質なクロスオーバーで満足でしたね。毛利さんはやはりこういう回の話作りが上手いなとやっぱりライダー戦隊のコラボは良いですねぇ 続くスーパーヒーロー戦記も今から非常に楽しみです。一刻も早く行きてェ!!

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた

ワクワクして寝れないよ〜!(寝た)

トロピカル〜ジュ!プリキュア

第21話「夏休み! トロピカる部の合宿計画!」

感想レビュー

 

 

夏休みで学校行けないなんてつまんな〜い!!ってなるローラ、あまりに純粋で眩しすぎるな...() 「学校行かなくて良いの最高ォ〜!!」ってのがおそらく世の大多数の子供の反応なのよ...

戦闘時の名乗りも「年中無休だ!!」だし、トロプリ世界の子供達は超元気だな...おじさん達にそんな元気はねェ(

今回のローラ本編中でずっと夏休みに不満そうな言動してたし、ローラにとってはそんだけ学校生活がキラキラした楽しいものだったってことが感じられますなぁ 人間になってちゃんと学校通えるようになったことがどれほど嬉しかったかが窺える

 

夏休みを迎え、トロピカる部一同でまなつの故郷の島への旅行計画を立てる回。てっきり始まってすぐまなつの島へ到着して一夏過ごすくらいのテンポ感でやると思ってたので、計画をみんなで話し合ってフェリーに乗って島に向かうまでで1話とする構成はちょっと意外性がありましたね。そういうとこまで込みで思い出として描こうという感じがあってこの丁寧さもまた良き

旅行にあたっての荷造りでは、さんごやみのりん先輩がへばるほどしこたま荷物持ってきちゃう性格なことや、あすか先輩が出先でもMy枕持ってないと安心できない性格なことが判明したりと、意外な一面が見えたのが楽しかったですね。重すぎて燃え尽きかけるさんご好き 自分も旅行先で退屈しないかみたいな理由でバッグに過剰に荷物積み込んだり、専用の枕ないとなんとなく落ち着かなかったりみたいなのがあるのでなんとなく共感しちゃったんだよなここ...てか荷物山ほど持ってっちゃうのは性格的にまなつの担当かと思っていた()

また出発前夜にはまなつとローラの「寝室で落ち着かなくて寝れないし一緒に寝よう」的な微笑ましいやり取りも見られて、全体的にキャラクターの日常のふとした瞬間などが色々と細かく描かれてたのがとても楽しかったですね。一緒に並んで寝るまなつとローラを取り巻くあの特有の優しい空気感なんか良いよね 言い出しっぺのまなつが即寝て雰囲気ぶち壊すのは笑ったけど。w ローラの近くでは安心できるということの証左と見るべきか、鳥頭と見るべきか()

 

と、ストーリー的には5人の普通の日常風景を描くテイストの回になっていたけど、バトラーさんが書庫から引っ張り出して来た本の内容と、まなつが語った自分の島にまつわる秘宝の伝説の関係が示唆されるという何気に本筋に絡んできそうな要素が出て来たのは気になるところ。雰囲気的にはパワーアップアイテムの登場的な趣を感じるけど、ラメールが登場して間もない昨日の今日でそんなことあるのかしらと気になったり。この辺は次回を観てみないとまだ何とも言えんね

 

因みに今回のゼンゼンヤラネーダ、まなつのバッグが素材になったことでまなつが詰め込んでたあれやこれやが武装となって手数の多いちょっとした強敵になってたことや、まなつが入れてたバッグの鍵が最終的に弱点となったことなど、攻略法まで含めて地味に個性強めな造形になってて個人的に好き。人間が色々入れたり引っ付けたりしてたものが怪物化と共に武装と化してる点や、その人間が入れたものの一つが弱点に繋がってる点など、個人的になんとなくガゼラ(ウルトラマン80第33話参照)を思い出したりしたのも面白かったところでしたヤラネーダ(ゼンゼンヤラネーダ)ってなんとなく造形や特性的にウルトラ怪獣っぽさがあるとこが好きなんです こないだとか思いっきりナースなやつ出て来たし...w

 

 

以上、トロプリ21話でした。トロピカる部夏休み計画前編、といった趣の回。こういうみんあで計画するところやみんなで準備したりするところまで細かく描いてより日常の描写を充実させてる辺りにトロプリという作品が秘める丁寧さが感じられる。キャラの色んな一面とかも見られて楽しかった

ちょっとした本筋に掛かりそうな伏線が提示され、ここがどう動くのか

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

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ではまた

何故踊るのか(今更過ぎる当然の疑問)

仮面ライダーセイバー

特別章「界賊来たりて、交わる世界。」

感想レビュー

 

 

ゼ   ン   カ   イ   混   入

終盤戦真っ只中で波乱極まるセイバーの世界に突如として放り込まれるゼンカイカオスが、セイバーの世界を侵食し破壊する!!!

...という表現があながち間違いでもないと思うセイバー×ゼンカイ合体コラボ前編。

オリヒメワルドとゾックスのたった2人が襲来しただけでたちまち人々がバトり始めるわ、飛羽真達も散々に振り回されるわであっという間にはちゃめちゃと化すの、ゼンカイ時空の因子が他の作品にとってどれだけ劇薬なのかが見て取れるな...イザクが全知全能の書で人々に宣戦布告したり破壊活動したりしてた時は画面上でパニックになる人々とかが全然描かれなかったのに、他所からやって来たオリヒメワルドのちょっかいでてんやわんやする人々の描写の方が充実してるのなんとも言えない気持ちになる()

 

と、ゼンカイと交わってセイバー側の面々が終始困惑し通しのコミカルな姿を見せてたのがめちゃくちゃ面白かった。w ゾックスのヨホホイダンスに「何故踊るんですか!?」「どうしても...踊らなきゃいけないんですか?(ここのガチで困惑してる顔と声色すき)って当然すぎる疑問を投げかけ続けてたのほんと笑う 我々はもう見慣れてしまって大多数が特に疑問にも思わなくなったからな...()

でもゼンカイサイドのゾックスとの絡みを通して、上述の倫太郎のヨホホイダンスへのツッコミや、界賊という存在に好奇心旺盛に飛びつき小説執筆のインスピレーションとする飛羽真みたいに、セイバーサイドのキャラが個性を発揮して活き活きと動き回る様を見せてたのはなんとも楽しかったところ。未知の事象、面白そうな物事に興味津々になって表情を明るくする飛羽真って序盤以来殆ど描かれてなかったから久々に見られて楽しかったな 倫太郎がゾックスのことさり気なくフルネームで呼んでたりするのも細かい

また、飛羽真のポカで剣士達の変身能力が一時的に封じられて、みんなの冷たい視線を一斉に浴びた飛羽真が変顔でわなわなしながら崩れ落ちる、というセイバー本編でも見たことないような凄く軽妙なギャグシーンがあったのも新鮮で物凄く楽しめましたねw スイマセンデシタッ!!!」迫真ぶりが最高にツボ。 保護者みたいなテンションで飛羽真を慰める賢人とか、凄まじい殺気を込めた「貴様ァ...」の言葉と共ににじり寄る玲花とか、細かなキャラの言動にも笑った() セイバー本編でもたまにあった、攻撃の煽りを受けてチリチリになる芽依の演出も、ゼンカイのコミカルなノリの中だと恐ろしいくらい馴染んでたし、今回全体的にゼンカイのノリに巻き込んだことによるセイバーサイドのキャラの見せ方が上手すぎるんだよな...w

セイバー本編では息つく暇が殆ど無く登場人物の苦悩や激昂のシーンばかりが目立つ展開運びが2クール目辺りから多く見られるようになり、そのせいで序盤の日常シーンなどで見せていたキャラクターのコミカルな一面などが半ば形骸化しキャラの個性の魅せ方・描き方の幅が減ってしまったと感じられる面があったのが個人的な難点だった(なのでそういった点に改めて立ち返り描こうとしてた内田脚本回は個人的にとても好み)ので、今回こうやってコミカルさを話全体で押し出す形でキャラの個性をグッと引き立てたのは凄く良かったなぁと感じますね(勿論今回は合体SPという特別な条件下での単発回だったからそういった点に注力できたのが大きかったと思うので、一概にいつもの本編より良いということはありませんが)。

 

そんなセイバーサイドの面々を平常運転の気ままな振る舞いでペースに巻き込んでいたゾックスだったけど、飛羽真から本が持つ「物語」というものの価値を説かれたことで、最初は関心のなかった本を最終的には気に入るようになり、飛羽真のくれたロスト・メモリーもしっかり受け取っていくまでになったりと、こっちもこっちでしっかりセイバーサイドから良き影響を受けていたのが微笑ましかったですね。ゾックスが飛羽真の小説を貰ったことや、新作ができたら贈るよという飛羽真とゾックスの約束など、ゼンカイジャーのテーマである「繋がる世界」をさり気なくメッセージとして込める形でセイバーとゼンカイジャーの世界の交流に意味を持たせたりもしてて、やはりクロスオーバーとはこういう風に各作品のキャラ同士がそれぞれの信念などから良い影響を得る展開があってこそですな

 

そしてラストバトルでは、3ライダー&ツーカイザーという何気に青2人金2人でカラーリングのバランスが良い4人で共闘しオリヒメワルドを打ち倒す展開に。4人のヒーローが入れ替わりながら縦横無尽の立ち回りでオリヒメワルドに攻め込むアクションはなかなかに見応えがありカッコよかったですね。ブレイズの影から颯爽と現れ切り込むエスパーダや飛び上がり降下する形で斬りかかるブレイズみたいな芸術点高めの演出も多くてメリハリが効いてたのもグッド

クロスセイバーとツーカイザーの合体フィニッシュという形でのトドメにより、いつもなら残るトジルギアも凄まじいパワーでそのまま粉砕。流石は最強フォームだねクロスセイバー...その半端ない力をツーカイザー/ゾックスが褒める下りが入ることで、さり気なくゾックスが飛羽真達を認めたのをかんじられる演出になってるのも好きなとこ

 

こうしてゾックスはそのまま自分達の世界へ帰る...と思いきや、自分を監視してた凌牙からWRBをお宝として掠め取っておさらばしようとするという感じで、「本は良いもの」という飛羽真からの受け売りをしっかりと胸に刻んだことをこういう界賊らしいアウトローな形で最後の最後に示していく辺り、やはりゾックスはゾックスだったなと。w

そんなゾックスを追って凌牙と玲花はそのまま一緒にゼンカイジャーの世界へ...

ゼンカイジャー第20カイ↓へと続く...

アンジェラ芽衣さん、我が子(違)と出会う - AnDrew’s小生意気レビュー記

 

以上、セイバー特別章でした。ゼンカイのノリに呑まれ案の定破茶滅茶と化したけれど、その中でそれぞれの絡みをしっかり意味ある形で為し、セイバーサイドのキャラ達の個性も改めてしっかり深める、と隙のない面白い脚本でとても楽しかったですね。コラボ回としてもセイバーの話としても面白かったなと

ゾックスがこうしてソフィアも含むセイバーサイドのキャラ達と面識を持ったことはおそらく映画にも設定として引き継がれると思うけど、そこからまたどういう感じの絡みが見られるのかも楽しみなところです

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

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ではまた