AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

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AnDrew’s小生意気レビュー記 記事リンク用

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今後とも「AnDrew’s小生意気レビュー記」を何卒よろしくお願い致します。

ローズマリー、最高の大人

デリシャスパーティ♡プリキュア

第30話「おまつりわっしょい!やきそばマリちゃん」

感想レビュー

 

 

あまね会長めっちゃはしゃぐやん() 明らかにいつもと違うトーンで声入れしたり変身後の口上盛大に安売りしたりするのめっちゃ笑った

この人さては普段真面目な分、夏祭りとか文化祭みたいな盛大に楽しむ系のイベントでは(仕事ちゃんとやったり節度を持ったりってのはちゃんとやるとして)楽しむとなったら一番ハメ外すタイプですね?コスプレ大会とかノリノリで入れ込んだりするタイプの人だろ  意外な一面というかまた一つ微笑ましい可愛げみたいなのが見えて良きであった

 

今回は今まで意外にやってそうでやってなかったマリちゃんメイン回。ポジション上まぁ仕方ないとはいえ縁の下の力持ち的なキャラ・頼れる大人キャラみたいな感じで個別のスポットを当てられることは無かったマリちゃんでありましたが、遂に待望のメイン回ですよ マリちゃんけっこう好きだから割とマジに待望でしたわよ  お話的には緩めの日常エピという感じだったけど、その分マリちゃんの可愛いとこも、気遣いのできる大人なとこも、砕けた態度の親しみやすいところも、カッコいい漢なところも余すことなく描けていてとても楽しいエピでしたね。「おいしいお店が多すぎてつい食べすぎてしまい、財布の中身がさみしくなってしまったローズマリー(第30話あらすじ原文ママ)」の出だしで可愛いとこ見せてからの、戦闘でみんなをピンチを熱く助けてクールに「やっちゃって...(色気ある言い方)」で決めるギャップ...良い

中でも屋台のメニュー料理を決める時、みんなが挙げてくれたアイデアやその理由をきちんと全部拾った上で、全部の良さや魅力をしっかり取り入れた案を編み出すあの細やかな所作はめちゃくちゃマリちゃんの良さが出てて凄く好きだったところ。みんなが真剣に考えてめいめい良いと思って出してくれた言葉を仲間として最大限大切にしようとする懐の深さや優しさが存分に溢れていて、す、素敵な大人...!!と唸りましたよねぇ  大人だからといってみんながみんなできることでもないし、ほんと人間的にでっかいなぁと改めて実感しますよマリちゃん 男でも惚れ込みまさぁこんなの 「ずっと一緒にいられたら嬉しい」と言ってゆい達を無邪気にめいっぱい抱きしめる画がグッとくる素敵な友情の一幕としてしっかり映えるの、ひとえにマリちゃんの人柄と人徳故ですよ めっちゃ良いキャラ

 

と、マリちゃんが良いとこ楽しいとこ見せまくった裏で拓海とゆいの関係が相変わらず進みそうで進まないもどかしいことになってたのも今回面白かったとこ。w ちょっと季節外れ気味ながらもお祭りという絶好のシチュエーションが用意されて、拓海が浴衣姿のゆいにドキッとなったり花火を見ながら一緒にごはん食べたりといかにもな微笑ましい一幕もあったりしたのにおめーらはいつまで一方通行状態を続けるつもりなんですかねぇ!!?()  マリちゃんもからかいつつ気を利かせてくれたりしてくれたというにおめーらは  最近ちょっと影に隠れがちになってきてるとこあるしここでどーんとかまさないとだぞ拓海 ブラぺの方も今回おもくそ遅れてきてたし頑張らないとだぞ拓海

 

また今までもたびたび回想で語られるゆいのおばあちゃんの話が、今回けっこう多めに語られてたのも目を惹きました。人と人を繋ぐ優しさと明るさだったり、やたらバイタリティ溢れるエピソードが次々出てきたりと、このおばあちゃんにしてこの孫あり、って感じでしたね...w 米俵担ぐ画がゆいの祖母として説得力ある絵面すぎる(ゆいもマリちゃんを生身で担いで運んでたからな...)

そんなゆいのおばあちゃんの話が語られる中で「おいしーなタウンのマスコット的な感じになってる招き猫は最初ゆいのおばあちゃんが飾り始めたもの」という話が出ていたけど、それに対し「そういえばブンドル団のアジトも猫だよね」「ゴーダッツ様もちょっと猫っぽくない?」と一部の視聴者さんが反応していたのは気になるところであったなと。実際改めて確認するとたしかにアジトは思いっきり猫のデザインしてるしゴーダッツ様もちょっと猫っぽさあるんですよね...おいしーなタウンの招き猫はほぼ毎回話の冒頭に映るから知ってたけど、ブンドル団の方の猫は気づかなかったなぁ 盲点であった

このモチーフ被せは多分意図的だと思うし、今後注目すべきポイントかもですね。ゆいのおばあちゃんがブンドル団の黒幕...みたいなのは流石にぶっ飛びすぎててなさそう(おばあちゃんがそんなだとは信じたくないしそもそも普通にあり得ないだろと思う方がデカいしね)だけど、設立に関わってたりとか何か物語的な意味は持たせてそうだよなぁ...(少なくともモチーフ被せによる類比と対比くらいの意味はありそう)  本筋に関わる情報の開示も少しずつ進んでるし、この辺がどう動くかからも目が離せないですね

 

 

以上、デパプリ第30話でした。マリちゃんメイン回ということでマリちゃんという素敵な年長者キャラの魅力をかなり濃いめに詰め込んだ良エピになっていて楽しかったですね 一方でゆいのおばあちゃん周りでちょっと気になる情報も出たみたいな感じであり、本筋にじわじわ切り込んでいってる最近の流れとどう接続されていくか、って感じね そして相変わらず進展しない拓海の恋路の行方もどうなるのか()  いよいよ30話大ということで、ますます面白くなっていくであろう物語に期待ですね

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた

鳴らない言葉をもう一度描いてそうなライダー

仮面ライダーギーツ

第5話「邂逅IV:デュオ神経衰弱」

感想レビュー

 

 

ジャマト、この序盤も序盤から早速固有デザイン・名称の個体がぱったり途絶えてるし(公式サイト確認したけどもう5話経ったのにまだポーンとルークの2種類しか記載されてなかったしな...)、作劇的にもぶっちゃけゲームのミッションで湧いてくる雑魚敵扱いでしかないしで、身も蓋も無い話怪人としてはちっともさっぱりフォーカスされていないという感じなので怪人好きの身としてはまー思うところもあるのですが、ライダー達がガッツリストーリーの主軸になることが元よりはっきり示されていて実際の本編でもそこにしっかり力が入れられているのもあってジャマトが傍の要素である事自体は現状割と順当という感じで受け入れられてるし、第1話や今回みたいに突然降り立って人々に害為す脅威という部分はそれなりに忘れず強調されていてスパイスにはなっているしと、仮面ライダーギーツという作品の構成要素としては悪くはないかな、というのが個人的な主観。最近は「序盤は一般怪人をバリエーション高めに出すけどだんだん露骨な使い回しとかライダー主体の作劇にシフトしていって扱いがちょろまかされていく」みたいな扱いがザラで、楽しみにしてたけど結局こうなるのかと落差から項垂れてしまうことが続いてた(現状怪人を沢山こさえること自体が難しい状態なのは理解できるけど、やっぱり色々一般怪人が出てきた方が楽しいし期待しちゃうわけで)ので、本作みたく「怪人のポジションこういう感じで割くウェイトはこんな感じです」ってきっぱり明示された方が期待値や焦点を設定しやすいのよね  この辺の感触はちょっと鎧武のライダーとインベスの扱いの対する個人的な印象にも似ているとこがあるので、武部Pなりの多人数ライダー作劇とその中での怪人の回し方なのかもなと

 

まぁそれはともかく今回のエピソード。

メインキャラ達にポツポツとスポットを当ててきた流れに沿う形で今回(次回もか)は道長の実質的なメイン回に。斜に構えたいかにもライバルキャラ的な態度が目を引くキャラクターになっていた道長でしたが、友人・仲間と言える相手/成り行き上そういうポジションに収まった相手に対しては割と砕けた態度で接するという意外な一面が見えたのは面白かったですね そもそも一応手に職はつけてるみたいだし社会人としての規範は身に付けてるっぽいしね ライダー同士の競い合いという状況もあって周囲が立場上敵ばっかだからああいう態度になってるって感じみたいだし、茶化す意味ではなくほんとに根は良い奴って感じっぽいなと

 

そんな道長の背景についても今回少し触れられたけど、以前友人がデザイアグランプリに参加してて、その友人が脱落して消えてしまった、的な過去があるっぽいですね その友人を看取った時にギーツ/英寿のことを知り、且つ何か因縁を感じたみたいな描写もあったので、もしかしたらこれ友人が消えたのを英寿(や他のライダー)が助けず見捨てたせいとか思ってる(そのこともあってライダーは全員敵だと言い切ってる)のかなぁ、と察せられるので、これは深掘りされるのが楽しみなところ。

しかし道長、今回のゲームのルール上一匹狼な性格がだいぶ災いしてる感があるし、死亡フラグビンビンなのが不穏 けっこう重要キャラっぽいけどここでどうなってしまうやら(現在ある3チームのどのキャラも脱落して消えるには存在感あるキャラばっかだから、英寿はともかく誰がどう脱落するかまだ読みきれないハラハラあるの良いよね)  死なずに退場したライダーの処遇がまた不明瞭なのでそこまで不安という感じでもないが、はたして(そもそもまだ死ぬと決まってないけどな!!)

 

そして道長を取り巻く他のライダー達の動向も目を引くところ。英寿と袮音が意外と良いコンビに収まってきてるのが面白いし、小金屋さんが小狡いムーブに転じ始めて一気に死亡フラグ臭を漂わせ出したのが穏やかじゃなくて楽しみですわね...(小金屋さん/メリー、元よりそこまで生き残れはしなさそうな感じではあったけどなんだかんだでメイン級のキャラ達に混じってここまで生き残ってきてる分愛着はあるのよね)

また今回臨時のNPC的な存在として運営側から放たれたパンクジャックなる仮面ライダーも物語の中で不思議な存在感を見せていましたね。終始無機質・無感情な感じでまさにNPCという感じなのが不気味で、一応味方のはずなのになんかそこにいることが安心できないのよな...(ジャックオランタンモチーフで、中身のないカボチャ=中に人間の入ってないNPC、と解釈してた人がいてなるほどなと) 小金屋さんのどつき返したりとたまに自我みたいなものは見せるけど。w 今回みたいな特例限定のキャラみたいだけど今後も出ることあるのかなぁ

そして相変わらず良い奴感はガンガン出てるものの、同じくらいに理想主義者的な面も濃く出てくる景和のムーブにも依然目が離せないところ。道長のためにゾンビバックル持ってきてやろうと英寿に持ちかけたりと積極的に色々動きはするものの結果トレードの材料としてまんまとブーストバックルあげてしまったりと、「誰かのため」という大義に捉われて肝心なところで足元を見ていない迂闊さがあったりとなんかこの...うぅんって感じよな景和 このゾンビバックルの一件もぱっと見道長のためになったっぽいけど実際のところ敵に塩を送る形にもなっててあまり道長のためになったとは言えないしね(景和がブースト失っただけなら「僕のことは良いんで!」って感じでまぁ損な役回りも辞さない自己犠牲精神の男で済むけど、チーム組んでる道長にとっても痛手なことに目がいききってない感は否めないというか) 景和、分かりやすく伸び代の男だとは思うけどここでもっと成長しないと置いてかれるぞ

 

 

以上、ギーツ第5話でした。メイン格の1人たる道長にスポットを当てた話となり、その背景にグッと切り込む形になりましたが、同時に死亡フラグも立ち、という感じで不穏。誰がどうなってもおかしくない状況ではあるので次回どうなるか怖いすね 簡単にフェードアウトとはならないだろうけど...はたして

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた

ネオメガス復活ッッ

ウルトラマンデッカー

第12話「ネオメガスの逆襲」

感想レビュー

 

 

スフィアくん「『スフィア』
怪獣と融合し強化させる宇宙球体だ

約1トン...量は多いが、融合再生率は無類だ」

ネオメガスくん「おいおい...(融合の時の蠢き方が)汚ェよ」

スフィアくん「飲む(融合する)(強制)」

ズ...ゴク...ゴク...

スフィアくん「復ッ  活ッ

ネオメガス復活ッッ

ネオメガス復活ッッ

ネオメガス復活ッッ

ネオメガスくん「してぇ...
逆襲してェ〜〜〜...

 

デッカーを苦しめたネオメガスがスフィアによって復活し襲い来る今回のエピソード。折り返し前の山場のエピということで、手堅くも熱いところ多しな良いエピソードでしたね。しかし怪獣の合成をデフォでやってくるとこといい、メガロゾーアやネオメガスみたく細胞レベルから怪獣を再構築してくるとこといい(メガロゾーアの場合は利用された形だが)、デッカーのスフィアくんはダイナのやつに負けず劣らずやれることの多様さは高いよね

 

今回は非常に印象深かったあの第10話からの地続きという感じのエピというところではあるものの、シゲナガ博士の出番は10話のあらすじ内のみだったりとそこまで接続が強く押し出されてはいませんでしたが、スフィアネオメガスの登場にイチカとソウマがそっと副隊長のことを気にかけてたり、作戦の構成上そうなったとこもあるとはいえ副隊長が直々に前線に出てスフィアネオメガスと戦ったりと、さり気ない所々に10話からの接続が意識された描写があったのが良きでしたね 副隊長、そこまで引きずってはいないけどネオメガスとの因縁を決着させる場に自ら赴きたかったのかもなぁとか色々想像できて良いし、最低限の描写の中で程良く行間やドラマ性ある文脈を入れ込んだ巧い部分だったなと

 

デッカーをも敗ったスフィアネオメガスを伴うスフィアの侵攻に戦慄しながらも、テラフェイザーを中心とした掃討作戦に決意を新たにするGUTS SELECT、というところが今回のドラマの軸になっており、窮地でも敵のことを知るチャンスと前向きさを見せたりカナタにさり気なく励ましをかけたりと上官としての頼もしさを見せる隊長や、敗北に気落ちしながらも挫けはせず前を向く意志を見せたカナタ、そんなカナタに感化されてチームとして一緒に苦難を乗り越えようとするイチカとソウマ、と登場人物達のキャラ性や深まった関係性を感じさせるグッとくるシーンや言動が沢山あったのが目を惹きました。カナタのがむしゃらさにイチカもソウマも必要な前向きさとして一緒に乗っかるようになって、一方カナタはそんな2人に軽口叩きながらも嬉しそうにしたり、とこの辺は確実に序盤の凸凹しながらだった時よりも関係性が発展してるのが感じられて良きね このトリオも着実に完成に近づいてきたなぁ

あとここのカナタ達3人のシーンでイチカがカナタに対する激励的な感じで「デッカーの真似」と言ってサムズアップの構えをしてたのは何気に凄く好きなところ。デッカーとサムズアップといえば言わずもがなこれ見よがしにやってた前回のエピソードのアレなわけだけど、イチカとソウマが実際にデッカーと肩を並べて一緒に戦い絆を深めたあのエピソードにおける関係性の発展の象徴としてあのサムズアップがカナタに今一度返ってきて今度はカナタイチカソウマの3人の絆の深まりに繋がるという流れがめちゃくちゃ熱いし芸術点高くて良かったなぁ カナタにとっても嬉しかったに違いない  正直前回の流れだけだとダイナのオマージュでサムズアップ擦ってるっぽい感じがあってあまりピンとこなかったんだけど今回との連番で一気に深みが増して唸ったわね

 

そんな中で何と言っても一番に存在感を発揮していたのはやはりHANE2の奮起と活躍の下りでしたね。努力してどんな困難にも立ち向かっていこうとする若き仲間達に感化され自分も身体を張ってテラフェイザーに乗り込み戦う覚悟を行動で示す姿、とてもとても熱くて痺れたわね...シャウトがめちゃくちゃ熱こもってて最高すぎるんだよォ!!(土田さんの良いお声がここぞで凄く味になるよなHANE2)  カナタに影響されてどんどん人間臭くなっていってんだ、とか言ってたけど実際かなり引っ張られて熱くなっていってるとこあるよなぁ マジで良いバディだし頼もしいGUTS SELECTの仲間だよ  カナタとの関係の関しては関係値積み重ねまくって砕けた関係になったことでだんだん気遣いが薄れていってる気もするが。w(変身しろ!(意訳)っつってコックピットから放り出したり目眩しの土煙起こすためにテラフェイザーをカナタの近くに倒してきたりするのマジで鬼畜で笑う)  そもそも序盤のグリフィン初合体時然りホークデッカーの時然り、根っこが凄く熱血で強いキャラだよなぁHANE2 本当にAIか...!?

 

あとキャラクター周りで何気におっとなったのは、スフィアネオメガス掃討作戦の地上部隊にTPUの一般隊員が沢山いてちらほらと台詞有り名有りでそこそこ良い感じのスポット当てられてたところ。Zの整備班もそうだったけど、こういう脇のキャラに軽めでもスポット当たってくれるとここぞで防衛チームの描写の幅と深みが一気に増すので組織という設定がグッと深まって見応えになるので嬉しいんですよねぇ もうちょい前からコツコツ積んでからこういうの見たかったとこでもあるけど(Zの整備班も日常パートとかで少しずつ描写積んでくれたからこそ存在感があったのが大きかったし)、折り返し前にここで印象深くやってくれたのはグッド

 

そして今回の一番のイベントたるスフィアネオメガス掃討戦。デッカー、GUTS SELECT、テラフェイザーが総力戦で挑むスフィアとの一大決戦という感じで、折り返し前の展開としては良い見応えでした。前回は惜しくもフィニッシュを逃したテラフェイザーもスフィアネオメガス相手にデッカーと共に退かない活躍っぷりを見せ、見事フィニッシュも決めて良きでありました TRメガバスターのエフェクトすっげぇ綺麗で良いよね...肩の装甲が変形で砲塔になるの良い

スフィアネオメガスも10話でのパワフルな大暴れで見せつけた強さの印象もあって今回の中ボス格での活躍もなかなかに映えたと思うし満足。ソフビでも見せてたネオガイガレードっぽい鎌の腕だけでなくスフィアザウルスの腕も装着してきたりと良い外連味もあって満足度高かったね ネオメガスのバリカッコいいデザインにスフィアザウルスのデカ腕めちゃくちゃ迫力あって好きだ スフィアザウルスとネオメガスのDXソフビ出してェ〜腕の組み替えしてやってみてェ〜

 

と、デッカーやGUTS SELECTと死闘を繰り広げたスフィアでしたが、折り返し前の節目なのもあって人類の脅威としてより本格的に侵攻してきそうな雰囲気を出してたのがなかなか引き付けられたところでしたね。スフィアソルジャーをガンガン送り込んで怪獣を治癒したりデッカーを掃射で直接叩いて落とそうとしたりと、いよいよ本気という感じがしてきたなと...ここからますます戦いが激化していきそうである。

また第1話でスフィアザウルスを使って地球内部から何かを吸い上げようとしていたのと同じようにして、今度は何かを地球内部に送り込んでる描写があったりと、今まで謎めいていた背景に切り込む描写があったのも気になるところ。現段階だと推察する材料が少なすぎるので何も分からないけど、もしかして地球をスフィア化しようとしてるのかなとかなんとか思ったり...(第1話で何かを吸い上げてたのは前段階としての行動だったのか、はたまた別の狙いがあって方向を転換したのか、とかだったりして) まぁ何はともあれ、第1話と今回の行動は間違いなくスフィアの目的や背景を紐解く上で重要になりそうだし(場所も多分同じだし、スフィアザウルスの腕を再構成してあんなことしてたのもたまたまではないよね)、本筋の重要ポイントとして目が離せないですね

 

あと本筋の進行という部分に関して言うと、カナタの指針を今回「今はがむしゃらにみんなのために戦っていてそのことしか考えられていないけど、その先の目標(戦いの果て)には何を見ている?」と今一度明確に示したのは大事なポイントであったなと。この辺はトリガー客演回の第7、8話でもケンゴとのやり取りにおいてもほのかに示した要素だったけど、他の視聴者さんが「カナタが戦う理由に関しては『みんながまた夢を追いかけられる世の中にしたい』というのは既に本人が語ってたのに今更『理由とか考えたことはない』と言わせるのは不自然」として不満点に挙げてたようにあの回での提示としては少し言葉足らずというか今までの話を踏まえた接続のさせ方として少し繊細さに欠けた感じはあった(「がむしゃらに『今やるしかねぇ!!』を地で行ってるカナタがその中で自分の手にした力の意味や自分がその力でこの先真に何を為していくべきかを見据えていくことが重要」というの自体は一応読み取ることができないこともないんだけどね)ので、ケンゴも言っていた、と言及する形で接続を行いつつ、ケンゴの物語の指針・軸として改めてしっかり分かりやすい形で言語化しディテールを深めたのは良い作劇であったなと思います。そこまで尺取ることではないし本当だったら第7、8話でちゃんとこの辺を言い切って欲しかったけどね...やっぱ作劇の繊細さという意味でもデッカーの一エピソードとしてはどうしてもズレてたというか浮いてたよなぁと正直思ってしまう

 

そしてラスト、テラフェイザーのブラッシュアップのため、搭乗していたHANE2のデータが解析されたことで、HANE2によりロックされていたデータデッカーの正体がカナタであるという事実にまつわる映像や音声がアサカゲ博士に知れ渡り...という衝撃の展開で締め。なんちゅうとこで締めおる...!!

いやアサカゲ博士自体は前回今回を経て良い人であり頼れる仲間であるという部分がグッと強調されたし信じて良いと思うんだけど、ここで彼に正体バレというのがほんのり不穏なのが困るんですよね...デッカーのベース作品たるダイナにおいてはTPCに正体がバレてだいぶロクでもないことになったでな...近く来るデッカーの強化の布石、と予想してる方もいたので普通にそっちの方にはなりそうだけど、まだ安心し切れねェ〜アサカゲ博士は小柳さんがやってんだぞ大丈夫だという信頼とダイナベースの作品で正体バレたんだぞロクなことならんやろという不安がせめぎ合う() 頼みますアサカゲ博士、頼みます(懇願)

 

 

以上、デッカー第12話でした。話の構成自体はけっこうシンプル且つオーソドックスという感じでしたが、中盤戦の山場を盛り上げる熱さや迫力はしっかりあり、各キャラを深掘りする細やかな作劇も多かった、ととても見応えあるエピソードで満足度は高かったですね。カナタの今後の物語の指針やスフィアの秘密、アサカゲ博士への正体バレなど、後半戦を動かしそうな本筋に関わる布石の配置もあって、期待がとても高まるところです ますます面白くなるなデッカー 良いぞ

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた

“ちゃん”呼びは一応されてたんだけどね?

デリシャスパーティ♡プリキュア

第29話「おいしいパラダイス!レッツゴー!クッキングダム!」

感想レビュー

 

 

セルフィーユの性別が男の子か女の子かで小一時間沸いていた我がTL、とてもらしくてよろしいと思います() 何やってんだ()

※一応補足しておくと、デパプリのキャラデザを担当されてる油布京子さん曰くセルフィーユは女の子だそうです 各位周知されたし(大袈裟)

油布 on Twitter: "特に性別不詳という訳でもないので言っちゃいますがセルフィーユは女の子です・・・!🌿" / Twitter

 

今回はマリちゃん達の故郷・クッキングダムへお邪魔するというお話。強化エピを終えた後の息抜き回的な趣で、クッキングダムの独特の世界観をファンタジー風味に楽しく描く内容でしたね 今回の脚本山岡さんだったから独特の表現が豊富でなかなかハマってたのも楽しかった。w 次元移動の呪文の詠唱を「オムスビヒャッコハムチャデッセ-!!」にするのは多分他の人には思いつかん()

でも山岡さんのこういう表現の濃さがこの手の子供向け作品のファンタジー風味の異世界描写にかなり向いてるというのは実際強く感じたので、改めて山岡さんのデパプリ登板はベストマッチだったなぁと リュウソウ→デパプリと経てニチアサでの独自の地位を確立しそうで何より

 

そんな今回のエピソードはクックファイター見習いのセルフィーユにスポットが当たった内容にもなっており、怖がりで何事にも挑めないセルフィーユがプリキュアのみんなの言葉や戦う姿に背中を押され、守りたいものを守るために一歩を踏み出し戦う様が熱かったですね  実質主役くらいの感じでフォーカスされてるし、覚醒時の演出でめっちゃ光迸ってたしで、あのままプリキュアになってもおかしくないテイストだったの強すぎる() でもマリちゃんや拓海みたいな番外的なキャラもプリキュア達と一緒に並び立ちながら戦うのが目を惹く本作の作風的なところで言うと、セルフィーユがああしてプリキュアなりそうなくらいの感じで立ち上がって頑張った流れもある種の一貫性よね プリキュアでなくとも誰しも戦えるのだというこの、なんか良いよね

ともあれセルフィーユ、けっこう良いキャラだったしできれば今後また出てきて欲しくはあるね 設定的にあんま出ることもなさげではあるけどせめて最終盤とかにまた出て欲しいわね

 

またブンドル団側の方でも少し新たな動きやら初出し情報やらがありという感じで色々気になったところ。特に「最近ブンドル団がよく使うようになってたスペシャルデリシャストーンはモノホンじゃなくて模造品」というのはかなり重要な情報そう、というか同じ回でスペシャルデリシャストーンを作れる存在としてマリちゃん達の師匠の存在が示唆されてた辺り、もうほぼ答えは言ったようなものだよなと。師匠絶対ブンドル団側やん...!!てかゴーダッツ様がそうという可能性も大いにあるよね  クッキングダムだと半ば口にするのもタブーみたいになってるシナモンのデリシャストーン強奪のあれこれも冤罪(師匠が罪をなすりつけ、シナモンは命からがら人間界へ、といったところか)というのが示唆されたし、いよいよもって作品の根幹が解き明かされていきそうだなぁ

あと前回の敗北を経て身柄がクッキングダム預かりになったナルシストルーが今後どうなってくかもちょっと気になるところだなと。冒頭では相変わらず反省する気なしで生意気してたのに、クッキングダムに行くとなった途端に顔色変えてしおらしくなってた感じだったりとか、なんか意味深そうな描写もあったし(単純に食べ物のことで幸せにしてそうな人がいっぱいのとこに行くのが嫌だったってだけかもだが)、なんか注目しちゃうわね  でもマリちゃんから「もし食べられないものがあったらちゃんと言いなさい」って言われた時には特に嫌味とかも言わず静かに頷いたりと、なんか少し心境の変化みたいなものは窺えたので、ここから改心してくれると良いなとも思う 見守りたいところである

ちなみに色んな視聴者さんの感想を見てたんだけど、ナルシストルーは「偏食家」もしくは「アレルギー持ち」だったんじゃないか(それで周囲と食への喜びを上手く分かち合えず苦しんだのではないか)と見る声がけっこう多く、これはなかなか腑に落ちましたね。だからマリちゃんが「食べられないものは無理に食べなくて良い」的な旨の言葉をかけてくれたのが刺さって素直になったのではと言ってる人もいたりして、これは実際良い線いってるかもと思っちゃうね(アレルギー関連だとけっこう色々なとこの描き方が難しくなりそうだし偏食家が順当かなとも言われてたけど、ともあれ少し繊細な話にはなりそうだし気に留めておきたいね。敢えてあまり詳細には語らないパターンもあるかもだが)

 

 

以上、デパプリ第29話でした。息抜き的なテイストのエピソードだったので今回はまぁまぁ肩の力を抜いて楽しめましたね。本筋周りの進展も少しあったりして、ここからもう少し話も加速していくかな?という感じだけど、まぁ何はともあれ中盤も過ぎたしここからの展開は楽しみね

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた

本当にござるか道長殿ォ〜???

仮面ライダーギーツ」

第4話「邂逅III:勝利条件」

感想レビュー

 

 

道「ゾンビになったヤツは敵なんだからやっちまっても良いんだよ」

英「まだ完全にゾンビになってないしやっつけてもスコアにならへんぞ(だから前回倒さなかったし)」

道「マジになんなよ ただのジョークだろ...」

ワイ「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ホントにござるかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜??????(煽」

絶対分かってなくて後から英寿に言われて「(えっそうだったの...!?アセアセ)マジになんなよ ただのジョークだろ(スン」ってなったでしょそうでしょ 道長くん、クールなところももっと見せていってくれよという思いに反してほぼ毎回こういうドジる下りが入るようになっていって、もうすっかり面白の方が強くなってしまってる気がする() もうそういう路線に期待した方が良いかもしれない(酷

 

迫るゾンビ化というライダーとしての窮地、そして現実の自身を取り巻く問題の悪化に心身ともに憔悴していく祢音にスポットを当てた内容となった今回のエピソード。前回からの前振りも上手く活きて祢音の仮面ライダーとしての存在感が一つグッと増した話になったなと

 

娘である祢音を異常なまでに束縛する毒親同然の母の存在など前回のエピソードでも祢音を取り巻くがんじがらめの背景が色々と明かされていたところではありましたが、今回はそこに更に切り込み、財閥の娘であるが故に誘拐されてしまった幼少期、その経験があったからこそ娘の安全を守るというつもりで過剰な束縛を敷いていた母の心境など色々複雑なところも見えましたね 何でも手に入る環境に生まれたことによる様々なしがらみのせいでかえって自由が無く、そこで手に入るものも空虚にしか思えない、的なポジションのキャラクターだったんだなと 家出やインフルエンサー仕草は束縛からの逃避や自分の力で何かを得ようという想いの象徴か

そんな祢音の本当の願いは「本当の愛が欲しい」と、まぁあの親の下で歪な愛情を押し付けられるばかりな中だとそういうものを望みもするわなと 母親も娘のことを心配してできることはしてやろうとしてるというのは本当なんだろうけど、それを押しつけて反発する娘に手まで上げるのはあまりにもアレだし 毒親ァ...  

 

という感じで背景が掘り下げられた祢音が、心身共に疲弊する中で自分に真っ直ぐに向き合ってくれる英寿や景和の後押しで戦う意志を取り戻し、ライダーとしても1人の人間としても苦境に立ち向かっていこうとする強い精神を手に入れる流れは良きでありました。これまでのギーツの展開の中だと一番ストレートな人間ドラマって感じだったし、そこから戦闘が逃げでなく攻めを重視した一気に引き締まったものになるのも熱かったので、そこら辺もバチッとハマったね。「本当の愛」を求める彼女が自分という1人の人間を知り真剣に語らってくれる存在との交流を通じ成長するというのがきっちり文脈があって良い 「愛」という点においては母親の気持ちも欠かせないとこではあるので、今後のストーリーにおいてもあそこの親子関係の変化もしっかりドラマに乗せて欲しいね。2人がそれぞれ気付くべきものに気付いて歩み寄れるかが祢音のドラマの肝になると思うので

 

またこの祢音との交流を通じ、英寿のキャラにも一つ掘り下げられるものがあったのも見所。基本的にはドライなくらいにフラットだし時に人をのらりくらりと翻弄するキャラだけど、その人間の根っこの強い信念に対しては一定の情は見せ手を貸すこともあるという一つの筋や軸は見えてきたね 序盤は謎めいた英寿のキャラ性を少しずつ崩し描くんだろうけどどこまで描くか楽しみ

一方、景和に関しては祢音に対し真摯に向き合ったという点こそ同じであったけど、人間的な欠落というか、未熟さみたいな部分が少し浮き彫りになったのがミソ。祢音を真剣に励まそうとする優しさはちゃんと本物だろうしそれが彼の美点だろうけど、他の視聴者さんも言ってたように外面だけ立派な中身の伴ってない言葉を言いがちみたいな面はたしかにあるんですよね...豪徳寺さんや平さんみたいな立派な人間でさえも容易く死する場面を2度も目にしてなお、悲観的になる祢音に「人は簡単に死なない」って言っちゃうところとか(実感を込めた台詞ではなくない?というのは否めないというか) 志は立派だけどその志の立派さをただただ一般論や言葉の上でしか理解していないみたいなとこはあるかも  まぁこの辺は第1話の面接のシーンからしても意図的に景和の不完全性として描いてる節ありそうだし、第2話で祢音のことを「姉ちゃんが好き」と客体でしか見てなかったとこから今回「俺も君が死ぬのは嫌だ」と一緒に戦う仲間としての情もあってか主体によって語っていたりとライダーの戦いを通じてのほのかな成長の兆しは見えるので、伸び代のあるキャラとしてここは期待したいね

 

そして祢音と同じくゾンビ化して自棄になっていたものの、祢音と違って破滅を前提として全てをめちゃくちゃにしようとするばかりになってしまった奏斗は今回最下位となって脱落。もう少し色々引っ掻き回しそうにも思ってたけど呆気なく終わってしまったね...その分の劇的さもあったけど祢音との対比とかはもう少しだけ引っ張って活かしても良さげだったしちと勿体無くもあるね しかし奏斗に関しては死んだわけではなく最下位による敗退で抜けたわけだけど、この場合の生死はどうなるのかね(第1話で勝ちこそしかなかったけど生き残りはした道長は記憶こそ消えてたけど健全だったし) 「仮面ライダー失格」のセリフといいここは後々語られるかな

 

という感じでドラマパートはなかなか面白かったけど、戦闘パートの方も依然新鮮な見所が多くて良き。ギーツ・バッファがそれぞれのイメージカラーに合ったバックル以外を使って戦闘に幅を出したり、大物バックルが手にすることでギーツやバッファ以外もしっかりパワフルな活躍をしたりと、ドライバーが共通なことのよる戦闘のバリエーションの出し方が上手いよなと。まぁこの辺は序盤特有の手並みという感じもまだするのでこの先どれだけ活かせるかが課題なのだが(デカい強化とかして埋没して欲しくはないなぁ)

 

 

以上、ギーツ第4話でした。祢音にスポットを当て良い感じにキャラを掘り下げ、ヒーロー特撮らしい熱いドラマもバチっとはめた良いエピだったなという感じで良き。序盤の山場を一つ良い感じに飾ったなと思いますね さてこっからどう転んでいくかにいっそう注目が集まるとこですが、どうなることやら だんだん我の強さが濃く滲み出してきたけど、そこを特段取り繕ったりしない潔さが逆に清々しいしコミカルさもあるので憎めないというバランスが面白くなってきた小金屋さんがどうなるか地味に気になっている 次のフェーズが山場か...?

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた

ちっちゃ...

ウルトラマンデッカー

第11話「機神出撃」

感想レビュー

 

 

大丈夫かテラフェイザー

大丈夫かテラフェイザー

お前の先祖は暴れたぞ めっちゃ操られて暴れたぞ

お前本当に大丈夫か 本当の本当に大丈夫か

ストカスやナースデッセイは(一応)大丈夫だったぞ お前のことも信じるぞ

嗚呼 大丈夫かテラフェイザー

信じているぞテラフェイザー

ごめん やっぱまだちょっとだけ不安

 

テラフェイザー大丈夫か高校校歌

 

数話前より登場が示唆されていたGUTS SELECTの新戦力・テラフェイザーがお披露目となった今回のエピソード。名前的にもデザイン的にも言わずもがなダイナのデスフェイサーをオマージュした本キャラですが、シルエットの一部等に原典をガッツリ意識したものはありつつ、よりサイバーパンク的な風味のを高め独自色も強めた感じのデザインがカッコ良くなかなか目を惹くキャラですよね 最近恒例になってきた防衛チームのロボ戦力の中でも特にスタイリッシュで良き 原典が原典なだけに未だに拭い切れない不穏感があるんだけども() チカチカチカ...みたいなデスフェイサーと同じ無機質なSEが踏襲されてんのすこぶる怖いんだよ!!

 

今回はそんなテラフェイザーのデビュー、およびその前に立ち塞がる怪獣達との攻防を描くという内容。題材的に少し緊迫感ある話になるかなと思っていたら意外にもコミカルテイストの話という感じで取り回されており、流れ自体はけっこう小気味良いテンポ感で楽しい感じでしたね。

ただ強いて言えば、全体を通しで観た感想としてはこのコミカルテイストな感じはちと今回のエピソード向きのテンション感ではなかったかなー、というのが正直なところ。テラフェイザーに乗り込むことになってテンパるHANE2を半ば問答無用でトスして運ぶカナタ達やそれに振り回されるHANE2、みたいなシーンがちょっと自分のイメージするデッカーのキャラ達のそれっぽくなかったかなぁ?という感じだったんですよね  こういう流れやコメディタッチの回で少しキャラが飛ぶこと自体はまぁ割と色んな作品でもよくあるパターンではあるのですが、デッカーのキャラは意外とこういう対話や会話の部分はじっくり詰めるキャラ達という印象だったので、コメディタッチの話というのを単に加味しても、そういう流れが意識された分ちょっとその辺のキャラの軸がブレちゃった感あったかなという感じでありました 個人的にデッカーの作劇自体がこういうところだいぶ丁寧というか繊細に取り回してきた印象なので余計にね(最初の方の反応が遅れる副隊長のシーンもちょっとらしくなくてん?ってなったし)  みんながHANE2の意志をしっかり問うか、HANE2が「やったらぁ!!」みたいに半ばやけくそでも腹決めて挑むかくらいのシーンが入ってた方がまだ飲み込めたかも

 

ただコメディに振った分楽しい描写とかもちょろちょろあったので総合的にはまぁ良きという感じ。カナタはまだしもソウマも巨大ロボにはウッキウキになってる様子は面白かったしね。w 小学生男子メンタル...()

あと今回のコメディ描写で一番楽しかったのはやっぱり等身大デッカーのシーン。でっかくなったつもりが意外とちっこくて舐められる的な下りはウルトラマンサーガのゼロでもやったけど、今回はより人間大サイズだった上に喋れなさとカナタの人間くさすぎる挙動が合わさっていっそう面白の絵面になってたのが笑った。w 同じ画角で人間とウルトラマンがわちゃわちゃやり取りする画は公式の本編でやるとシュールなんだなぁ() ウルトラマンチッチャーとか呼んだ人出てきなさい(

しかしこの等身大デッカーのシーン、ただただコミカルなシーンであったというだけでなく、共に肩を並べ背中を任せ戦う人間とウルトラマン、という最近のシリーズならではの両者のある種の対等さを押し出した距離感だからこその熱さもしっかりと演出していたのが凄く良かったところでありましたね。ニュージェネシリーズ辺りから強まり始めたこの辺のウルトラマンの近しさみたいな部分は、ウルトラマンに新たな親しみやすさを与えたり人間の主人公とのバディ感みたいなものを作劇上でグッと高めたりと新たな魅力を生み出す素にもなってるポイントなので、今回そこを上手く押し出しつつ、GUTS SELECTの面々とデッカーの絆的な要素の強調にも繋げてたのが良い感じだったなと思います。ソウマがデッカーに手を差し出して立たせてあげるシーン、人間がウルトラマンを支えるという王道の構図ながらも新鮮さもありグッときて良かったよね(前回のホークデッカーといい、この手の「今まで意外とありそうでなかった」感じの新基軸シーンの挿入・演出に関しては越監督が凄く良い仕事してくれたなと)

 

また今回は足木さん脚本回ということで、今までにも増して世界観共有のトリガー、および関連の作品の要素を小ネタ的に作劇の中へ積極的に入れ込んでたのが目を惹いたところでした。あの世界にかつて降り立ったキングジョーSCのことに触れる際にその時の映像を直接挿入したり名前を出したり、闇の巨人のことに触れる際そのイメージ映像を映したりといったところはちょっとやりすぎだったかなという感はあったものの(その作品自体にあまり直接的に絡まないキャラや出来事の様子までガッツリ見せちゃうとそれを知らない人が「これ誰ェ?それ何ィ?」ってなっちゃいそうだなと思えて不親切に見えちゃう、というとこで個人的にちと好みでないというのがあるので)あの世界に降り立った防衛チーム発ロボットの元祖としてのキングジョーSCの存在やかつて世界を脅威に陥れた闇の巨人の存在をテラフェイザー開発の起源に上手いこと絡めたのは巧みだったし(子供の頃それを見たカナタやソウマが心躍らせ巨大ロボ好きになったということを示唆したのも良き)、またそんなテラフェイザーを「地球の異物」として排除しようとするガゾートやライバッサーといった怪獣達の行動原理を、今回の「ウルトラマンデッカー」の一エピソード単位では怪獣の生態の未知性の一つというミステリアスな要素に留めて描きつつ、その実キングジョーSC=ウルトラマンZの世界の存在を描いたことでZ世界の物語について知ってる人には説得力のある描写としてほんのり示す形になってたのもまた絶妙でおおっとなったところだったので、この辺はなかなかに粋でグッド(地球の異物を排除しようとする怪獣達、といえば「ウルトラマンZ」ではウルトロイドゼロの一件でかなり濃く描かれた部分でしたからね...Z世界のことを知ってる人にはめちゃくちゃ腑に落ちる描写)

それに一番嬉しかったのは、何と言ってもガゾートがやっと原典のメッセージ性ドラマ性をさり気なくもちゃんと押し出す形で登場してくれたことですね。ポジション的にはテラフェイザーやライバッサーの前座という感じで倒されることもなくフェードアウトしたものの、テラフェイザーという人間の生み出せし文明の発展の産物が呼び寄せた脅威」という立ち位置でスッとお出ししてきたのはまさしく原典ティガにおける「電磁波という人間の開発により誕生し、人間に牙を剥くようになってしまった存在」というところを最低限良い具合に踏襲した感じになってて、これが見たかった!!と感嘆でしたよぼかぁ...(やらざるを得ない人間の開発とそれに干渉してしまう怪獣の存在、というところは前回副隊長がちょうど語ってたしね)  しかも何故ガゾートが現れたかに関しても、今回のエピソード単位だと「ガゾートはまだ研究が進んでいない怪獣」ということで前述した「地球の異物を排除しようとする怪獣達」というところと同様に怪獣の未知性として描き敢えて詳細はぼかしていたものの、原典のガゾートを知ってる人にはピンとくるものがある(後追いで原典ガゾートを知った人にもあぁー!となる)ようなギミックになっていたのでここも凄く良い塩梅であり、短い尺の中での見せ方としては大満足でありました。やっぱガゾートはティガ怪獣の中でも一際色んなものが込められてる怪獣だからそこを活かしてこそよ 何度もちくちく言っちゃ悪いけどトリガーでの扱いには本当に何も納得してないしこの先も納得できそうにないレベルで不満しかなかったでな...(脚本が初挑戦で慣れてなかったことや販促とかに追われて描ききれなかったことへの同情以上に、中途半端になるならそもそも出すなよの感情が勝る案件だし)

 

という感じで見所多しなドラマ面でしたが、戦闘面も負けず劣らず見応え満載。デッカー(とGUTS SELECT)の活躍はライバッサーの幼体ヒナバッサー(予告時点だと等身大のライバッサーが映ってる以上の情報しかなくて困惑したやつ。w)の軍団の相手という形で分担して描き、親玉のライバッサーの相手は今回の目玉たるテラフェイザーが担うという形で注力して描くことで良い感じにカッコいいところを見せていたのが上手かったですね。HANE2が搭乗してからの水を得た魚のようなテラフェイザーの機敏なアクションや空中戦がカッコいいんだこりゃ ホーミングレーザーがハッタリ効いてて凄くカッコ良いよね...(ライバッサーを追いながらの攻撃では仕留められないからと敢えて追い越し、追ってくる形になったライバッサーを前方に発射したレーザーのホーミングによるフェイント背面撃ちで叩くの好き) トドメ自体はデッカーに譲る形になったのでそこは惜しかったが、ここは次回以降に期待かな あと個人的に惜しいポイントとしては、カナタ達が地上にいたとはいえファルコンやホークが全然出てこなかったのは気になったなと。いればガゾートやライバッサーはともかくヒナバッサーはけっこう良い感じに討てたはずだから、地上戦ガッツリ見せたかったんだろうけど良い感じの理屈づけは欲しかった

 

そしてラストは、突然の危機を共に乗り越えたカナタ達の可能性に満ちた絆に感心しつつ、カナタ達に呼ばれその輪へと駆け寄っていくアサカゲさんの姿で締め。アサカゲさん、レギュラー陣の中だと比較的出番控えめなのでちゃんとストーリー上で馴染めていけるかと少し心配な面もあったのですが、今回ラストのあのカットでしっかり仲間として描かれたのもあってその心配は杞憂となりましたね。相変わらず手堅い...アサカゲさん、少なくとも悪い人ではないけれどテラフェイザー周りで今後どうなってくかまだ読めないとこではありますが、この先の活躍が楽しみである

 

 

以上、デッカー第11話でした。いつものデッカーの雰囲気と比べて多少の引っ掛かりはありつつも、テラフェイザーを軸にした話として手堅くまとまっており、グッとくるポイントの多しと総合的には良いエピソードでしたね。テラフェイザー、ここからどうなってくかまだ読めないとこではありますが、頼もしい仲間として期待したいですね 頼むぞ 頼むよ?(

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた