AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

劇場版・ブレーザー怪獣語り

※本記事は「ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突」のネタバレを多分に含みます。未鑑賞の方はご注意の上、鑑賞された後に読んでいただくことをお勧め致します。

 

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地球怪獣

 

・ズグガン

別名:地底甲獣

身長:167cm(幼体) / 50m(成体)

体重:1t(幼体) / 3万t(成体)

登場作品:「ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突」

初登場:ウルトラマンブレーザー第20話「虫の音の夜」

 

・タガヌラー

別名:甲虫怪獣

身長:60m(成体)

体重:5万t(成体)

登場作品:「ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突」

初登場:ウルトラマンブレーザー第3話「その名はアースガロン」

 

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神倉市の臨海工業地帯に突如として姿を現した怪獣達50m級成体ズグガンやそのから発せられる虫の音に呼び寄せられる形で現れた無数幼体ズグガンに加え、幼体ズグガンと同時に虫の音に呼び寄せられた人間大の無数の幼体タガヌラー、および60m級成体タガヌラーが確認された。

50m級の成体ズグガンが先行して姿を現し進撃地球防衛隊の隊員達や駆け付けたアースガロンを相手取って暴れた上、翅から発する虫の音により無数の幼体ズグガンや幼体・成体のタガヌラーを呼び寄せ猛威を振るう。幼体達は地球防衛隊の隊員達を翻弄、成体のズグガンとタガヌラーも2vs1数の利でアースガロンを苦戦させたが、SKaRD隊長ヒルマゲント変身したウルトラマンブレーザー参戦しアースガロンへ加勢したことで形勢拮抗、ズグガンはブレーザーと、タガヌラーはアースガロンと対峙した末、それぞれスパイラルバレードオールウェポン攻撃により撃破され、幼体達も地上で行動していたアオベエミミナミアンリの活躍により駆逐された。

その後、ズグガンとタガヌラーが襲撃した工業地帯には、怪獣の残骸の処理・研究を行い、地球防衛隊にもチルソナイトスピア等の装備提供している先進化学企業「ネクロマス社」工場があったことが判明。生態の異なる2種の怪獣が同時に出現するほどの「何か」がそこにあると考えたSKaRDはネクロマス社へと調査に赴くが...

 

 

 

ダムノー星人

 

別名:幻影宇宙人

身長:不明

体重:不明

登場作品:「ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突」

 

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突如人類に声明を出してきた、「宇宙の覇者」を名乗る謎の宇宙人毛むくじゃらの野人のような姿が特徴で、コンピューターハッキング自在に操るほどの高度な技術力を有しており、ネクロマス社のネットワークはおろか、地球防衛隊のシステムすらも掌握してしまうことが可能。

SKaRDによるネクロマス社調査が行われる中、映像を介して姿を晒すと、ネクロマス社が研究・開発を進める「不老不死をも実現するナノマシンダムドキシン地球環境にとって危険なものであると発言。自分達が手に入れようとしている地球が汚染されてしまうことを問題視し、ネクロマス社CEOマブセイチロウに対して1時間以内にダムドキシンの研究開発の中止、およびその成果物の完全な抹消を行うよう要求、同時に地球防衛隊日本支部富士基地のシステムを乗っ取ってミサイル発射する様を見せつけ、「次は市街地に落ちるかもしれない」と脅迫を行った。そしてネクロマス社の神倉研究所でダムドキシンの抹消を行おうとするも防衛隊の別部隊との行き違いに手間取り1時間のイムリミット超過してしまったSKaRDやイチロウの様を見届けると、それを愚かとばかりに嘲笑って再び富士基地からミサイルを発射し研究所を爆破、そこに保管されていた怪獣達の細胞とダムドキシンの融合により最悪の“妖骸魔獣”を誕生させてしまった...

 

 

 

─実はその正体は、マブセイチロウの一人息子にして天才的な頭脳を持つ少年・マブセユウキ妻(ユウキの母)不治の病による死をきっかけとして、同じ悲劇に見舞われる人々を減らそうとダムドキシンの開発を筆頭とした仕事に没頭する父・イチロウの姿を「家族を蔑ろにしている」と捉えてしまい、その鬱屈とした感情を「社会の汚い大人」転嫁しぶつけようと暴走し始めたユウキが狂言のために自ら扮していた架空の宇宙人というのが事の真相であった(その姿は仮面とスーツによる仮装)。類稀なハッキング能力はユウキ自らの頭脳によるもので、複数のサーバーを経由することによってエミをも撹乱してみせたが、その“地球のネットワークに異様に精通した立ち回り”を怪しまれたこと、映像を介した度重なる声明で尻尾を掴まれたことにより、ネクロマス社本社ビルの中で配信を行なっていたところを発見され正体が露呈した。

しかし追い詰められたユウキは父・イチロウ達の前で父─汚い大人達への激情を露わにすると、ネクロマス社本社ビルを目指し進行していた“幼骸魔獣”自ら飲み込まれ同化してしまった...

 

 

 

 

 

ゴンギルガン

 

別名:妖骸魔獣

身長:54m(第1形態) / 59m(第2形態)

体重:5万4000t(第1形態) / 5万9000t(第2形態)

登場作品:「ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突」

 

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↑第1形態

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↑第2形態

 

ネクロマス社により研究・開発されていたナノマシンダムドキシンが、保管されていた神倉研究所から流出した際、同施設で保管されていた宇宙怪獣をはじめとする怪獣の細胞融合したことで誕生した大怪獣。様々な生物/怪獣が混ざり合ったような生物的奇怪顔面背鰭などを思わせる岩状の突起が無数に背中に生えた身体が特徴となっている。

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↑第1形態の前面図・側面図・背面図

ダムドキシンは難病の治療への貢献や、池袋のバザンガ戦で使用された特殊弾への実験的な導入をはじめとした兵器利用など、細胞への干渉による劇的な効能が期待されていた一方、一定の容量を超えると暴走し始め、怪獣をはじめとした生物の遺伝子、および無機物金属とも融合してしまうという特性上の致命的な問題を抱えており、この特性がゴンギルガンを誕生させることとなった。また、微弱な電流コミュニケーションを取る脳細胞シナプスのような特性を持ちつつも感情の行き来が無いために脳そのものになれないダムドキシンの「感情─『魂』を獲得し生命そのものに進化する」という強い渇望に基づいて活動しているとされ、その過程で取り込んだマブセユウキ「父親への不満・汚い大人達への怒り」という強い感情と同調したことで第2形態へと進化目の縁から生えた角状の部位長大な鞭への変化や、背中に生えた突起の増大、毒々しい斑模様の刻まれた突起の各部への付与といった禍々しい変貌を遂げた。

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↑第2形態の前面図・側面図・背面図

から放つ高火力の熱線顔の側面に付いた器官から伸びる触手を基本の武器として使用するのに加え、マブセユウキを取り込んだことで進化した第2形態では更に戦闘能力増強され、全身から全方面へと迸らせる赤い電撃背中の突起発光させ生み出した推進力による滑空禍々しいエネルギー集約させての突進・周囲への拡散爆撃といった様々な能力を行使できるようになった。中でも体の各部に付いた斑模様の突起を引きちぎり手に装着することによる武装能力は強力で、尻尾の付け根の突起に、膝の突起に、尻尾の中程の突起に、と多彩なバリエーションを有する上、たとえ破られようとも変わる変わる付け替えることで攻撃の手を緩めず攻め続けられるという厄介さも有している。弱点はネクロマス社が実験・開発していたダムドキシンを破壊するナノマシンアンチダムドキシンで、これを体内撃ち込まれる弱体化してしまう他、アンチダムドキシンを素材とする装備を纏った生物とは融合することができない

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↑身体の各部の突起で武装した姿。上から剣・鎌・爪を装着している。

 

ダムノー星人...もといマブセユウキハッキングにより引き起こされたネクロマス社神倉研究所への爆撃によって漏れ出たダムドキシンが、共に保管されていた怪獣の細胞融合したことで誕生。そのまま自身の唯一の弱点であるアンチダムドキシンの存在を知って破壊しようとしてか、アンチダムドキシンの実験段階の試作品が保管されているネクロマス社本社ビルへ向け千葉市方面へと進撃を開始、地球防衛隊がユウキのハッキングによる火器管制システムトラブルに見舞われ攻撃もままならずSKaRDも先のタガヌラー・ズグガンとの戦闘ダメージを負ったアースガロン修理中で動かせないという阻む者が何もいない状況であるのを良いことにそのまま街を闊歩・破壊しながらネクロマス本社へ辿り着く。するとそこで待ち構えていたユウキの「父親・大人への怒り」感情に引き寄せられ、本来の目的であったアンチダムドキシンもそっちのけでユウキを触手で捕え自身の体内へと吸収第2形態への進化を果たすと都心部への進行を開始した。

その後は取り込んだユウキの脳内アクセスしてその感情と同調破壊衝動を引き出すと、取り込んだユウキが放つ“汚い大人”への怒り演説を撒き散らし、防衛隊の誘導弾による攻撃も物ともせず破壊活動を繰り返しながら、「ユウキにとっての“汚い大人達の中心地”」を目指して進行、霞ヶ関へと足を踏み入れる。しかしそこでユウキ救出、およびゴンギルガン撃破のために出動したSKaRDの隊員達が参戦、ミナミアンリナグラテルアキ搭乗したアースガロンに行く手を阻まれる。それでも怯むことはなくアースガロンを強力な戦闘能力苦しめるものの、その間にユウキが頭部の中心に閉じ込められていること、熱線放射時の排熱のための側頭部の孔からそこへ侵入できることを突き止められてしまい、アースガロンの足止めを受けたことも相まってヒルマゲント頭部へ侵入された上、ユウキを救出されてしまうこととなった。

かくしてユウキという感情の源─を失ってしまったものの、尚も活動を止めることはなく、むしろその影響で暴走を開始、取り込んでいたユウキの「嫌いだ」の声を模倣した絶叫同然の鳴き声を響かせながら防御をかなぐり捨てた攻撃特化の大暴れでアースガロンを叩き伏せる。しかしここでゲントの変身したウルトラマンブレーザーが参戦、新たなる敵の出現に武装能力など更なる力を発揮し応戦する。そうして戦いの舞台として巻き込まれた国会議事堂破壊しながらブレーザーをも圧倒再起したアースガロンが加わってもなお優勢を誇るなど暴れに暴れたが、から伸びる鞭状の部位脳のコアから伸びていることが発覚ブレーザーとアースガロンの決死の猛攻によって鞭状の部位を千切り取られアオベエミバンドウヤスノブの手でアンチダムドキシンを使用したAD特殊弾を脳に直結する剥き出しの根元へ撃ち込まれてしまったことで弱体化する。それでもなお抵抗するかの如く全身から迸る禍々しいエネルギーの光弾を撒き散らしたが、最後はブレーザーによるブレーザー光線とアースガロンによるフルパワーアースファイアを同時に叩き込まれ爆散、完全に撃滅されることとなった。

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↑ゴンギルガン...もといその基となったダムドキシンはユウキの感情を複製し「生命そのもの」になろうとしていた。しかし複製した紛い物に過ぎない感情では、魂を持てず生命にはなり切れなかったのであった。

 

 

最後の記事更新から約1ヶ月、怪獣語り記事に限定すると更に長く約2ヶ月と待たせに待たせましたが、劇場版の怪獣語り記事ようやく更新です。元々宣言してた通りのマイペース更新に加え、直近の1ヶ月はプライベットで色々あったこともありダラダラと長引いてしまい申した もっと早く書くこともできたが気力が向かなかった...生きるって大変

まぁ何はともあれ、今回はブレーザーの物語の大きな一区切りとして銀幕を彩った名作である劇場版ブレーザーの素晴らしき敵役・ゴンギルガンについてつらつらお話をば。上の方ではストーリー全体の流れも含めてゴンギルガンの詳細についてスムーズに書けるよう他の怪獣とかのことも書いたけど、語りの方はゴンギルガンメインで取り上げますわよ タガヌラーズグガンはあくまで再登場怪獣だし、ダムノー星人に至っては存在しない子だったしな...()

 

そんな劇場版の大ボスとして華々しく登場したゴンギルガンでしたが、劇場版だからこその豪勢で緻密な特撮を惜しげもなく使った大ボス怪獣らしい大暴れが目を惹いたのも去ることながら、ブレーザー世界の怪獣達の細胞が一挙に融合したといういかにもボス怪獣らしい設定パーツの換装・追加による形態変化実在の街並み・建造物を破壊しながらの闊歩などなど、色んな意味でブレーザー怪獣の集大成的な個性・演出をたっぷり含んだ怪獣だったところも本作の大ボスとして実に目を見張ったところであったなと。劇中でのギミックや能力にもしっかり準じた多彩な可動・換装による形態変化をウリにしたウルトラ怪獣アドバンスというアイテムでニュージェネ市場に怪獣の風を力強く吹かせたブレーザー怪獣の事実上のトリとして形態変化や部位の換装による武装をこれでもかとガンガン見せてきたところはマジに素晴らしかったし、池袋という実在の街を舞台にした怪獣映画さながらの実在感高めなバザンガの手に汗握る大暴れから始まった本作の精神性の踏襲を感じる「国会議事堂大破壊」という大一番をかましてきたところも大いに痺れたしと、劇場版のボス・ブレーザー怪獣の大トリの両面で完璧すぎる怪獣だったなと思いますね。劇場版ならではの豪勢さも去ることながら、と最初に言ったけど、寧ろそれがあったからこそここまで盛大に魅せることができたのだというとこに回帰するとも言えるし、文字通り「ブレーザー劇場版の怪獣」と言うに相応しい存在であったと言えるか

デザインの方もまた素晴らしく、牙の生えた巨大な下顎を象り体全体で大きな口を表しているような胸部別々の怪獣の部位がちぐはぐにくっ付いたように左右で形状が別々のアシンメトリーな脚部や第2形態の翼状の突起といった歪で不気味なビジュアル自体に単体で強烈なインパクトがありつつ、「様々な怪獣の細胞のごった煮」「人類の早過ぎた叡智により図らずして誕生した怪物」という本編の設定を踏まえると「禁忌を犯し生まれた生命」的なほんのり冒涜的な香りが感じられてきてゾクリとくるし、また父親に愛されていない(と思えてしまう)ことへの憤り・そこから転じた大人への怒りといった感情を発露させるユウキと同調したことで駄々を捏ねる子供のような幼児性」を獰猛な形で発露させていった様も踏まえると、第2形態のややずんぐりとしたシルエットや短めに感じられる手足、つぶらな感じの瞳などの幼さを滲ませたような顔立ちといった全体の特徴がどことなく「子供・赤ん坊」の雰囲気を感じさせてくるしと、ストーリーとの掛け合わせにより増してくる個性も良い味出してて良かったんですよね。第1形態はザ・怪獣って感じの厳つくも割とシャープめなビジュアルをしてるんだけど、そこから大人になり切れない子供という感じの未熟な感情を爆発させるユウキを取り込んで変異した第2形態は全体のシルエットや言動(ユウキの感情や声を模した「嫌いだー!!」と叫びながらの暴れ散らかし)が子供っぽいイメージに寄っていくという推移の仕方、ちゃんと文脈が乗ってて面白いよなぁ 望まれずして誕生した禍々しい怪物が生命そのものになろうと感情を取り込んだことで(取り込んだ感情が子供のものだったことも相まって)子供のようになって再誕する(しかし所詮模倣に過ぎないので破壊衝動などの負の側面ばかり増幅された怪物の域からは抜けられない)という...ユウキの声を模した絶叫じみた鳴き声もこうして見ると不気味さと物悲しさを同時に感じる良いアクセントだなぁ ゴンギルガンのソフビ、正直ちょっとちんちくりんだよなぁと思ってたんだけど、この文脈踏まえるとある意味正しいデザインだったのかもしれん

 

このゴンギルガンのデザインを担当されたのは、TV本編でニジカガチのデザインを担当された武藤聖馬さん。てっきりTV本編でも担当怪獣が一番多かった楠さんが担当されると思ってたので少々意外だったが、しっかり良い怪獣を生み出してくださってくれて満足。ニジカガチの神獣的な趣とはまた違った、生物感マシマシのデザインが良いギャップでした しかし言われてみると目の感じにはニジカガチの時にも感じた武藤さんデザインっぽい独特さを感じるのでなるほどなと思ったり

https://x.com/cyq_joker/status/1760813853368361229?s=46

 

そんなゴンギルガンですが、映画を鑑賞された方々の中からちらほらと上がっていた声に、「キングオブモンスのオマージュ的な存在なのではないか」というものがあったのは非常に興味深かったところでありました。正直最初聞いた時は一瞬まさかと思いましたが、劇場版の大ボス怪獣であるのは勿論のこと、「色んな怪獣(の細胞)が合体した大怪獣」「子供の感情がきっかけとなって誕生、更にその感情を元に強化」という設定は言われてみるとなるほどたしかにそっくり...となるんですよね キングオブモンスの発祥作品にしてブレーザー放送年に25周年のアニバーサリーを迎えていたウルトラマンガイアのOPの2番の歌詞に含まれる

愛さえ知らずに 育ったモンスター

叫びはお前の 涙なのか

という歌詞もズバリゴンギルガンそのものと言われると物凄くしっくりきてしまうし、ブレーザーという作品が所々で密かに含ませていたっぽいガイアオマージュの一つの総決算的なところなのはもしかしたらあるかもな...と まぁあくまで考察に過ぎないし、ゴンギルガンもこれ見よがしにキングオブモンスオマージュでございな怪獣ではなくちゃんと1体のオリジナルの怪獣として成立してるので実際は意図してないかもだけど、ともあれこういうテイストを感じられる怪獣が本作に出てきてくれたのは“粋”を感じちゃいますね

 

という感じで魅力たっぷりなゴンギルガンですが、唯一不満な点もあり。それは...

何故ウルトラ怪獣アドバンスでの発売じゃないのか

ということです 分かるよなァ!?

いやぁウルトラ怪獣アドバンスヴァラロンという革新的な形態変化再現アイテムも直近で発売されてるという上でこれでもかと「換装での形態変化・武装がセールスポイントです!!」って言ってるような特徴してるゴンギルガン出しておいて実際に発売されたのが定番サイズのだけなのは流石に冗談でしょってなるよ...!!クライマックスの触手部位破壊の下りも第1形態への換装との兼ね合いで再現できるシーンですよと言わんばかりなのに、ほんとこれでゴンギルガンをアドバンスで出さないのは愚行すぎますべや いや前年のゾルギガロガイザも定番サイズだけだったからそういう売り方に落ち着いてるだけなのかもだけど、にしたってこう、ダメだろ...このまま終わらせるの...!!!ズグガン成体もあんなに楽しみにしてたのに定番サイズ止まりでガックシきてしまったし、バンダイさんお願いですから後追いでも良いんで換装ギミック有りのウルトラ怪獣アドバンスゴンギルガンやDXサイズのズグガン成体出してください...ソフビのQRコードから飛べるアンケートで積極的に要望出そうか...デストルドスの例があるし諦めたくない プレバン限定のお高いバージョンみたいなのでも良いからゴンギルガンはなんとしても実現させたい

 

 

というわけでゴンギルガンの語りはこんなもんで。久々だったのでグダるかと思ったけどやっぱり一度語り出すと止まらず書き切れましたね...楽しいぜ怪獣語り

てことで長らく続いたブレーザー怪獣語りもこのゴンギルガンで一区切r...

くぎ...り...

 

り...

 

 

 

「おや、まだお忘れですよ。ブレーザーの物語に欠かせない大事な1体を」

 

 

 

次回、

勇士 鋼の身体を持つ獣

 

 

もうちょっとだけ続きます!