AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

舞台の幕が上がる

からくりサーカス

第1幕「開幕ベル」

振り返り感想レビュー

 

 ※本記事は以前アップしたものの記述抜けを発見したことで改めて書き直し再アップしたものです。念のため


「あきらめるな!おまえはまちがっちゃねえんだよ。キツい時には「助けて」とどなれ!ハラが立ったら悪態をついてやれ!おとなしくかっこつけてあきらめんな。あがいてあがいてダメだったらそん時ゃ...にっこり、笑うしかねぇけどよ。」

からくりサーカス」第1巻 勝 第1幕『開幕ベル』より

 

どんとこい、ゼットアンドリュー on Twitter: "#karakuri_anime 第1話「開幕ベル」、話の盛り上げ方といいキャラの動かし方といい、控えめに言って想像していた100倍最高で、こんなクオリティで作ってくれてありがとうと感謝するばかり!OPEDも素晴らしすぎて初回から超面白かったぜ...毎週楽しみになるぜこりゃあ"

どんとこい、ゼットアンドリュー on Twitter: "#karakuri_anime 序盤における鳴海にいちゃんの頼もしさが存分に描かれてたのが最高だった!カッコ良すぎて燃えた 今後描かれるけど波乱万丈な人生送った分人間的にも強いからなぁ にっこり笑うしかねぇけどよの流れにおける劇伴の合わせ方が神がかり過ぎてて、原作既読勢のワイも感動したぜ..."

どんとこい、ゼットアンドリュー on Twitter: "#karakuri_anime しかし今見てみると序盤から随所随所に物語を構成する色んな要素が散りばめられてて改めて本作の世界観の奥深さを実感する 初視聴勢のみんなは是非この第1話で出た要素の1つ1つに注目していって欲しい 今後も巧みな演出でこの物語を綺麗に鮮烈に描きあげていって欲しいね 期待!!"

 

この度BS朝日にてアニメ「からくりサーカス」の再放送がスタートしました。週間少年サンデーで1997年から2006年まで連載された原作漫画の方を単行本で数年前に読んで以来、キャラ一人一人に生き様が光る心揺さぶる人間ドラマ、緻密に伏線が張られた重厚なストーリー構成、それらが熱量となって魅せる熱いバトルといった様々な要素に惹かれてファンになった身として、約2年前のアニメ放送に際し作品の魅力をTwitter上で狂ったように語り毎週の放送の際に熱く感想を述べていたのは良い思い出です。改めて見返すと自分でもちょっとビビった(

故に今回の再放送は改めて多くの方が作品に触れる機会ができたということで非常に嬉しいです。というわけでこの機会に当時の感想ツイートなんかを引っ張り出しながら簡単な振り返り感想なんかをしようかなと。これでまた魅力が伝わって触れる人がいたりすると嬉しいぞ

 

しかし第1幕に触れるのはだいぶ久しぶりだったんだけど、初回にしてめちゃくちゃ熱いよなぁ、と改めて。で何が良いかと言うと、主人公の1人鳴海兄ちゃんこと加藤鳴海のカッコ良さがしっかり1話のドラマの中に詰め込まれてることにある訳で。

明日の我が身も知れない境遇にありながら他人に真っ直ぐに向き合い真摯に支えようとする超が付くほどのお人好し、という彼の人柄が、勝との出会いや挫けそうになる勝の心を記事冒頭の台詞で激励するシーンなどの熱いドラマへと昇華され描き出される流れが凄く最高なんですよね。自分のためにもなりからこその行いであることを自認しそれを自分から語りつつも、その実一度関わった他者に必死に寄り添おうとする温かで情に厚い人間味溢れる精神性が好きなんですよ鳴海兄ちゃん。

からくりサーカス原作者の藤田和日郎先生の作品においてカッコいい主人公というのは多々いるわけだけど、その人柄で初回から物語に強いドラマ性を与えグッと盛り上げた主人公という点では鳴海兄ちゃんが秀でてるなぁと感じます。そんな鳴海兄ちゃんの魅力を約30分の映像の中にしっかり落とし込んでいるという点でもうアニメ第1幕は最高だったなぁと。いやぁやっぱり良い

それ以外にも、バトルシーンをはじめとした物語全体を盛り上げる林ゆうきさんの時に優しくしっとりとしていて、時に迫力のある繊細な曲調が美しい劇伴などなど目を惹く部分は多く、ぜひぜひ注目して欲しいですね。ぜひ...ぜひ...(

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた