AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

チンピラがいますね(酷

トロピカル~ジュ!プリキュア

第9話「メイクは魔法? 映画でトロピカる!」

感想レビュー

 

 

初対面の女優にキツい性格っぽいと思われ、まなつにガン垂れるのが上手いと思われてるあすか先輩のイメージ...()

しかも「癒し系以外のイメージ」「例えばあすか先輩みたいな」しか情報出てないのに「きつい感じの役?」ってところにすぐ行き着いたみのりん先輩の発言が地味に拍車をかけるという...ひどいw あまりに言い方がさらっとしすぎててリアタイ視聴時に気付かなかったよ!!こんなところで推察力の高さを発揮するな(

みんなあすか先輩のこと、チンピラか何かとお思いなのかなぁ...()まぁ初登場回のトドメの時「ケジメつけさせてもらう!」とか言ってたし、むしろどっちかというと極道ry

でもあすか先輩もあすか先輩でまなつのこと「無鉄砲担当」って言ったり(まなつ自身自覚あってあっさり受け入れてたけど...w)と、こうして並べてみるとトロプリ組はけっこう歯に絹着せぬ言い合いできる関係性にあるっぽくてこの関係性はなんか好き

 

今回の話はさんごメイン回

自分の好きなことを思うままに表現する勇気を得た以前の経験から、一歩踏み出して新しい扉を開き色々なことに挑戦するようになった姿が描かれ、現状メンバーの中でも特に「成長」が際立つキャラになったなぁという印象ですな

さんご初メイン回の第3話の感想でも述べたように、さんごの覚醒展開において個人的に好きだったポイントは大事なことがなんなのかを既に心の中で理解してるさんごが自分に自信を持って一歩踏み出したことだったので、今回の話においてまなつがさんごのことを「さんごは変わったんじゃなくて、もっとトロピカれるようになったんです」って表現したのは上記のポイントをズバリ押さえてて非常に嬉しかったですね。さんごは「変化した」というよりも、「本当の自分を表す」ようになったって感じよね

またそんなさんごの成長に準えて、それを導いたまなつの真っ直ぐさを仲間達が支持する台詞回しもありました。これはシンプルにまなつの主人公性を強調する以外にも、次回の展開が展開なのでその点を改めて示しておいたみたいな狙いがあると思われますね この辺の布石の敷き方も手堅い

 

そして今回の話ではメイクを「自分に勇気を与える」ための要素として強調する演出もあり、ここは第1話からまなつを中心としてメイクを一歩踏み出すおまじない的なものとして扱ってる今作としてテーマ性の活かし方が良かったなと。今作、緩さやコミカルさも目立つけどやっぱりこういう作品のテーマ性への向き合い方が誠実で、ここがしっかりしてると安心感がありますね。

 

一方後回しの魔女一派では、プリキュアに対抗するために新戦力「ゼンゼンヤラネーダ」が投入、とかなり早期から強化が。なんか名前だけ聞くと役に立ってくれそうにないんすけど大丈夫?(

でも今回含めここ最近の戦闘がそうだったように、コーラルの防御で敵の攻撃を凌いでる間にパパイヤが攻略法思い付いてサマーとフラミンゴのフィジカルを中心にそれを実行する、という感じでトロプリ側の黄金パターンができつつあったので、ここで強化を投入するのは正解ですな

 

ちなみに今回のトロプリ変身後口上は「エキストラだよ!」でした 端的!!

 

 

以上トロプリ9話、さんごのキャラクター性というところに着目しつつ、作品のテーマ性やメインメンバー間の空気感をさり気なく押し出したストーリー展開が為されていて、全体通して掘り下げてみるとなかなか上手い構成だったなと感じる良い回でした。テーマ性の強調に関しては最序盤から凄くしっかりしてるので、実に安定してますね これからも頑張って描いて欲しいところ

結騎 了 on Twitter: "【速報】毎週の遅延から学習を重ねた娘、ヤラネーダが出てきたシーンからDXパクトの準備を始め、無事にトロピカルチェンジ開始タイミングに間に合う。"

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた