AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

放送?ほう、そうですか

トロピカル〜ジュ!プリキュア

第13話「ドタバタ校内放送!響け、人魚の歌!」

感想レビュー

 

 

「ね〜、ローラは船沈めたことあるのぉ〜?」

「大丈夫だったぁ?(ローラの歌聞いて)魂抜かれなかったぁ?」

うーんこのそこそこの時間を過ごした友達に対して言い放ってるとは思えない超絶ど偏見() 悪気なさげにアホっぽい感じで聞いてるのがまなつらしくて良いな...w ローラがもし「船沈めたことあるわよ!」とか答えたらどうするつもりだったんだよ!(

ローラの歌という話題について、初めて会った時少しだけ聞けたことを話すさんごと、綺麗な歌声だったと言われて凄く嬉しそうなローラという、最序盤のイベントも細かく拾った関係性の描写が実に良いわね

 

今回は放送委員の校内放送に一緒に参加、という内容。しかしトロピカる部の面々の半数近くがこういう台本ある系の放送には向かないということが露呈した回だったなぁ...w 結果的にウケてたし良かったけどほぼ放送事故だぞアレ!

まなつがまるで台本読めなくて、アドリブには強いけどそれはそれで荒れる、というのはけっこうキャラ解釈に合ってたけど、あすか先輩がああいう場でお悩み相談されて脳筋回答ばっかするのは意外やね OPでダンベル上げまくってるし脳筋気質は寧ろ分かってたことだと言うべきなんだろうか(

そして黒いアイツに顔面ダイブされたさんご、心中お察しする...w 虫が好きでも得意でも、普通にビビるわよアレ 「めしとったり〜!」とか余裕かましながら素手で掴めるまなつが稀有なんです と言いつつ、かくいう自分も虫好きで黒いアイツへの抵抗感がさして無いので、やろうと思えば普通に掴めるタチだったりします...そんなドン引きしないでくれ(懇願

さんごがやたらビビるのに全然姿が描かれないから最初何かの間違いとかかと思ったくらいなんだけどこれ多分女児アニメだから直接姿を描くのは憚られる、的な配慮よね

 

そんな惨状を見兼ねて登場したのは、前回のエピソードで下半身隠しての人前への登場に味を占めたローラ。最初はやたらに不安に思われてたものの(みのりん先輩が(このまま行くしかない...!)って心の中で覚悟決めまくってたのがめちゃくちゃ面白かった...w)、いざ始まるとトークしっかりできるわ、他のみんなの喋りを引っ張るMCもこなすわとめちゃくちゃ放送向きでしたわね...演説・指示といった女王の素質っぽいものも思わぬところで伺えて、伊達に威張って「女王になるのよ〜!」とか言ってるだけではないんだな...とちょっと感心した(若干含みのある言い方)

そしてZヤラネーダが現れたと知ったら、自分が放送の任を引き受けてさり気なくまなつ達をそちらに送り出し、放送では自分の歌を披露しみんなをきっちり楽しませる、と「今一番大事だと思うことをやる」を地で行く行動を為していたの凄くグッときたところ。

戦闘の方はプリキュアであるまなつ達を信じて任せ、自分も戦闘以外のところで自分にできることをしっかり成し遂げる、というこの非戦闘要員だからこその頑張りを全うしてるローラの姿本当に良いな...しっかりプリキュアの仲間、5人目としてようやっとる 一方のまなつ/サマー達の方もローラが来るのをきっちり信じて戦い、良いところでローラが駆けつける、という構図ができてるのがまた熱かった

 

こうして放送は成功し、少々特殊な形だったけどローラもみんなと一緒に楽しむ、ができたかなという感じで良かった しかし前回の風紀委員長の時といい、「知らない生徒/部外者の後を追ったら一瞬の内に消えていた」という状況が続いてんだけど、これ人魚とはまた別ベクトルの噂が広まりそうだ...w 大丈夫か

 

 

以上、トロプリ14話でした。女王としての素質的な一面に加え、精神面の成長やまなつ達との関係性など、ローラの更なる掘り下げが思わぬ形で為され、全体のコミカルさ以外にも楽しいポイント多しな回でしたね 1クール目を過ぎた辺りでローラの掘り下げがより充実してきた感あるのでこの先の展開も楽しみね ローラがどういう方向性になっていくのか気になるなぁ

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた