AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

羽と鼻の下伸ばす回

ウルトラマンコスモス

第23話「ルナvsルナ」

感想レビュー

 

 

学生に扮しての任務中に呑気するムサシを注意した僅か数秒後に女子大生を前にしてムサシと一緒に鼻の下を伸ばすフブキ隊員のだらしない画から始まるのめちゃ笑った 「反応アリッ♪(上擦った声)」じゃないのよ()

オカルト絡みではとてつもないビビりという部分も強調されて、自分の生き写しを目にして失神したりドッペルゲンガーの迷信を信じて「オレハ...シヌノカ....??」とかめちゃくちゃ情けない声出したりと普段あんまり見ないフブキ隊員のコミカル描写が今回は豊富で、製作陣もフブキ隊員の崩し方が小慣れてきたなぁ...とw 市瀬さんも凄く楽しそうに演じてるのでとても良い

前回の威厳はどこへ行ったのか()

 

そんな今回全体的に殆ど良いとこ無しだったフブキ隊員に絡んでくるサブキャラとしてオカ研の変人女子大生・カスミが登場。後々フブキ隊員とまた関わることになるキャラながら今回はあくまで話に大きく掛からない一ゲストキャラ扱いなのですが、にしてはやたらキャラが濃いので笑うんだよな...w(この時点で既に再登場の予定とかあったりしたんだろうか)

てか今回、言動が妙に独特な鉱物研究室の眼鏡の教授と眼鏡&短パンの助手とか、ほぼ数瞬の出番なのにフラスコ持って慌てる姿や「人工細胞を増殖する、液化ガスダァ!⤴︎」の台詞の圧が妙に脳内に残るバイオ工学研究室の教授とか、無駄にモブのキャラが濃いんだよな...(鉱物研究室の教授に至ってはしれっとエンディングのムサシ達の並びに加わってるのが余計笑う) たまにモブやゲストが謎に濃いコスモスの傾向なんなの(

 

今回の怪獣ゲルワームはウルトラシリーズ引いては特撮ヒーロー作品でお馴染みのヒーローの偽物になる系怪獣、しかもその中でもレアな見た目丸っ切りコピーできる系のやつで、サブタイ通りに同じ見た目の2人のコスモスがバトルする様はなかなか印象深いですね(組体操みたいに一緒にぐるんぐるん回ってる画はちょっとシュールでふふってなっちゃうけど。w 仲良しか???) 予告でも見所としてこの2人のコスモスのバトルは強くプッシュされてて目を惹いていたので、何気に放送当時から強く記憶に残ってる話の一つです

ヒーローの信用を失わせるためだったり能力を真似したりというので敵がヒーローの偽物になることが多いこの手の話においては何気に珍しく、ゲルワームの擬態自体は悪意あるものではないというのも面白かったですね。遠く離された仲間の下へ行くために人間の姿への変化を足として利用してた、というストーリー上できちんと意味のある、キャラクター性を発揮する感じの使われ方してたのが巧いよなと フルムーンレクト使おうとするけど出なくて焦る姿も愛嬌あって良きでした お前は光線出ないの分かるんじゃないんかいと思わず

 

 

以上、コスモス23話でした。怒涛の前後編が展開された前回の反動からか、ちょっとコミカルなテイストで肩の力抜いて見られる回でしたね フブキ隊員にとっては受難回でもあるが...() あとやっぱり定番だけどヒーローの本物vs偽物の画は滅多に見られない構図なだけあって特別感あって楽しいなと ニュージェネでも本編ではあんまやらないけど見たいなぁ

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた