AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

最後にディスプレイ確かめなくて大丈夫か?

ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA

第8話「繁殖する侵略」

感想レビュー

 

 

ウルトラマンあるある談義を両隣でやかましく展開する暑苦しいウルトラマン資格者の男2人に挟まれる、ウルトラマンになりたくて仕方がなかった男ヒジリアキト、不憫() そういうとこだぞケンゴ

 

世界中のネットワークを掌握しながら侵攻を始めた未知のコンピューター生命体・ダダの侵略に立ち向かうGUTS SELECTと二大ウルトラマンの奮闘を描くZ客演回後編。やっぱりウルトラシリーズではこういう怪獣や宇宙人の起こす事件を起点にメインキャラ達の活躍を描くスタイルの方がキャラクター一人一人の活躍や言動をピックアップしやすいので見てて楽しいなと感じますな。勇ましく返事する外様のハルキに「君はいいから...」って苦笑気味に優しく諭したり、時間止まったんかって感じで座して動かない状態から肝心のトドメを持ってったりと、隊長のちょっと緩めな描写見られたのが良かったw

てかイグニス、当たり前のようにナースデッセイ号にやってきてて有事の際には普通に手も貸してくれるのでもう完全に仲間だな...今後いちいちまた入ってきたなお前的なリアクションするのも面倒だしナースデッセイ号住めば?(テキトー) ユナが狙われることに関してはアキトが獲物を狙う猛禽類のように常に眼光光らせてるんで平気平気

 

今回登場のパワードダダ、その意外すぎる登板故に先週時点でソフビの発売情報などから登場が示唆されてた時から既に話題性抜群で界隈を盛り上げておりましたが、ストーリー上でもこのネット社会において原典以上の猛威を振るう様が描かれており、やはりこの手の電子生命体的な怪獣はあらゆるものが電子化・ネットワーク接続した現代では強力すぎるな...と実感。ウルトラマン達との戦闘でもほとんど掴み所がない立ち回りを見せており、原典にもあったサイコキネシスで車を飛ばしてくる攻撃をより派手にして雨あられの弾丸のように飛ばしてくるとこは良い迫力でしたね

Z客演回のテンション感に飲まれたこともあってか話のテイストとしてはスリリングさはあるもののちょっとわちゃわちゃ多めのコミカルな感じであり、パワードの時みたいなホラーテイスト増し増しにしてよぉ!と思ったのが正直なところ。せっかくのレア登板なんだしこと今回に至ってはもっとあざとくオマージュしてっても良かったかなと でもパワードダダ自体は終始言葉を発することがなく、端末の液晶などに次々浮かび上がるダダの顔や幾何学模様など不気味さは濃く醸し出されていてそこを押さえてあったのでそこは良きでしたね 街頭の大型モニターの映像がダダに占拠され、道路ではコントロールを失った車や落下してきたドローンが事故を連発させている、という光景を田口監督お馴染みの第3者目線のアングルで臨場感高めに描いたシーンはなかなか怖かった

てかダダというワード出てもマルゥルが特に反応してなかった辺り、あの宇宙って一般的なあのダダはおらんのだろうか。それともいるけど知られるほど表立って動いてないのか

 

戦闘シーンでは、トリガー・ゼット共にフォームチェンジを余すことなく駆使した戦闘を見せており非常に豪勢でしたな。特にトリガーはパワータイプからマルチタイプへの変身バンクを介さないティガみたいな感じのシームレスフォームチェンジやタイマーフラッシュ(だったよね多分)使用など、ティガオマージュという立ち位置を活用したニヤリとなる演出が色々あって面白かったですね(そういえば今回サークルアームズ全然使わない格闘戦主体だったなぁ) ゼットくんの方はガンマフューチャーの活躍がぼちぼちだったりデルタライズクローがベリアロクなしでの戦闘だったのでちと物足りなかったりと少々惜しいところも多かったけど、久々に色んな形態見られたのは嬉しきところでした

2人のマッチ相手となったキングジョーストレイジカスタム(ダダ支配下)も、セパレートモードでの回避や攻撃、タンクモードでの手痛い砲撃、ペダニウムハンマーでのインパクトぶっ放しなどギミックがこれでもかとフル活用されていてとても良い活躍でした。なんならZ本編より活躍してたまであるな...ダダの制御が規格外だった故の大暴れだったとも言えるし、やはり人間の手にはまだまだ余る力と言えるか、キングジョー...

しかしやむなしだったとはいえキングジョーをああしてめっためたに破壊しちゃったとなると、ハルキワンチャン帰った後にヨウコ先輩辺りから色々言われそうであるw

 

そして戦いは終わり、帰還するハルキとゼットくんを見送った後、一緒に肩を並べ戻っていくケンゴとアキトの画でZ客演編は締め。ケンゴとアキトに向けて、ハルキが自身の視点を通じて見た2人が良い相棒同士だと伝えたことは何気に今後のこの2人の関係性の変化を描いていく上で良い一押しになったんじゃないかなと 今後のこのコンビの行く末は楽しみなところです

 

しかしラスト、パワードダダ襲撃の最中に自身の中から覚醒したユザレの力を感じ取ったユナは困惑を見せ...

 

以上、トリガー8話でした。Z客演回後編にしてパワードダダご無沙汰登板回。特撮面演出面で目を見張る部分多しで見応えありな回でしたね Z客演回と見ると割とこじんまりとした印象ではあったのでその点は少し惜しかったところだけど楽しめた前後編エピソードでした

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた