AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

デカけりゃいいってもんじゃねぇぞ!!(力説

トロピカル~ジュ!プリキュア

第42話「襲撃!最強のヤラネーダ!」

感想レビュー

 

 

電飾付いた全身タイツで人間星座の演目をやる天文部、ダントツで身を削りすぎじゃない?() 仮装大賞かミ

 

トロピカ卒業フェスティバル、通称トロフェスの開催に向け、トロピカる部をはじめとしたあおぞら中生徒が総出で準備に励む中、最強のヤラネーダの出現で巻き起こる波乱を描いた今回のエピソード。トロフェスって略称聞くと「マグロかな?」ってちょっと思っちゃう(どうでもいい)

しかしみんなして休日返上して準備に励む辺り、トロプリ世界の子達はバイタリティに満ち溢れてるなぁ...熱心で良きことよ 僕はしたくないぞ、休日返上(屑

今回は(元)生徒会長も久々に登場して、あすか先輩とすっかり砕けた感じで話すようになっていたのがとても嬉しいところでありました 改めて第38話めちゃんこ良かったな...と思う てかさり気なくあすか先輩志望校合格してておでれぇたわ めでたい

 

そんなフェス開催に向けて部員総出で演劇の練習に勤しむ中、ローラがまなつ達と出会えたことへの喜びをふと窺わせる一幕もあり、ローラにとってみんなと出会い一緒に過ごしてきたことはごくごく自然に彼女の財産となっているのだなぁ、と感慨深くなったところでありました。他の人が言ってて思い出したけど、最初の頃は「人間は私の捨て駒ァ〜!!」とかラスボスみたいなこと言ってたわけだし、実にグッとくる大きな変化ですよ

一方そこから繋げる形で、その仲間達との大切な思い出も全てが終わってグランオーシャンに戻れば掟によって忘れてしまうかもしれない、ということへの不安を隠し切れず、表情を曇らせるローラの姿も印象深く描かれており、終盤に向けての展開の一つのヤマとなるであろう要素を改めて示してきたな...と。「私が女王になってあんな掟変えてやるわよ!!」とローラがらしい意気込みを謳ってはいたけど、それでもどこか曇った表情な辺り、作品的にも簡単には済ますことのなさそうな部分にはしてそうだなぁと感じる。

思えば第36、37話以降はあまり触れられてこないままだったけど、グランオーシャンのあれこれに対しローラが強い不満を抱いて女王様とも実質的に喧嘩別れしたままなことに関しては未だ解決してないままなのよな このまんまはあまりにもお辛いし、近いうちしっかりまたグランオーシャンに行ってカタをつけて欲しいわね

 

そして後半、またしても直々に前線へとお越しいただいたバトラーさんが繰り出してきた最強の海の生物・クジラを素材にしたヤラネーダの出現で街や人々、プリキュアがピンチに陥れられ、飲み込まれたまなつがそのまま連れて行かれてしまう...というハラハラする流れが描かれました。まなつアクティブに動く分こういう時真っ先に捕まっちゃうのよね クジラヤラネーダの存在は前回の予告で既に示されてはいたけど、実際の本編では一緒にくっついてたコバンザメが変身したヤラネーダが先んじて暴れ、倒したと思ったらクジラヤラネーダが満を辞して出現、という2段構成になっていてここはなかなか面白かったですね デザインの凝りようといい、たまにこういう変化球気味なピックアップがされるとこといい、やはりヤラネーダの取り回し方には個人的にウルトラ怪獣的な文脈が感じられて凄く好み。ご本家の現行シリーズが怪獣をちと蔑ろにしがちなんで余計にハマってしまう...

 

そんなヤラネーダの猛威が目を惹いた後回しの魔女サイドの描写でしたが、今回魔女様とバトラーさんにまつわる様々な情報が出てきたのが興味深かったところ。これまでも2人に関して色々な考察は重ねてきたところでしたが、魔女様がかつては「破壊の魔女」と呼ばれ猛威を振るっていた(あちこちの破壊された建物から火の手が上がる荒廃した街、というニチアサ女児アニメ的にはけっこうエグめな破壊描写が入ったのが印象的)ことや、その頃のバトラーさんが衛兵的な立ち位置にいたらしいことが明かされて、話はもっと混み入っていそうな感じがするな...と。ここは次回以降もっと詳細に明かされるのを待ちたい

あとしれっと魔女様の寿命がもう短いとかいう割と重めの情報が明らかになったんだけど、もしかすると本編終了までに魔女様が天に召される展開とかもあるだろうか...なんて思ったり。できれば敵サイドのみんなにも生き残って欲しいものだけど...心配 ヒロミさんの死相が薄れた分こっちに皺寄せが来たか...(違

 

 

以上、トロプリ第42話感想レビュー投稿しました。トロフェスやローラのこの先といった終盤の肝になりそうな要素の提示がありつつ、物語の根幹を成しそうな魔女様周りの情報もいよいよ明らかになっていきそうな予感を出してきました。盛り上がってきたねぇ

残りまだまだ数話はありそうだけどクライマックスがどういう形にまとまっていくか、目が離せないところであります

 

というわけで今回はこの辺で 最後まで読んでいただきありがとうございます

次回もよろしくお願いします 気に入っていただけたら記事の拡散等していただけると喜びます!

ではまた