AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

タイクーン激推し強火オタクガエル

仮面ライダーギーツ

第18話「乖離II:ブラボー!ジャマーボール対決!」

感想レビュー

 

 

ゲームがバラエティ番組感ゴリゴリの内容になった前回からサブタイも心なしかポップな感じのテイストになってきてるの、チラミのクソ舐め腐りっぷりが窺えてとても良いなと思います  ギロリ期のサブタイはゲーム内容とかを端的に表すくらいのテイストだったからね  今後もゲームマスターがローテしたりすればサブタイのテイスト変わるかもだしそこも楽しみだね

とりあえずチラミはもし何かの拍子でギロリくんが戻ってきたりしたら「DGPを舐めるな...!」って言われながらしこたましばかれて欲しい(

 

デザスターの存在でピリピリと増していく緊張感、そしてその裏で加速するジャマトの背景の不穏さを描いた今回のエピソード。退場したプレイヤーの末路、というジャマトの背景がより確定的になっていくにつれ不安定になり惑う景和の隙を縫うように大智が策を弄し景和をデザスターに祭り上げ始める、という疑心と蹴落としの交錯でひりついていくキャラクター周りのドラマが凄く見応えあって良きという感じでありましたね これもう大智がデザスターなのほぼ確じゃない?と思ったけど、フォロワー氏が言ってたように大智がやってるのはあくまでライバルを脱落させるための策の行使の範疇(投票は絶対当てないとマズいではなくあくまでデザスターを当てれば落とせるというものなのでテイの良い蹴落としにもできる)なので、露骨に何かしたとてまだ大智がそうとは限らないってのは読めなくて良いなと

しかし景和、今までジャマトの正体に対して不信を募らせてたことが我々視点だとしっかり見て取れていたから今回の行動にもちゃんと感情面で納得いくとはいえ、それらを殆ど知らない他プレイヤー視点だと何やってるとなるのは無理からぬというところであり、ここからどう巻き返すかは気になるポイント。ただ祢音は景和への好感度的にそんなに疑ったりしなさそうではあるし、英寿も口では疑ってる素振り見せてたけどまぁいつもの化かしの布石としてのパフォーマンスだろうな...という感じする(気付いてないフリしてここぞでバシッとデザスターの不意を突くとかやったら間者を確実に跳ね除けられるし、今回のDGPの特性上そんな逆転劇かましたらオーディエンスも爆上がりで首位に躍り出られるしで一石二鳥だろうから)前回少し印象が悪かった冴さんも景和のことを知る祢音を通じて彼の人となりに迫ろうとしたりと意外と頭ごなしでない一面が窺えて割と話が分かりそうだしと、肌感的にはそこまで景和大ピンチって感じでもない感じはするので、ここは景和の活躍は勿論のこと、彼の周囲の人間達次第でもあるかなぁと。みんなに疑われて景和が窮地という中で、疑ってるぽかった冴さんがここぞで景和の人となりを信じて真っ先に助力するとかいう展開になったらちょっと良いかもな...とか思ってる

 

一方、そんなDGPと並行して描かれたジャマトサイド...およびそこに流れ着いた道長の様子も気になったところ。今までの描写的にジャマトにも退場プレイヤーの意思自体は残ってるかもしれんし...とほのかな願いを抱いていたけど、今回の描写を見るにちょっと希望は薄いかもしれんすね...仲間を助けたりと確固たる意思はありそうだけどもう元の自我は希薄(生前の言葉を繰り返しなぞるくらいのレベル)っぽくてお辛い これ今後のライダー達との対立構図においてどう影響するかなぁ

道長の方は現状ジャマトの正体に関して思うところはありそうげだけど明確な指針はまだ定まってないって感じであり今後の展開待ちではあるけども、とりあえず闘志の方が未だ潰えずって感じだったのでそこは今後の展開的に一つポイントだなと。強引に変身を起動させた上、バックファイアにも構わずエントリーレイズのまま素手殴りだけでジャマトライダーを下し、ジャマトバックルを咄嗟に戦いに使い、と以前にも増してだいぶ痛々しく泥臭いながらも伊達にライダーやってきたわけじゃない戦いっぷりを見せてたし、今後劇薬になるのを期待したいね

 

またここ数話ストーリー中で少なからぬ存在感を示しているオーディエンスの者達のキャラや立ち回りも面白くて良き。前回提示された1%の支持の主その人であろうタイクーン/景和の太客ことケケラがだいぶおもしれーキャラしてたの最高だった() 激渋な声を戦いを楽しむ様や置物置いて生身で出てこないムーヴと露骨に怪しい感マンマンなんだけど景和への理解度と入れ込みようがあまりに親近感高すぎるんだよな...w あんなゲームのオーディエンスやってる時点で真っ当ではないかもだけど、景和の善意ある活躍をシンプルに楽しみまくってる辺り悪い奴に思えなくて困る  ちなみにケケラの声は特撮オタにはお馴染みの俊藤光俊さん。どうりで渋くたまんねぇ声してるわけで...

そして一際目を惹いたのはやはり作品の根幹に関わりそうな様々な情報を次々開示してきたジーン周りの描写。英寿の出自にまつわる話やオーディエンスの正体にまつわる話など、ギーツの世界観や物語に更なる奥行きを与えてきてなかなか引き込まれるところでありましたね。ジーン自体も英寿の不敵さに全く迫力負けせず対話を為す底知れない雰囲気を醸してきてキャラクターとしても良い味出してきたし、今後の登場も実に楽しみである 福さんの演技がマジに良いな

 

 

以上、ギーツ第18話でした。新章突入間もないながらも物語を更なるフェーズへと押し進めていきそうな変化や情報の登場があったりして、良い緊張感が醸された面白いエピになっていましたね。特にキャラクター周りがかなり満遍なく見応えあって毎度飽きが殆ど無いのは凄く楽しくて良いわね 道長も次回更に話に食い込み直してきそうだし、先の展開に期待

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた