AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

ブレーザー怪獣語り(捏)

神出鬼没に姿を現しビルを喰らう、強顎怪獣ゲルべ

予測不能のその行動の謎を突き止めるべく奔走するSKaRDは、思いがけぬ闇へと切り込んでいくことになる

次回、ウルトラマンブレーザー

「魔石の誘い」

 

因果は巡り、魔の牙と化す

 

 

ゲルべ

別名:強顎怪獣

身長:75m

体重:6万8000t

登場話:ウルトラマンブレーザー第8.8話(?)「魔石の誘い」

 

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顔の前面に横開きの大顎を有した、哺乳類と爬虫類の中間とされる怪獣。岩石を主食としており、大顎の内側に密集した無数の鋭い牙で岩石を噛み砕き、細かく破砕した岩を顎の内側のへと筋肉の動きにより運び摂食する。

巨大な顎は摂食だけではなく、地底を掘り進む潜行の際にも有用な他、10万t咬合力(噛む力)による顎で挟み込んだ相手の肉体の破壊や大きく突き出た顎そのものを振るったり叩きつけたりすることによる強力な打撃など、敵性存在に対する強力な攻撃手段にも用いることができ、巨体から繰り出される怪力も相まって尋常ならざる脅威となる。また今回出現した個体は化学物質・エビロレタンを大量に体内に取り込んだことにより、内臓を通じて口内から強力な毒性のガスを噴出することが可能になっている。背面顎の先には赤褐色の強固な外皮を纏っており、敵の攻撃に対する防御およびカウンターに用い、より発展的な戦法を取ることもできるようになっている。

 

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↑上部および下部からの正面図。顎の内側には歯が鋭い歯がびっしりと生えており、これにより破砕した岩石を奥の口へと送り摂食する。手足は地中で土を掻き分けるためか扁平な形状になっている。

 

関東地方山間部地底に潜んでおり、その周囲の岩石を手当たり次第に喰らう行動を取っていた。しかしその最中、植物を主とした生物の呼吸器系に影響を与える毒性の気体を発生させる可能性があるとして使用が禁止された化学物質・エビロレタンを硬化促進のために織り混ぜていたコンクリート不法投棄された地帯に偶然入り込み、そこに埋め立てられていたエビロレタン配合のコンクリート摂食、コンクリートの味にエビロレタンの化学物質が合わさりゲルべにとって強い嗜好性を生み出したことで極度の中毒状態へ突入、エビロレタンが配合されたコンクリートを求めて山間部から市街地へと向かう。そうしてエビロレタン配合コンクリート建材に使用されていたビルを次々に襲撃、防衛隊アースガロンの攻撃をも跳ね除けながら、新・クロゲイザビルテスタメントシアター、建設途中のメタノイアタワーを全壊させその瓦礫を平らげては地中へ姿を消していた。

そして続くターゲットを水季市セブンホールに定め再び出現するも、ゲルべの行動の法則を探っていった結果不法投棄されたエビロレタン配合のコンクリートの存在に気付き、不法投棄に関わっていた建設会社を突き止め建材として配合コンクリートが使われた建物に当たりをつけていたSKaRDが先んじて待ち構えており、先手を取ったアースガロンの攻撃により苦戦を強いられる。しかし激しい中毒状態からの禁断症状を発症し錯乱、凄まじい勢いで暴れ回りアースガロンにダメージを与える。続けて姿を現したウルトラマンブレーザーも激しい攻撃性で追い詰め、顎の攻撃で倒そうとするも、その隙を突いたアースガロンのレールキャノンを顔の横合いに喰らい怯んでしまい、そこを突いたブレーザーに顎を掴んでのジャイアントスイングで投げ飛ばされる。そしてグロッキー状態になったところにブレーザーレインボー光輪が放たれ、顎の間から真っ二つに両断されて爆散した。

 

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↑側面図および背面図。顎の先端と背中は赤褐色の強固な外皮に覆われている。

 

 

 

嘘だよぉ(ここまでの一連の話)

 

というわけで前回総集編にかこつけて投稿したブレーザーの存在しないエピソードの存在しない怪獣の紹介記事、その第2弾が性懲りも無く投稿されました。しかも総集編じゃない時にだ。なんでかというと、普通にちょっと楽しくなったからです(

ブレーザー怪獣語り(偽) - AnDrew’s小生意気レビュー記

↑前回の

 

そんな強顎(きょうがく)怪獣ゲルべ、今回は豪勢にアドバンス・DX規格で何か一つ、ということでウチに余ってたシン・ウルトラマンガボラヒレ閉じバージョンの胴体(頭だけを通常版と差し替えるようにして取ったので胴体だけ残ったんす)をベースに製作。ティッシュとビニールテープをしこたま使って背面を肉付けし、そこにパテを盛ってざっくりと造形して胴体は完成。そして肝心の顎の部分はこれまた別のことに使って余ってたブラッドスタークin仮面ライダービルドのソフビの下半身をなんと頭のとこにガッチャンコし、同じくパテを盛り盛りして造形しました。最初は胴体前面にデカい顔の付いた妖怪おとろしみたいなのをイメージしてたのですが、なんとなくデザイン的なパンチが弱そうと感じたのとパテいっぱい使いそうで困るという貧乏根性が発動したのとで断念、最終的に近くにあったブラッドスタークの下半身を見てこれをクワガタの顎みたいにしたら面白いんじゃねーのとなってこうなりました。全身は筆塗りだと塗料消費ヤバそうだったのでちょうどあったレーシングホワイトのスプレーを丸々一本まぶし、アクセントに赤褐色カラーと黒のドライブラシをかましました。素材といいデザインといいだいぶローコストでやった一品です。まぁデカさもあって結局スプレー丸々一本だのパテだのけっこうな量使ったし作業も割と大変だったんだけどな!!背中とかなるべく薄く広げて使ったのに丸々一箱分あったエポパテ半分くらい消えたわナハハ

 

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↑製作過程(一部)。この時点だと下半身丸々ぶっ刺さってるのがシュール。

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↑こうして見ると顎がめっちゃ下半身だしブラッドスタークなのが分かるだろう?

 

デザイン的には爬虫類っぽさのあるシン・ガボラの胴体のクワガタみたいなデカい顎を付けるという出鱈目さがベースだったのもあって色々開き直って色んな生物のイメージをちまちま混ぜる感じに。顎をよりシャープにより際立たせる意味もあって手足を水掻きみたいに扁平にしたのも加わり、爬虫類みたいとも象みたいともクワガタみたいとも水棲生物みたいともつかない奇妙さがイメージ以上にまとまって我ながら良い感じになったと思います。落ち窪んだ黒い溝を目にしてちょっと不気味に見せてるのもポイント 実在生物イメージは細々ありつつもどれにも依らない感じは実に怪獣らしいと思いませんか 自画自賛

イメージ捏造シナリオの方は、人類の科学の発展で凶暴になった怪獣、人間のエゴの因果応報、というベタベタのベタネタ。化学物質系と餌が無くなった系を混ぜこぜにしてちょっと新鮮なテーマっぽくしました。所謂ある意味人間の被害者的な怪獣なので、自分でシナリオイメージしててちょっと可哀想になったのは内緒です デカい顎際立たせるならそれに見合う食いモンが良いだろとなってビル、そこから転じて岩石を主要要素にしてます。普通に映像でも見たいな、ビルをデカい口でバリバリ噛み砕く怪獣...

 

 

というわけで今回はこの辺で。最後までお付き合いいただきありがとうございました いやホントにありがとうございました 実を言うとこういう系の存在しないブレーザーエピの捏造怪獣を更にあと2体くらい作る目処立ててたりしてるので、今後もまたこういうの性懲りも無くやると思います。その時はどうぞまたお付き合いを  ライトめな改造とか諸々含めて1クール分の12本分くらい作れたら良いな...とか勝手に妄想してますが、流石に未定です。不定期間隔でまた出たらまーた始まったよみたいなテンションで生温かく受け止めてください。

まぁともあれやるならやるでまたよろしくお願いしますということで。次はちゃんとした方の紹介記事の方でよろしくな!!

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた