AnDrew’s小生意気レビュー記

作品の感想レビュー記事をメインに投稿しています。作品への造詣を深め楽しみつつ、それを他の方々とも共有できる場になれば。よろしくお願いします。

ブレーザー怪獣語り(胡)

怯え逃げ惑う一人の男 それを追い再び姿を現す怪獣バザンガ

錯綜する謎の数々の先に在るのは救いの地か、それとも─

次回、ウルトラマンブレーザー

 

「墓標なき最果て」

 

地の底から、声が呼ぶ

 

 

 

再生バザンガ

 

別名:宇宙甲殻怪獣

身長:52m

体重:2万t

登場話:ウルトラマンブレーザー第1?.?1話「墓標なき最果て」

 

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数ヶ月前池袋にて防衛隊とブレーザーとの交戦の末撃破された宇宙怪獣バザンガ破片が、雑司ヶ谷地底深くの未知の空間に存在する、死者を甦らせると言われる地底湖「還りの泉」の中で細胞増殖を経て再生復活したもの。還りの泉の存在する広大な地下空間潜伏している。

全体的な特徴は概ね本来のバザンガと共通であるものの、より小さく鋭い顔立ち以前よりも短くなった触角小さくなった腕の甲羅状の部位など、各部に細かな差異が見受けられるようになっている。甲羅状の部位や触角の展開機構や甲羅状の部位からの棘状体の発射といった能力・特性の数々を喪失しているものの、以前よりも動きが機敏になっていたり、鼻先からビル一棟を爆砕するほどの威力を誇る青白い熱線を放つようになったりと新たな能力を獲得している。全身を覆う甲殻の強靭な防御力は健在で、大抵の攻撃は物ともしない。

 

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↑側面図。

 

 

 

液状生命体

身長:測定不能

体重:測定不能

登場話:ウルトラマンブレーザー第1?.?1話「墓標なき最果て」

 

宇宙から飛来した隕石に内包されていた、還りの泉の正体にして死者やバザンガの復活の元凶たる液状宇宙生命体。普段は液状の肉体を有する無数の個体が混ざり合い一まとまりの水のように振る舞う性質をしている。

死滅した生命体の細胞を取り込むことでその情報を読み取って生前のその生命体の姿人格模倣する能力を有しており、これにより各個体が別の生命体の姿と人格を得て独立して振る舞えるようになる。高い知性と強い侵略本能を有しており、上記の模倣能力により知的生命体に化ける、巨大生物の姿を得て有事の際の戦力とするなどして他の星の文明に人知れず潜り込みじわじわと取って代わろうとしている。特に知的生命体の死者への未練の感情に取り入ることには非常に長けており、疲弊したその精神に死者の姿でもってつけ込むことで自分達の勢力を拡大することに利用するなど冷徹リアリストの一面も持つ。その一方で種としての感情希薄思いやり慈愛といったものには無関心で、復活した死者の存在という材料によって知的生命体の心に取り入ることさえできるならば模倣した生命体の姿嗜好などを仔細に真似ることには頓着しない性格をしている。それ故に彼らが模倣した死者の姿などは生前のものと微妙に異なり、再生バザンガの姿や能力が以前と異なるのもこれによる。

 

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↑顔のアップ。

 

約1年前隕石内包される形で液状生命体地球来訪地球防衛隊に発見される前に隕石内部から地中へと潜り込み、雑司ヶ谷の巨大な地下空間に溜まり地底湖に扮して潜伏することに成功する。その後は模倣能力を利用することにより、死した者の一部を持ち込むことで死者が甦り同じ時を永遠に共にしていくことができる地─還りの泉の存在をでっち上げると共に巧みにその噂を都市伝説的に広め、死した愛する人間に逢い共に永遠に過ごしたいと願う心の疲弊した人間を呼び込む。そうして死者の姿を模倣し多くの個体が独立した存在としての活動を可能にしていくと共に、池袋撃破された後偶然処理されずに残っていたバザンガ破片を手に入れることで再生バザンガという戦力も獲得、再生バザンガを還りの泉の番人代わりとして地球の侵略に動き出そうとし始める。

しかしその矢先、死んだ祖母との再会を望んで還りの泉を訪れその願いを叶えたものの、甦った祖母がかつての自分との思い出に関心を示さなかったことにショックを受けて正気に戻り、還りの泉で甦った死者が生前とは全く違う存在であることを理解した青年・ミク リキトが還りの泉を抜け出し逃走したため、液状生命体はその排除のために再生バザンガを地上へと解き放つ。結果リキトに重傷を負わせたものの、出撃してきたアースガロンの攻撃を受け阻まれたことで逃走、リキトにトドメを刺すことに失敗する。更に宇宙から他の個体が新たに飛来した形跡がないにも関わらず宇宙怪獣であるはずのバザンガが“地中から”姿を現わした事実に目をつけたSKaRD回収した再生バザンガの肉片調査したことで、再生バザンガが以前に出現したバザンガの遺伝子情報に限りなく近い遺伝子の別の生命体の集合体として成立していることを突き止めてしまい、そこに目を覚ましたリキトの証言が加わったことで液状生命体や還りの泉の存在が露呈。SKaRDに雑司ヶ谷地下の還りの泉に突入されてしまう。

しかし還りの泉に突入したゲント・エミ・アンリに対し、液状生命体は還りの泉にやってきた人間達を死者の姿でもって焚き付けることで翻弄。生身の人間に手を出せず身動きの取れなくなった彼らを再生バザンガにより他の人間諸共に始末しようとするも、傷付いた身体を押してやって来たリキトの決死の攻撃により死者を模倣した個体達を尽く爆破・消滅させられ、人間達を扇動できなくなってしまう。動けるようになったゲント達に追い詰められた結果再生バザンガを繰り出すも、地上で待ち構えていたアースガロンが先手必勝でかかってきたため食い止められてしまい、還りの泉に残されていた人間達もゲントが変身したウルトラマンブレーザー救出されてしまう。そのまま怒り狂ったように暴れ、以前のバザンガと異なる戦法ブレーザーとアースガロンを手こずらせるも、次第に2体の連携苦戦を強いられていく。最後はレインボー光輪を叩き込まれたことで再生バザンガは強靭甲殻諸共に叩き斬られて倒され、還りの泉─残る液状生命体も地下へ再び突入したブレーザーが叩き込んだスパイラルバレード放射熱で残らず蒸発させられ殲滅された。

 

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↑通常のバザンガ(向かって右)との側面図比較。顔や腕の甲羅の差異が見て取れる。

 

 

 

遂に特に前触れもなくぶっ込むようになってしまった捏造ブレーザー怪獣語りシリーズ。第3弾はウルトラシリーズでお馴染みなテーマの再生怪獣と1話怪獣再登場をガッチャンコした再生バザンガくんです。

きっかけはブレーザー第1話放送当時に買ったウルトラ怪獣アドバンスのバザンガが鼻先のけっこうガッツリ曲がったものだったことで、代わりの鼻真っ直ぐバザンガを買ったのに伴って余った最初の1体の方はどうしようかと考えたことから、じゃあ鼻切って顔のちょっと違う二代目だの二世だのみたいなの作ろう!となってこうなりました(雑) 最初は曲がった鼻切って新しく造形したり角とか縮めたり造形加えたりして顔立ち変われば良いかなくらいに思っていたのですが、せっかくなら凝るかとなって首周りを切り貼りしたり造形を増やしたりして首長め頭小さめなバランスになるのを目指しました ついでに顔だけ変わっても物足りないかなと思い腕の甲羅まで切って縮めたりしてます

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↑左が最初の完成形。ここから更に色々手を加えて記事の最初の方にも載せた下画像の最終完成形になりました。

 

コンセプトはズバリ、これまたウルトラシリーズだと割とお馴染みな「なんか初代と見た目や使う技が違ってる2代目怪獣」。ベロクロン二世・改造ベムスター・ゴルザⅡ辺りの変わりようをリスペクトしてみたつもりです  ついでにこの手の二代目怪獣の見た目や技、戦法が初代と違う感じのあれやこれをしれっとでも話に理屈として組み込めないだろうか的なことも込みして考えた結果、イメージシナリオの方も単純な復活シチュとは違うドラマに軸足を置いたストーリーを想定した感じのものになりました  ちなみに液状生命体の設定は当方が今ハマってるホラーオムニバス漫画「裏バイト:逃亡禁止」のとあるエピソードの設定をオマージュさせていただいたものになります。面白いから君も読みなよ、裏バイト:逃亡禁止(ダイマ

命に値札を付けろ - AnDrew’s小生意気レビュー記

↑以前に投稿した「裏バイト:逃亡禁止」のプレゼン記事です ついでに読んでみてくれ そして気になったら漫画も読んでみてくれ

 

 

今回はここまで。今後もまた不意に投稿されるかもしれないので、その時はどうぞよろしく。望まれなくても楽しいし割と自分のために道楽みたいなとこあるので勝手にやる それがこのシリーズだ(ひらきなおり

 

というわけで今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございます。 読んでて共感できたり楽しめたりしたところがあれば幸いです

気に入っていただけたら次回も読んでいただけるとありがたいです。感想をくださったり記事の拡散等をしていただけたりすると更に喜ぶぞ!!

ではまた